アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
引っ越しから1週間後。優之は、オールジャンルの制作会社
優之「愛川優之です。宜しくお願いします。」
女性上司「ここがあなたのデスクよ。」
優之「はい。」
女性上司「今日から宜しくね。」
優之「宜しくお願いします。」
自分のデスクに座り、参考書を読みながら作業を進める。
優之「成る程・・・ここをこうして、こうすれば良いんだな。いつも使ってるPCとちょっと違うな。でも、結構楽しい。」
参考書を読みながら作業がどんどん進んだ。
1時間後。
女性上司「どう?進んだかしら?」
優之「木島さん。」
先程優之をデスクへ案内した女性上司の木島凛花。
木島「参考書、何処まで進んだ?」
優之「ここまで進みました。」
今やってるページを木島に見せた。
優之「早いわね。もうちょっとしたら仕事を回すから、残りも頑張ってね。」
優之「分かりました。あ、そうだ。主任の嶋村冴子さんは居ますか?」
木島「主任は出張中よ。主任に会いたいの?」
優之「はい。実は姉なんです。」
木島「そうだったの!分かったわ。帰って来たら愛川優之君が会いたいって言ってましたって伝えておくわ。」
優之「ありがとうございます。」
昼になり、食堂で弁当を食べる。
優之「・・・・」
???「あのぉ。」
優之「ん?」
そこにやって来たのは、2人の男女だった。
???「ここ、宜しいですか?」
優之「あ、どうぞ。」
彼が座るテーブル席に2人が座る。
優之「先輩さんですか?」
???「いえ、昨日入社したばかりの新人ですよ。」
優之「あ、同期ですね。俺は愛川優之です。お2人は?」
???「僕はトミー・ブライアンです。彼女は妹のフィオ・ブライアンです。」
フィオ「宜しくお願いします。」
トミー「あ、僕達の事は普通に接して下さい。」
優之「分かった。苗字が一緒って事は兄妹?」
トミー「そうです。」
優之「出身はアメリカ?」
フィオ「はい。でも幼少の頃マレーシアに住んでいたんです。」
優之「マレーシア!へぇ〜珍しいね!どうして日本に?」
トミー「12歳の時、親が仕事で日本へ移住する事になって。僕達も一緒に移住したんです。」
優之「親御さんは何の仕事してるの?」
フィオ「美術講師です。日本で美術を広めたいって。」
トミー「僕達も子供の頃から絵が好きで、日本のこの会社に就職したんです。」
優之「成る程。・・・あ、そうだ。そろそろアレの情報はまだかな。」
スマホで、S.H.FiguartsウルトラマンZ ベータスマッシュの発送情報を見る。
優之「お、来週か。よしよし。・・・ん?」
トミー「ジー。」
何故かトミーが優之をジーっと見てる。
優之「と、トミー?どうした?」
トミー「今の、ウルトラマンですか?」
優之「え?ああ。」
トミー「もしかして優之さん、ウルトラマンのファンですか?」
優之「そうだけど・・・」
トミー「実は・・・」
スマホを操作する。
優之「ん?」
トミー「僕もなんです!」
ウルトラマンリブットの画像を見せた。
優之「リブット!え、君もウルトラマンファン!?」
トミー「はい!」
優之「・・・そっかぁ〜!ここに俺の仲間が出会えたんだ〜!」
フィオ「ど、どうしたんですか?」
昼食後。屋上で会話をする。
フィオ「アニメが好きな方々が集まるシェアハウス?」
優之「うん。俺そこに引っ越してね。そこではアニメオタクの方達が住んでいるんだ。その中で俺は特撮オタクでね。でも皆良い人達だよ。個性豊かで楽しそうだし。」
トミー「是非機会があったら紹介して下さい。皆さんと仲良くしたいんです。」
優之「ああ良いよ。にしてもトミー、君がウルトラマンが好きなんて。」
トミー「僕、マレーシアに引っ越して来た時、周りからイジメられていたんです。」
優之「え、酷いな・・・」
トミー「でもある時、ウピンとイピンのアニメを見た時にウルトラマンリブットに出会ったんです。それで僕はリブットを見て、正義を学んだんです。どんな時でも諦めない事を。そしてそのイジメっ子達に屈せず立ち向かったんです。」
優之「そっか。リブットの勇姿がトミーの心に火を灯したんだな。」
トミー「それから僕は、ショーで多くのウルトラマン達の戦いを見たんです。それからファンになって。」
優之「そっか。」
フィオ「私ウルトラマンはあんまり知らないです・・・」
優之「あ、これ完全に俺達の世界に巻き込まれたみたいだ。フィオは好きなものとかない?」
フィオ「私は日本のアニメが好きです!日本のアニメはどれも素晴らしくて面白いです!お兄ちゃんもハマってます!」
トミー「うんうん!アニメも大好きなんだよね!」
優之(こりゃあ・・・淳一と悠里が相手だと五月蝿くなりそう・・・)
オフィスに戻り、仕事を再開する。
優之(トミーとフィオ。本当に面白い兄妹だな。今後とも交流が深めれそうだ。)
木島「あら?愛川君、何だか嬉しそうね。」
優之「はい。さっき同じ趣味の持つ同期と出会いまして。」
木島「良かったわね。参考書は何処まで進んだかしら?」
優之「ほぼ終わりですね。」
木島「お〜早いわね。じゃあ明日から仕事を回すわ。頑張ってね。」
優之「はい。」
午後5時。
優之「お疲れ様でした。」
定時になり退社した。
外に出た優之。
優之「ふぅ〜。明日から頑張るか。」
トミー「優之さん!」
優之「あら、お2人方。」
フィオ「お疲れ様です。」
優之「お疲れ様。2人も定時?」
トミー「はい!親が入社祝いしてくれるので。」
優之「良い親御さんを持ったな。気を付けて帰れな。」
トミー「はい!ではまた明日!」
フィオ「お疲れ様でした!」
2人は家路を急ぐ。
優之「さて、俺も帰るか。」
駐輪場に停めてる電動自転車に乗っておあにた荘へ帰る。
おあにた荘。
優之「ただいま〜。」
真奈美「お帰りなさい。お仕事どうだった?」
優之「初日から楽しかった。素晴らしい同期と出会えたし。」
真奈美「良かったね。」
優之「淳一達は今日から・・・」
真奈美「そう。学校だよ。」
優之「淳一と悠里と有香奈さんと樹々さんは進学かぁ。」
真奈美「皆待ってるよ。」
優之「あ、はい。」
皆で夕食。
淳一「優之。どうだった仕事?」
優之「初日から賑やかだった。マレーシアから来た新入社員の兄妹と仲良くなってね。」
悠里「マレーシア!?珍しいですね!」
優之「その2人アニメ好きで、兄の方は俺と同じウルトラマンが好きなんだ。」
有香奈「だったら、今度紹介してくれるかしら?是非会ってみたいわ。」
樹々「興味ある。」
優之「機会が出来たら会わせてあげる。」
康介「良かったね優之君。同じ趣味を持つ方に出会えて。」
優之「偶然だけどね。」
夜。浴槽に浸かる。
優之「ふぅ〜・・・風呂気持ち良い〜。・・・」
トミー『是非機会があったら紹介して下さい。皆さんと仲良くしたいんです。』
優之「・・・楽しくなりそうだな。」
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
日高淳一:宮田俊哉
三峯悠里:近藤玲奈
竹下有香奈:大西沙織
松浦康介:寺島拓篤
新田樹々:佐藤亜美菜
トミー・ブライアン:福原かつみ
フィオ・ブライアン:花井美春
木島凛花:水橋かおり
東山真奈美:後藤邑子
どっちが好き?
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特撮
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アニメ
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どっちも好き