合図無くして戦闘は始まった。戦闘は第二次のような弾幕ではなくお互いの力(Vの力を応用したものが殆どだが)をぶつけ合うガチ勝負である。
依姫「『経津主神』よ 全てを切り裂く刀を我に与えよ!」
依姫の手に祇園様のものとは違う、禍々しく感じる刀が現れた。依姫は祇園様の剣を地面に突き刺し、紫の他計7人を拘束した。
紫「『拘束と自由の境界』」
紫がそう発すると、紫等を拘束していた剣の檻は全て砂のように崩れ去った。
紫「これも
依姫「……神に近づいたのか。」
紫「ま、簡単に言えばそうね。」
二人が会話している最中、横から攻める者がいた。依姫は横からの気配を察知し、避けようとした。しかし、遅かった。依姫は横からの小さい惑星で腹に衝突させられ、衝撃で10m程後ろへと飛ばされた。
依姫「ヘカーティア……いや、贋物のくせに。」
思わず敬語が崩れる。しかし、地獄の女神と同じような力での攻撃によって10mも吹き飛ばされてもなお、依姫の体には3箇所程の傷しかなく、致命傷を与えられていない。
依姫「どうやらお前等は信仰を集めてから来たようだけど、信仰者には種類があるのよ。存在を信仰する者が大多数だけど、その見た目を信仰する偶像崇拝。偶像崇拝の信仰は私にも来る。だから私も強化されてる。例えば……」
依姫は目を閉じ、深呼吸して息を整えた。
依姫「『ポセイドン』よ 全なる海を従え、煩わしい雑魚を流し殺せ!」
突然降るはずのない雷雨が発生、都の方から津波が襲ってきた。
紫「中々良い盾ね。」
依姫「糞!」
??「珍しく苦戦してるじゃない、依姫。」
依姫「姉上!」
豊姫が館の中と戦場を繋げて現れた。豊姫は仰いでいた扇子を閉じる。すると突然津波が尤魔の後ろから流れ出た。
豊姫「あの羊の前後を繋げれば良いのよ。」
依姫「加勢感謝します。」
姉の登場で敬語を取り戻し、依姫はポセイドンの力を強め、津波を強化した。
紫「……津波も動かなければ何の意味がない。」
紫は『個体と液体の境界』を弄って津波を凍らせた。
豊姫「成る程……紫、大分強くなったのね。面白いわ。」
豊姫は扇子を再び開いた。
久し振りにこの二人書くから口調忘れてしまった……復習しておきます。