アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
10月7日。朝9時。諸星美術館で優之の個展が開催した。既に多くの客達がこぞってやって来てる。
茂成「初日から大盛況だな。」
優之「これ程とは、予想外だな。」
奈々「小さなお子さんもいっぱい来てますね。」
優之「大半が男の子だな。何せウルトラマンだから。」
紫「ねぇねぇ、中はどんな感じになってるの?私見てみたい!」
優之「そうだな。俺が案内しよう。こっちだ。」
昭和ブース。BGMには、昭和ウルトラマンシリーズと昭和ゴジラの音楽がランダムで流れてる。
優之「昭和ブース。初代ゴジラからメカゴジラの逆襲。初代ウルトラマンからウルトラマンUSAまでのシリーズの創作絵を展示してある。」
結衣「お客さんは、ご年配の方が居ますね。」
優之「まぁ、初代ゴジラは1954年公開だからな。当時見てたご年配の皆さんが懐かしんでいるんだ。」
茂成「この初代ゴジラ。皮膚も細かく描かれてるな。」
優之「ゴジラシリーズでの皮膚は結構苦労するんだよなぁ。それに、結構ジオラマにも拘りぶち込んだからな。」
茂成「初代なんか、モノクロが凄いな。」
優之「カラーだと色が付けやすいからな。モノクロだと、光の反射の描写が難しいからな。キングコング対ゴジラからカラーになって作業が進んだんだ。」
紫「でも、見てるだけで凄い臨場感が出てるよ。」
男の子「ねぇお祖父ちゃん。お祖父ちゃんもゴジラ見た事あるの?」
祖父「勿論だとも。お祖父ちゃんが子供の頃に初めて見た映画でな。懐かしいなぁ〜。」
横で、男の子とそのお祖父ちゃんがそう会話をしていた。
茂成「何か良いな。ああ言う会話。」
優之「それな。何かホッコリする。」
???「おーーい!」
優之「ん?よう皆!」
そこに、おあにた荘の皆と響子、遥香、茜、美佳子がやって来た。
奈々「皆さん、ご無沙汰しております。」
真奈美「お久し振りね。」
紫「遥香ちゃん!」
遥香「紫ちゃん!結衣ちゃん!奈々ちゃん!久し振り!」
康介「初日から凄いね。」
優之「俺でもびっくりしたよ。モロスターアートのアーティストは、毎回こう言う大盛況を収めるって噂で聞いたけど。」
茂成「俺の時もそうだったよ。」
響子「優之さん凄いなぁ。絵が何か昔の画質みたいだね。」
優之「昭和時代のテレビや映画は画質が少し粗いからな。そこら辺も拘ったんだ。んで、昭和ゴジラシリーズから昭和ウルトラマンシリーズ。持ってるウルトラアーツを模写して絵に落とし込んだんだ。」
淳一「ジオラマはやっぱり、頭の中で描いて描いたのか?」
優之「ああ。実物のジオラマで描くとどうしてもそのジオラマ通りに描いちゃうから。敢えて頭の中で描いたジオラマを使って描いたんだ。」
悠里「やっぱり優之さんの拘りは凄いね。」
有香奈「ねぇ、この平成ブース見てみたいわ。」
ガイドブックの平成ブースを指差す。
優之「ああ。案内するよ。」
平成ブース。BGMには、平成ウルトラマンシリーズと平成ゴジラの音楽がランダムで流れてる。
優之「ん?」
既に平成ブースの絵を見てるトミーとフィオの姿があった。
優之「おーい!お2人さーん!」
トミー「あ!優之さん!久し振りです!」
フィオ「ご無沙汰です!」
佑美「トミー君フィオちゃん。来るの早いね。」
トミー「佑美先輩!」
優之「2人共もう来てたのか。昭和ブースはまだ見てないのか?」
フィオ「ううん。もう見終えたんです。」
優之「え!?早!」
トミー「昭和ならではの絵の描写が凄い好きでした!特に初代ゴジラのモノクロの描写が凄い好きです!」
フィオ「もう完全にテンション上がってる・・・」
優之「いや、そのテンション見れただけで俺も嬉しい。」
舞「平成ブースはどんな絵があるの?」
優之「平成ブースは、文字通りウルトラマンティガからウルトラマンR/B。そして海外ウルトラマンや劇場版限定ウルトラマンの平成ウルトラマンシリーズ。そしてゴジラ(1984)からゴジラ キング・オブ・モンスターズまでの平成ゴジラシリーズ。そしておまけとして、平成モスラとガメラシリーズの創作絵が展示してある。」
茜「わぁ!このガメラさん、丸くて可愛いですね!」
優之「それはトト。小さき勇者たち〜GAMERA〜のガメラなんだ。」
美佳子「お客さんを見ると、若い人達が多いんだね。殆どは30代の方達かな?」
樹々「平成世代の皆さん。」
響子「皆、絵を見て当時を懐かしんでいるね。」
男性A「ティガ懐かしいなぁ〜。子供の頃から凄い好きだな〜。」
男性B「俺はダイナだな。つるのさんを初めて知った作品でもあるし。」
男性C「僕はガイアが好きだね。アグルもイケメンで好きだし。」
男性A「やっぱり、平成三部作は俺達の青春だぁ〜。」
3人の男性が、平成三部作の絵を見て当時を懐かしんでいる。
彩乃「あの3人は、ウルトラマンシリーズがお好きな方々でしょうか?」
康介「会話を聞いた所、幼馴染みみたいだね。」
優之「分かる分かる。俺も平成三部作世代だし。」
茂成「感情移入してる男が居まーす。」
優之「平成三部作で特に拘ったのは、体型だな。ティガ、ダイナ、ガイアは権藤俊輔さんの体型。アグルは清水一哉さんの体型。」
佑美「ん〜・・・確かに体型もどれも権藤さんだね!」
トミー「スーツアクターまでの拘りも凄いですね!」
優之「んで、ネクサスも拘っている。序盤は市街地での戦闘シーンが無かったから。序盤に登場したスペースビースト達と市街地での戦闘シーンを描いたんだ。」
茂成「ネクサス・・・確かめっちゃダークなウルトラマンだったよな。」
優之「そう。姫矢准編で視聴者がどんどん離れちゃったからな。でも後半の千樹憐編が好評で市街地での戦闘シーンが実現出来たんだ。」
佑美「そして、原点回帰となったマックス。ウルトラ兄弟の共演で話題になったメビウス。そしてゼロから続くニュージェネレーションヒーローズの創作絵。ん〜!どれも最高だね!ねぇトミー君!」
トミー「ですです!僕の大好きなリブットもあります!」
有香奈「優之君、ちょっと気になっているんだけど。」
優之「ん?何?」
有香奈「このガイドブックにある、18禁ブースって何なの?」
淳一「そうそう。俺も気になってた。まさかお前、アダルトな創作絵も展示してるのか?」
優之「ん〜・・・まぁアダルトだけど、皆がイメージするアダルトじゃないぞ。何なら行ってみるか?」
淳一「え?マジ?」
優之「一応紫達も行けれるんだけど、遠慮するなら今の内だよ?」
紫「そんな事言われたら気になるよ!行ってみたい!」
響子「あ!私も行きたい!ね?樹々!」
樹々「え?あ、うん。」
優之「そうか・・・後悔するよ?」
18禁ブース。入り口の黒い垂れ幕を潜る。
優之「ここが18禁ブースだ。」
淳一「・・・え!?」
結衣「な、何コレ・・・!?」
遥香「ええ・・・!?」
18禁ブースは、身の毛もよだつグロテスク絵。悍ましいタッチで描かれたビーストや死体、胎児、ダークファウストらしき不気味な絵画が壁一面に貼られている。
康介「こ、これって一体・・・!?」
佑美「ねぇ優之君。これってもしかして・・・」
優之「リコの絵だ。」
佑美「やっぱり!」
遥香「リコの絵・・・?」
優之「ウルトラマンネクサスのEpisode11・人形-マリオネット-。主人公孤門一輝の恋人の斉田リコが描いたトラウマ絵。いやぁ〜初めて見た時はゾッとしたなぁ〜。」
佑美「今でもリコの絵は、検索してはいけないってNGワードにされてるよね〜。」
優之「これを朝に放送するって言うのが狂ってるよな〜。」
悠里「凄く怖い・・・」
遥香「夢に出て来そう・・・」
樹々「お、恐ろしい・・・」
響子「へぇ〜。ウルトラマンでもこう言うトラウマがあるんだね!」
美佳子「初めて見たけど、結構個性的で面白いね!」
響子・美佳子「ね〜!」
茜「な、何でお2人は平気なんですか!?」
男性D「うおお!?凄え!あのシーンのまんまだ!」
女性A「初めて見たあの頃のシーンを再現してるなんて、愛川さん凄過ぎるよ!」
男性D「当時凄くトラウマだったけど、大人になって見ると何か悲しみを感じるよね〜。」
女性A「だね〜。」
2人組のカップルが、リコの絵を見て当時を懐かしんでいる。
淳一「あのカップル、凄い度胸だな・・・」
優之「大人になれば分かりみがある。そう言う作品なんだよネクサスは。」
真奈美「これ、呪われたりしないのかしら・・・?」
優之「大丈夫。一応天井に魔除けの風鈴があるから。諸星様が提供して下さったんだ。んじゃ次は令和ブースへゴー!」
令和ブース。BGMには、令和ウルトラマンシリーズがランダムで流れてる。
優之「令和ブース。ウルトラマンタイガから今のウルトラマンブレーザー。ゴジラVSコングからゴジラ-1.0の創作絵が展示してある。」
淳一「ここは小さなお子さんが多いな。」
優之「いやぁ〜、デッカーとブレーザーの色彩大変だったな〜。」
淳一「んで、最新作のゴジラ-1.0。」
優之「全貌がめっちゃ気になる。初日にIMAXで観なきゃな。」
トミー「4DXで観ないんですか?」
優之「4DXやMX4Dはモンスターバースシリーズで観る。-1.0は絶望を味わいたいからIMAXで観る。」
男の子「見て見てお父さんお母さん!トリガーだよ!デッカーにブレーザーもあるよ!」
父親「本当だね!」
母親「いっぱいあるね〜!」
親子がトリガー、デッカー、ブレーザーの絵を見てる。
優之「そうだ皆。この個展のとっておきなブースがあるんだ。」
そのブースへ行くと。
淳一「うおっ!?」
100人程の行列が出来ていた。
悠里「物凄い行列・・・!」
優之「ここがとっておきのブースだ。行くぜ。」
専用の入り口へ入る。
ブース内へ入った。
トミー「おおー!」
このブースに展示してある絵画は、ウルトラマンとゴジラのクロスオーバーの絵画だった。
優之「とっておきのクロスオーバーブース。ウルトラマンとゴジラの共演を描いたクロスオーバーがコンセプトだ。」
茂成「かの円谷英二が生み出した2大スターの共演か。」
優之「子供の頃、夢見てたなぁ〜。ウルトラマンVSゴジラ。当時こう思ってたんだ。テレビや映画で実現出来ないなら、俺が絵で実現してやるって。一時期2人のバトルシーンをめっちゃ描いてたなぁ〜。」
佑美「アーツでも実現出来るってのも良いよね〜。」
トミー「やっぱり2大スターの共演は燃えるね〜!」
フィオ「お兄ちゃん落ち着いて。」
スタッフ「愛川さん!そろそろお時間です!」
そこにスタッフが優之を見付けて声を掛けた。
優之「お、そろそろですか!今行きまーす!じゃあ皆、楽しんでね。」
そう言ってスタッフの方へ行った。
有香奈「打ち合わせなのかな?」
舞「テレビの取材かも知れないよ?」
佑美「何れ会えるかもだよ。さっ!色んな絵を見て回りましょう!」
皆が個展の絵を見て回る。
???「皆、楽しんでいるね。」
全員「諸星様!!」
個展に諸星とニコとカイネとカイリがやって来た。
茜「お久し振りです諸星様。創立記念パーティー以来ですね。」
諸星「君達も来てたんだね。また会えて嬉しいよ。」
美佳子「カイネちゃん、元気してる?」
カイネ「元気だよ!」
遥香「この子がカイリちゃんですか!」
美佳子「ヤッホ〜!美佳子お姉ちゃんだよ〜!」
カイリ「きゃっきゃっ!」
茂成「今日は視察ですか?」
諸星「うん。初日でこんなに多くのお客さんが来るとは予想通りだよ。」
ニコ「小さなお子さんからご年配の方々。優之様の計画が当たりましたね。」
有香奈「そうだ諸星様。優之君がスタッフさんに付いて行ったんですけど。彼は今何処ですか?」
諸星「そのガイドブックの一番奥の小さな部屋があるの分かるかな?」
有香奈「えっと・・・あ、ここですね?」
ガイドブックの青く塗られてる正方形の部屋。
諸星「そこへ行けば、優之君が何をしているか分かるよ。」
その部屋へ向かった。
淳一「ここか。行列が出来てるな。」
部屋の前には、10人程の行列が。
部屋の中を専用入り口から覗く。
優之「・・・・・」
2人の女子高生を被写体にして絵を描いてる優之の姿があった。
優之「はい。描けました。」
完成した絵は、ドレスを纏った英国貴族のご令嬢。
女子高生A「凄ーい!」
女子高生B「可愛いー!」
優之「お2人は顔立ちやスタイルが良いので、英国貴族のお嬢様風にしてみました。」
女子高生A「えー!ありがとうございます!」
女子高生B「これ、インスタに上げても良いですか?」
優之「勿論。寧ろ拡散して下さい。」
茜「成る程。このお部屋でお客さん達に創作イラストを描いてあげているんですね。」
佑美「サービス精神が半端ないね〜。」
樹々「お客さん皆喜んでる。」
翌日の10月8日。諸星美術館。今日も個展は大盛況。
優之「今日も大盛況だな。俺の創作絵を見てくれてる人が多く居てめっちゃ嬉しい。」
男性「すみません。絵を私に売って頂けないでしょうか?」
優之「はい。どの絵にしますか?」
男性「コチラの絵です。」
ウルトラマンジャック(本家)とバグジュエルのバトルシーンを描いた絵。
男性「父が帰ってきたウルトラマンが好きでして。是非とも父にプレゼントしたいんです。」
優之「ありがとうございます。お父上も喜ばれるでしょう。」
絵を男性に売った。
祖父「すみません。この絵を売って頂けないでしょうか?孫が喜びますので。」
優之「はいただいま!」
次々と優之の絵が売れ続けた。
この日も優之が来場者達に創作絵を描いてあげた。
最終日。10月9日。
優之「今日で最終日か。昨日は絵が結構売れたな。どうだお2人さん、楽しんでるか?」
今日は広瀬兄弟が来場している。
悟「相変わらず凄え画力だな。写真と見違える程だ。」
Kei「懐かしいな〜。私も一時期ウルトラマンにハマってた時あったな〜。」
優之「何なら1枚だけでも買うか?」
Kei「気持ちだけ頂くわ。」
優之「そっか。さて、今日も創作絵サービスを始めますかな。」
スタッフ「あ!愛川さん!!大変です!!」
優之「どうしました?」
スタッフ「2人の男性が暴れています!」
優之「由々しき事態ですね。行きましょう。」
悟「兄貴、俺達も。」
Kei「ええ!」
2人の男が暴れている場所は、平成ブース。
優之「あれまこれはこれは。」
ブースの中では、20代後半の2人組の男がハンマーとバールで絵を破壊していた。
青年A「この個展クソつまんねぇなァ!」
青年B「やるならアニメの絵にしとけよなァ!」
来場客は端っこに避難している。
青年A「おいそこの警備員!こっち来んじゃねェぞ!!」
青年B「近付いたら、お前らの脳味噌破壊してやるからな!!」
武器を振り回してSP達を近付けさせないようにしてる。
スタッフ「ど、どうしましょう・・・SPでも太刀打ち出来ないなんて・・・」
悟「イカれてるな。優之どうする?」
優之「予想通り。スタッフさん、平成ブースの消灯準備を。」
スタッフ「愛川さんは・・・?」
優之「悪党宇宙人を懲らしめます。」
Kei「もしかして、あのモード発動?」
優之「もしかしてだ。」
笑顔でそう言って、暴れてる青年2人に近付く。
優之「ハロー。元気してっか?」
青年A「アァ?何だお前?」
優之「この個展の主催者だけど、何か?」
青年A「主催者が何の用だ?」
優之「まぁ落ち着け。1つだけ聞きたい。何故俺の絵を破壊してる?」
青年A「決まってんだろ!俺達は特撮が嫌いなんだよ!!時代はアニメが一番だろうが!!」
青年B「それをこんな所で特撮の個展をやりやがって!!虫唾が走るから壊してんだよ!!」
優之「・・・フッ。」
青年B「おい、今笑ったのか?」
優之「時代はアニメ?何言ってんだお前ら?特撮も文化の1つだろう?世界がアニメだけで動いてると思ったら大間違いなんだよ!大体、特撮が嫌いなら何で俺の個展に入って破壊活動してんだ!!無視すりゃあ良いだけの話だろうが!!!」
怒りが爆発し、青年2人を叱る。
青年A「そ、それは・・・」
青年B「は、話を変えるんじゃねえよ!!」
優之「ほほう。飽く迄白を切るつもりか。なら、お前らに良い物を見せてやろう。スタッフゥ〜!」
合図を聞いたスタッフが平成ブースを消灯し、仕掛けていたプロジェクターを映した。そこには、先程のやりとりがYouTubeの生配信で晒されていた。
青年A「な、何だこれは!?」
優之「実はな、この諸星美術館にはカメラが多数設置してある。遠方に住む方々にも生配信で個展の様子を見せてあげるって言う諸星様の意向でね。つまり今、お前達はSNSの生配信で愚行を晒しちゃったって訳さ。」
『アニメ嫌いだから特撮壊すとか、マジ意味不明w!』
『愛川さんの個展をメチャクチャにして許せない!!』
『あの2人の特定完了!制裁ヨロ〜!』
大炎上のコメントが多数寄せられた。
青年B「う、嘘だろ・・・!?じ、実は俺はコイツに脅されて仕方なくやったんです!!」
青年A「はぁっ!?巫山戯んじゃねえぞ!!お前も最初ノリノリでやろうって言ってただろうが!!」
青年B「五月蝿い!!信じて下さい!!本当に脅されたんですよ!!」
優之「あのぉ、見苦しい罪の擦り付け合いは止めてくれる?」
青年A「だ、だがお前の個展の絵がメチャクチャになった!!もう続ける事は不可能だ!!ハハハハハハ!!」
優之「そうだな。
青年A「はぁ?」
優之「実は、展示してある絵は全部俺の作ったレプリカ。絵の右下の端に小さくサインしてある。」
壊されてないウルトラマンナイスとザゴン星人軍団の絵の右下の端を見せる。そこには小さく、『キエテ カレカレータ』と書かれてる。
優之「レプリカを壊してキエテ カレカレータ(良い気分だ)。SPの皆さん、この悪党宇宙人達をお願いします。」
2人はSP達に取り押さえられ、個展から追放された。
優之「皆さん、このような事態になってしまって申し訳ありません。急いで代わりの絵をご用意しますので、どうかご容赦下さい。優之拝。」
女性「いえ、毅然と立ち向かって格好良かったです!」
男性「俺達を助けてくれてありがとう!」
男の子「格好良かったよ!」
来場客から称賛の声が響いた。スタッフ達が急いでもう1つのレプリカの絵を運んで展示する。
悟「相変わらず度胸があるな。お前は。」
Kei「マウントキラーの賜物かしら?」
優之「そうかもな。」
閉場時間。
優之「いやぁ〜、終わった〜。3日間創作絵描き過ぎて指が痛い・・・」
諸星「お疲れ様優之君。」
優之「いやぁ〜、個展大変でした〜。」
諸星「でも楽しかったでしょ?」
優之「それは勿論。次の個展は、本格的な創作絵を展示しますかな。」
その夜。諸星邸で優之が売上金の半分を家族に送る手続きをしている。
諸星「半分をご家族に送るのは、何か理由があるのかい?」
優之「両親の老後の為と、姉夫婦の生活費です。それと双葉の養育費として送りたいんです。」
諸星「とても家族思いだね。ご家族も喜ぶね。」
おあにた荘に帰宅。
優之「ただいま〜。」
真奈美「おかえりなさい。」
淳一「個展どうだった?成功したか?」
優之「ちょっとしたハプニングがあったけど、難なく成功したよ。」
佑美「絵、どれ位売れたの?」
優之「これ、売上金を纏めた書類のコピー。」
売上金を拝見する。
悠里「す、凄い!」
有香奈「物凄く売れたのね!」
優之「その半分を家族に送ったんだ。両親の老後と、姉夫婦の生活費と双葉の養育費の為に。」
彩乃「そうなんですね。きっと喜んでくれますよ。」
真奈美「さぁ、ご飯出来たわ。皆で優之君の個展成功の祝杯を挙げましょう!」
10月10日。モロスターアート。
優之「おいっす〜。あれ?紫達は?」
茂成「さっき諸星様に呼ばれて行ったよ。」
優之「何かあったのか?」
茂成「さぁな。」
紫「ただいま〜!」
優之「ようおかえり。諸星様に呼ばれたって聞いたんだが。」
紫「実はね、私達に個展の話が来たんだよ!」
優之・茂成「おお!!」
紫「やっと私達にも個展が出来るんだよ!もうワクワクするよ!」
結衣「喜ぶのは早いわよ。ちゃんとどう言う個展にするか企画しなきゃ成り立たないわよ。」
奈々「紫ちゃん、ちゃんとコンセプトは決まったの?」
紫「それは・・・まだかな?」
結衣・奈々「やっぱりね。」
優之・茂成「あはは。」
空想創作個展は成功した。次なる個展は、紫達になりそう。
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
日高淳一:宮田俊哉
三峯悠里:近藤玲奈
竹下有香奈:大西沙織
松浦康介:寺島拓篤
新田樹々:佐藤亜美菜
三峯舞:大空直美
愛川佑美:伊藤美来
松浦彩乃:佐藤聡美
杉原響子:本渡楓
トミー・ブライアン:福原かつみ
フィオ・ブライアン:花井美春
畦間茂成:上村祐翔
宗像紫:礒部花凜
日野結衣:堀内まり菜
坪川奈々:熊田茜音
広瀬悟:浦和希
広瀬恵:村瀬歩
矢口遥香:若松来海
石原茜:大和田仁美
赤坂美佳子:黒木ほの香
諸星志揮:???
ニコ:???
カイネ:???
東山真奈美:後藤邑子
どっちが好き?
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特撮
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アニメ
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どっちも好き