紫は後ろへと下がり、霊夢達もスキマで下げた。
依姫「ゼウスよ 全知たるその知恵と、全能たるその力を我に授けよ!」
そう告げると依姫の刀は分解、再構成して小型の武器、『ケラウノス』に、服装の一部が肩当てや胸当てなどに変化した。
紫「本気ねぇ……尤魔。」
依姫「それは貴方に飲み込めるようなちんけなものでは無い!」
依姫は敬語を忘れる程本気になっていた。吐き出した反動で動けない
豊姫「これで一人。」
豊姫は自身を仰いでいた扇子を
それは菫子がしらないはずのスペルカード。自身に血液を纏わせ、周囲のもの全てを吸い付くすスペルカード。しかしここには血液が無い。では何を纏うのか。
紫「……『個体と液体の境界』」
そう、先程凍らせた津波である。
紫「ええ。あの子の『偽物と本物の境界』が崩壊し始めてる。」
紫「……恐らく、尤魔との完全融合ね。」
紫は思考を巡らせる……しかし、ある一人が提案した。
紫「……それね。」
紫は早速、『偽物と本物の境界』を応用して、レミリアス達のVの体と本体を分離させ、スキマで尤魔の前に送った。作戦通り尤魔は体を食べた。
紫「……完璧よ。良い塩梅で偽物の濃度が高まったわ。」
2人を見てみると、既に刀と扇子は吸い込まれ、地面に手を付けていた。
紫「行きなさい。」
その合図で尤魔は元の姿に戻った。戻ると手には扇子と刀を持ち、防止回りには惑星が飛び、髪は黒いロングに、そして服装が道化師のようになっていた。
次回、(多分)最終回。