進化する人々   作:奥歯

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流星塾
流星塾生


翌日、轟の一件で一悶着あった後、結花の助けもあってなんとか事を納めることができた。その翌日。今日のHRは少し様子が違っていた。それは謹慎中であるはずの緑谷と爆豪が教室にいたのだ。

 

「なんでデク君と爆豪君が?謹慎中のはずじゃ...?」

 

「それは僕にもよくわかんないんだ。相澤先生が教室に来いって言っていたから...」

 

「............」

 

ここに来るように言われた緑谷と爆豪も理由はわからないようだった。その時、教室の扉が開かれると相澤が入ってくる。相澤は教壇に立ち、A組たちを見つめる。しばらく黙って見つめていると相澤は口を開いた。

 

「みんなおはよう」

 

「「「「「「おはようございます!」」」」」

 

相澤が挨拶するといつものように挨拶をするA組たち。そして相澤は何か資料のようなものを取り出すと今日のHRを始めた。

 

「では朝のHRを始める。お前らも気になっているだろうが、謹慎中のはずの緑谷と爆豪をここに呼んだのには理由がある。その理由を今から説明する」

 

そう言って相澤は持ってきたプリントを生徒たちに配っていく。生徒たちは配られたプリントを見るとそこには聞いたこともない名前が書かれていた。

 

「流星塾?」

 

「なんすかこれ?」

 

「それを今から説明するんだ」

 

生徒たちは流星塾という聞き馴染みのない名前に首を傾げているが巧だけは違った。巧は以前仮免試験でアクセルフォームを使い一瞬で試験を終わらせてしまった後で、その流星塾生たちが試験を受けている様子を見ていたのだ。流星塾はスマートブレインが設立した児童養護施設であり、スマートブレインということは巧や緑谷に何か関係のあることだと確信する。

 

「流星塾。スマートブレインが設立した児童養護施設で、塾生数はたったの21人。最近設立したばかりだから実績は何もないが、あるとすればこの前の仮免試験では第一試験で全員3分以内に同時にクリア、第二試験では数名を除いてほぼ全員90点以上を取っている」

 

「マジかよ!?」

 

「あの競争を3分以内で...!?」

 

「しかもほとんど90点以上取ってるのかよ...」

 

あの仮免試験をほとんどの生徒が高得点を取っており、おまけに全員合格しているときていた。ここA組でも実力がトップもある爆豪と轟が落ちてしまうほどの厳しい審査のある試験だったのにも関わらず。

 

「俺たちは今からそこに向かう。今回はB組と合同だ。スマートブレインの社長から直々にお誘いがあってな。なんでも、今後に向けて交流を深めていきたいとのことだ...。まぁ、正直に言うと俺も詳しいことはわからん」

 

相澤本人も詳しいことはよくわかっておらず、そのことに巧はますます怪しんだ。

 

「すぐに出発だ。お前らコスチューム持っていけよ」

 

そう言われてA組たちはコスチュームを持ってバスがあるグラウンドへと向かった。その道中、麗日がスマートブレインについて話し始めた。

 

「スマートブレインって、デク君たちが行ってたとこやんね?」

 

「うん。あの時は会社の方に行ってたけど、流星塾なんて初めて聞いたな...」

 

そんな話をしながらA組たちはバスにのある場所に着き、その後すぐにB組も着いた。ここでしばらく出発の時間まで待機だ。するとB組から物間が煽煽る気満々の顔でA組たちの方を向いた。

 

「あれあれ〜?A組の中に確か謹慎中の人が2人いたはずなんだけど、なんでそこにいるのかな〜?」

 

もはや物間の煽りを見てもいつもの感じになってきて慣れてきた者もチラホラいる。当の2人は何も言い返せないので黙っていた。

 

「謹慎中のはずなのにここにいるなんておかしくな〜い?なんでここにいるのかな〜?」

 

懲りずに調子に乗って煽りまくってくる物間に周りは呆れていると、隣にいた結花が顔を出してきた。

 

「物間さん。耳障りなんで黙ってくれませんか?」

 

「はい...」

 

やんわりと毒を吐かれた物間は俯いて黙ってしまう。あのうるさい物間を一瞬で黙らせてしまう光景にA組は驚いているが、B組にはいつもの光景なのか反応は薄かった。その後、出発の準備が整ったので、雄英生徒たちはバスに乗り込む。それぞれ席に着くとバスは出発した。バスの中では目的地に着くまでに暇を持て余すので皆談笑などをしていた。そんな中で巧はバスに揺られながらこれから向かう流星塾について考えていた。

 

(スマートブレインのことだ。絶対に何かある。特に俺や出久と関係があるはずだ...)

 

こんな風に巧は今回の件に何かあると考えていると、隣にいた耳朗が声をかけてきた。

 

「ねぇ乾。どうしたの?」

 

「ん?ああ、なんでもねぇ。そうだ。着くまでに暇だから音楽聴くか?」

 

「え?う、うん...。今日は何聴くの?」

 

「ボストンだ」

 

なぜか恥ずかしそうにしている耳朗に巧は気づくことなく耳朗にイヤホンを片方を渡した。そしてスマホから音楽を流す。流れてくるのはBostonのMore Than a Feelingだ。目的地に到着するまで2人は曲を聴きながら時間を過ごした。

 

●●●

 

雄英を出発しておよそ1時間半ほど経ったころ、周りはどこかの山奥に来ていた。そこでバスは少し広い場所で停車し、生徒たちはバスを降りていく。止まった場所はパーキングエリアではなく、整備がされただけのただの広場であった。周りは木々に囲まれており、日が入りにくくなっているため少し肌寒い。

 

「ここ?」

 

「何もねぇぞ」

 

生徒たちは辺りを見渡すが、山奥なので見えるのは当然木々ばかり。鳥のさえずりも聞こえてくるのだが、雰囲気も相まって不気味さを醸し出していた。

 

「もしかしてまたあれじゃないよね...?」

 

「やめろ思い出したくない」

 

生徒たちの頭によぎったのは林間合宿での魔獣の森。ここも森であるためまたあのようなキツい目に遭うのではないかと生徒たちは不安がっていた。しかしそんな不安を相澤が否定する。

 

「そんなことはしない。お前らここにきた目的忘れたのか?今からこの道を通る。ここからは歩きだ」

 

ひとまず安心すると、ここから歩いて目的地に向かうらしい。一応、道は整備されているものの、意外と傾斜があるため歩くのがキツい。先も見えず、周りが同じような景色ばかり続いているため、生徒たちは長い時間を歩いているような感覚に陥っていた。

 

「スマートブレインが設立した児童養護施設っていうからどんな豪華な設備があるんだと思ってたけど...!なんでこんな道歩かされなきゃなんねぇんだよ...!スマートブレインって意外とケチな会社だったりするわけ?」

 

「峰田君!人の悪口を言うんじゃない!これも何か理由があるはずだ!」

 

「理由があんなら教えてくれよ!」

 

ストレスで愚痴をこぼす峰田を指摘する飯田。正直周りも峰田と同じ気持ちであった。そんな中、段々と足腰に疲労を感じ始めたころ、突然視界が開けていく。そこには木々が生えておらず、広々とした場所であった。そしてその真ん中にポツンと木造の家が一つだけ建っていた。

 

「ここ...?」

 

「あれが流星塾なのか...?」

 

「おいおい本格的にケチな会社なんじゃねぇのか!?」

 

皆、想像していたものよりもかなりこじんまりとした建物に困惑していると突然その家の扉が開き、1人の女性が姿を現した。

 

「皆さんこんにちわー♪」

 

扉から姿を現したのはスマートブレインのイメージガール兼社長秘書のスマートレディであった。

 

「あ!この人テレビで見たことある!」

 

「おー!生で見たの初めてだな!」

 

皆、初めて見るスマートレディの姿を見て大騒ぎしている中、スマートレディが人差し指を上げる。それを見た生徒たちは一瞬にして静かになった。静かになったのを見計らうと、スマートレディは話を始める。

 

「皆さん遠路はるばるお越しいただきありがとうございまーす♬今日から皆さんには合同学習として、流星塾に行ってもらいまーす♫」

 

「え?先生ここじゃないんですか?」

 

「詳しいことは知らん」

 

てっきりこの場所が目的地だと思っていた生徒たち。教師も何も知らされていないため、ここが目的地だと思っていたらしい。困惑している中、スマートレディは説明を続ける。

 

「それはこの中に入ってからのお・た・の・し・み・です♬」

 

そう言ってスマートレディは木造の建物の扉を開けた。

 

「それじゃあみなさんはここに入って下さーい♪ちゃんと順番づつ入ってくださいね♩割り込みダメですよー♩」

 

スマートレディに言われるがままに生徒たちは建物の中に入っていく。その中はやはり想像通りというべきか、木造建築らしい古めかしいというべきか、奥ゆかしいというべきか、なんとも言い難い内装だった。しかしそれよりも気になったことは、この建物の中には誰もいないということだ。生徒たちが困惑する中、スマートレディは全員が建物の中に入ったのを見計らって扉を閉めた。そしてその扉の横にあった内装に似つかわしくないタブレット端末を操作する。

 

「それではみなさん♬しゅっぱーつ♫」

 

すると建物が一瞬だけ揺れるとすぐにその揺れは収まった。一体何をしているのか理解ができない周りは唖然としていると、スマートレディは扉を開ける。

 

「到着でーす♪みなさんお疲れ様でした♬」

 

生徒たちは扉の向こうを見て驚愕する。先程まで見渡す限りの木々しか見えない山の中だったはずなのに、扉の向こうには青々とした空と真っ白な雲、透き通った海や白い砂浜が見える海岸だった。

 

「え!?」

 

「なんで!?さっきまで山の中だったのに!?」

 

「どうなってんだ!?」

 

生徒たちは建物を飛び出し、辺りを見渡す。そこはまさに孤島であり、見渡す限りでは水平線しか見えない。生徒たちはいつのまにか山の中から何処なのかわからない島に一瞬で移動したのだ。その時、八百万がスマートレディに質問した。

 

「あの!ここは一体どこでなんすか!?」

 

「だいたい太平洋の真ん中の辺りでーす♬」

 

「「「「「太平洋ぉおお!!!?」」」」」

 

スマートレディが言い放った言葉に生徒たちはさらに驚愕する。太平洋の真ん中は日本から約8500kmも離れている。そこにある島に一瞬で移動したのだ。スマートブレインの技術力は計り知れないなと感心していると、スマートレディが注目を集めるように声を出した。

 

「皆さーん♫ちゅうもーく♬」

 

スマートレディの呼びかけに生徒たちは全員振り向く。そしてスマートレディは説明を続けた。

 

「この無人島はかつて文明があったとされ、およそ5000年前に地盤の沈下により殆どの島の部分が海に沈んでしまったみたいです♩そこに我々スマートブレインが設立した児童養護施設、流星塾を建てました♬」

 

スマートレディが手をかざす方を見ると、そこには一際目立つ立派な屋敷が鎮座していた。全員ここが流星塾なのだと確信する。そしてスマートレディがいつから持っていたのかわからないスマートブレインのマークの入った旗を取り出し、雄英たちを案内した。

 

●●●

 

案内されている間、生徒たちは周りを見渡す。生徒たちが歩いている場所はしっかりと鋪装されており、周りの景観を損なわないようデザインされていた。人の手が加えられていない自然は、日本ではあまり見られない植物や、動物たちが見えていた。もう少し歩いていくと滝の音が聞こえ、音のする方を振り向くと小さな滝が見える。水は光の反射で輝くほど透き通っており、滝壺もエメラルドグリーンの色をし、底が見えるほど透き通っていた。まさに大自然が生み出した美しさに、生徒たちは感動を覚えていた。

 

「すげぇ〜...!」

 

「こんな綺麗な場所があったなんて...」

 

「いいなぁ〜」

 

そうこうしているうちに、流星塾の前にたどり着く。近くで見てみるとより一際大きく見え、その豪華な外装に皆圧倒されていた。

 

「近くで見ると迫力が...」

 

「豪邸やん...」

 

「私の家より大きいですわ...」

 

皆流星塾の豪邸さに呆然としていると、目の前にあった門が開き出す。全員その門に注目していると、そこから1人の男が現れた。

 

「遠路はるばるお越しいただきありがとう。雄英高校の諸君」

 

「テメェは...!」

 

「あん時の...」

 

「え?何お前ら、知り合い?」

 

「インクヒーロースクイド!」

 

生徒たちの目の前に現れたのは巧たちを警察署から出したヒーローであるスクイドだった。周りはスクイドと聞いてもあまりピンと来ず、一体誰なのかと疑問に思っていると、相澤だけは反応が違った。そんな相澤にスクイドは振り向いた。

 

「久しぶりだな相澤」

 

「まさかお前がここにいるとはな...。戸田(とだ)

 

「え!?相澤先生も知り合いなの!?」

 

まさかの2人の関係に、周りは驚く。2人は一体どういった関係なのか、全員気になっていると、スクイドこと戸田が話を始めた。

 

「まずは自己紹介を...。私はここ流星塾生の教師を務めているインクヒーロースクイド。本名は戸田英一(えいいち)。私はメディア露出はあまり好きではないのでね。知らないのは無理はない。自己紹介はこれくらいにして、中に案内しよう。ご苦労だったスマートレディ」

 

「はーい♬それでは私はお仕事が残っているので皆さんさよならー♫」

 

するとスマートレディの周りから突然無数に青い蝶が現れ、スマートレディの周りを囲む。その様子に周りは驚き、特に虫嫌いの甲田がビビり散らかしていた。そして青い蝶が飛び去っていくと、スマートレディの姿が見えなくなっていた。おそらくあの蝶はスマートレディの個性なのだろう。スマートレディの蝶が見えなくなったのを見計らい、戸田は雄英たちを案内した。

 

「それじゃあついて来るんだ」

 

「あの、さっきの個性は勝手に使ってもいいのですか?」

 

戸田が歩き出そうとした時、緑谷がさっきのスマートレディの個性について質問してきた。戸田は緑谷の方に振り返るとそのことについて説明する。

 

「仕事上必要な個性だからね、スマートブレインが個性を使えるよう国に申請してあるのだよ」

 

「そ、そうなんですか...」

 

流石はスマートブレインの権力だなと感心していると戸田は再び歩き出し、雄英たちも一緒に歩き出して門の中に入っていった。

 

●●●

 

門の中に入ると案の定中の庭園すら豪邸であり、周りには噴水やいくつもの石像などがあった。ふと巧はその中の四体の石像を見てあることに気づく。

 

「どうしたの乾?」

 

「おいあれ、ビートルズじゃねぇか?」

 

「え?あ、ほんとだ。あ!エルヴィス・プレスリーもある!」

 

なぜかこの庭園には、様々なロックスターの石像があった。なぜ、すべてロックスターの石像なのかと疑問に思う。そうこうしているうちに、流星塾の扉の前に止まった。すると扉が雄英生たちを迎え入れるように開き、その中を入っていく。中も当然豪邸であり、煌びやかな装飾に絵画などが飾られていた。

 

(あの絵...。レッドベリーか)

 

(あ、チャックベリーだ...)

 

ここにも音楽界で名を連ねた者たちの絵が飾られていて、ここにいる流星塾生たちは相当音楽好きなのだろうと巧と耳朗は思っていた。しばらく長い廊下を歩いていると扉の前に止まった。戸田はドアノブに手をかけ、扉を開き、部屋の中に入っていった。するとそこには何人かの者が席に座っており、一斉に雄英生たちを見る。

 

「お前たち、雄英高校の者たちだ。挨拶しろ」

 

席に座っていた者たちは席から立ち上がり、雄英生たちの前に立つ。少し緊張した空気が流れ、雄英生たちは冷や汗を流すが、その空気を壊すように赤色の長髪を後ろに結んだマンバンヘアの男子生徒が口を開いた。

 

「流星塾にようこそ!みんなよろしく!」

 

「体育祭見てたよー!あれすごかったね!あれ!あの、あれのあれ!なんだっけ!」

 

続けてピンク色のツインテールの髪をした女子生徒も話しかける。見た感じでは雰囲気は悪くなくむしろ明るい雰囲気で雄英生たちは安堵する。その時、オレンジ色の髪をした男子生徒が巧の方を見る。

 

「お!仮免の時の一番のやつじゃん!久しぶり!」

 

「え?乾知り合い?」

 

「顔だけだ」

 

その時、戸田が前に出て会話を遮る。

 

「挨拶はこれくらいにして、自己紹介といきたいところだが、人数が多いから簡単なプロフィールを配る。目を通しておいてくれ」

 

そう言って戸田はプリントの束を取り出し、生徒たちに配っていく。生徒たちはそのプリントに書かれた塾生の写真付きのプロフィールを見た。

 

青沼(あおぬま)真一(しんいち)

個性 空間

ヒーロー名 サレンダー

身長 176cm

年齢 16歳

 

明智(あけち)(れい)

個性 刀

ヒーロー名 サブスティテュート

身長 176cm

年齢 16歳

 

阿部(あべ)里奈(りな)

個性 鉱石

ヒーロー名 バーン

身長 172cm

年齢 16歳

 

新井(あらい)(けん)

個性 進化

ヒーロー名 ピアノマン

身長 180cm

年齢 16歳

 

伊藤(いとう)麻美(まみ)

個性 性質変化

ヒーロー名 ファンタジー

身長 156cm

年齢 15歳

 

犬飼(いぬかい)彰司(しょうじ)

個性 エレメント

ヒーロー名 エクリプス

身長 178cm

年齢 16歳

 

太田(おおた)信吾(しんご)

個性 光

ヒーロー名 デスペラード

身長 185cm

年齢 17歳

 

上条(かみじょう)晴子(はるこ)

個性 メルヘン

ヒーロー名 セシリア

身長 163cm

年齢 16歳

 

河内(かわうち)勇樹(ゆうき)

個性 原子核

ヒーロー名 ジ・エンド

身長 177cm

年齢 16歳

 

木下(きのした)(つばさ)

個性 エネルギー

ヒーロー名 リトルウィング

身長 178cm

年齢 16歳

 

木村(きむら)沙耶(さや)

個性 糸

ヒーロー名 ペニーレイン

身長 170cm

年齢 15歳

 

澤田(さわだ)亜希(あき)

個性 音

ヒーロー名 ギミーシェルター

身長 176cm

年齢 15歳

 

神道(しんどう)貴久(たかひさ)

個性 水

ヒーロー名 ロンリーハート

身長 180cm

年齢 16歳

 

高宮(たかみや)航太(こうた)

個性 ブースト

ヒーロー名 ビートイット

身長 178cm

年齢 16歳

 

徳本(とくもと)恭輔(きょうすけ)

個性 重力

ヒーロー名 エヴリ・リトル・シング・シー・ドーズ・イズ・マジック

身長 189cm

年齢 17歳

 

西田(にしだ)清高(きよたか)

個性 眷属

ヒーロー名 99.5

身長 176cm

年齢 16歳

 

(ひびき)銃吾(じゅうご)

個性 闇

ヒーロー名 スターレス

身長 185cm

年齢 17歳

 

三原(みはら)修二(しゅうじ)

個性 ウェポン

ヒーロー名 ペーシェンス

身長 177cm

年齢 16歳

 

棟宮(むねみや)のぞみ

個性 浄化

ヒーロー名 レイレディレイ

身長 154cm

年齢 15歳

 

百瀬(ももせ)つよし

個性 サイキック

ヒーロー名 フェードトゥブラック

身長 176cm

年齢 15歳

 

山吹(やまぶき)カリン 

個性 星

ヒーロー名 エイジャ

身長 176cm

年齢 17歳

 

「全体的に年上だな...」

 

「何このヒーロー名...。長っ...。なんて読むのこれ...」

 

皆、流星塾生の簡単なプロフィールを読んで口々に話す。そんな中、巧はあることに気がつく。

 

(こいつらのヒーロー名、全部洋楽だな...)

 

流星塾よとのヒーロー名が全て洋楽となっていたのだ。先ほどの石像といい、絵画といい、流星塾生はよほどの洋楽好きなのだろう。そして巧の他に、耳朗もあることに気づいていた。

 

(澤田亜希って...)

 

耳朗はLips And Tongueキャップを被り、ヘッドフォンを首にかけた澤田亜希の方に視線を向けていた。

 

「とりあえず自己紹介は終わりだ。そして早速だが...」

 

「オルフェノクについての授業っすよね!」

 

「....そうだ。そしてその後は...」

 

「合同実技っすよね!」

 

「.....その通りだ。代わりの説明ありがとう高宮。そして次に邪魔したら承知せんからな」

 

「ごめんなさい...」

 

オレンジ色の髪をした男子である高宮航太は戸田の説明を邪魔をして怒られてしまう。気を取り直して戸田は説明を続けた。

 

「高宮が言ったように今から始めるのはオルフェノクについての授業だ。世界にオルフェノクの存在が知られてしまった以上、今後のオルフェノクについての事件に関わっていくために知っておかなくてはいけない。少しでも理解をしてもらいたい。そして流星塾と雄英高校の交流を深めていくための合同実技の以上2つだ。では早速行う。全員席につけ」

 

そう言って流星塾生は席につき、雄英生徒とその教師も指定された席についた。そして全員が席についたのを見計らい、戸田は授業を開始した。

 

「それでは授業を開始する」

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