アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
愛川優之。佐賀県出身。彼は幼少の頃、父・宗太郎の影響でゴジラを見始めた。姉の冴子も父の影響でゴジラを見始めた。
それから優之は、宗太郎にウルトラマンを勧められ、ウルトラマンシリーズに目覚めた。
一方の冴子は、母の勧めでイケメンが出演する仮面ライダーとスーパー戦隊を見て、東映特撮に目覚めた。
優之はそれからずっとウルトラマン一筋。勿論アニメも見るが、ウルトラマンまっしぐらな人生を送っている。
11月25日。
優之「なんて事、ありましたなぁ〜。」
諸星「好きなものこそ上手なれ。優之君は楽しい人生を送れてるようで何よりだ。」
ニコ「好きな物を好きになる。それが人間ですものね。」
優之「はい。それで諸星様、何故ツブコン帰りの俺を諸星邸へ招いたんですか?」
今彼が居るのは、諸星邸の食堂。
諸星「まあまあ、それは後で話すよ。夕飯にしよう。」
優之「はあ。」
そこに、メイド長ソフィアと数人のメイド達が入って来た。
ソフィア「諸星様。ニコ様。お食事の用意が出来ました。」
諸星「ありがとう。」
食堂に料理が運ばれた。
ソフィア「どうぞ。」
優之「ありがとうございます。」
昼食は、普通のチャーハンと中華スープ。
優之「チャーハン?」
諸星「それには隠し味があるんだよ。食通の君なら分かるかもだよ?」
海斗「美味しそー!頂きまーす!」
チャーハンを食べる海斗。
海斗「美味しいー!」
優之「・・・・」
中華スープを啜る。
優之「うん。あんかけ風味の中華スープ。生姜も入ってて美味い。」
ニコ「最近寒いですから、温まりますね。」
優之「そして、何の変哲も無いチャーハンだな。」
普通のチャーハンを凝視しながら、一口食べてみる。
優之(ッ!?何じゃこの美味さ!!!え!?何これ!?これ、普通のチャーハンのはず!なのに何だこの深い味は!?)
心の中で衝撃を受けながらチャーハンをバクバク食べる。
ニコ「優之様、チャーハンに首っ丈ですね。」
優之「食材や見た目は普通のチャーハン・・・なのにこの深い味は何なんだ・・・?何か隠し味があるはず・・・」
諸星「さて、その隠し味は何かな?」
優之「卵?野菜?肉?ええ?どれだ?・・・・・・ん?まさか・・・・調味料ですか?」
諸星「気付いたようだね。さて、どの調味料か当ててみて?」
優之「胡椒・・・塩・・・油・・・諸星様、1発で当てて良いですか?」
諸星「どうぞ。」
優之「・・・・・塩ですか?」
諸星「・・・・・お見事。流石だね。」
ニコ「優之様凄いです!」
海斗「優之お兄ちゃん流石だよ!」
優之「塩は何を使用してるんですか?」
諸星「宮古島の雪塩だよ。」
優之「WAO!ギネス世界記録に載ってる宮古島の雪塩をふんだんに使ってる!流石諸星様!食材のみならず、調味料も拘ってますね!」
夕食後。
優之「あ〜美味かった〜。雪塩を使ったチャーハンなんて初めて食った〜。」
諸星「満足してくれて何よりだよ。」
優之「はい。あ、それで諸星様。俺を招いた訳をお聞かせ下さいますか?」
諸星「そうだったね。優之君は、諸星財閥のメイドの養成機関があるのを知ってるよね?」
優之「はい。メイド試験に合格した見習いモロメイドを集めて育成する養成学校・諸星メイドアカデミー。夜8時から8時半までの30分に授業が実施されていると。確か今、ニコさんが教官長を務めていますよね?」
ニコ「その通りです。メイド長のソフィアさんも教官を務めています。」
優之「それをどうして俺に?」
諸星「丁度今から、メイドアカデミーの授業があるんだ。それを君に見せたいと思ってね。」
優之「なぬ!?メイドさん達の授業参観ですか!?」
諸星「そうだね。」
諸星メイドアカデミー。
優之「おぉ・・・」
見習いメイドが実技を行っている。優之は諸星と海斗の隣の椅子に座って参観。
優之「この人達が、見習いの方々ですか?」
諸星「そう。俺が見出した未来のメイド達だよ。」
優之「何か、見てるこっちが緊張する雰囲気ですね・・・」
諸星「立派なメイドになる為、真剣に取り組んでいるからね。」
ニコ「それでは、諸星様と優之様にお茶を淹れて下さい。」
見習いメイドが、優之と諸星にティーセットを運び、ティーカップに紅茶を淹れる。
優之「・・・・・」
見習いメイドA「諸星様、海斗様、お茶をご用意しました。」
諸星「うん。ありがとう。」
紅茶を飲む。
諸星「うん。美味しい。」
海斗「とっても美味しい!」
見習いメイドB「優之様、紅茶を・・・きゃっ!」
優之「おわあ!?」
見習いメイドが躓き、優之のジャケットに紅茶が掛かってしまった。
優之「ありゃりゃ・・・」
見習いメイドB「ご、ごめんなさい!」
ニコ「優之様!大丈夫ですか!?」
優之「・・・いやぁ〜、ジャケットに新たなデコレーション完成ですね。」
見習いメイドB「え?」
優之「大丈夫ですよ。見習いは見習い。まだまだ分からない事があって、それを教わりながら経験を積むのが仕事ですから。」
見習いメイドB「優之様・・・」
優之「だから諸星様。俺に免じて、許してあげて下さい。」
諸星「そうだね。」
見習いメイドB「あ、ありがとうございます!」
優之「そうだ。俺から課題良いですか?」
見習いメイドB「え?」
優之「俺のジャケット、洗濯して下さい。」
諸星メイドアカデミーの実技終了後。
優之「おお〜。汚れが綺麗サッパリ!流石ですなぁ!」
紅茶で汚れたジャケットが綺麗に洗濯された。ジャケットを着る優之。
優之「あ〜。着た瞬間に溢れる良い匂いと、まるで新品の着心地。こりゃあ良い物ですなぁ〜。」
ニコ「気に入って貰えて何よりです。」
優之「見習いメイドはまだまだ実技を積むんですか?」
諸星「うん。彼女達は入ったばかりだから、一人前には程遠いね。」
優之「なら、1日でも早く立派なモロメイドになれるよう祈りましょうか。そうだ!諸星様、スケッチブックはありますか?」
諸星「勿論あるよ。」
優之「貸して貰えませんか?」
スケッチブックを借り、ペンを走らせる。
優之「出来ました!」
椅子に座ってる諸星とニコ、その周りにソフィアを始め、モロメイドと新人メイドが立っている絵が完成した。
優之「どうですか諸星様?新人メイド達がモロメイドの仲間入りの未来を見据えた創作絵です!」
諸星「これは凄いね!養成機関に飾っても良いかな?」
優之「どうぞどうぞ!」
メイドアカデミーに、優之が描いた創作絵を飾った。
夜8時。
優之「諸星様、今日はありがとうございました。」
諸星「また何かあったら招待するよ。それと、もし暇があれば何時でも遊びに来てね。」
ニコ「またお会いしましょうね。」
優之「はい。では。」
海斗「またね優之お兄ちゃん!」
優之「またね海斗君!」
バイクに乗って家路を急ぐ。
おあにた荘に帰宅。
優之「ただいま〜。」
淳一「おい優之!お前だけ諸星様に招かれるなんてズルいやろうだぞ!!」
帰った瞬間、淳一が泣きながら優之を責め始めた。
優之「しょうがないだろ?淳一お前、明後日まで提出するレポートがまだあって、それやってたんだろ?」
淳一「だからって・・・」
悠里「優之さん、しばらく淳一さんに睨まれるかもね。」
樹々「何時もの事。」
有香奈「今度は淳一君を連れて行ってあげようね。」
優之「俺は淳一の親か。」
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
日高淳一:宮田俊哉
三峯悠里:近藤玲奈
竹下有香奈:大西沙織
新田樹々:佐藤亜美菜
諸星志揮:???
ニコ:???
ソフィア:???
海斗:???
メイド:月村あさみ
伊香綾野
どっちが好き?
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アニメ
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