貞操が逆転した世界で幸せに生きようとしている人たち 活動中止   作:(´・ω・`)しょんぼりくん

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シンフォギア ヤンデレ代表の未来さんです。


未来視点

「え?俺の事が好き?冗談でしょ。」

 

崩れて行く、壊れて行く、ただその場で固まっている事しかできない。ものを考えようにも頭が真っ白で何も考えらえない。

 

「もうちょっと綺麗だったら付き合ってあげたけど、君ちょっと幼過ぎ。」

 

「この事誰にも言わないでね、俺の評判悪くしたくないから…」

 

「てめぇ!!」

 

「ぐへぇ!?」

 

すると急に横から人が出てきてその人を殴り飛ばした。

 

「あぁ""すっきりした!こんな偉そうな奴久しぶりに見た!やっぱり見ててうぜぇ!」

 

そう怒声をだしこちらに振り向く。

 

「よぉ、大丈夫か?」

 

その日、私は運命に出会った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫かな?」

 

鏡で確認する、髪型、服装、そしてバックやその他を確認していく。これから男性と会うので手は抜けない。いつもより気合を入れ身だしなみを整えて行く。そして確認を終え部屋を出て行く、今日は日にちを選んだおかげかいい天気だ。

 

「…はぁ。」

 

少し緊張でため息をついてしまう、やはり前のことを引きずっているのだろうか…こんな調子で人と会っていいのだろうか…そう言う疑問が頭を通り過ぎて行く、やはり断った方がよかったのかな。けどもう受けた以上行くしかない。逆にこんな気持ちで相手に会うのは失礼だ。切り替えて行こう。

 

何て言葉にはしたがやはり足取りが重かった、予定の場所に着くのに下を向いたりため息が多くて予定時間よりも前に出たのに相手よりも遅く着いてしまった。

 

「ご、ごめんなさい。待ちましたか?」

 

「いや、そんなに待ってないから気にすんな。」

 

そうスマホを持ちながら無表情で返された、ただえさえ相手を待たせたのに…私なにやってるんだろう。こんなことだから…

 

「んじゃ適当に回る感じでいいか?一応プランは立ててるからよ。」

 

「…ごめんなさい、私がやるべきなのに…」

 

本来なら自分が決める事だったのに、昨日のことを引きずり過ぎてそこまで頭が回らなかった。こんな事してたら相手に失礼…

 

「別に遊ぶ順序何か誰が決めてもいいだろ。」

 

「でも…」

 

「これ。」

 

「イタッ」

 

言おうとしたらデコピンされた、い、痛い、結構痛い、額に痕残ってそう。

 

「俺が誘ったんだ、なら俺が仕切る。当然だろ?それに俺が誘っておいてお前に仕切らせるのはそれこそ失礼だろ。」

 

そうまるで当然のように返された、確かに自分から誘っておいて相手にプランを考えさせるのは少し無責任の

ような気がするがけどこれは…

 

「いいから、ほら行くぞ。」

 

「は、はい。」

 

先導する澤崎について行く、何故かその背中が頼もしく見えた。二人が来たのはショッピングモールではなく飲食店などが多い場所だ。

 

「……」

 

「……」

 

最初に喋った以降ずっと喋っていない。その無言が心に突き刺さる。こんな時響だったら色々提案してくれるんだけど…

 

「…なぁ」

 

「は、はい。」

 

「何食いたい?」

 

「え?」

 

「だから、何食いたい?」

 

「えっとそれじゃ…何か軽い物を…」

 

「そうだな、んじゃカフェにでも行くか。カフェってよく来るのか?」

 

「え?……えっと、よく来る方です。」

 

「んじゃそこにするか…あんまり行ったことないけど…」

 

思わず呆気に取られてしまった、もしかして今まで喋られなかったのは何を話せばいいのかわからなっただけ?

 

「あの、ここに来たことがないって…それじゃここを選んだのは?」

 

「……言いたくねぇ。」

 

「どうして?」

 

「…言いたくねぇたら言わねぇ。」

 

そう顔を背けられた、しかも少しだけ顔が赤い。気になったのでここの街をスマホでうって調べた所こんな物が出てきた。

 

『ゆっくりしたい時にオススメのスポット』

 

ネットのある提示版にはそう書いてあった、ここは男女でデートと言うより気持ちに不安がある時にゆっくりしたい時に来る場所のようだ。そっか、私のために…

 

(見かけによらず優しい人なんだ…)

 

そうスマホから澤崎の方に目を移すと余程見られたくないのかまた顔を反らされた。それに苦笑しながらもついて行く、カフェに入り席に座る。そしてメニューを見てみる、私たちがいつも行っている場所より少し大人ぽくっていい雰囲気だ。けどメニューはさほど変わらない、違う点があっても何となく自分の好みがわかるので問題なかった。けどさっきから目の前でメニューと睨めっこしている人がいるのだが…

 

「…あの、どうしました?」

 

「いやその…どれ選べばいいんだこれ?」

 

そう渋い顔をしながらメニュー越しにこちらを覗いてきた、思わずそれに噴き出してしまった。

 

「笑うことはないだろ!?」

 

「ご、ごめんなさい。つい思わず…」

 

「こういう場所は慣れてないんだよ。悪かったな…」

 

「大丈夫ですよ、私もそんなに来たことはなかったですから…どんな物食べたいですか?」

 

「そうだな…」

 

そして彼の意見を聞き自分の判断ではあるが料理を選んだ、彼は響と同じようでいっぱい食べるタイプで何となく響の好みで選んでしまった。とは言え彼は元気に食べていく、私も注文した料理を食べていく。

 

「…うまいか?」

 

「はい、美味しいです。」

 

「そっか…そりゃよかった。」

 

そう小さく微笑んだ、その不意に出た顔がとても綺麗でさっきまでの印象と違い優しい雰囲気を醸し出していた。それに思わず見惚れてしまった。確か慣れていないと言っていた、多分緊張していたこともあったのだろう。それがほぐれさっきよりも食べる速度が上がった。それが好きな物を食べる子供のようで可愛かった。

 

「ほれ、お前も食べろ。美味いぞ。」

 

「ふふふ、はい。」

 

その後は少しだけ料理の話をした、食事生活のことを話した。彼の場合どうやらあまりいい食事生活を送れている訳ではないらしい。仕事が忙しくあまり料理をする機会がなく食べない時もあるとか、それはあまりよくはない。食事は一日三食取るのが基本でありそれが最低限、それもしっかり栄養素を考えないと体に悪い。

 

「男性でも仕事で苦労することあるんですね。けど確か保護を受けることができるんじゃ…」

 

「…何か負けた気がして嫌だ。ひもみたいな感じがするし…」

 

「で、ですけど、そんな体調を崩してまで…」

 

「そうだけど…まあ結婚したら仕事やめて専業主夫でも…いややっぱり嫌だわ。」

 

そうぼやくように呟く、専業主夫か…私が結婚したらできれば家にいて欲しいからそれもありかもしれない、けどそんな男性何ている訳ないし…

 

「まあそれはした時に考えりゃいい、まあけど俺好きになる女性何ているのかね。」

 

(多分いると思う…)

 

「…どうだ、落ち着いたか?」

 

「はい、少しだけ。」

 

「よかった、まだ満足してなくて、まだ楽しませがいがあるな。」

 

「そ、そんな…」

 

まるで口説かれているようで少し照れてしまう。響のように少しストレートな言い方でドキドキしてしまう、その様子を見て少し疑問に思ったのか首を傾げている。可愛い…

 

「お前こうやって人と行く時何して遊ぶんだ。」

 

「…私の親友がいるんですけど、行きつけの店に行ったり、カラオケしたり、公園でおしゃべりしたりしてます。その子元気な子で洋服を選ぶ時によく私が選ぶんですけどどれ選んでも可愛いんです。それによく食べるから食事の様子をよく見るんですけどまるで子供のように食べるからそれも可愛くってよく頬についた汚れを取ってあげるんです。それに優しい子で困ってる人をみかけると直ぐに助けちゃうんです。」

 

人助けが好きな私の親友、その親友のことなると私はいつも喋っている。それが嬉しくてたまらないのだ。

 

「すみません、私ばっかり喋ってしまって…」

 

「いやいや俺としては他人の話聞ける機会がねぇから少し新鮮で聞いてて飽きないよ。にしてもそんなにそいつの事好きなんだな。」

 

「はい…私の親友ですから…澤崎さんは休日はどうしてるんですか?」

 

「俺か…俺はまあ…ほとんど仕事で潰れる事が多いが暇な時は釣りとかしてるな。」

 

「釣りですか?」

 

「ああ釣りしたり、ジム行ったり、家でゲームしたりだな。ほとんど人とは遊ばねぇ。」

 

「そうなんですか…あれ?それじゃこうやって人と遊ぶのは…」

 

「……初めてだよ、しかも女性とは…」

 

そう不満そうな顔をする澤崎、あれ?でもそれって今まで女性とは面識がなかった?と言うより私が最初?そ、それは少し嬉しいと言うかなんというか…何か可愛い…

 

「…ふふ、ごめんなさい、ちょっと。」

 

「…悪かったな、陰気で…」

 

「ち、違うんです!私はただその…可愛いなって…」

 

「はぁ!?可愛い!?…俺が?」

 

そう自分の事を指を指す、いやだって見た目に似合わず優しいしそれに少し子供ぽくって愛嬌がある。私が知っている男性と言えばカッコイイイメージがある、見た目も容姿もよくて女性の注目のまと、けど目の前にいる人はちょっと違う。容姿はカッコイイのだが何か性格がちょっと内気で少しギャップがあってかわいい。

 

「可愛いね…お前よくそんな恥ずかしいこと言えるな。普通男ならカッコいいとかそんな事言われるかと思ってた。」

 

「あれ、という事はもしかして自分のことカッコいいとか思って…」

 

「違う揚げ足取るな!普通男ならそれで可愛いとかは女性が言われるんじゃないのか?」

 

まあそれはそうだけど…私は意味合いがちょっと違う。けど普通はそうなのだ。

 

「そうですけど…それじゃあその…私は可愛い方でしょうか?」

 

そうちょっとドキドキしながら聞いてしまった。何故こんなことを聞いたのかは自分でも分からなかった、ただ私は澤崎さんが自分のことをどう思っているのか知りたかった。

 

「お前は可愛いよ。だってあいつの好きな事調べてわざわざ作って渡そうとしたんだろう?そんなに愛が強い奴は可愛いって言う以外なんて言えばいいんだよ。」

 

その言葉を聞いた瞬間、私はその場で固まってしまった。まったくの不意打ちだった、前からあった不安が何故かすべて吹き飛んでしまった。振られた時の痛みも後悔も消えただ目の前にいる人に視線が注がれていく。少しズボラな黒髪に綺麗な顔、青い瞳、それを見るたびに、声を聞く度に心が踊っていく。

 

「お、おい大丈夫か?顔赤いぞ?」

 

「だ、大丈夫でう。」

 

噛んだ…

 

「噛んでるけど…」

 

「大丈夫です!」

 

「そ、そうか、ならいいんだけど…」

 

茶番をしている間にいつの間にか食べ終えており会計になった。自分が払おうとしたらまたデコピンをされて押し切られた。い、痛い。

 

「…ありがとうございます、わざわざ私のためにここを選んでもらって…」

 

私の気持ちを気遣って会話もしてくれた。さっきまであった緊張なんかもう無くなっていた。この人ここまで考えてくれて…

 

「ん?いや礼を言われることはしてないけど…」

 

「隠さなくてもいいんですよ、この場所がどう呼ばれているのか知ってますから…」

 

「?何が?」

 

ん?

 

「えっと確認なんですけどここ周辺はネットでゆっくり出来る場所とかそう言う場所だって…」

 

「いやその………女性と行く場所がよくわからなくって…適当に選んだ…」

 

それを聞いておもわず堪えきれず笑ってしまった、まさか適当に選んだ場所がそんな場所なんて本人すらわかっていなかったなんで…とうやら私の友人と同じで行き当たりばったりのようだ。

 

「あははははは!!!」

 

「そんな笑うこともないだろ!?これでも頑張ってんだぞ!?」

 

その後は彼のことを知りたくて行きつけの場所に案内してもらった。英霊と虫のゲームはまだよくわからないがそれは今度じっくりやろう。

 

 

 

 

 

 

 

「あの、ここは?」

 

「あぁ、俺のお気に入りの場所だ。」

 

そこは綺麗な場所だった、未来が知っている公園と違い噴水はなく人工物が少ない。自然の姿を残したままの公園だった、そんな所に一つだけ街の全景を見ることができる場所がありその場所に未来と澤崎はいた。

 

「いい景色だろ、ここら辺も大分復興してきたからな…」

 

「はい…私が知っている公園より広くて綺麗です。」

 

「そう言って貰えるんだったら俺も嬉しいな。…どうだった、今日は。」

 

「え?」

 

「だから、楽しかったか?」

 

「…はい、楽しかったです。」

 

「そう…」

 

なんの脈拍もない会話、間が空いてしまいお互いに口を閉ざしてしまう。けど何故だろうかそんな時間も悪いとは思わなかった。

 

けど未来にはどうしても聞きたいことがあった、最初のとき、助けてもらったあの時からずっと聞きたかったことがあった。

 

「…あの。」

 

「ん?」

 

「どうして…助けてくれたんですか?」

 

「気に入らなかったからだよ。」

 

即答だった、本当に響みたいだ…

 

「それは自分のためですか…それとも私のため?」

 

「あ~、どっちかって言うとお前の嫌な顔見るのが嫌だったのかもしれない。」

 

「そんな理由で…」

 

「他人の不幸は蜜の味って言う言葉があるよな、あれ俺嫌いなんだよな。」

 

「え?」

 

「他人の不幸を見ても俺は喜べない、例えクソみたいな性格している奴でもあまり見てるのは少し気持ち悪くて喜べない。それって変な事か?」

 

「それは…変じゃないです。」

 

人の不幸は本来はあまりよくない事だ、けど人は醜い部分がある。例えば今まで虐めをしてきた相手が不幸な目にあうとそのいじめを受けていた人間はその不幸を笑うだろう。だが第三者からしてみればあまり見てて気持ちのいいものではない。何も知らなければどうでもいいと一蹴りし知っていても自分がされていなければ評価ぐらいしか行わないだろう。ただ人の不幸が残るだけだ。

 

「だから手だしたんだ、他人の不幸が少し嫌いだから…まあ、今回のは珍しいくもないただのクソ野郎のやることだからな、それが嫌っていうのはある。けど一番の理由は多分最初に言ったやつだよ。」

 

「…優しい人なんですね。」

 

「…そうなんかね。そう言えばさ、お前ストレスたまった時とかどうしてんの?」

 

「そうですね…夜中に星を見たりとか、友達と一緒に遊んだりとかしてます。」

 

「星って、星座とか?」

 

「いえ正確には流星です。よく友人と一緒に見ることがあります。」

 

「星座は見たことあるけど流星はねぇな…どんなかんじなの?」

 

「綺麗ですよ、夜空に沢山の星が流れている感じなんですけど何故か見惚れちゃうんです。空が晴れていればゆっくり見れますし。」

 

「へぇ〜、機会があれば見てみたいな…」

 

そう小さく呟いた、も、もしかしたら行ける…かも

 

「あ、あの…」

 

「ん?」

 

「そ、その、嫌じゃなければなんですけど…今度流星を見る機会があったら…一緒にみませんか?」

 

「え?」

 

「あ、いや別に変な意味じゃなくてその、ただホントに綺麗な物ですし私が見たい物でよければご一緒にどうかな~て…」

 

し、しまった少し早口になってしまった。あ、あれ?今思えば何で私こんなことしてるんだ?前まで好きな人がいたのに…それにこんなことその人にもしたことがなかったのに…ちらりと彼の顔を除く、彼の方も少し考えてるような仕草をしまとまったのか、答えをだした。

 

 

 

 

 

「あ~まあ暇が合えば。」

 

 

 

 

 

 

 

 

それを聞いた未来は何故か嬉しかった、誰も見ていなければこの場で笑いたいぐらいだ。それが何故かは本人にもまだわかっていない。だがこれがきっかけで彼女が吹っ切れたようだ。

 

「…いい時間だな、お開きにするか。」

 

「…そうですね。」

 

そう下を向き呟く、何なのだろうか…少し寂しい気がする。たった一日がこれほど短く感じた事がなかった。もうちょっといたい…そんな気持ちが未来の心を埋めている。

 

「帰り道どっちだ、送ってやるよ。」

 

「え?あ、いやえっと…え?」

 

………え?帰り道って……え?ま、まさかこれ私、持ち帰っていいってことなのかな?いやでもまだ会ってそんなに経ってないしそれに急にそんな事を言われても、そう下を向いていた顔をゆっくりと澤崎の方に向ける。澤崎の方は不思議な表情を浮かべながらこちらを見ていた。

 

こ、こういう事はもっと仲良くなってから…けど男の子が勇気を出して誘ってくれたのにここで断ったら恥じかかせちゃう。

 

「…お願いします。」

 

私は勇気を振り絞って小さな声で頭を下げた。

 

 

 

 

 

夕暮れの中ただゆっくりと歩いていく、赤い夕日が周りを照らし薄暗い景色を作りだしている。恐らくそのおかげで自分の顔が隠れて悟られないのだろう。澤崎は気づかず前を向いて歩いている。

 

無言、ただ喋らず歩いているだけ、それだけなのに鼓動が止まらない。隣にいる男性を見ることも出来なかった。未来はどう切り出していいのかわからずにいた。

 

(どうしよう…)

 

こういった事は自分も初めてなので戸惑っている。どうやればいいのだろうか…このままついてこさせていいのか?

 

「あの…あの家が私の家です。」

 

「そうか…」

 

お互い顔もみずにまた無言になってしまった、澤崎はただ口数が少ないだけだが未来も同じようにどう切り出したいいのか分からずにいた。

 

「なぁ…」

 

「は、はい。なんですか?」

 

「また遊ぶことだしさ。

 

LINE交換しない?」

 

「え?」

 

「いやだって連絡先知らないと駄目だろ、だってそうしないと連絡取れないじゃん。」

 

当たり前のことを言われた、けどそれをするにちょっと急すぎる。けど…

 

「…お願いします。」

 

「いやそんな畏まらなくても…」

 

そんなことを言われたがその意味がよく分からなかった。そして交換をし終えた後しばらく自分のスマホ越しにそのLINEをみつめている。

 

「んじゃこの辺で…」

 

「え?」

 

思わず声を出してしまった、その反応はこの世界の女の子にとっては正しいだろう。だがそれを理解すると自分の中にあった気持ちが落ちていきため息を吐いてしまう。

 

「…はい。」

 

そう小さく呟きそのまま帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…」

 

もう8時を過ぎた夜中、枕に埋めた顔からまたため息が一つ漏れていく。結局最初の頃に戻ってしまった。何を期待したのだろう、相手がそんな気ではないのはなんとなくわかっていた。あの人は男性には珍しい紳士な人だ、私の事をそんな風に見ていないのは今まで行った場所の事を考えればわかっていた。

 

けどもしかしたら…もしかしたらそんな気があるんじゃないのか?そういう希望が胸の中にあった。

 

(結局、遊び相手なだけか…)

 

「…早く寝よう。」

 

落ち込んだ気持ちをなおすために早く寝ることにした、今は8時半、いささか早すぎるが大学の勉強をする気はなかった。

 

そんな時スマホの通知音が鳴る、スマホを取り見てみると澤崎からだった。

 

「こんな時間になんだろう…」

 

取り敢えず開いてみる。そこには謝罪文なのかよくわからない文章があった。

 

 

『さっきはごめんな、女のこと遊んだ事がなくてちょっと対応を間違えちまった。けどお前と遊べたこと俺は嬉しかったぜ。こんなに子供のようにはしゃいだのは初めてだったわ。未来と会話してると飽きないし俺の趣味に合わせて遊んでくれたし未来は女性としてちゃんと出来てるよ。だって服だってお前の魅力を出してたし顔だってメイク無しでここまで綺麗なら可愛いを通り越して美人だよ。さっきはごめんな、失礼な態度をとっちまって、俺も女性の事をもっと知らなきゃな。だからさまた遊ぼうや、機会があればお前の行きつけの店とか行ってみたいしな。』

 

 

「…かわいい」

 

何なのだろうか、ここまで来ると罠なのではと思ってしまう。ここまで丁寧な対応は初めてだ、それに褒め言葉もずるい、こんなの聞いたら諦めきれないじゃないか…心にあった暗い気持ちがすべて消え苦笑しながら文を何度も読み返す。

 

「…ちょっと勉強しようかな…」

 

ベッドから立ち上がり勉強道具を持つ、そしてスマホを見ながら机に向かうことにした。




今回の行動

ギャップが最強

前の世界では例え澤崎のギャップを見ても心に響く女性少ないだろう。こんなことをされても「ちょっと無計画かな…」とか「もう少し遊びのバリエーションが欲しい」など少し情けない部分がある。食生活がそうである。

だがこの世界では最強である。何故なら傲慢な男しかいないこんな世界ではこんな男性など見る機会などまずないからだ。そして情けないが男気がある、好き嫌いもはっきりしてるし意地もちゃんと張れている。そこからくる適当に選んだ場所の件とメニュー選びの時の件は彼の性格から考えるとギャップがあり女性にはだいにんき間違いなし(何だこの話)

落として宇宙の彼方まで気持ちを上げることが出来る最強天然

未来が残念がっていたのは彼が自分の家に来なかったこと、未来も言っていたが男女が女の家に行くと言うことは夜のお誘いみたいなもの恐らくこの話は現代でもよくある、まさかそんなことをされるとは思っていなかった、そして文字通りされなかった。そして未来が期待し過ぎで落ち込んでいた時にあのLINEである。澤崎は今回行った行動にちょっと問題があると思った、そして振られた件もあったためこのままにしておくのは不味いと思い謝罪文を送った(真面目か)つまり気遣いからきたいいわけみたいなもの。

だがそんな文章に悪意などなくそして褒め言葉で固めていることから未来も澤崎が気落ちをさせないように送ってきたということはわかっていた、そしてその性格から考えられないかわいい気遣いのギャップと純粋な気持ちから出た褒め言葉のおかげで未来は立ち直ったのである。(澤崎つっよ)



結論 これただのラブコメじゃねぇか!
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