幻想の賢者はトップ動画配信者を目指すようです。   作:架空柿

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 前回のプロフィールで書き忘れてたのここに書いときます。
嫌いな物:ペガサス、カメ、龍、カワウソ、オオカミ
メンバーシップ名:地獄レストラン


実験と交渉/配信風景

 藍が全国油揚げ堪能旅の中、紫はある動画を3時間程探して、ようやくその動画を見つけた。

紫「再生回数、登録者数共に0。『万引きしてみたwwwww』。ようやく見つけたわ、『無名すぎて炎上すらしない動画』。この動画の『無と有の境界』が吃驚(びっくり)する程偏ってて今後一生、発見されることは無いでしょうね。」

 紫はスキマから火打石と打ち金を取り出した。

紫「ただ、よく燃える素質は有るわね。」

 紫はあることを知りたかった。それは『こちらから動画に干渉した場合、影響はでるのか』という事である。紫は2つを打ち合わせ、火の粉が出ることを確認した。そして画面付近の『二次元と三次元の境界』を弄り、画面のなかに手を入れ、打ち合わせた。さっき確認した通り火種は問題なく発生、動画は着火された。みるみるうちに燃え、紫の手は火傷しかけるほど火が大きくなるのと同時に、再生数が凄まじい速度で増加していくのが見えた。

紫「コメントも避難の嵐。こちらから干渉はできるのね。それに他の健全な動画には全く燃え移らない。やっぱり素質が必要なのかしら。」

 動画を閉じると既に動画は消えていたが『murmuring』では動画の切り抜き、投稿者の個人情報が晒されていた。

紫「ま、覚えとこうかしらね。」

 紫は火打石と打ち金をスキマに戻した。

紫「そういえば次の動画の出演者探さないと。」

 紫はスキマに入った。

        ~妖怪の山~

 紫は妖怪の山にある河童のアジトの中に出た。

にとり「おっと、あんたか。」

 そして、目的はすぐ見つかった。

紫「外の世界の『海』で水を使ってみたいかしら?」

にとり「なんだ急に?詳しく聞かせてくれ。」

紫「貴方は自由に能力を外の世界の海で使って良いわ。ただ、私はその様子を活動写真、動画にして世界中にその様子がみれるようにするわ。動画にすることを撮影と言うんだけど撮影開始の時に挨拶と途中で一回だけ指令出すからその指令に従ってくれれば飽きるまでやってて良いわ。」

にとり「良いね。乗った。」

紫「じゃあ、早速行きましょう。」

 紫はスキマを開き、にとりの境界を弄り、問題なく能力を使えるようにした。2妖はスキマに入った。

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 ある日のVCabler『饕餮尤魔』の雑談配信風景の一部。

尤魔「こんてつ。饕餮尤魔だ。」

 尤魔はその女子高生を思わせるような声とは裏腹に男性的なカッコいい方面の口調、配信中に見せる天然、寝落ちなどで人気になり、短期間で20万の登録者を獲得した。

尤魔「今日は雑談していくぞ。まあ適当なコメントを拾って返すだけだが。」

コメント『初見です。チャンネル概要のプロフィールの嫌いな物の理由は何ですか?』

尤魔「お、初見か、感情置いてけよ。」

 先割れスプーンが出る。

尤魔「ま、それは置いといて。『ペガサス、カメ、龍、カワウソ、オオカミ』が嫌いな理由?言ってなかったか?地獄で私は巨大組織の長だったんだ。それで対立組織の長がペガサスのやつとカメと龍のハイブリッドの『吉弔』ていう種族のやつでそいつらの部下がカワウソの霊とオオカミの霊なんだ。」

コメント『じゃあ好物の理由は?』

尤魔「旨いから。」

コメント『旨いからww』『石油って旨いのか…』『今度友達の石油王に貰って飲みます。 4500円』

尤魔「お前らは真似すんなよ?あとハイチャ(ハイパーチャット)ありがとな。」

コメント『最近は眠れてますか?』

尤魔「まあまあだな。まあ配信中も含めてだが。」

コメント『じゃあ眠れてなくね?』『大丈夫?おじさんが膝枕しようか?』『10000円』

尤魔「無言赤ハイチャ辞めてくれ。自分の生活とか大事にしてくれよ?」

コメント『わかりました 10000円』『9999円』『すいません 10000円』『子供の修学旅行費です 100000円』

尤魔「ちょウェイター!?黒ハイチャまで!」

 ネットの団結力は謎である。とある無言赤ハイチャを皮切りに赤ハイ祭りが始まってしまった。尤魔は祭りを強制終了(配信終了)した。

コメント『良い子だね。 10000円』




 ねっとのだんけつりょくはこわいなー。(追記:後半の配信風景書いてるときある黒狐が頭に浮かびました。)
 語録
ハイチャ…ハイパーチャットの略称。ハイパーチャットとはLIVE中のコメントの内、配信者に直接お金が入り、他のコメントより目立つようになるコメントの事。

黒ハイ…100000円のハイチャの色のみ黒のため、この名が付けられた。この黒ハイチャは特別で50000円までの赤ハイとは違い、配信者が返却することもできる。返却を選ぶ配信者が多い。(今回の尤魔もそうである。)
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