アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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28話・勉強会と懐かしい物

3月30日。優之が自転車で帰宅途中。

 

優之「ふぃ〜。今日も仕事終わった〜。」

 

 

 

 

おあにた荘。

 

優之「ただいま〜。ん?」

 

玄関に、3足のローファーが並べられてる。

 

優之「ローファー?誰か来てるのか?」

 

 

 

 

リビング。

 

優之「?」

 

康介「ここは、この公式を当て嵌めるんだ。」

 

???「あ!成る程!」

 

テーブルで康介が悠里と3人の女子高生に勉強を教えてあげてる。

 

康介「あ、優之君おかえり。」

 

悠里「おかえりなさい。」

 

優之「ただいま。」

 

???「ん?あ!もしかして、悠里が話してた愛川優之さん?」

 

優之「え?えぇ、まぁ。えっと・・・悠里のお友達?」

 

悠里「うん。矢口遥香ちゃん。石原茜ちゃん。赤坂美佳子ちゃん。中学からの友人達だよ。」

 

優之「初めまして。愛川優之です。」

 

茜「悠里さんから聞いております。初めまして。」

 

優之「それで、悠里のお友達がどうしてウチに?」

 

康介「悠里ちゃん達は来月から高校3年生になる。高校3年生になったらあのシーズンが来るから。」

 

優之「・・・あ、受験?」

 

悠里「そう。今の内から色々早期予習しようと勉強会を定期的にやるんだ。」

 

美佳子「お泊まりで来てるんだよ。」

 

優之「受験かぁ。4人は同じ大学を受けるの?」

 

美佳子「そうだよ!青山学院大学を受けるんだ!」

 

優之「へぇ〜。あ、そっか。皆はもう春休みだもんな。あ、勉強の邪魔になっちゃいけないから部屋行っとくね。」

 

真奈美「淳一君の部屋に有香奈ちゃんが居るわ。」

 

優之「樹々ちゃんと舞ちゃんは?」

 

真奈美「淳一君の部屋よ。」

 

優之「そっか。ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

2階・淳一の部屋。

 

優之「お〜い皆〜。」

 

淳一・有香奈「ゴーシュート!」

 

樹々「有香奈さん頑張れ!」

 

舞「淳一お兄ちゃん頑張って!」

 

淳一と有香奈がベイブレードをやってる。樹々と舞は応援してる。

 

淳一「あー!バーストされたー!」

 

有香奈「勝っちゃった☆」

 

優之「えーっと・・・」

 

淳一「よう優之!おかえり!」

 

優之「た、ただいま。何だこのカオスな状況。」

 

淳一「いやぁ〜、悠里達の勉強会の邪魔しちゃいけないから、俺の部屋で皆と遊んでるんだ。」

 

優之「ベイブレードでか・・・懐かしいなぁ。」

 

淳一「他にもあるぞ?」

 

懐かしいおもちゃ等を出した。

 

優之「うわぁ〜。青春時代が蘇る〜。うわっ、メルヘヴン・THE・ARM BATTLE。ARMも全部あるやんけ。」

 

淳一「おたちゅうで偶然見付けてな。懐かしいから買っちった。」

 

優之「凄えな。」

 

???「ミー。」

 

優之「ようミィミィ。」

 

三毛猫の子猫ミィミィ。舞の卒園式の祝いで真奈美が舞にプレゼントした猫。

 

優之「元気してるか〜?」

 

ミィミィ「ミー。」

 

有香奈「ねぇ。優之君もベイブレードやろうよ。」

 

優之「懐かしいなぁ。やっちゃるか!」

 

 

 

 

ベイブレードをカスタマイズする。

 

優之「出来た!」

 

ランチャーに取り付ける。

 

有香奈「準備は良い?」

 

優之「ああ、行ける!」

 

有香奈「行くわよ?3、2、1!」

 

優之・有香奈「ゴーシュート!」

 

2つのベイブレードが回転する。

 

優之「行け行け!!」

 

有香奈「頑張れ頑張れ!」

 

そして、有香奈のベイブレードがバーストした。

 

優之「っしゃ!勝った!」

 

有香奈「あ〜ん負けちゃった〜。」

 

 

 

 

メルヘヴン・THE・ARM BATTLE。

 

優之「勝った!」

 

淳一「え、強くね!?」

 

 

 

 

人生ゲーム。

 

優之「あがりー!」

 

有香奈「優之君強いね〜。」

 

淳一「懐かしくなって強くなったとか?」

 

優之「それはあるかも。」

 

舞「この指輪綺麗〜。」

 

ジムノートのARMを嵌めてる。

 

樹々「それおもちゃだよ?」

 

優之「ARMが気に入っちゃったみたい。」

 

淳一「お、もう6時か。」

 

真奈美『皆〜!ご飯だよ〜!』

 

1階から真奈美の声がした。

 

淳一「飯だ飯!」

 

優之「あ〜、腹減った〜。」

 

有香奈「2人も行こ?」

 

樹々・舞「うん。」

 

 

 

 

 

 

リビング。夕食。遥香達も頂いてる。

 

淳一「あ〜美味い!4人はどお?早期受験勉強は順調?」

 

遥香「うん!康介さんの教えがとても分かりやすくて助かるよ〜!」

 

優之「流石京都大卒だ。」

 

康介「実は僕、大学時代に家庭教師のバイトをした事があって。」

 

優之「え、初耳!」

 

康介「父から『お前は教えるのが上手いから、家庭教師やってみたらどうだ』って言われて。僕が担当した教え子達皆、難関高や難関大学に入学出来た子が多くて。」

 

茜「康介さんは先生に向いているかも知れませんね。」

 

康介「いや、僕は今の仕事が性に合ってるよ。」

 

美佳子「私だったら、康介さんを家庭教師として雇いたい位だよ〜!」

 

康介「そ、それは勘弁・・・」

 

悠里「美佳子ちゃんの家、資産家だからね。」

 

優之「資産家の赤坂家・・・もしかして、諸星財閥と関わりがあるの?」

 

美佳子「そうだよ。パパは諸星様と親しいんだ。」

 

優之「ほえ〜。今度諸星様に聞いてみよう。」

 

淳一「ぷはぁ〜!いやぁ〜、刺身はビールに限るね〜!」

 

ビール飲んでご満悦の淳一。

 

優之「あ、ズルい。俺も!」

 

刺身食べてビールを飲む。

 

優之「ぷへぇ〜!」

 

美佳子「大人の人って、ビールが好きなんだね。」

 

優之「好きなのは人それぞれ。」

 

淳一「3人も大人になれば分かるよ?」

 

悠里「茜ちゃん、酔ったら人格変わりそう。」

 

茜「え、えー?」

 

優之「ん〜・・・」

 

遥香「ん?優之さんどうしたの?」

 

優之「3人も、アイドルになれそうな気がするんだよね〜。」

 

遥香「え?そうかな?」

 

優之「うんうん。スタイル良いし、可愛いし、おまけに輝いている。」

 

樹々「優之さん。アイドルマネージャーみたい。」

 

優之「3人は悠里達がアイドルになるの知ってるよね?」

 

遥香「そうだよ。私達もう悠里ちゃん達のファンになったんだよ。」

 

優之「ねぇねぇ、飯の後に君達の絵を描いてあげようか?」

 

茜「え?絵をですか?」

 

優之「君達を見て閃いたんだ。」

 

 

 

 

 

 

夕飯の後。遥香達3人をソファーに座らせ、優之がスケッチブックとペンを持って被写体の3人を見る。

 

優之「フムフム・・・茜と美佳子は遥香に寄って。」

 

茜「はい。」

 

美佳子「こうで良い?」

 

優之「そうそうそのまま。」

 

ペンがスラスラ走る。

 

優之「ここで衣装をお嬢様風にすれば・・・出来た!」

 

遥香・茜・美佳子「早い!?」

 

優之「テーマは、3人をモデルにした3姉妹。」

 

完成した絵を見せる。

 

遥香「わぁ〜!凄く可愛い!」

 

美佳子「え!?これ私達!?」

 

茜「別人のように綺麗です!!」

 

淳一「本当お前、こう言うアレンジ得意よな〜。」

 

優之「何かと創作が湧くんだよ。こう言うのが好きなんだよ俺。」

 

美佳子「凄く良いな〜!ねぇ優之さん、これSNSにアップして良い?」

 

優之「ああ、良いよ。」

 

描いてくれた絵を早速SNSに投稿する。

 

”ピリリリリリ”

 

優之「ん?諸星様だ。」

 

全員「?」

 

優之「もしもし?」

 

諸星『優之君、今大丈夫かい?』

 

優之「ええ、大丈夫です。どうされたんですか?」

 

諸星『君と淳一君にプレゼントした2台の整備が終わったから。その連絡を伝えたくて。』

 

優之「本当ですか?いよいよですね。」

 

諸星『明後日の朝におあにた荘に送るから、期待しててね。』

 

優之「ありがとうございます。失礼します。」

 

通話終了。

 

淳一「諸星様から?」

 

優之「ああ。例の2台の整備が完了したんだ。明後日の朝に送るって。」

 

淳一「お!遂にかぁ!」

 

遥香「ん?例の2台って何?」

 

淳一「俺達免許取ってな。諸星様から好きな車とバイクをプレゼントしてくれたんだ。」

 

優之「まぁ俺は普通二輪から大型二輪にアップグレードしたけど。」

 

茜「免許ですか。」

 

美佳子「良いね免許!私達も将来免許取るのも良いかもね!」

 

康介「さて4人共、そろそろ勉強再開する?それとも明日にする?」

 

茜「そうですねぇ・・・」

 

遥香「予習今日で終わらせて、明日皆で遊ぼうよ!」

 

優之「俺明日仕事だしな。」

 

淳一「お前の分まで皆と遊ぶから大丈夫だ。」

 

優之「俺の分を俺に与えてくれよ。」

 

悠里達は勉強会を再開し、翌日は皆で遊んだのであった。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      松浦康介:寺島拓篤
      新田樹々:佐藤亜美菜
       三峯舞:大空直美

      矢口遥香:若松来海
       石原茜:大和田仁美
     赤坂美佳子:黒木ほの香

      諸星志揮:???

     東山真奈美:後藤邑子

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