アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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91話・フィギュア撮影会

7月6日。東京都。

 

優之「うへぇ〜・・・暑い・・・」

 

今日も東京は猛暑日。炎天下の中歩く優之、佑美、淳一、悠里、有香奈、樹々の6人の姿が。

 

優之「やっぱり今年も暑いなぁ・・・」

 

佑美「だねぇ・・・日陰に入るだけでも暑いよぉ・・・」

 

淳一「暑過ぎて溶けちゃうぅ・・・」

 

有香奈「ああ!淳一君がスライムみたいに溶けてく!」

 

優之「何処か喫茶店で休むか・・・」

 

 

 

 

近くの喫茶店。

 

佑美「ふぃ〜!生き返る〜!」

 

淳一「ヒョー!メロンソーダ美味え〜!」

 

冷えたジュースで回復。

 

優之「あ〜、店内涼しい〜。」

 

有香奈「家に帰ってエアコンで涼しみたいね〜。」

 

優之「いやいやまだだろ。今から行く所があるんだから。」

 

そう言って取り出したのは、1枚のチラシ。

 

佑美「アキバフィギュアフォトショットフェスティバルだね。」

 

優之「これが昨日ポストに入ってたな。」

 

 

 

 

 

 

昨日の夕方。

 

優之『ん?何だこれ?』

 

おあにた荘のポストに入ってるチラシを見る。

 

優之『アキバフィギュアフォトショットフェスティバル?』

 

 

 

 

チラシを皆に見せた。

 

淳一『おお!この夏もやって来ましたか!』

 

悠里『今回はどんなフィギュアが出て来るんだろう?』

 

佑美『私達も自前のフィギュアを持って行かないとね!』

 

有香奈『楽しみだわ〜!』

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

優之「これって何のイベントなんだ?」

 

淳一「アキバフィギュアフォトショットフェスティバル。四季で必ず2回開催されるフィギュア撮影の祭典だ。自前のフィギュア、可動フィギュアを用いて用意されたジオラマで撮影するのもよし。フィギュアファンの方々と交流を深めるのもよし。更に自前のフィギュアが無くても、用意されたフィギュアで撮影するのも可能なんだ。自前のと合わせてクロスオーバーさせるのも出来る。」

 

悠里「淳一さんはそのイベントの常連なんだよ。」

 

有香奈「おまけにフィギュアフォトクラブの会員でもあるのよ。」

 

優之「成る程。だからウチにこのチラシが来たって訳か。」

 

淳一「しかも、バンダイやグッスマや海洋堂などが主催しているんだ。」

 

優之「面白そうだな。3企業が主催するイベントなんて。」

 

佑美「それじゃ!体力回復した事だし、会場にレッツゴー!」

 

 

 

 

 

 

ベルサール秋葉原。

 

優之「ベルサール秋葉原。ここでイベントがあるのか。」

 

淳一「よし!突撃ー!」

 

佑美・有香奈「ゴーゴー!」

 

 

 

 

 

 

アキバフィギュアフォトショットフェスティバル。

 

優之「おぉー!」

 

会場内には、幾つものジオラマとフィギュアがあり、大勢のフィギュアファン達がジオラマで自前のフィギュアを撮影している。

 

優之「これがアキバフィギュアフォトショットフェスティバル・・・!」

 

淳一「な?楽しそうだろ?」

 

フィギュアファンA「ん?おい見ろ!ゴッド淳一だ!」

 

フィギュアファンB「本当だわ!ゴッド淳一初めて見た!」

 

周囲のフィギュアファンが一瞬で淳一を囲んだ。

 

優之「な、何?ゴッド淳一?」

 

樹々「淳一さんはフィギュアファンの間で神のような存在。」

 

有香奈「光の加減やアングル。全てを拘って撮影してSNSに投稿した途端に有名人になってね。」

 

優之「おあにた荘に住んでから2年立った、初めて知った。」

 

淳一「皆〜!俺ファンの皆の対応があるから先に遊んでてくれ〜!」

 

ファンに囲まれてる淳一が手を振った。

 

樹々「行っちゃった。」

 

有香奈「さっ!たっぷり撮影会を満喫しましょ!」

 

 

 

 

フィギュア撮影開始。

 

有香奈「ん〜。美味しそうな光景ね〜。」

 

Fig à la mode中野一花をお菓子のジオラマに置いて撮影。

 

 

 

 

樹々「悠里さん、これでどう?」

 

悠里「良いよ樹々ちゃん!佑美さんもイカしてるよ!」

 

佑美「最強のコラボでクリアしてやるわよ!」

 

ゲームのジオラマに、FigmaキリトとFIgmaアスナとS.H.Figuarts仮面ライダーエグゼイドを並べてポーズを決めて撮影。

 

 

 

 

 

一方の優之は会場に並んでる色んなジオラマを見て回る。

 

優之「結構色々あるもんだな。月面に学校、宇宙にコンビナート。お!昭和の銀座まであるぞ!」

 

早速バッグからフィギュアが入ったボックスを取り出した。

 

優之「コイツとコイツだ。」

 

取り出したのは、S.H.Figuarts真骨彫製法ウルトラマンガイアV2とS.H.MonsterArtsゴジラ(2023)。

 

優之「後はこれを使おう。」

 

更に真骨彫ガイアのエフェクトパーツセットも出した。

 

優之「こうしてこうして・・・出来た!」

 

銀座を破壊するゴジラの前に、ガイアが降臨したシーンを作った。

 

優之「良いね〜。ずっとやってみたかったシーンが出来るね〜。」

 

そのシーンをスマホで撮影し、すぐにインスタとXに投稿。

 

優之「ジオラマはあんまり作らないから、こう言うの売ってたら欲しいなあ。えっとお次は・・・お!大空のジオラマ!!」

 

S.H.Figuarts真骨彫製法ウルトラマンダイナを用意。

 

優之「どれにしようかなぁ〜?コレだ!」

 

会場に用意されてるFigmaミロのヴィーナスを合わせたサモトラケのニケと天使像を使って、ジオラマに置いた。

 

優之「サモトラケのニケの左右に天使像をスタンドで浮かせて・・・んでアングルを調整して・・・ここだ!」

 

ダイナがサモトラケのニケと天使像と戦うシーンをローアングルから撮影し、インスタとXに投稿。

 

優之「良いね良いね。次回作のインスピレーションが浮かんで来るね〜。次は・・・夜桜ののジオラマ・・・お!?」

 

 

 

 

一方の淳一は、ファンから解放されやっと会場に戻って来た。

 

淳一「ふぅ〜疲れた〜。」

 

佑美「淳一君おかえりなさい!」

 

淳一「お。皆楽しんでるみたいだな。」

 

有香奈「勿論!今回も沢山撮りまくってるわよ!」

 

淳一「およ?優之は居ないのか?」

 

樹々「まだ撮影してると思う。」

 

悠里「あ。彼処に。」

 

 

 

 

その優之は今、夜桜のジオラマに、S.H.Figuarts真骨彫製法ウルトラマンティガ(2023版)とタケヤ式自在置物 KT-023 金剛夜叉明王 着彩を置いている。

 

優之「カラータイマーを赤に換えて。」

 

ティガのカラータイマーを赤に換える。

 

優之「良いね。37話の花を連想するねぇ〜。」

 

ティガが金剛夜叉明王にゼペリオン光線を放つシーンを撮影。

 

淳一「凄え充実してるな。」

 

優之「今までこんなイベント知らなかったからな。めっちゃ楽しい!ってか、毎回チラシ来てるのに何で俺は見れてなかったんだ?」

 

淳一「あ、それは・・・俺が第一発見者になってすぐに部屋に持ち込んだんだ。帰ったら今までの見せてやるよ。」

 

 

 

 

 

 

帰宅し、淳一が部屋からこれまでのアキバフィギュアフォトショットフェスティバルのチラシを全て見せた。

 

優之「めっちゃあるやんけ・・・」

 

淳一「2年前に優之に教えてやろうと思ってたんだけど、イベントの事が頭いっぱいで言い損ねちゃって。」

 

優之「もうちょっと周り見ような?2年前のお前。」

 

淳一「すんまへん・・・」

 

優之「お!早速いいねやフォロワーがまた増えてる!」

 

佑美「こっちもいいねが増えてるね〜!」

 

有香奈「ねぇ優之君。月曜まで開催だからこの2日間イベントに行こうよ!」

 

悠里「日替わりでジオラマやフィギュアが変わるからね。」

 

優之「イイなそれ!あ、なあ淳一。お前ジオラマとか作れる系?」

 

淳一「ああ。作れる系男子だぞ俺。」

 

優之「俺にジオラマの極意を教えてくれ!俺が理想するジオラマを作りたくなって!」

 

淳一「宜しい!なら俺の事はジオラマ師匠と呼んでくれ!」

 

優之「お願いします!ジオラマ師匠!」

 

樹々「何かコントみたい。」

 

佑美「ジオラマかぁ。私も作ってみたいな〜。」

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      新田樹々:佐藤亜美菜
      愛川佑美:伊藤美来

       ファン:山本祥太
           橘龍丸

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