オラリオに平穏を求めるのは間違っているだろうか? 作:悪魔野郎
レベルニまでは何とか理解し得るが、レベル三を超えると常人には理解できない強さへ至る。故に更にその上位のレベルに至った者達による伝説が数多く存在する。
ここでは最も冒険者という兵器のヤバさを解りやすい伝説を語ろう。
『空島崩落事件』
それは派閥の団長同士の喧嘩だった。
一人はヘラ・ファミリア団長『女帝』
一人はゼウス・ファミリア団長「マキシム」
そして──アストレア・ファミリア団長『聖騎士』
三人はそれぞれの分野において最高峰の実力を持っていた。そして、最強は誰かという論争をする為の材料でもある。
まあ、ぶっちゃければ神様達の娯楽に付き合わされた哀れな子供達ということだ。『聖騎士』は二人を止めるために仲介したらしいがゼウスがヘラになんかしたという話で直ぐ様諦めた。
更に最悪だったのは二人共
下手をすれば街にも被害が出る戦いを予想した『聖騎士』の取った行動は
戦いを縮小するならば可能と考えた『聖騎士』は己の魔法と魔導具の合技による環境改変と言っても差し支えない技を行った。
それは不思議な空間だった。一つのダンジョンと言っても良い大規模な空に浮く島々。水も木も土もすべてが本物。空中に存在するという以外完全な自然そのもの。
結論を言えば、『聖騎士』の勝利で終わった。
ギルドによるストップが入ったのもあるが、聖騎士の得意な戦場においては他の二人も手も足が出なかった。
それでも、生み出された空島のうち7割は消滅したが。
ちなみに後に3人はこの戦いを「二度とやりたくない」と語った。
さて、『聖騎士』の話しよう。
二つ名の由来は騎士のごとく甲冑と兜を被り常に顔を隠し、ダンジョンに
戦闘スタイルの殆どが不明。様々な魔導具を作り万を超える戦闘スタイルを持つと言われているが詳細は不明。
唯一、速攻魔法を所持していることが確認されている。
そして、かなりの子供好き。公園に行けば子供達に群がられ遊びに付き合う羽目になる光景が何度も確認されている。また、日用品雑貨等の商品の制作にも関わっており、一般人からの人気がかなり高い。
アストレア・ファミリア唯一の男でもあるが、ハーレムを望んでいる訳ではなく女性が苦手な模様。本人曰く、「あの人達を女性として見ることはないと思う」とのこと(この後、団員にボコボコにされたらしい)
──追記、『聖騎士』オラリオ追放により記事の廃止