アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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31話・先輩後輩デート

4月7日。佐久間公園。

 

優之「・・・・」

 

駐輪場で優之がゴールドウイングツアーに腰掛けて待ってる。

 

優之「佑美先輩からデートのお誘いかぁ。」

 

佑美「お待たせー!」

 

そこに佑美が来た。

 

佑美「ごめん。待った?」

 

優之「いや全然。にしても先輩、俺にデートのお誘いをするとは。」

 

佑美「そろそろ私も恋しようと思うけど、ホラ私、優之君と同じ特撮好きじゃん?だから私と趣味が合う人とデートがしたくてあなたを誘ったの。」

 

優之「先輩も心機一転するって訳か。」

 

佑美「そゆ事。」

 

優之「それで、デートって言ってたけど、荷物持参って言ってたね。まさか宿泊デートだなんて、最初に聞かれた時ビックリしたよ。」

 

佑美「でしょでしょ?優之のバイク凄いね!戦艦みたい!」

 

優之「HONDAのゴールドウイングツアー。HONDAのバイクの中で最高峰。」

 

佑美「これアレでしょ?諸星様から無償で貰い受けた奴でしょ?」

 

優之「そうそう。淳一も車を貰い受けたからな。それで、宿泊地は決まってあるの?」

 

佑美「新横浜プリンスホテル。」

 

優之「うっへ〜・・・超名ホテルやん・・・」

 

佑美「そだよ。しかも最上階!」

 

優之「副業やってる俺達だからこそ泊まれるな。」

 

佑美「さて、そろそろ出発しましょ?」

 

優之「そうだな。これ、ヘルメット。」

 

フルフェイスヘルメットを佑美に渡す。佑美はゴールドウイングツアーのリアトランクに荷物を入れた。

 

佑美「よっ。へぇ〜、乗り心地凄いね。」

 

優之「っと。」

 

2人が乗り、優之がエンジンを入れる。

 

優之「まずは何処?」

 

佑美「バンダイナムコ Cross Store。」

 

優之「よっしゃ!」

 

 

 

 

ゴールドウイングツアーが東京を走る。

 

佑美「すっごい快適だね!」

 

優之「初めてツーリングした時は物凄い爽快感を感じたよ!」

 

佑美「プライベートはやっぱツーリング?」

 

優之「遠出する時はね。でもそう言う機会は今後あまり無いかな?自転車で秋葉原散策の方が性に合ってる。」

 

佑美「私も免許取ろうかな?」

 

優之「車?」

 

佑美「いえ、バイクよ。」

 

 

 

 

 

 

バンダイナムコ Cross Store 東京3階。

 

佑美「やっぱりここよね!」

 

シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド。

 

優之「SJHUも最近勢いを増してるな。」

 

SJHU:シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース。シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオン劇場版、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーの4作品が奇跡のコラボで送る新たなメディアミックス。

 

優之「何気に俺も初めて来るな。ここ。」

 

佑美「早速レッツゴー!」

 

優之「あ!先輩落ち着いて!」

 

 

 

 

 

 

その日の昼。SKY ANGLE・食堂。

 

胡桃「良いな〜。佑美に優之君。」

 

幸彦「何だ?2人がデートしてる事を想像して妬んでんのか?」

 

胡桃「だってぇ。デートだよ?デート。」

 

涼子「落ち着いて下さい。」

 

胡桃「僕も彼氏が欲しいよ〜。皆も恋人欲しくないの?」

 

雅春「いや、僕はもう懲り懲りだよ・・・」

 

幸彦「俺もだ。結婚しても子供が産まれないし・・・」

 

胡桃「あ、そっか・・・じゃあ涼子は?涼子はどうなの?」

 

涼子「私は・・・どうですかね?」

 

胡桃「何それ?もしかして涼子・・・」

 

涼子「ウフフ♪」

 

 

 

 

 

 

東京ソラマチ・エクセルシオールカフェ。

 

佑美「いやぁ〜。収穫収穫〜♪」

 

優之「いっぱい買い過ぎだって。」

 

佑美「優之君。こう言うのはね、沢山買ってこそ価値があるんだよ?彼処は期間限定なんだから。」

 

優之「まぁ分かるけど。」

 

ココアを啜る。

 

優之「ココア甘い。」

 

佑美「やっぱりここのカフェラテは美味しい〜。」

 

優之「ソラマチ入る時見たけど、やっぱり高いなぁ〜。スカイツリー。」

 

佑美「ねぇ、折角だしスカイツリー登らない?」

 

優之「あ、登る?登ろう登ろう!」

 

 

 

 

 

 

東京スカイツリー。

 

佑美「キレー!」

 

優之「スカイツリーはやっぱり良いな〜!」

 

佑美「天気も良いし、本当眺めが良いね〜。あ!富士山が見える!」

 

優之「今度静岡旅行行こうかな〜?」

 

佑美「ねぇ、あの富士山メガ・カイジュウ出るかな?」

 

優之「パシフィック・リムじゃねえんだから。しかもアップライジング。」

 

佑美「もしくはゴジラ?」

 

優之「それがメカゴジラじゃなきゃ良いんだけど。」

 

佑美「ねぇ、次は東京タワー行かない?」

 

優之「忙しいデートだなぁ。まぁ楽しいから良いけど。」

 

 

 

 

 

 

ゴールドウイングツアーに乗り、東京タワーがある浜松町へ向かう。

 

 

 

 

 

 

東京タワー。

 

佑美「やっぱり東京って言ったら東京タワーよね〜!」

 

優之「長い歴史を誇る東京のシンボルだしな。」

 

佑美「お!議事堂見える!ねぇ、初代ゴジラが議事堂を破壊した時、当時の観客達はどんな反応してたと思う?」

 

優之「凄い歓声を挙げた。当時の日本人は政府に不満を持ってたから鬱憤晴らし。」

 

佑美「流石ね。こう言うトークは優之君が適任ね。」

 

優之「じゃあさ、ゴジラ・モスラ・メカゴジラ東京SOSで議事堂が破壊されるシーン。あのシーンの裏話知ってる?」

 

佑美「勿論よ。綺麗に崩れるように美術班が組み上げて、一発勝負までロープ張ってたって言うでしょ?」

 

優之「知ってたかぁ。」

 

佑美「実は私、東京SOSが好きなの。機龍が海に突っ込むシーンは何度も涙を流したわ。」

 

優之「SAYONARA.YOSHITO。」

 

佑美「そのワード止めて・・・泣きそう・・・」

 

優之「あははは・・・」

 

 

 

 

 

 

ゴールドウイングツアーが東京を走る。

 

優之「そろそろ横浜行く?」

 

佑美「そうね。ある場所へ行って聖地巡礼したいし。」

 

優之「聖地巡礼?何処行く?」

 

 

 

 

 

 

運河パーク。

 

佑美「運河パーク到着〜!」

 

優之「ここって確か、ウルトラ8兄弟のダンディ4が立ってた場所か。」

 

佑美「よく分かったね。」

 

優之「ウルトラマンファン舐めんなよ?」

 

佑美「じゃあここで。」

 

スマホスタンドを立てた。

 

佑美「それぞれのポーズを取ろっか。」

 

優之「え?ああ。」

 

スマホの前に立つ。優之はジャックの変身ポーズ、佑美はAの変身ポーズを取ってタイムで撮影。

 

佑美「うんうんイイねイイね。」

 

優之「団さん・・・見ていてくれていますか・・・?」

 

 

 

 

 

 

おあにた荘。住人達が夕飯を食べてる。

 

淳一「優之がデートとか良いなぁ〜。」

 

樹々「まだ根に持ってる。」

 

淳一「樹々ちゃん!俺も成人した男!彼女作ってデートの1回2回位したいよ!悠里ちゃん達もデートとかしたくなる事あるよね?」

 

悠里「え、っと・・・プライベートでデートしたらスキャンダルになりそうかも・・・」

 

康介「芸能界って難しいんだね。」

 

悠里「そのお相手の方がファンから嫉妬買われたら危ないと思って。」

 

有香奈「幼馴染みの男子だったらセーフじゃないかな?」

 

真奈美「その人も嫉妬されちゃうんじゃないかしら?」

 

舞「そうだったら可哀想になる。」

 

康介「同人サークルの誰かと付き合えば良いんじゃないかな?」

 

淳一「雅美と真知子?う〜ん・・・」

 

 

 

 

 

 

横浜中華街・北京烤鴨店 中華街店。

 

佑美「ん〜。流石ランキング1位のお店ね。」

 

優之「エビチリに小籠包、焼売も美味いな。それにこの、北京ダック。」

 

佑美「私北京ダック初めて食べたけど、本当美味しいわね!」

 

優之「そうだ先輩。チェックインは何時?」

 

佑美「えっと・・・夜7時だね。」

 

優之「後1時間半か。後もう1箇所回れるね。」

 

佑美「それだったら、良い所あるよ!」

 

 

 

 

 

 

横浜みなとみらい。

 

優之「みなとみらいかぁ。」

 

佑美「ここ、夜になれば映えるね〜。」

 

優之「お!赤レンガ倉庫あるじゃん!」

 

 

 

 

赤レンガ倉庫。

 

優之「ゲスラ来そうだな。」

 

佑美「ガオオオーーー!」

 

優之「ん?セアッ。」

 

メビュームシュート。

 

佑美「ガアアーーー!」

 

優之「何してんだよ。」

 

佑美「ゲスラの真似。似てた?」

 

優之「いや微妙。みなとみらいつったら、ゴジラVSモスラも外せないな。」

 

佑美「モスラの可愛さと、バトラのスタイリッシュさの差が凄かった記憶があるわ。」

 

優之「モスラをモフモフしてみたいな〜。」

 

佑美「モフラ。」

 

優之「ブッ!」

 

佑美「え?そんなに笑うとこ?」

 

優之「いや俺・・・小さい頃、モスラをモフラって勘違いした事があって・・・」

 

佑美「へぇ〜。可愛いトコあるじゃ〜ん。」

 

優之「ちょ、腹突っ突かないで・・・」

 

佑美「さて、そろそろホテルへ行きましょうか。」

 

 

 

 

 

 

新横浜プリンスホテルへチェックイン。

 

優之「ウッヒョー!横浜の夜景が一望出来るー!」

 

佑美「気に入ってくれて良かった。」

 

優之「にしてもよく良い部屋予約出来たね。」

 

佑美「お父さんに言われたの。彼氏と宿泊するなら、新横浜プリンスホテルがオススメだって。」

 

優之「ほう。親父さんからのアドバイスか。・・・ん?彼氏?」

 

佑美「お父さん、若い頃お母さんに告白したホテルだって。ここ。」

 

優之「いやいやちょっと待て!?え!?何!?彼氏!?俺が!?」

 

佑美「え?そうだけど。」

 

優之「俺何時から佑美先輩の彼氏になったの!?」

 

佑美「えっと・・・魂クラブに誘った時から。」

 

優之「去年からかよ!?ってか、何で俺を彼氏にしたの?」

 

佑美「朝も言ってたけど、私特撮好きだから、趣味が合う相手が居ない。去年に入社した君の噂を聞いて見たら、この子なら趣味が合いそうだなって。」

 

優之「最初から俺をターゲットにしてたのかよ。」

 

佑美「でもそれだけじゃないよ?さっきのデート中、私が少しワードを言うとそれと同じワードで返してくれるから嬉しくなっちゃって。」

 

優之「あー。メガ・カイジュウとメカゴジラとゲスラか。あれは生粋のファンじゃないと返せないしな。」

 

佑美「普通の男性と付き合っても、中々話が弾まないし。」

 

優之「前に他の男とデートした事あるんだ。」

 

佑美「でもあんまり理解してくれなくて、別れちゃった。だから優之君、私はあなたしか居ないの。だから・・・付き合って下さい!」

 

頭を下げて右手を伸ばす。

 

優之(・・・まさか佑美先輩からの告白・・・俺もそろそろ彼女とか作りたいと思ってたけど・・・でもここで逃したら、後々後悔しそう。それは先輩も後悔してしまう。それに佑美先輩なら毎日楽しそうな人生送れるな。)

 

心の中で決意し、佑美の手を握った。

 

佑美「っ!」

 

優之「宜しくお願いします。佑美先輩。」

 

佑美「〜〜〜!!ありがとー優之くーーん!!」

 

優之「むぎゅ!?」

 

強く抱き締められた。

 

優之(せ、先輩の胸がでかくて・・・苦しい・・・!!)

 

 

 

 

 

 

4月8日。秋葉原。

 

佑美「楽しかったわ〜。」

 

優之「ありがとな。素敵なデートを誘ってくれて。」

 

佑美「お礼したいのは私の方。私の告白を受け入れてくれてありがとう。」

 

優之「え、あ、ああ・・・」

 

”ピロリン”

 

佑美「ん?あ、LINE来た。」

 

優之「ん?」

 

佑美「・・・あはははは!」

 

優之「え?誰から?」

 

佑美「クラブの皆。胡桃だけすっごい悔しがってるよ?」

 

『2人共ズルいよ!!』

 

優之「あはは・・・そりゃあ付き合いましたって突然発言したらそうなるよな。」

 

佑美「優之君。これからも、宜しくね。」

 

優之「ああ。」

 

ゴールドウイングツアーに乗り、家へ帰って行く。

 

佑美「さて、帰ってお父さんに報告しなきゃ。」

 

こうして、優之と佑美のデートは幕を閉じた。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      雨原佑美:伊藤美来

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      松浦康介:寺島拓篤
      新田樹々:佐藤亜美菜
       三峯舞:大空直美

      栗田雅春:梶原岳人
      猪本凉子:茜屋日海夏
      澁谷胡桃:山口立花子
     長谷部幸彦:松風雅也

     東山真奈美:後藤邑子

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