アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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55話・ファン同士

8月25日。午後5時の秋葉原。TAMASHII NATION STORE TOKYOにある男が居た。

 

悟「ガンプラも良いけど、ROBOT魂も中々やなぁ。」

 

彼の名は広瀬悟。優之の幼馴染みで、東京の大企業、杉原カンパニーに勤めるガンダムのオタク通称”ガノタ”の会社員。

 

悟「今年のネイションズ2023行こうかな?さて、そろそろ行くか。」

 

STORE TOKYOを出て、CB400 SUPER BOL D'ORに乗ってある場所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

千代田区にある一軒家。インターホンを押す。

 

???「はーい。」

 

玄関のドアを開けた人物。

 

悟「あ、蒼子さん。広瀬です。」

 

蒼子「あ!悟さん!」

 

それは、高梨蒼子だった。

 

悟「幸彦さんは居ます?」

 

蒼子「娘達と遊んでいますよ。どうぞ。」

 

悟「お邪魔します。」

 

ここは、幸彦の家である。

 

 

 

 

玄関で靴を脱ぐ。

 

悟「賢一さんも来ているんですね?」

 

蒼子「はい。」

 

悟「わざわざ埼玉から遊びに来て、大変じゃないでしょうか?」

 

蒼子「いいえ。兄の顔を見る為なら何だって行きますよ。それに、娘達は兄に凄い懐いていますし。」

 

悟「強いですねぇ。幸彦さん、逞しい妹さんを持ちましたね。」

 

 

 

 

リビング。幸彦が美菜子と光里と遊んでいる。

 

蒼子「お兄ちゃん、悟さんが来たよ。」

 

悟「お邪魔します。」

 

幸彦「おお!来たな悟!」

 

悟「どうも幸彦さん。賢一さんもご無沙汰しております。」

 

賢一「いらっしゃい悟さん。」

 

美菜子「悟お兄ちゃんいらっしゃい!」

 

光里「いらっしゃい!」

 

悟「いらっしゃいました〜。珍しいですね。幸彦さんが急に俺を誘ってくれるなんて。何か情報とか仕入れたんですか?」

 

幸彦「実はな、ある物がやっと手に入ったんだ。」

 

テレビの近くにある箱を悟に見せた。

 

幸彦「コレだ!」

 

悟「なっ!?そ、それは旧HGガンダム!システムインジェクション21による金型磨耗が激しいと言う理由で絶版されたキット!」

 

幸彦「流石詳しいな。」

 

悟「図鑑で見た事あるけど、リアルで見るの初めてだ。」

 

幸彦「これを、悟君にプレゼントだ。」

 

悟「え!?マジですか!?それ激レアですよ?」

 

幸彦「実はな、他の絶版キット持ってるんだよね。」

 

悟「他の絶版キット!?HGのガンダムMk-Ⅱや、HGZとZZもあるんですか!?」

 

幸彦「如何にも。実はこの絶版ガンダムも持ってるんだよね。」

 

悟「って事は、それ2個目ですか?」

 

幸彦「ああ。だから悟君にプレゼントだ。」

 

絶版ガンダムを悟にプレゼントした。

 

悟「ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!」

 

幸彦「悟。ガンダムゲームがめっちゃあるぞ。どれやりたい?」

 

悟「え〜?そうですねぇ・・・あ!Another Century's Episode:R!これ妙にプレイしまくってたなぁ〜。」

 

 

 

 

Another Century's Episode:Rをプレイ。

 

悟「うわぁ〜懐かしい〜。ずっとストフリでプレイしてましたぁ〜。」

 

幸彦「俺Hi-νでプレイしてたぞ。」

 

悟「最初の頃、これマクロスゲーかよって思ってました。でも俺クロスオーバーが好きで何度もプレイしてました。」

 

幸彦「やっぱり悟君もか。俺もクロスオーバーが好きなんだよ。」

 

悟「スパロボもあるんですか?」

 

幸彦「勿論あるぞ。」

 

悟「よし。シースタンド・コア倒せた。」

 

 

 

 

 

 

夕方6時。夕食。ハンバーグ、ビーフシチュー、パン、サラダのフルコース。

 

光里「ビーフシチュー美味しい〜!」

 

美菜子「ママ!このサラダも美味しいよ!」

 

蒼子「ありがとう美菜子。光里。」

 

悟「蒼子さん!このハンバーグめっちゃ美味いです!噛んだ瞬間に溢れ出てくる肉汁が食欲をそそります!」

 

蒼子「喜んでくれて良かったです。」

 

悟「もしかして料理が大得意ですか?」

 

賢一「実はね、蒼子は料理本を出版しているんです。」

 

悟「成る程!」

 

幸彦「蒼子の作る料理は美味いぞ?低コストだけど、絶品料理を作れる腕前なんだ。」

 

悟「そうなんですね。毎日自炊してるけど、簡単な料理しか作ってないから、今度蒼子さんの料理本買おっかな?」

 

幸彦「そうだ悟君。この後俺の部屋を見ないか?」

 

悟「お!是非是非!」

 

 

 

 

 

 

夕食後。幸彦が悟を自分の部屋へ案内した。

 

悟「おおお〜〜〜〜〜!!」

 

目をキラキラさせてる悟が見た光景は、沢山のガンプラが飾られている幸彦の部屋だった。

 

悟「幸彦さん凄いっす!」

 

幸彦「これだけ集めるのにめっちゃ苦労したよ。激レアキットなんて今高騰してるから。」

 

悟「ヤバい!俺の持ってる奴や持ってない奴がめっちゃある!ん?」

 

RGストライクガンダムがI.W.S.Pパックを換装している。

 

悟「このI.W.S.P、自作ですか?」

 

幸彦「そうなんだよ。めっちゃ苦労したよ。」

 

悟「良いな〜。」

 

 

 

 

 

 

リビングに戻り、悟と幸彦は美菜子と光里と遊ぶ。

 

悟「そう言えば幸彦さん。幸彦さんと蒼子さんのご両親は居るんですか?」

 

幸彦「・・・実は、高校の頃に事故死してな・・・」

 

悟「え・・・?」

 

幸彦「親を亡くした俺達は、親の遺した遺産を使ってお互いを支え合ってここまで来たんだ。」

 

蒼子「お父さんとお母さんが亡くなった時、私はずっと落ち込んでました・・・」

 

悟「そうだったんですね・・・」

 

幸彦「でも、俺達は幸せを手に入れたんだ。俺は好きな仕事に就けて、蒼子は賢一君と結婚して子供達を授かった。」

 

悟「幸彦さんは結婚しないんですか?」

 

幸彦「あ・・・いやそれは・・・賢一君、説明してやれ。」

 

賢一「実はお義兄さん、元カノの浮気で破局して。」

 

悟「あ・・・何かすみません・・・」

 

美菜子「でもね?伯父ちゃんはねパパみたいに優しくて面白いよ!」

 

光里「パパもママも伯父ちゃん大好き!」

 

幸彦「美菜子〜!光里〜!」

 

号泣しながら姪っ子2人を抱き締めた。

 

悟「伯父バカ・・・」

 

蒼子「アハハ・・・」

 

 

 

 

 

 

夜8時。悟が帰る時間になった。

 

悟「今日はありがとうございました。」

 

幸彦「また遊びに来てくれよな。」

 

悟「はい!その時もガンダムトークで盛り上げましょう!では!」

 

バイクに乗って家路を走る。

 

美菜子・光里「バイバーイ!」

 

 

 

 

 

 

翌日。悟は家で優之に電話していた。

 

悟「って事があってな。」

 

優之『幸彦先輩、本当に姪御さんが好きなんだな〜。』

 

悟「美菜子ちゃんと光里ちゃんを本当の娘のように可愛がっているから、2人に凄く懐かれてる。幸彦さんから聞いたんだけど、個展の話が入ったって?」

 

優之『ああ。10月7日から3日間開催するんだ。悟も行くか?招待してやるぞ?』

 

悟「ん〜・・・兄貴が行くって言ったら行こうかな?」

 

優之『そうか。まぁ考えといてくれ。じゃあな。』

 

悟「ああ。」

 

通話終了。

 

悟「さてと、プレゼントを作っちゃおうかな?」

 

絶版HGガンダムの制作を始めた。

 

『END』




         キャスト

       広瀬悟:浦和希

     長谷部幸彦:松風雅也
      高梨蒼子:小澤亜季
      高梨賢一:天崎滉平
     高梨美菜子:鈴木絵里
      高梨光里:大森日雅

      愛川優之:濱田龍臣

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