アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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66話・コラボ企画

10月21日。福島県須賀川市。特撮姉妹がYouTubeを撮影してる。

 

彩月「あなた達に教えるのはただ2人。私達よ!どうも特撮姉妹でーす!姉の彩月と!」

 

司沙「妹の司沙です!」

 

彩月「今日はなんと特別企画として、あのお方とコラボする事になりました!どうぞ!」

 

優之「どうも初めまして!インスタグラマーの優です!」

 

彩月「いやぁ〜優さん、本日はゲストとして出演して下さりありがとうございます!」

 

優之「いえいえどういたしまして。」

 

彩月「さて、今私達が立っている場所は何処かお分かりですか?」

 

優之「ん?」

 

周囲を見ると、ウルトラマンのモニュメントが沢山ある。

 

優之「勿論ですよ。福島県の須賀川市ですよね?」

 

司沙「そうなんです!なんと私達は、福島県須賀川市に居ます!優さん、須賀川市はご存知ですか?」

 

優之「知ってますよ勿論!特撮の神様である円谷英二さんの出身地ですから!」

 

彩月「優さんは来た事あります?」

 

優之「実は今年の6月に来た事あるんですよ。その日はモロスターアートの野外活動で、松明通りや円谷英二ミュージアムを回りましたから。」

 

彩月「諸星様と一緒に行ったって言う噂もあるんですが、本当なんですか?」

 

優之「本当です。諸星様とメイドのニコさんと一緒に行きましたから。」

 

司沙「羨ましいですね〜!さぞ至福の時間だったんじゃないでしょうか?」

 

優之「そうですねぇ。私が住んでるシェアハウスに諸星様の熱烈なファンが居まして。その場に居たら気絶していたでしょう。」

 

彩月・司沙「あははは!」

 

優之「それで、今日はコラボって聞いたんですけど、何をするんですか?」

 

彩月「実はですね、今日はこれをご用意したんです!」

 

そこに3台の電動自転車が並んで会った。

 

彩月「電動自転車をレンタルしたんです。これに乗って、あの須賀川特撮アーカイブセンターへ一緒に行こうと思いまして。」

 

優之「須賀川特撮アーカイブセンター!実は1度も行った事ないんですよ!」

 

 

 

 

 

 

電動自転車に乗り、須賀川特撮アーカイブセンターへ向かう。

 

彩月「どうですか優さん?自転車に乗りながら松明通りを通るのは。」

 

優之「あの時は徒歩で回りましたが、自転車に乗って回るとまた違う格別を感じますね。お2人はアーカイブセンターへ行った事は?」

 

司沙「ありますよ。ご両親が連れてってくれました。」

 

彩月「お父さんとお母さんがその情報をいち早く察知して、オープンと同時に家族で行きました。」

 

優之「お2人のご両親って本当特撮好きなんですね。想像すると、何か面白いですね。」

 

彩月「えへへ〜。」

 

 

 

 

 

 

須賀川特撮アーカイブセンターに到着。

 

彩月「さぁ着きました!須賀川特撮アーカイブセンターです!」

 

司沙・優之「イエエエーーイ!!」

 

彩月「どうですか?初めて来た感想は。」

 

優之「いやぁ〜やっとです!やっと来ました!もうずっと行きたかったんですよ!」

 

彩月「オープンした日は?」

 

優之「2020年の11月3日。11月3日は、あのゴジラの誕生日なんですよ。」

 

彩月「尚、ここからは動画撮影は禁止されていますので、スライドショーでお送りします!」

 

 

 

 

 

 

入り口。

 

彩月「あ!見て下さい!シン・ウルトラマンのスタチューがありますよ!」

 

優之「やっぱりシンプルなのに凄いオーラを感じますね。」

 

彩月「因みにですけど、ウルトラマンは元々カラータイマーがないのご存知ですか?」

 

優之「知ってますよ勿論。あの成田亨先生が元々カラータイマーを酷く嫌っていたんですが、1966年はカラーテレビの普及があんまり進んでいなくて、当時のスタッフ達が、カラータイマーの方が、警報と点滅音の表現によって戦闘中の緊張感を視聴者側にわかりやすく伝えられるからって言う結論に至った訳なんですよ。」

 

彩月「凄い!めちゃくちゃ的確じゃないですか!」

 

優之「因みに成田亨先生がカラータイマーを嫌った理由は、『人工的な機械が胸にデカデカとくっついている違和感』と、『宇宙の人間である宇宙人にロボットのようなピコピコ言うモノが付いている不自然さ』。って言う理由だったんですよ。」

 

司沙「そこまで調べてたんですね!流石ウルトラマンの専門家!」

 

 

 

 

先へ進むと。

 

司沙「あ!見て下さい!ここに巨神兵がありますよ!」

 

優之「巨神兵東京に現るの巨神兵ですね。」

 

彩月「父が観たって言ったんですよ。もう衝撃的だったって言ってました。」

 

優之「そうなんですね。ねぇねぇお2人さん。この後ろの背景、迫力ありますよ?」

 

彩月「凄い背景ですね。これ絵ですか?」

 

優之「絵なんですよ。あの特撮の背景画家、島倉二千六さんが描いた絵なんです。」

 

彩月「島倉二千六さん・・・初めて聞きましたね。」

 

優之「島倉さんは凄いお方なんですよ。今までの特撮や映画の背景を描いたレジェンドなんですよ。」

 

 

 

 

更に次へ進む。

 

彩月「あ!特撮のセットと道具がありますよ!」

 

優之「全て造形師達が作った小道具、そして戦闘機!どれも興奮しますな〜!」

 

 

 

 

2階へ行く。

 

司沙「お!こちらに樋口真嗣監督のパネルがありますよ!」

 

優之「平成ガメラシリーズ、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンなど多くの特撮を手掛けた名監督ですな。」

 

 

 

 

2階のミニチュア展示。

 

優之「ミニチュアセット。これを見ただけで興奮しますなぁ〜!この家の外観や内部まで細かく作られていますね〜!」

 

司沙「車も細かいですな〜!」

 

 

 

 

奥へ進むと。

 

優之「お!見て下さい!展示されてるあの背景画を!」

 

司沙「凄い背景画ですね!あれも島倉さんが?」

 

優之「そうなんですよ。全て島倉さんが描いた絵なんですよ。あの地球の絵、ガメラ大怪獣空中決戦で使用した絵なんです。」

 

彩月「地球の絵も描けるなんて凄いですね!」

 

優之「因みに、あの夕暮れの空。あれも絵なんです。」

 

司沙「え!?これ絵!?」

 

優之「黒澤明監督の遺作、まあだだよのラストシーンで使用されたんです。写真と見間違える程の画力。あのお方は素晴らしい!」

 

司沙「黒澤明って、あの世界の黒澤明監督!?」

 

優之「そう。そして黒澤監督は、島倉さんにお酌した事もあるんです。」

 

彩月「凄〜い!」

 

優之「尚、あの岡本喜八監督も島倉さんに惚れ込んだ人物で、彼の希望で、島倉さんに大山を描いてくれって頼んだ事もあるんです。」

 

司沙「大山?鳥取県にある?」

 

優之「岡本監督は鳥取出身。彼の葬儀で岡本監督は島倉さんが描いた大山に眠ったんですよ。」

 

彩月「凄い詳しいですね!」

 

 

 

 

 

 

須賀川特撮アーカイブセンターを出た。

 

彩月「さぁ!どうした優さん?初めてのアーカイブセンターは。」

 

優之「いやぁ〜、もう興奮が収まりません!やっぱり特撮は私の人生の一部ですから!これが無かったら、私の人生無かったと思います!」

 

司沙「特撮を生み出してくれた円谷英二さんに感謝しなくちゃ!」

 

彩月「そして優さんのお陰でまた新しい知識を身に付けました。ありがとうございます。」

 

優之「お役に立てて何よりです。」

 

司沙「優さん、来月公開されるゴジラ-1.0は観に行く予定ですか?」

 

優之「情報公開された時から観に行く予定を立てています。完成披露試写会のツイートを見たんですけど、今作は凄い評判が良いと噂されていますから、これは期待大ですね!」

 

彩月「皆さん、コラボ企画楽しめましたか?楽しんだ方は、チャンネル登録と高評価のボタンを押して下さい!」

 

司沙「それでは次の動画でお会いしましょう!せーの!」

 

彩月・司沙・優之「キエテ・カレカレータ!」

 

 

 

 

 

 

その日の夕方。コラボ動画がアップされた。

 

優之「もう既に40万再生突破してる。流石特撮姉妹。次のコラボ企画、何やるんだろうな。」

 

特撮姉妹のコラボ企画は、検討中。

 

『END』




         キャスト

      徳原彩月:松田利冴
      徳原司沙:松田颯水

      愛川優之:濱田龍臣

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