アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
6月15日。おあにた荘。
有香奈「うわああああーーーーーー!!!」
突然、有香奈の断末魔が響いた。
優之「有香奈さん!?」
淳一「どしたの急に!?」
有香奈「そんな・・・楽しみにしてたのに・・・」
佑美「な、何があったの?」
雨原佑美。最近優之とゴールインし結婚。今はおあにた荘で暮らしてる。
有香奈「公演が・・・中止・・・」
彩乃「公演?」
石田彩乃。クレイド・ジャパン会長の娘。父の後押しで康介と付き合いゴールインし結婚。おあにた荘で暮らしてる。
有香奈「楽しみにしていた宝塚の公演が、団員さんの体調不良で中止になっちゃったのよ・・・」
真奈美「あらあら。」
有香奈「公演日が来るまで頑張ったのに、全てが水の泡・・・」
佑美「有香奈ちゃんって宝塚ファンなの?」
悠里「はい。東京公演は毎回欠かさず鑑賞する程のファンで。」
淳一「本当だ。サイトに月組の公演中止の知らせが掲載されてる。」
有香奈「月組は私とお母さんのファンなの・・・あの天海祐希さんが入ってた劇団・・・」
優之「それで、公演再開の知らせはまだないの?」
有香奈「ない・・・払い戻しはあるけど・・・」
樹々「想像以上に落ち込んでる・・・」
舞「あんなに落ち込む有香奈お姉ちゃん初めて見た・・・」
真奈美「元気出して有香奈ちゃん。新しい公演日が決まったら行けば良いんだし。」
有香奈「真奈美さん・・・」
真奈美「そうだわ!今日の鑑賞会は宝塚にしましょう!有香奈ちゃん、オススメの公演はない?」
有香奈「っ!!それだったらエリザベートはどうかな?でもルパン三世もるろうに剣心も捨て難いな〜!」
優之「有香奈さん、元気になって良かったね。」
淳一「あのまま落ち込み過ぎたら大変だからな。」
宝塚歌劇団のエリザベートのBlu-rayを鑑賞。
佑美「ねぇ有香奈ちゃん。コスプレとして有名な有香奈ちゃんだけど、宝塚が好きな理由は何?」
有香奈「実は私のお祖母ちゃんが宝塚の劇団員だったんです。」
佑美「え!初耳!」
有香奈「お母さんから聞かされてね。お祖母ちゃんは宝塚の月組の劇団員で活躍してたって。それからファンになったんです。」
彩乃「もしや、お母様も劇団員なんですか?」
有香奈「お母さんも元々宝塚に入りたかったんですけど、不合格になっちゃって。それで私がお母さんの代わりに宝塚に入るって言ったんですけど・・・私も不合格になって。」
彩乃「それは残念ですね・・・」
有香奈「お母さんに謝ったら、あなたは良く頑張ったって褒めてくれて。でも宝塚の夢を諦めた私に目標が無かった時、本屋でたまたまコスプレイヤーの写真集を見付けて、そこからコスプレにハマったんです。」
佑美「もしかして、有香奈ちゃんがコスプレイヤーになった切っ掛けって。」
有香奈「そうなんです。何時か東京に出てコスプレイヤーになりたいと決心したんです。でもその為には東京の大学に合格して上京する事が最初の目標。東大に合格し上京し、今に至ります。」
佑美「そうなんだ〜。もし宝塚に合格してたら、有香奈ちゃんはここに居なかったと。」
有香奈「そうなりますね。あ!皆観て!ここからが名シーンだよ!」
佑美「優之君。有香奈ちゃんも苦労してたんだね。」
優之「最初聞かされた時も、佑美さんと同じ反応だったよ。今でも想像するんだ。宝塚の舞台に立つ有香奈さんを。」
佑美「確かに。今ならもうトップ娘役に出世しそうだもんね。」
月組のトップ娘役として舞台に立つ有香奈を想像する。
優之「でも俺的には、今の有香奈さんの方が好きだな。」
佑美「うんうん。私もコスプレしてる有香奈ちゃんが好きだよ。」
彩乃「あの、有香奈さん。コスプレしてるって事は、宝塚の衣装を模した物もあるんですか?」
有香奈「いえ、私のコスプレはアニメだけですけど。自作が多いですよ。」
彩乃「でしたら今度、宝塚の衣装を作って着て下さい!きっと似合うと思います!」
有香奈「え、いや私は・・・」
彩乃「絶対似合いますよ!私が保証します!」
淳一「彩乃さんが保証して大丈夫なの・・・?」
有香奈「・・・分かりました。今度作ってみますね。」
彩乃「楽しみにしてます。」
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
日高淳一:宮田俊哉
三峯悠里:近藤玲奈
竹下有香奈:大西沙織
松浦康介:寺島拓篤
新田樹々:佐藤亜美菜
三峯舞:大空直美
愛川佑美:伊藤美来
松浦彩乃:佐藤聡美
東山真奈美:後藤邑子
どっちが好き?
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