幻想の賢者はトップ動画配信者を目指すようです。   作:架空柿

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 のーこめ


大天狗様は事情を知る/『ソニウムライブ 幻想期生』

     ~妖怪の山 大天狗専用部屋~

 紫は大天狗の一人、『飯綱丸龍』が生活する部屋にスキマを通して出てきた。

龍「賢者様か。プライバシーも糞もないな。」

紫「それはどうも。」

龍「誉めてないんだよなぁ……それで、どうしたんだ?」

龍「外の世界で星々をこういう感じに移動させてくれるかしら?」

 紫は地球平面説のために必要な星の移動を示した絵を見せた。

龍「『地球平面説』だったか?烏天狗の誰かがこれに関する新聞を書いてたな。」

紫「文々。……」

龍「それじゃない。外の世界と言ったな?私は消滅したりしないのか?」

紫「大丈夫よ。河童と妖精で実験したわ。」

龍「なら大丈夫か。ところで何故こんなことをするんだ?」

紫「活動写真って知ってるかしら。」

龍「動画か?」

紫「知ってたのね。私はそれを撮影、公開してるのよ。貴方達の新聞に似たような感じよ。」

龍「それでどうするんだ?」

紫「動画には『幻と現の境界』を曖昧にして具現化する力があることが分かったの。今回のは具現化しても私がもとに戻すけど。けれど具現化できるにはそこそこ有名にならないといけないのよ。」

龍「つまり話題を呼ぶために?」

紫「そうよ。」

龍「……ふふふ、面白いじゃないか。今日は忙しいから明日やろう。」

紫「協力感謝するわ。それじゃあこれで。」

 紫はスキマを家に繋げて入った。

          ~外の自宅~

 明日まで時間があるため紫は描いた霊夢達が使うアバターを担当者(紫)に送った。そして紫は『関係者と部外者の境界』を弄って『ラバー』の本社にスキマを繋げた。

    ~ラバー 『ソニウムライブ管理部署』~

 紫は『動と静の境界』を弄って作ったLIVE2D絵を担当者に送り、境界を弄ってプロフィール作成関係者に成り代わった。

紫「ま、本物とほぼ一緒で良いよねぇ…月の姉妹の名前は変えないと…信仰が集まるかもしれないし。」

 紫は綿月依姫と豊姫をそれぞれ『月神八百(つきがみやお)』と『月橋桃海(つきばしももみ)』という名前に改名した。後のプロフィールは編集で鍛えたタイピング力を活かして高速で書き上げて担当部署に提出した。紫はスキマで自宅に戻り、境界を弄って部外者となった。

           ~自宅~

 紫はやることをやって暇になったため少し昼寝をすることにした。

       ~8時間後 午後10時頃~

 目覚めた紫はスマホで『murmuring』*1を開き、ラバーからの発表を見た。

ラバー「『幻想期生』でヒュー決定!█/██~█/██にかけて、以下の順番で初配信を行います!(画像)」

*1
SNSの1つ。何気なく思ったことなどを呟けたり、他者にイラストの依頼などができる。青い背景に白い鳥のアイコンが特徴。




 ついに5人が配信を行うようです。
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