重力少女のヒーローアカデミア   作:縞猫

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斥流陰子vsヴィラン連合

 雄英高校の訓練施設、USJにヴィラン連合が攻め込んできた。

 黒い霧の男の個性が一年A組の生徒たちに襲いかかる。

 飯田君や13号先生のおかげで何人かは難を逃れたが、はっきり言って状況は最悪だ。

 

 なので私は躊躇うことなく一段階の抑制解除を行い、ドーム状に展開された黒い霧に向けて、力いっぱい拳を振り抜く。

 

「吹き飛べ!」

 

 ドームの内部には一年A組の皆が囚われている可能性がある。

 今の私は手加減したオールマイト程度の力に抑えられており、右ストレートを離れた場所から放ったことで衝撃波が発生した。

 

 そして広範囲に広がった黒い霧を、一瞬で吹き飛ばす。

 

「なっ!?」

 

 まさか自らの個性をかき消されるとは思わなかったようで、飛ばされた先で寄り集まった霧状のヴィランが思いっきり動揺していた。

 

「貴女は、まさか!? 二代目オールマイト!?

 

 私をの姿を見たヴィランの顔色が、明らかに変わった。

 噴水の前から距離があったし、普段は小柄の幼女なので気づかなかったのだろう。

 

 けれど今は、黒い霧のヴィランは無視だ。

 一年A組の皆の安否のほうが気になる。

 

「戦いたいなら、あとで相手をしてあげる。少し待って」

 

 向こうの最終目的は、オールマイトを殺すことだ。

 しかしヒーロー科の生徒や教師にも、危害を加えるのは間違いない。

 

 だが私はこの場の全てのヴィランに対して、恐怖や脅威とは感じなかった。

 

 むしろ心配なのは、自分よりも弱い人たちに被害が出ることだ。

 私の目の前で人が死ぬと寝覚めが悪くなるため、それだけは阻止しないといけない。

 

 幸いなことに黒い霧が晴れた向こうには、一年A組の生徒が集まっていた。

 

「飯田君、皆は無事?」

 

 自分の近くに居る委員長に尋ねると、すぐに全員の安否を確認して答えてくれた。

 

「あっ、ああ! 斥流君のおかげで、全員無事だ!」

 

 それは何よりと、ホッと息を吐く。

 そして離れた場所に居たヴィランは跡形もなく消えており、私は首を傾げる。

 

「逃げた?」

「きっと斥流さんに敵わないと思って、戦略的撤退をしたんだろうね」

 

 13号先生の発言で、私はなるほどと頷く。

 

 何にせよ、我が身に降りかかる火の粉は払う。

 なので立ち塞がるヴィランは、全員ぶっ飛ばす。

 

 皆が無事なのは良いが、途中で襲撃される可能性はまだ残っている。

 黒い霧でワープされたら厄介この上なく、私はこれからどうしたものかと考えていた。

 

 すると13号先生が、飯田君に向けて大声で話しかける。

 

「委員長、キミに託します!

 学校まで走って、このことを伝えてください!

 警報が鳴らず、そして電話も圏外になっていました!」

 

 確かにこの場に留まっていても救助は期待できないし、今はイレイザーヘッドが戦っているが長くは保たないだろう。

 

 時間が経っても復旧される様子がないので、何処かに妨害系の個性持ちが隠れている可能性が高い。

 つまり学校にUSJの現状を伝えることは不可能であり、この場に留まっていても状況は悪くなる一方なのだ。

 

「それを見つけ出すより! キミが走ったほうが速い!」

「しかし! クラスの皆を置いていくなど、委員長の風上にも!」

 

 飯田君は迷っているようで、クラスの皆も内心では怖いのだろう。

 だがそれでも、彼の説得に回っていた。

 

 ちなみに私は割りと危機敵状況も関わらず、相変わらずマイペースだ。

 嘘偽りのない素直な言葉を口にして、自分なりに励ますことにした。

 

「たとえヴィラン連合が襲ってきても、私一人で返り討ちにできる。

 だから行って! 飯田君!

 

 全く怖がっていない私が声をかけると、皆の視線が一斉に集まる。

 

「斥流君、それは本当か!」

「本当。全力を出すまでもない」

 

 完全解放では周辺被害が酷いことになる。

 たとえヴィランを倒せても、学校の施設を壊した責任を取らされてしまう。

 賠償金を請求されるのは嫌なので、可能なら一段階で何とかしたい。

 

 脳みそ丸出しの敵は一筋縄ではいかない予感がするものの、それでも抑制解放のランクを上げれば何とかなる。

 

 おかげで飯田君の説得に効果があったようで、彼は真剣な表情で小さく頷く。

 さらに13号先生とクラスメイトが後押しする。

 

「救うために! 個性を使ってください!」

 

 飯田君も覚悟を決めたようで、もう心配はいらないだろう。

 

「……さてと」

 

 取りあえずこっちは何とかなりそうなので、私はUSJの噴水近くに視線を向ける。

 

 相変わらず相澤先生が大勢を相手に奮闘しているが、そういつまでもスタミナが保つはずがない。

 できれば彼が力尽きる前にオールマイトか他の先生たちが異常に気づき、救助に来て欲しい。

 

 だが現実は厳しく、飯田君がどれだけ早くて知らせても間に合わないだろう。

 

「13号先生、皆をお願い」

 

 なので私は後ろを振り向き、13号先生だけでなく一年A組の生徒たちに微笑みながら声をかける。

 

「私は相澤先生を助けてくる。

 このままだと、やられちゃうし」

 

 私は返事を聞いたり振り返ることなく、階段から広場に向かって飛び降りる。

 

「相澤先生!」

 

 抑制を解除した状態は、常に輝く謎の粒子を放出してとても目立つ。

 

 さらに大声で呼びかけたのだ。

 降下地点のイレイザーヘッドだけでなく大勢のヴィランも、私の存在に気づいたようだ。

 

「斥流か!」

「もう大丈夫! 何故なら! 私が来た!」

 

 いつもの決め台詞を口に出しつつ、蹴りの姿勢を取る。

 相澤先生が私の意図に気づき、その場から急速離脱した。

 

「重力加速! 二倍!」

 

 目標は敵が大勢固まっている場所で、高速の蹴りを放つ。

 加速を得るのに問題ない距離であり、ヴィランも驚き戸惑っていたので逃げる時間はない。

 

「ぐわあああっ!!!」

「何だとおおお!!?」

「二代目オールマイトだとお!?」

「奴が居るなんて、聞いてねえぞおおっ!?」

 

 人を避けて当てた地面には、小さなクレーターができた。

 衝撃波が起きて、巻き上げられた土煙が周囲に広がる。

 多くのヴィランが為す術もなく吹き飛び、阿鼻叫喚の地獄となった。

 

 今の攻撃で敵戦力を大きく削ったが、まだ終わっていない。

 

 腕をたくさんつけたヴィランが、重い腰を上げたのだ。

 そして安全地帯に退避して呼吸を整えていた相澤先生をめがけて、勢い良く突進してくる。

 

 イレイザーヘッドは接近に気づき、迎え撃つために操縛布を振るう。

 

 拘束には成功したが、抹消の個性の特性を読まれた。

 瞬きで解除された隙を突かれて接近を許し、奴の手で掴まれた部位がみるみる崩壊していく。

 

「相澤先生から! 離れろ!

 

 私はヴィランと相澤先生の重力を操り、強制的に引き離す。

 そのまま駆け寄って怪我の具合を確認すると、肘の辺りの服がボロボロに崩れていた。

 

「問題ない! かすり傷だ!」

 

 幸いなことに崩壊したのはヒーローコスチュームだけで、肉体に到達する前に引き剥がせたようだ。

 しかし敵の個性は強力で、状況によっては私でもやられる可能性がある。

 

「厄介な個性!」

「「お前が言うな!!」」

 

 何故か相澤先生と、敵であるヴィランがツッコミを入れる。

 

 言い返したいところだが、そんな暇はなかった。

 動きを止めた私に、他のヴィランが次々に襲いかかってきたのだ。

 

「選手交代! 相澤先生はサポートをお願い!」

「生徒を前に立たせたくはないが! 合理的な判断だ!

 

 そう言ってイレイザーヘッドは私の後ろに下がり、スタミナ切れで疲労した体を少しでも休める。

 私の予想通りで、強がってはいるが相当無理をしていたようだ。

 

 私は襲いかかってくるヴィランの攻撃を避け、殴る蹴るで情け容赦なく地面に沈めていく。

 手加減はしているので死にはしないが、それでも一撃受けただけで起き上がれなくなる程のダメージを与える。

 

 そのまましばらくは相澤先生を休ませるため、近寄ってくる敵を一方的に叩きのめしていく。

 だがある程度の時間が経ったことで、重力操作で引き剥がした手付きのヴィランが起き上がってきた。

 

「普段の仕事と、勝手が違うんじゃないか?

 イレイザーヘッドが得意なのは、あくまで奇襲からの短期決戦じゃないか?」

 

 自分がイレイザーヘッドについて知っているのは、個性と名前と容姿ぐらいだ。

 まあ他人の仕事やプライベートにそこまで興味がないのもあるが、手付きのヴィランは良く調べている。

 

 敵の話を聞いている間も、私は作業的に向かってくる敵を叩き潰す。

 内心では緑谷君みたいな大ファンか、相澤先生のストーカーのどっちかなと変な勘ぐりをしてしまう。

 

「それとも真正面から飛び込んできたのは、生徒に安心を与えるためか?」

 

 精神攻撃は基本と、何処かで聞いたことがある。

 今の相澤先生は相当無理をしているし、後方支援に徹しても疲労はなかなか回復しない。言い返す元気もないようだ。

 

「格好良いなぁ。格好良いなあ!

 

 私は彼の発言を聞いて若干引きつつ、相澤先生も厄介なファンに絡まれたものだと内心で同情する。

 

「ところでヒーロー。本命は俺じゃない!

 

 こっちが雑魚処理に追われている間に、相澤先生の背後には巨大なヴィランが立っていた。

 

 しかも、それだけではない。

 重い拳が、容赦なく振り下ろされようとしている。

 私は個性によって先生を退避させようと考えたが、今からでは間に合わない。

 

「重力加速! 二倍!」

 

 幸い距離は近いので、跳躍速度を上げることによって強引に間に割り込む。

 相澤先生の前に立ち、敵の攻撃を受け止める。

 

「くうっ!?」

 

 けれど相手の拳は、私の予想よりも速くて重かった。

 相澤先生に危害が及ぶことはなかったが、無理な姿勢で割り込んだのでガードが間に合わない。

 思いっきりぶん殴られて、小さな体が地面に叩きつけられる。

 

「教えてやるよ。二代目。

 そいつが対平和の象徴、怪人脳無!

 

 私は怪人脳無によって地面に叩きつけれ、うつ伏せになってしまう。

 だがそれだけでは済まずに、巨大なヴィランに伸しかかられて片腕を握られる。

 

「斥流!」

 

 相澤先生が個性を抹消しようと試みるが、脳無は異形系で効果がない。

 イレイザーヘッドは悔しそうに舌打ちし、それを見た見た腕付きの少年が得意気に笑う。

 

「個性を消せる。素敵だけど、なんてことないね。

 圧倒的な力の前では、つまりただの無個性だ」

 

 私の腕を握る力が段々と強くなっていき、さらには頭部を強引に持ち上げて、地面に何度もぶつけてくる。

 

「そして、いくら二代目オールマイトだろうと、脳無には勝てない」

 

 手付きのヴィランの煽りが鬱陶しい。

 実際には私は殆どダメージを受けていないが、確かに脳無は強い。

 一段階のパワーでは、脱出できそうになかった。

 

「……変! 身!

 

 なのでここは二段階の抑制解除を行い、肉体を急成長させる。

 

「いい加減! 退いてっ!

「何っ! コイツ! さらにパワーが!?」

 

 腕と頭部を掴まれて酷い目に遭っていたが、別に怪我はしていない。

 先程よりも煌めく粒子の量が増えて二年ほど歳を重ねた私は、小学生高学年ほどの体格になる。

 

 そして巨大な敵の腕力に抗い、強引に立ち上がった。

 けれどここまで力を解放しないと、脳無からは逃げられなかった。

 確かにオールマイト並みのパワーがあり、とても厄介な敵である。

 

「落ちろ!」

 

 私は脳無に顔を向けて認識することで、敵の重力を逆転させる。

 おかげで脳無のバランスを崩すことに成功し、そのままの勢いで体を捻って素早く回し蹴り放つ。

 

「変な手応え!」

 

 脳無と呼ばれた怪物を蹴っても、何故か衝撃が殆ど伝わらない。

 ならばと私は奴の腕を掴み、遥か遠くに投げ飛ばす。

 

「……ふう」

 

 ようやく背中が軽くなり、大きく息を吐いた。

 

 ヴィラン連合の親玉も、今の私は知らなかったようだ。表舞台では初のお披露目になる。

 何にせよ向こうの最高戦力である脳無の実力はわかったので、問題なく勝てるだろう。

 

 ただし、この状態になるのは久しぶりだ。

 手加減に失敗したら相手を殺してしまうので、これからぶっ飛ばすヴィランを前に軽く柔軟体操しておく。

 

 すると今まで何処に隠れていたのか、黒い靄状のヴィランが手付きの少年の前に転移してきた。

 

死柄木弔(しがらきとむら)

「黒霧、13号を殺ったのか?」

 

 私たちが目の前に居るのに気にせず、彼らは会話を続ける。

 

「残念ながらそこの二代目に阻止され、散らしそこねました」

「はぁ!?」

 

 先程のウキウキは何処へやら、死柄木弔(しがらきとむら)は明らかに不機嫌になる。

 それだけではなく、何やら喉の辺りを手で掻き始めた。

 

黒霧! お前! お前がワープゲートじゃなかったら! 粉々にしたよ!」

 

 しかし情緒不安定なヴィランなわけではなく、彼はすぐに冷静になる。

 

「流石に何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。

 あーあ! 今回はゲームオーバーだ! ……帰ろっか」

 

 ここまで大規模な襲撃を仕掛けてきたのに帰るのかと、私は柔軟体操をしながら拍子抜けしてまう。

 

「あっ、そうだ。帰る前に、平和の象徴としての矜恃を。

 少しでも! へし折って帰ろう!

 

 こっちもちょうど体をほぐし終わったので、迎え撃つのに問題はない。

 だが突っ込んでくる死柄木弔(しがらきとむら)を見据えたところで、私の足元に突然黒い霧が広がる。

 

「これはっ!?」

 

 まるで踏ん張りが効かずに体が沈んでいき、やがて腰から下が見えなくなる。

 私は急ぎ脱出しようと重力を逆転させるが、それを読んでいたのか黒霧(くろぎり)はゲートを閉じる。

 

「引きちぎる!」

 

 腰のあたりがキツく締めつけられたが、それだけである。

 しかしお尻がゲートに詰まって、なかなか脱出できない。

 脳筋ゴリ押しで無理やり逃げ出すこともできるが、ヒーローコスチュームが破れてしまう。

 修繕費用が無料とはいえ私は痴女ではないので、なるべくならもっと穏便に済ませたい。

 

「馬鹿な!? ゲートを閉じても引きちぎれない!?

 何という頑強さだ!

 

 超重力下での日常生活に比べれば、この程度は何てことはない。

 けれど今すぐに脱出するのは難しく、死柄木弔(しがらきとむら)も急速接近中だ。

 

「ううむ、どうしたものか」

 

 身動きができないピンチな状況でも、普段のマイペースさが表に出てくる。

 

 だが不安定な姿勢は力加減が難しく、やりすぎてヴィランを殺す可能性が出てくる。

 コインを高速で射出したところで、自分はこの場を動かないので効果範囲が狭く軌道を読まれやすい。

 避けられるか、ゲートの個性で無力化されそうだ。

 

「相澤先生! 任せた!」

 

 ならばここは、相澤先生に任せようと大声をあげる。

 それと同時に死柄木弔(しがらきとむら)の指が、私に触れた。

 

「ちっ! 本当格好良いぜ! イレイザーヘッド!」

 

 相澤先生の個性抹消のおかげで、彼の崩壊は不発に終わる。

 

「好機!」

 

 お互いが触れるほどの至近距離で、動きが止まった。

 これなら不安定な足場でも、力加減がしやすくなる。

 

 私は絶好の機会を逃すことなく、カウンターを叩き込もうとする。

 

「危ない! 死柄木弔(しがらきとむら)!」

 

 だが突如、私の目の前にワープゲートを出現した。

 そこに右ストレートが吸い込まれそうになる。

 

「そうはいくか!」

 

 黒い霧はワープゲートだと言っていたし、既に何度も見ている。

 私は繰り出した拳だけピンポイントに重くして、強引に軌道を変えた。

 

 その結果、自分の足元を勢い良く殴りつけることになる。

 当然のようにオールマイト並のパワーなので、地面に大きなクレーターが形成された。

 

 またもや衝撃波や轟音や広がり、土煙が盛大に舞い上がる。

 おかげで死柄木(しがらき)は吹き飛ばされ、黒霧も風圧を受けて一時的に個性の制御が利かなくなった。

 

 私はその隙を逃さずに重力を逆転させることで、不安定な足場から脱出する。

 

「いい動きをするなぁ。増強系の個性とか、お前もオールマイトのフォロワーかぁ?」

 

 吹き飛ばされた死柄木(しがらき)は受け身を取り、私も少し離れた地面に足をつけて彼と対峙して一息つく。

 

「増強系じゃない。重力操作」

 

 すぐに訂正したが、オールマイトのフォロワーでないと言ったら当人がガッカリしそうだ。

 なので、そっちは黙っておくことにした。

 

「さて、仕切り直し」

 

 先程投げ飛ばしたはずの脳無が、いつの間にか死柄木(しがらき)の隣に立っていた。

 しかも向こうも怪我をしている様子はないので、これから第二ラウンドが始まる。

 

 そんな雰囲気が流れて私もバックアップの相澤先生も呼吸を整えて身構えた。

 

 だがその直後に、USJの入口付近から轟音が響き渡る。

 正面ゲートが何者かに蹴破られたのだ。

 

「大丈夫! 私が来た!」

 

 ヴィラン連合の殺害対象、平和の象徴オールマイトだ。

 そして私たちにとっては、頼もしい援軍である。

 

「わぁ、コンティニューだ」

 

 死柄木(しがらき)が何を考えているかは、相変わらず良くわからない。

 だが私は、何故だが妙な胸騒ぎがした。

 このままオールマイトに選手交代して、めでたしめでたしとはいく気がしなかったのだった。

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