超次元ゲイムネプテューヌ 王来物語   作:アカリマシン

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知らぬ間の不穏な影

スター進化を果たしたノワール…いや、ブラックハートは黒い竜を従えてネバーシデンドと対峙する。しかもその隣には、先程復活したタツヤが居る。

両者がネバーシデンドと戦おうとしている最中、スター進化を解いたリュウヤは地面に落ちた。

 

「リュウヤ!」

 

咄嗟にネプテューヌが落ちてくるリュウヤをお姫様抱っこの要領でキャッチ。

 

『リュウヤは力を使いすぎて意識を失ってるだけだ。ネプテューヌよ、リュウヤを近くの岩場にでも寝かせてやってくれ』

 

「う、うん…!」

 

ネプテューヌは岩場にリュウヤを寝かせる。そこに目覚めたレイもやって来た。

 

「全く…君は本当に無茶をするよ。僕達を守るためとは言え、限界までスター進化を使うなんて…。」

 

リュウヤはタツヤに対して無茶はするなと言っているが、その本人さえも無茶を通そうとする男だ。

それに、リュウヤに力を貸してくれているボルシャックは様々な力を持っているからこそ彼の体に掛かる負担は大きい。だから今は休ませてあげなければ。

 

「…さて、僕も仕事を始めなきゃね。」

 

そう言うと目の前にデータを広げてメガネではなくゴーグルに付け替える。そしてネバーシデンドと戦っている二人にもデータを送った。

 

「二人とも聞こえる?」

 

「レイ…!リュウヤは…!」

 

「ねぇ、リュウヤが落ちたんだけど大丈夫なの!?」

 

戦っている最中だと言うのに全線離脱者の心配をする二人に若干呆れながらも安否を伝える。

 

『スター進化を限界まで使ったから休んでる。それよりも、そっちにネバーシデンドのデータを送ったから確認してくれる?

頭の中でイメージしてくれれば勝手に分かるから。』

 

二人は戦いながらもネバーシデンドの攻撃を避けながらレイから送られてくる情報を確認していく。その中で、あることが分かった。

 

『……あのディスペクターには不死能力が備わってる。だからちまちま攻撃するだけじゃ意味がないんだよ。』

 

「だから攻撃しても対して手応えが無いのね。」

 

「…そうか、つまりはその不死能力を越える威力で倒せってことか。」

 

『そうだよ。でも、ただ攻撃しても駄目。奴を一撃で倒せる…要は必殺技級の攻撃を叩き込まないと。』

 

「分かった。なら俺の出番だな!」

 

ここまで送れば大丈夫だろう。あの二人ならきっと倒してくれる筈だ。

レイだって信じてない訳じゃない。それは、最初こそ信じていなかったが…彼は着実に強くなっている。

 

「一体、誰に感化されちゃったのやら…」

 

そんな事を思うレイであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

一方、それを遠くから見ていたバラデスメタルはネバーシデンドに加勢しようと動き出した瞬間…槍に抜かれてしまった。

突然の出来事に驚くバラデスメタルだったが、その槍を刺した者の正体を見破る事は出来ずバラバラに砕かれてしまいその魂を「超獣王来列伝」へと還された。

その槍は一人で勝手に動き出したかと思えばまるでこの場から最初から居なかったかのように消えていった。

 

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