アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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57話・筋肉は裏切らない

夏下旬。横浜のスポーツジムのラックプルダウンで筋肉を鍛えている男が居た。

 

武憲「196・・・197・・・!」

 

彼の名は、内原武憲。優之の親友で、神奈川の建設会社で働いている。

 

武憲「198・・・199・・・200!」

 

ラックプルダウンを200回達成した。

 

武憲「ふぅ〜。筋肉のお陰でラックプルダウン200回達成したぜ。おい義徳、そっちはどうだ?」

 

義徳「はい・・・!後5回で100回達成・・・です・・・!!」

 

そこには、宮本義徳の姿もあった。彼は今ペンチプレスで筋肉を鍛えている。

 

義徳「99回・・・!100回!」

 

武憲「大分成長したんじゃないか?お前の筋肉が喜んでるぞ?」

 

義徳「ええ。お陰様で。」

 

武憲「にしても最初は驚いたな。お前が優之の勤める会社の元社員だったなんて。」

 

義徳「あの時は本当、親のコネと学歴に自惚れていましたから。それが原因で会社の金を横領してクビになり、今の建築業に左遷されましたから。最初はとても嫌々ながら作業してました。でも、何故か徐々に楽しくなったんです。」

 

武憲「もしかしたら、こっちの方が性に合うって体が納得したんじゃないのか?」

 

義徳「かも知れません。実際僕、小さい頃から鍛えるのが好きでして。その影響かも知れませんね。SKY ANGLEで色々やらかした自分が恥ずかしいです。もし過去に戻れるなら、SKY ANGLEの頃の自分を殴りたいです。」

 

武憲「鍛えるのは良い。筋肉が喜ぶし、やり甲斐がある。」

 

義徳「武憲先輩は、どうして建築業をやりたいと思ったんですか?」

 

武憲「俺の親父が建設業の大工をやっていてな。小さい頃から親父の仕事や、親父の筋肉に強い憧れを抱いてな。幼稚園の頃から鍛え来たんだ。鍛えれば、親父のような強い男になれるんじゃないかって。」

 

義徳「す、凄いですね・・・」

 

武憲「お陰で筋肉が付いた。それのお陰で、園児が持てない物を軽々と持つ事が出来た。それ以来鍛えるのが趣味になってな。」

 

義徳「確かに。筋肉は裏切らないって言いますよね。」

 

武憲「なぁ、この後焼肉食いに行かないか?」

 

義徳「良いですね!行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

スポーツジムを出て、焼肉屋へ行く。

 

義徳「ん?先輩、アレ。」

 

武憲「どうした?」

 

前を見る。3人組のチンピラが3人の女子高生に絡んでる光景を見た。

 

義徳「ナンパですかね?」

 

武憲「最近の若者は暇だらけだねぇ。んじゃ、ちょっと懲らしめましょうかな?」

 

義徳「はい。」

 

荷物を置いて、絡まれてる女子高生達を助けに行った。

 

武憲「おいおいおい〜。白昼堂々とナンパとは楽しそうですな〜。」

 

チンピラA「ア?何だテメェら?」

 

義徳「無防備の女学生に絡むなんて、恥ずかしくてしょうがないとは思わない?」

 

チンピラB「うるせェ。部外者は引っ込んでろ。」

 

武憲「悪いが、お前達を懲らしめるまで俺達はこっから動かねえぞ?」

 

チンピラC「チッ。じゃあ先にお前らをボコボコにしてやるよ。」

 

標的を女子高生から武憲と義徳コンビに変えた。

 

武憲「ほほう。俺達と戦うって事か。良いだろう。」

 

義徳「生憎、君らと比べて僕らは強いよ?」

 

2人が服を脱いで、自慢の鍛え上げられた筋肉を見せた。

 

チンピラ達「なっ!?」

 

武憲「さぁ、俺達と勝負しよう。」

 

チンピラA「お、おい・・・こんなの勝てそうにねぇよ・・・」

 

チンピラC「き、今日はこの辺にしとくわ・・・」

 

武憲「あれあれ〜?俺達の筋肉を見て怖気ついちゃったのかなぁ〜?」

 

チンピラA「あぁ・・・?」

 

義徳「そっかぁ〜。自分より強い奴には媚びを売るって事なんだね〜。じゃあこれからは自分より弱い人相手にしかイキれない生活を送る事だね〜。」

 

2人の巧みな煽りでチンピラ達が奮起した。

 

チンピラB「巫山戯んじゃねェ!俺らが強いって事を証明してやるよ!!」

 

3人が一気に武憲と義徳を襲う。

 

武憲・義徳「よいしょー!」

 

だが、鍛え抜かれた2人にチンピラなど敵なし。一瞬でチンピラ達を戦闘不能にした。

 

武憲「あら?もう終わりか。」

 

義徳「おいお前ら、二度とナンパすんじゃねぇぞ。」

 

チンピラ達「はい・・・もうしません・・・ごめんなさい・・・」

 

武憲「君達、大丈夫だったかい?」

 

女子高生A「は、はい。ありがとうございます!」

 

女子高生B「凄く強いですね・・・!」

 

女子高生C「逞しい筋肉ですね・・・!」

 

義徳「怪我がなくて良かった。気を付けて帰るんだよ。」

 

3人の女子高生は2人にお礼を言って帰って行った。

 

武憲「なぁ、最後の子、俺達の筋肉に惚れてたな。」

 

義徳「え?気のせいじゃないですか?」

 

武憲「なら良いけど。」

 

 

 

 

 

 

焼肉屋で肉を食べまくる。

 

武憲「ん〜!やっぱりここの肉は美味いな〜!」

 

義徳「先輩、ちゃんとブラックコーヒー持って来てます?」

 

武憲「勿論だ。焼肉の後にブラックコーヒーを飲んで帳消しダイエット。これも筋肉を付ける習慣の1つだ。そうだ、お前の妹さんの結婚式を楽しみにしてるんだってな。」

 

義徳「ええ。将来妹とトミー君の子供が生まれて来るの楽しみで〜。」

 

武憲「結婚かぁ。俺もそろそろ彼女欲しいな〜。」

 

 

 

 

 

 

一方、おあにた荘では。

 

佑美「優之君、こんな感じでどうかな?」

 

優之「・・・うん。俺のデザイン通り。完成したな。」

 

愛川夫妻が、ある物を完成していた。

 

佑美「これで準備完了だね。」

 

優之「佑美さんは何で行くの?」

 

佑美「それは当日のお楽しみ。」

 

果たして、2人が完成した物は何なのか。

 

『END』




         キャスト

      内原武憲:武内駿輔
      宮本義徳:増岡大介

      女子高生:難波佑香
           八木侑紀
           水谷麻鈴

      チンピラ:加藤渉
           市川蒼
           松田修平

      愛川優之:濱田龍臣
      愛川佑美:伊藤美来

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