アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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78話・野外活動2:最大都市の世界遺産

2月2日。新宿バルト9。

 

優之「いやぁ〜、555見れた〜。」

 

冴子「20周年に相応しい作品だった・・・今年のCSMが楽しみだわ・・・」

 

優之「姉さん555好きだもんね。」

 

 

 

 

近くのカフェでランチ。

 

優之「今年は555を見て、2月にブレーザー、夏にデカレンジャー見なきゃだな。」

 

冴子「私はギーツそう言やあなた、来週にまた野外活動行くんだっけ?」

 

優之「ああ。しかも今回は、結衣が行きたがってた場所だ。」

 

冴子「何処なの?」

 

優之「それは・・・」

 

 

 

 

 

 

2月9日。プライベートジェット内。

 

カイネ「わぁー!雲が広ーい!」

 

佑美「雲海だよカイネちゃん。」

 

紫「雲に乗れるのかな〜?」

 

結衣「アンタ落ちるわよ?」

 

紫「雲が綿飴になったら良いな〜。」

 

奈々「それだと胸焼けしそうだね・・・」

 

同行者は、佑美とニコとカイネとソフィア。

 

優之「ニコさん、諸星様は仕事とかでお忙しいんですか?」

 

ニコ「はい。正月に発生した石川県の地震で諸星財閥が被災地で支援活動を行っております。諸星様も度々現地へ赴く日があるんです。」

 

優之「大変ですね。正月にまさか大地震が起きたなんて。」

 

ソフィア「はい。諸星様は、1人1人と被災者の方々と触れ合う事に情熱を注いでおります。」

 

茂成「流石諸星様ですね。なら、俺達も出来る事をやらなくちゃですね!募金とか復興を願う絵を描いたりとか。」

 

優之「だな。あ、ニコさん。カイリちゃんはお留守番ですか?」

 

ニコ「はい。メイド達が育児をしてくれていますのでご心配ありません。勿論、諸星様も育児に貢献してくれていますよ。」

 

優之「それなら安心ですね。」

 

 

 

 

 

 

そして、広島県広島市に到着。

 

結衣「ここが広島県ね・・・」

 

野外活動の舞台は広島県広島市。

 

茂成「広島かぁ・・・」

 

奈々「私初めて来たよ!」

 

紫「私も私も!広島って、お好み焼きと牡蠣が有名な所だよね?本場を食べてみたかったんだ〜!」

 

結衣「ちょっと紫。今日は野外活動の目的で来てるのよ?」

 

ニコ「まあまあ結衣様。グルメ巡りも野外活動の1つなんですから。」

 

ソフィア「その通りです。」

 

カイネ「私、広島なんて初めて来たよ。」

 

佑美「カイネちゃん。私も広島初上陸だよ。」

 

同行者は、佑美とニコとカイネとソフィア。

 

優之「何か、懐かしいな。」

 

紫「え?優之さん広島に来た事あるの?」

 

優之「実は俺、中学校の卒業旅行で広島に来た事があってな。その時色々食べ歩きしたな〜。」

 

紫「じゃあ広島に詳しいのは優之さんだね!」

 

優之「いや、そうでもないぞ?諸星様に聞いた所によると、同行してくれるソフィアさん。旅行が趣味で、広島の知識を把握しているって。」

 

ソフィア「広島の事なら、何でも言って下さい。」

 

紫「ソフィア先生!お願いします!」

 

茂成「しかし今見ると、男は俺とお前だけだな。」

 

優之「ちょっとしたハーレムだな。」

 

男2人。女9人。

 

 

 

 

広島駅の南口に出た。

 

カイネ「駅、工事しているね。」

 

優之「確か今、広島駅は再開発が進んでるって。完了は来年の春頃みたいだね。」

 

茂成「完成が楽しみだ。」

 

優之「皆、市電で行こう。」

 

 

 

 

広島電鉄・通称”広電”に乗ってある場所へ向かう。

 

紫「街並み凄いな〜!都会みたいだね!」

 

ソフィア「広島市は、中国地方最大の都市部なんですよ。」

 

優之「市内には、数多くの店が立ち並ぶ事で有名だ。」

 

カイネ「へ〜。ん?」

 

前に立つお婆さんを見たカイネが、座席から立った。

 

カイネ「お婆ちゃん。どうぞ。」

 

お婆さん「あら。ありがとうね。」

 

席を譲ってあげたのだ。

 

茂成「カイネちゃんしっかりしてるね。」

 

優之「ご年配に席を譲る。立派な行いだよ。」

 

 

 

 

 

 

紙屋町西駅に降りた。

 

紫「着いた!紙屋町!」

 

結衣「ソフィアさん。広島城って確かここら辺でしたっけ?」

 

ソフィア「はい。こちらです。」

 

 

 

 

広島城。

 

奈々「立派だね〜。」

 

優之「毛利輝元が築いた広島城。別名鯉城とも呼ばれている。そして、1945年に原爆投下で倒壊。しかし再建され、1989年の平成元年にリニューアルされて現在に至るって訳だ。」

 

茂成「原爆投下・・・惨いな時代だな。何度聞いても。」

 

 

 

 

 

 

折り鶴タワー。

 

佑美「わぁ〜!広島市が一望出来る〜!」

 

結衣「折り鶴タワーから見る景色は素敵ね〜!」

 

ソフィア「折り鶴タワーは、『復興と未来』をテーマに、明るい夢や希望を世界に発信する事を願う施設で、 そのシンボルマークとして、古来より『吉祥』や『再生』を表す『鶴』をモチーフに、ビルの建築的意匠スパイラルスロープを組み合わせ、鶴が群れをなし空高く舞い上がっていくさまをデザイン化にしたそうですよ。」

 

奈々「復興と未来。素敵なテーマですね。」

 

優之「そうそう。ここ滑り台もあるんだった。」

 

カイネ「滑り台!?私滑りたーい!」

 

 

 

 

滑り台を滑るカイネ。優之達は階段で降りる。

 

 

 

 

そして原爆ドーム。

 

優之「原爆ドーム。広島の世界遺産の1つ。」

 

茂成「テレビとかで見た事あるけど、リアルで見ると生々しいなぁ・・・」

 

 

 

 

原爆資料館。

 

紫「凄く惨い時代だったんだね。」

 

優之「何しろ、第二次世界大戦の真っ只中だったからな。8月6日に原爆が投下された事から、広島の8月6日は原爆の日になったんだ。」

 

茂成「同月の9日に長崎にも原爆が投下されたしな。」

 

 

 

 

 

 

原爆資料館から出た。

 

結衣「原爆ドームの歴史が知れて良かったわ。」

 

カイネ「見ただけで胸が苦しかったよ。」

 

奈々「見て?噴水が綺麗だよ。」

 

紫「ホントだ!」

 

原爆資料館の近くにある祈りの泉と言う噴水。

 

ソフィア「それでは皆さん。厳島神社へ向かいましょう。」

 

紫「どうやって行くんですか?」

 

結衣「さっきの広電で行くんでしょ?」

 

優之「いや、それよりも早く行ける方法あるぞ?」

 

元安川に停泊してる船。ひろしま世界遺産航路の船だ。乗船して厳島神社へ出港した。

 

 

 

 

 

 

45分後。厳島神社に到着。

 

紫「厳島神社キター!」

 

茂成「遂に来た神様の島!」

 

カイネ「あ!見てママ!鹿だよ!」

 

ニコ「まぁ可愛い!」

 

宮島に生息する鹿を発見。

 

カイネ「ご飯あげたら喜ぶかな〜?」

 

ソフィア「カイネ様、鹿への餌やりは禁じられています。」

 

カイネ「え?そうなの!?」

 

優之「宮島の鹿は山の中で植物などを食べてるから、餌やりすると市街地への誘導になりうる可能性があるから禁止されているんだ。」

 

カイネ「そうなんだ。ごめんね鹿さん。」

 

すると鹿は、カイネに近付いて顔を頬ずった。

 

カイネ「くすぐったいよ〜。」

 

結衣「カイネちゃんが気に入ったみたいね。」

 

奈々「可愛い〜♡」

 

”グゥ〜〜”

 

紫「あ、私お腹空いちゃった・・・」

 

ソフィア「もうお昼ですね。そろそろ昼食にしましょう。」

 

優之「ソフィアさん。俺美味い店知ってますよ。」

 

ソフィア「本当ですか?」

 

 

 

 

 

 

穴子と牡蠣まめたぬき。

 

紫「ん〜!牡蠣フライ柔らかくて美味しい〜!」

 

佑美「ホント!タルタルソースとの相性バッチリね!」

 

結衣「う〜ん!衣はサクサクで中の身はトロトロで美味しいわ!」

 

カイネ「そんなに美味しいの?」

 

ニコ「美味しいわよカイネ。食べてみれば分かるわ。」

 

カイネ「そうなの?」

 

ソフィア「はい。どうぞお召し上がり下さい。」

 

初めての牡蠣を実食。

 

カイネ「わ!美味しい!」

 

奈々「広島は牡蠣が有名なのは知ってたけど、あなごも有名だなんて初めて。」

 

優之「実は牡蠣自身が出す泥が海の底へ溜まって、海底が泥池になるんだ。その泥池へあなごの餌となる小魚や甲殻類が豊富に生息し始めてな。餌が豊富な牡蠣筏の海底に、あなごが集まってくる事から、広島・宮島はあなごが有名となったんだ。」

 

奈々「詳しいんですね!」

 

優之「来る前に色々調べたからな。」

 

茂成「お前ソフィアさんと張り合ってるのか?でもあなご丼美味いな。広島であなごが食えるなんて凄いな。」

 

優之「ん〜。脂がしつこくなく、少しあっさりしてて食べやすい。そしてタレとの相性も良い。そしてこの牡蠣フライ。衣はカリカリ。身は噛めば噛むほどクリーミーな味わいが口いっぱい広がって、まるで海のミルクを体現するかのような旨みだ。そして、タルタルを付けて食べれば、牡蠣のクリーミーな味とタルタルの酸っぱさが絶妙にマッチしてる。」

 

茂成「また始まったよ。お前の食レポ。」

 

カイネ「ママが言った通りだ。優之お兄ちゃんは料理を表現するのが上手だって。」

 

優之「あれ?そんなに有名俺?」

 

 

 

 

 

 

昼食後。

 

茂成「あ〜美味かった〜!」

 

紫「ねー!」

 

佑美「そろそろ神社行きましょっか。」

 

優之「お!潮が引いてる!今がチャンスだ!」

 

 

 

 

 

 

潮が引いてる間に、皆で大鳥居を間近で見る。

 

結衣「大きいわね・・・」

 

佑美「こんな近くで見れるなんて荘厳だね〜。」

 

結衣「ん?あれ?この大鳥居、地面に埋まってないわね。」

 

奈々「本当だ!台の上に乗ってるように見えるね。」

 

優之「杭打ちした上に乗せた石の上に自重で立っているだけなんだ。」

 

紫「え!?それだと倒れちゃうんじゃ!?」

 

優之「この宮島自体が神様の島と昔から言われていてね。大鳥居を埋める事が出来なかったんだ。でもきちんと補強工事されてるから。」

 

ソフィア「お詳しいんですね優之様。」

 

優之「ここに来るまで調べただけなんですけどね。」

 

 

 

 

 

 

宮島水族館でアシカライブで大盛り上がり。

 

 

 

 

ペンギン撮影会で仲良く撮影。

 

 

 

 

アザラシふれあいタイム。

 

カイネ「アザラシ可愛い〜!」

 

紫「おお〜!凄く柔らか〜い!」

 

茂成「ふむふむ。感触は布に近いな。」

 

佑美「優之君、アザラシ欲しいね。」

 

優之「世話大変そう。」

 

 

 

 

 

 

お土産屋でお土産を買った。

 

ニコ「それでは皆さん。モロスターアートへ戻りましょう。」

 

カイネ「私楽しかった〜!」

 

紫「また広島行きたいね〜!」

 

優之「姉さん達に土産たっぷり買ったし満足♪」

 

結衣「紫。帰ったら活動の絵を描くわよ。」

 

紫「は〜い!」

 

茂成「俺も色々描くかな。」

 

ジェット機に乗り、モロスターアートへ戻った。

 

 

 

 

 

 

午後5時。嶋村宅。

 

優之「姉さんコレ。広島のお土産。」

 

佑美「お義姉さん、本場のもみじ饅頭もありますよ。」

 

冴子「あらありがとう!」

 

優之「それと、広島で撮った写真。」

 

スマホで撮った写真を見せた。

 

冴子「あらいっぱい撮れたのね!あはは!カイネちゃん鹿ちゃんと戯れてて可愛い!もう絵は描いてるの?」

 

優之「ああ。紫達はもう描き上げたって。」

 

冴子「確かあの子達、個展開くって言ってたのよね?」

 

優之「まだ未定だけどね。でも諸星様がもうすぐ準備に入るって言ってた。」

 

冴子「楽しみね。」

 

野外活動広島編・完。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      畦間茂成:上村祐翔

      愛川佑美:伊藤美来

       宗像紫:礒部花凜
      日野結衣:堀内まり菜
      坪川奈々:熊田茜音

        ニコ:???
       カイネ:???
      ソフィア:???

      嶋村冴子:友永朱音

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