アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
10月13日。おあにた荘。
真奈美「〜〜〜〜♪」
今日の真奈美は、大部屋から聞こえるピアノの音色を聴きながら紅茶を飲んでる。
ピアノを弾いてるのは、舞だった。今日もニコが指導に来てくれている。
舞「〜〜〜♪」
ニコ「そうそう。良い感じですよ舞様。」
舞は器用にピアノを楽しく弾いている。
舞「・・・ふぅ。」
演奏が終わり、ニコが拍手をする。
ニコ「舞様、今日も素晴らしい演奏でしたよ。」
舞「ありがとうございます。上手く出来たのは、ニコさんの教えが良かったからです。」
リビング。ニコを交えてティータイム。
真奈美「ニコさん、今日も来て下さってありがとうございます。」
ニコ「いえいえ。舞様にピアノを教えるのが楽しいですし。」
真奈美「舞ちゃん、ピアノは上達した?」
舞「うん!難しい曲も弾けるようになったよ!」
真奈美「これで、舞ちゃんはプロピアニストの仲間入りになったかもね。」
舞「う〜ん・・・どうかな?」
ニコ「そうでした。舞様、諸星様からこれを預けていました。」
バッグから出したのは、1枚のチラシ。
舞「諸星聖歌隊?」
真奈美「え?それって、諸星様がモロスターアートから自ら厳選した隊員達だけで結成された楽団ですよね?」
ニコ「はい。実はピアニストの方が体調を崩して引退しまして。それで諸星様が、是非舞様を推薦したいと。」
舞「え?私が聖歌隊のピアニストに!?」
真奈美「因みに、聖歌隊のコンサートは何時頃でしょうか?」
ニコ「来週の20日です。」
舞「でも私、上手く弾けるのかなぁ・・・」
真奈美「大丈夫よ!舞ちゃんなら、きっと成功するって!」
舞「そうかなぁ・・・」
ニコ「舞様。ご安心下さい。私がそれまできちんとご指導しますので。」
舞「・・・分かりました。その推薦、受けます!」
ニコ「ありがとうございます!」
舞「それでニコさん、歌う曲は何ですか?」
ニコ「エリヤです。」
モロスターアート。真奈美から優之に電話が来た。
優之「へぇ〜!舞ちゃんが諸星様の推薦で聖歌隊のピアニストに!」
真奈美『そうなのよ!舞ちゃん誇らしいわ!』
優之「ハレルヤ。世界で最も有名な讃美歌。それで、コンサートは来週の20日だっけ?」
真奈美『ええ。ニコさんがそれまで指導してくれるって。』
優之「諸星財閥の記念パーティー以来の舞台だね。コンサート観に行こうよ。」
真奈美『勿論よ。それじゃあまたね。』
優之「うん。」
通話終了。
茂成「何かコンサート行くのか?」
優之「舞ちゃんが諸星聖歌隊のピアニストに推薦されたって真奈美さんが。」
紫「諸星聖歌隊!?諸星様が自ら厳選したモロスターアートの隊員だけで結成された聖歌隊だよね!?」
奈々「その歌声は、聴く人の心を癒すとも言われているのよ?」
結衣「並のアーティストでも、その歌声は真似出来ないって言われてるしね。」
紫「ねぇねぇ!私達も行っても良いかな?」
優之「構わないよ。舞ちゃんも喜ぶだろうし。あ、姉さん達も誘うか。」
夕方。おあにた荘。
佑美「お?舞ちゃんが練習してるよ?」
大部屋から舞のピアノが聞こえてる。
悠里「聖歌隊のピアニストに選ばれるなんて、凄いよね。」
真奈美「何しろ、諸星様の推薦があったからなのよ。」
有香奈「しかも諸星聖歌隊は、聴く人々の心を癒すって言われてるし、凄く楽しみだわ。」
彩乃「私もです!聖歌隊のコンサートなんて初めてですし!」
樹々「心を癒す歌声。是非堪能したい。」
康介「女子トークが盛り上がってるね。」
淳一「もう俺ら萎縮トリオだな。こうなると。冴子さんも誘うのか?」
優之「ああ。姉家族と両親も誘った。そしたら即OKって。」
淳一「麻美が居たら、誘ってあげたのになぁ。」
優之「ああ、妹さん?」
淳一「そっ。今地元の総合病院で働いてる。」
康介「ともあれ、来週のコンサートが楽しみだね。確かエリヤって、聖歌隊で一番難しい曲名だって聞いたけど。」
優之「その難しい曲名が歌える聖歌隊って凄いよな。」
10月20日。都内の大劇場。
優之「あっと言う間に当日が来たな。」
淳一「舞ちゃんはもうスタンバイしてる?」
有香奈「LINEしたら、聖歌隊の隊員の皆さんと待機中って。」
悠里「舞ちゃん緊張してるのかな?」
樹々「大丈夫。だと思う。」
冴子「私聖歌隊のコンサート初めてだわ。」
双葉「双葉も初めて!」
宗太郎「お祖父ちゃんも初めてじゃ!」
優之「おい親父。孫のペースに乗るな。」
冴子「お父さんまた双葉に甘えて・・・」
裕樹「良いじゃないか。お義父さん楽しそうで。」
翠「そうよ。双葉ちゃんもお祖父ちゃんに会えて嬉しいって言ってたんだから。」
冴子「お母さん、あんまりお父さんを庇わないでよ?ずっと祖父馬鹿になっちゃうわよ?」
翠「そお?」
紫「双葉ちゃん、元気してた?」
双葉「うん!元気だよ!」
奈々「双葉ちゃん可愛い♪」
優之「そうだ姉さん。親父。俺が仕送った金入った?」
冴子「ええ。バッチリ入ってるわ。」
宗太郎「だが良いのか?個展の売上金の半分を私達に。」
優之「親父と母さんの老後の資金と、姉さん達の生活費と双葉の養育費。家族だからこれまでの親孝行って事で受け取ってよ。」
翠「優之。あなたもまた立派になったわねぇ。」
宗太郎「流石、私達の自慢の息子だ!」
冴子「自慢の弟を持って幸せだわ。」
???「あら、皆さんお揃いね。」
全員「ん?」
そこで偶然出会ったのは・・・
優之「志歩!」
志歩「ハロー優之。茂成も。」
茂成「お前も来てたのか?」
志歩「ええ。諸星様に招待されてね。諸星様がプロデューサーのドラマの脚本を何本も執筆してくれたお礼にって。それに、最近アイデアが煮詰まってね。聖歌隊の歌声を聴いてリラックスしようと思って。」
優之「お前、諸星様プロデュースのドラマ何本執筆したんだ?」
志歩「えっと・・・ざっと20本。」
淳一「多い!でもどれもヒットしてるんだよね?」
志歩「ええ。8割がスカッと系ドラマ。どれも好評でね。」
宗太郎「お、そろそろ時間だ。」
優之「んじゃ、教会へ入ろっか。」
大劇場の客席に座った。
結衣「星川先生、新作の小説読みました!とても面白かったです!」
志歩「ありがとう。次の新作も楽しみにしててね?」
結衣「はい!」
茂成「結衣って、志歩のファン?」
紫「そうなんだよ。星川先生の新作が出る度に真っ先に買いに行く程だよ?」
奈々「私も読んだんですけど、どれも面白くて。」
優之「流石志歩だな。」
淳一「お。彼処に諸星様とニコさんが座ってる。」
大劇場のVIP席に諸星とニコとカイネとカイリが座ってる。
真奈美「あ、皆始まるよ?」
教会に15人の諸星聖歌隊が壇上した。ピアノの前に聖歌隊の衣装を纏った舞が立つ。
指揮者が一礼した。客席から拍手が響く。そして、諸星聖歌隊のハレルヤが始まった。
優之(ん〜。心まで癒される歌声・・・)
淳一(これが聖歌隊の歌の力かぁ・・・)
有香奈(安らぐわぁ〜・・・)
志歩(聖歌隊の歌声。生で聴くと迫力あるわぁ〜。)
真奈美(舞ちゃん上手だわぁ〜。)
全員が、諸星聖歌隊の歌声に魅了された。
舞(〜〜〜♪)
楽しくピアノを弾く舞の姿もあった。
聖歌隊のコンサートが終わった後。客達が満足した顔で帰る中。
舞「皆ー!」
そこに舞が駆け込んでやって来た。舞が真奈美に抱き付いた。
舞「皆どうだった?楽しかった?」
真奈美「ええ。とっても楽しかったわよ。」
悠里「心がとっても癒されたよ。」
裕樹「聖歌隊の歌声も素敵だったけど、舞ちゃんの演奏も素敵だったよ。」
舞「えへへ!ありがとう!」
双葉「舞。演奏心地良かったよ。」
舞「双葉ちゃんありがとう!」
ニコ「舞様。」
カイネ「舞ちゃん。」
そこに、諸星とニコとカイネと1人の女性が歩み寄って来た。カイリはニコに抱かれてる。
舞「ニコさん!諸星様!」
諸星「舞ちゃん。君の演奏、とても素晴らしかったよ。君の演奏が、隊員達の歌声を引き立たせてくれた。」
舞「ありがとうございます!」
優之「諸星様、そちらの方は?」
諸星「こちらは平中真鈴さん。諸星聖歌隊の元ピアニストだよ。」
真鈴「あなたが舞ちゃんね。あなたの演奏、とても素晴らしかったわ。私の代わりに演奏してくれてありがとう。」
舞「どういたしまして。えっと、体の具合が悪くて引退したんですよね?」
真鈴「そうなの。乳癌でね。だから治療に専念する為に引退したの。」
舞「・・・」
真鈴「でも大丈夫よ。諸星様の医術なら乳癌は治るわ。」
舞「良かった・・・」
諸星「舞ちゃん。君を是非この諸星聖歌隊のピアニストとして勧誘したいんだけど、どうかな?」
舞「え?」
真奈美「舞ちゃん。舞ちゃんの演奏なら、初めての人でも魅了出来るわ。」
悠里「そうだよ!舞ちゃんの演奏は間違い無いよ!」
佑美「頑張れ!舞ちゃん!」
舞「・・・はい!お願いします!」
真鈴「舞ちゃん。聖歌隊のピアノ、あなたに託すわ。」
舞「頑張ります!」
こうして諸星聖歌隊のコンサートは今回も人々を魅了させた。舞は諸星の推薦で諸星聖歌隊のピアニストとなった。
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
日高淳一:宮田俊哉
三峯悠里:近藤玲奈
竹下有香奈:大西沙織
松浦康介:寺島拓篤
新田樹々:佐藤亜美菜
三峯舞:大空直美
愛川佑美:伊藤美来
松浦彩乃:佐藤聡美
嶋村冴子:友永朱音
嶋村裕樹:興津和幸
嶋村双葉:久野美咲
愛川宗太郎:高木渉
愛川翠:ゆきのさつき
星川志歩:鬼頭明里
畦間茂成:上村祐翔
宗像紫:礒部花凜
日野結衣:堀内まり菜
坪川奈々:熊田茜音
平中真鈴:新井里美
諸星志揮:???
ニコ:???
カイネ:???
東山真奈美:後藤邑子
どっちが好き?
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