アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
4月7日。諸星邸。
ニコ「諸星様。春の季節が来ましたね。」
諸星「そうだね。ニコ、そろそろ恒例行事の準備を進めなきゃ。」
ニコ「はい。」
4月9日。モロスターアート。
紫「私達遂に高校2年生だね!」
奈々「先輩らしく頑張らなきゃだね!」
結衣「ちょっと。浮かれるのも良いけど、残ってる絵描きなさいよ。」
紫・奈々「は〜い!」
優之「3人の高校に新しい後輩が入って来たか。」
茂成「モロスターアートにも、沢山後輩入ってるけどな。」
優之「なら、こっちも更に先輩らしく頑張らなきゃだな。」
茂成「どっちが多く後輩からモテるか勝負しようぜ!」
優之「面白い!」
結衣「あっちの2人も張り切ってるわね・・・」
紫「楽しそう。」
奈々「だね。」
そんな会話をしていると、諸星とニコがアトリエに訪れた。
諸星「やあ。」
全員「諸星様!」
ニコ「紫様、結衣様、奈々様。ご進学おめでとうございます。」
奈々「ありがとうございます!」
茂成「諸星様。今日はどう言ったご用で?」
諸星「ゴールデンウィークに行われる恒例を伝えようかと。」
紫「お!アレの存在を忘れてましたよ〜!」
結衣「モロスターアートの人間が忘れてどうすんのよ。」
優之「アレって?」
茂成「そうか、優之は知らないんだったな。」
諸星「茂成君。君が代わりに教えてあげて?」
茂成「了解!実はゴールデンウィークに行われる恒例行事があるんだ。モロスターアートやモロダスト、そしてモロスターアスリートの新しい仲間達と俺達先輩達で楽しく遊んで親睦を深める。それが、春の親睦キャンプだ!」
優之「キャンプ?」
茂成「それだけじゃない。この3つ合同で親睦を深めるんだ。違う事務所でも、お互いを知ってお互いと仲良くなる。これが諸星様が企画した素晴らしい恒例行事なんだ。」
優之「何それ・・・めっちゃ楽しそう!って事は悠里達や氷川先輩も参加するって事か。」
茂成「そうなるな。」
結衣「それで、日程は決まっているのですか?」
諸星「4月30日。手続きは既に進めているよ。」
紫「キャンプ楽しみだね!」
4月30日。山梨県某所。広大なキャンプ場。
紫・奈々「凄く広ーーーい!!!」
広大なキャンプ場を駆ける2人。3つの事務所の新生達も走る。
優之「ここが・・・キャンプの舞台・・・」
茂成「な?広いだろ?ここ諸星財閥が所有する山なんだ。松茸や豊富な木の実等がいっぱい採れるし、ここ広大なキャンプ場。見てみろ。彼処に富士山見えるだろ?」
優之「諸星財閥の財力・・・改めて尊敬するわぁ・・・」
ニコ「どうですか優之様。」
優之「流石ですね。広大な自然に囲まれたキャンプ場なんて、贅沢極まりないですね。」
諸星「気に入ってくれたみたいだね。」
渚「お久し振りです。優之様。」
優之「あ、渚さん。ご無沙汰しております。どうしてここに?」
渚「実は、結衣お嬢様が諸星様にメイドである私を参加させてくれないかと交渉してくれまして。」
茂成「親睦キャンプは、同伴は禁止されているからな。この山の秘密とか漏洩される恐れがあるから。」
優之「やっぱり。それで許可を得て参加してるって訳ですね。」
渚「はい。諸星様も人手が多いと助かると申してくれまして。」
優之「諸星様はやっぱ寛大だな。」
翔太「よっ!愛川!」
優之「氷川先輩!」
翔太「俺も親睦キャンプ初めてだから。お互い頑張ろうな。」
優之「ですね。」
翔太「早速だけど愛川、いや優之。」
優之「え?」
翔太「今日から俺の事を名前で呼んでくれないか?俺もお前の事を優之って呼ぶから。」
優之「ではお構いなく。翔太先輩。」
翔太「OK。改めて宜しくな。」
諸星「さぁ皆。新しい仲間達と遊んで。」
親睦キャンプが始まった。モロスターアスリート組。
翔太「よし。モロスターアスリートのサッカーの卵達ー!集まれー!」
彼の号令でモロスターアスリートに入った新生達が集まった。
翔太「モロスターアスリートSTER FLYINGSの氷川翔太だ。俺達と一緒に、サッカーを楽しんで親睦を深めよう!」
新生達「はーい!」
翔太「まずはパスだ!行くぞ!」
モロダスト組。
響子「新しい子達が入って来たね〜!」
樹々「私、ちゃんと仲良くなれるかな?」
蛍「樹々ちゃん大丈夫!私達がフォローしてあげるから!」
悠里「そうだね。皆ー!お姉ちゃん達と遊ぼー!」
新生達「わーーい!」
モロスターアート組。
少女A「紫お姉ちゃん!お絵描きしよー?」
少女B「奈々お姉ちゃん!一緒に遊ぼー?」
少女C「あやとり教えて?結衣お姉ちゃん。」
紫「うん!一緒にお絵描きしよー!」
奈々「いいよ。何して遊ぼっか?」
結衣「どれどれ?ここね。ここはこうやれば・・・」
優之「皆楽しくやってるな。」
茂成「だな。」
少女D「茂成お兄ちゃん!あっちで皆でボール遊びしよー!」
茂成「お!集まってるな?よーし!お兄ちゃんも遊ぶぞー!」
新しく入った少年少女達に向かって走り出す。
優之「他の子達は・・・もう皆遊んでるな。誰か1人位は・・・お?」
1人で意気揚々でキャンバスに絵を描いてる1人の7歳程の少年を発見した。
優之「初めまして。愛川優之です。」
少年「あ、初めまして。」
優之「どんな絵を描いてる?」
少年「富士山だよ!」
描いてる富士山の絵を優之に見せる。
優之「おぉ〜!上手に描けてるね!」
少年「でしょでしょ?あ、僕は真吾って言うんだ!宜しくね!」
優之「宜しく。真吾君。」
2人は握手を交わす。
優之「それじゃ、真吾君に倣って俺も描こうか。」
スケッチブックを開いて、広大な草原で遊んでいる皆を描く。
真吾「優之さんって確か、創作イラストが得意なんだよね?」
優之「お?良い着眼点だね。昔からそう言うのが好きでね。ずっと描き続けてるんだ。」
真吾「でもどうして創作なの?普通の絵じゃダメなの?」
優之「勿論普通の絵も良いけど、俺的には普通だと満足しなくてね。そこで創作でアレンジを加えたんだ。そしたら俺の五感が絶頂したんだ。これはイケる!って。それから創作イラストを描くようになったんだ。そしたらさ、インスタで沢山のフォロワーが集まってね。」
真吾「凄いな〜!ねぇ!僕もやってみても良いかな?」
優之「それじゃ、俺がレクチャーしよう。」
創作イラストに挑戦する真吾を、優之が教えてあげる。
真吾「こう言う感じで良いかな?」
優之「そうそう。良い感じだよ。」
諸星「楽しそうだね、2人共。」
そこに諸星とニコが来た。
優之「真吾君、良い腕してますね。」
ニコ「はい。真吾君は小さい頃から絵描きが好きなんです。」
優之「真吾君は普段お家で何をしているんですか?」
諸星「実は真吾君、今諸星財閥系列の児童養護施設で暮らしているんだ。」
優之「それって、家庭で何かあったとか?」
諸星「うん。真吾君は両親から、優秀なお兄ちゃんに比較されぞんざいな扱いをされて来たんだ。俺が主催する絵画の発表会で、真吾君を児童養護施設に移ってモロスターアートへ通うよう勧めたんだ。」
優之「自分の子供に優劣を付ける親。クズの極みですね。」
諸星「優之君。真吾君の画力は確かだよ。彼もモロスターアートの期待の新生だ。」
優之「なら、先輩らしく後輩の実力を認めないといけませんね。」
真吾「優之さん!これでどうかな?」
出来上がった創作イラストを優之に見せる。夜の富士山の周りにキラキラ光る星々。笑顔で飛んでいる皆の絵が優之の目に映った。
真吾「どう?上手く描けてる?」
優之「これは・・・傑作だ!真吾君凄いよ!俺に負けないレベルの画力だ!」
真吾「え?本当!?」
優之「まさか・・・俺を超える新生が目の前に居るとは・・・何たる運命だ!」
ニコ「優之様、凄く感激してますね。」
真吾「ありがとう優之さん!僕嬉しいよ!優之さんみたいな人がお父さんだったら楽しそうだなぁ〜。」
優之「お父さん?お兄ちゃんじゃなくて?・・・まぁそれでも良いかも。」
茂成「おーーい優之ーーー!!」
優之「ん?」
茂成「バドミントンで遊ぼうぜーーー!!」
優之「真吾君も行く?」
真吾「うん!僕も遊びたい!」
優之「よっしゃー!俺のバドミントン捌きを見せてやるぜーーー!!」
バドミントンのラケットを持って茂成達の方へ走る。
夕方。キャンプ場に豪華な料理が並べられた。皆がそれぞれの料理を皿に装う。
紫「この貝美味しい〜!」
奈々「ビーフシチューも絶品!」
優之「しかし、これだけ多くの料理が並ぶなんて創立パーティーか豪華なバイキング位だな。」
茂成「でも沢山食べる子結構居るぞ?」
料理をガツガツ食べる子供達を見る。
茂成「モロダストの子役だなあの子達。まあ沢山食べるのが元気な証拠だ。」
優之「真吾君は?こう言うのは初めて?」
真吾「去年から参加してるよ。お陰で沢山友達が出来たんだ。」
優之「親睦キャンプって凄いんだな。」
茂成「因みに、俺が紫達と仲良くなったのもこのキャンプのお陰だ。」
紫「そうなんだよ!茂成さんの絵が凄くって私ビックリしちゃったんだよ!」
結衣「でも実際は紫が大人の世界に興味があるって理由だけどね。」
奈々「あはは。」
優之「うん。何となく思ってた。」
真吾「お姉ちゃん達も優之さんのお友達なの?」
奈々「そうだよ。優之さんそして茂成さんと同じアトリエに居るんだよ。」
真吾「今度皆さんのアトリエへお邪魔しても良いかな?」
紫「大歓迎だよ!毎日来ても良いよ!」
結衣「いやいや、毎日来ても真吾君に支障を来しちゃうでしょ?真吾君、あんまり紫の言葉に乗らないでね?」
真吾「でもお姉さん達とっても楽しそうだね。」
優之「毎日こんな感じさ。賑やかで楽しいよ。」
諸星「真吾君、楽しんでるみたいだね。」
真吾「はい諸星様!皆さん面白くて楽しいです!」
夜。それぞれのテントに入った。
優之・茂成組。
茂成「どうだ優之。初めての親睦キャンプは。」
優之「茂成ってこうやって仲間達と出会ったんだなって思ったよ。楽しいな。」
茂成「来年のキャンプ、新しい仲間が増えるのが楽しみだな。」
優之「ああ。なぁ茂成、真吾君は去年に会った事あるのか?」
茂成「勿論あるぜ?でも最初、家族の事で心を閉ざしてたんだけど、俺や紫達やモロスターアスリートの先輩方が優しく接してくれたお陰で仲良くなったんだ。」
優之「諸星様が教えてくれてたな。真吾君は家族からぞんざいに扱われてたって。自分の子供を何だと思ってるのか理解出来ない。」
茂成「道徳が外れた親は、子供を目障りか金稼ぎの道具としか思ってないんだろうな。」
優之「でも真吾君、めっちゃ楽しそうだったな。」
茂成「お前も真吾君と楽しく絵描いてたもんな。お前に新しい仲間が増えたな。」
優之「だな。さて、そろそろ寝るか。」
茂成「そうだな。おやすみ。」
優之「おやすみ。」
2人はぐっすり眠りに入った。
翌朝。皆が朝食のパンを頂く。
優之「いやぁ〜、ぐっすり眠れた〜。」
茂成「やっぱり大自然の中のキャンプは贅沢だね〜。」
結衣「ホラ紫。早く起きなさい。」
紫「ん〜〜・・・」
茂成「紫、これでも嗅げ。」
ガーリックトーストを紫の鼻に近付けると、紫が目覚め、ガーリックトーストを手に取った。
紫「はむっ!美味しい〜!」
優之「匂いで目覚めたか。」
諸星「皆、キャンプはどうだったかな?」
茂成「今年も最高でした!」
紫「また来年も楽しみたいです!」
ニコ「優之様はどうでした?楽しめましたか?」
優之「こんなに楽しいキャンプ、久し振りでしたよ。また来年も、沢山仲間作りたいですね。」
諸星「喜んで貰えて何よりだよ。そうだ皆、ドリームが完成したよ。」
優之「ドリーム!あのVRの!?」
諸星「今度、ロールアウト式典が諸星邸で行われるから招待するよ。」
茂成「マジか!流石諸星テクノロジー!」
奈々「私やってみたいな〜。」
結衣「勿論私もやってみたいわよ。あの時紫だけ楽しんでだから。」
紫「諸星様、今度も制限とかあるんですか?」
諸星「それは、当日のお楽しみだよ。」
優之「ドリーム。また新しい可能性を見出してくれるかもな。」
諸星主催の親睦キャンプは幕を閉じた。
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
畦間茂成:上村祐翔
宗像紫:礒部花凜
日野結衣:堀内まり菜
坪川奈々:熊田茜音
真吾:長谷川育美
三峯悠里:近藤玲奈
新田樹々:佐藤亜美菜
杉原響子:本渡楓
国生蛍:大野柚布子
氷川翔太:KENN
椎名渚:花守ゆみり
諸星志揮:???
ニコ:???
どっちが好き?
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