超次元ゲイムネプテューヌ 王来物語   作:アカリマシン

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ドルファディロム戦後…

ドルファディロムを倒して残りの王は4体。このまま一気に…と行きたいが、リュウヤが倒れてしまい断念となった。

元の拠点へと戻ってきたが図書館がドルファディロムに破壊されている為、レイやブランも拠点に来る事になった。

 

「随分と汚いねぇ…」

 

「お前の居た図書館と大して変わりねぇだろうが。」

 

お約束の口喧嘩を交えつつも床で眠っているのはリュウヤ一人。ネプテューヌ達は座れそうな場所を見つけては、そこで休んでいる。

 

「もうくたくただよ~…。」

 

ネプテューヌの言うとおり既に皆ヘロヘロだ。しかし、一番目の王でこれは…先が思いやられる。

 

「はぁ…疲れるなぁ…」

 

「さてと、これからドンドン辛くなってくる。そこで疲れて寝てる人には後で言うとして…取り敢えずはお疲れ様。」

 

全員の協力でようやく倒された。次の王の居場所は分かっていないが、こちらから動くわけにも行かないだろう。

レイは一先ず、皆に休むように伝えた。

 

「今日はもう全員休むこと。明日は食料集めもあるからね。」

 

「……やっぱり自給自足よね。」

 

「殆どが生だけどな。」

 

ノワールがため息を吐き、タツヤが更に嫌な情報を言った。それに反応したのが…ネプテューヌだ。

 

「え…道具とか無いの?」

 

「無いよ。だから生でも食べるしか無いのさ。」

 

残念だが仕方の無いことだ。しかしまずは明日に備えての体力回復。比較的に汚れて無いところや、着てる服を敷いてそこで眠ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん。」

 

リュウヤがふと目を覚まし、周りを見てみれば全員が眠っていた。自分だけ目を覚ましたらしい。

 

「………。」

 

誰も起こさないように静かに外に出る。何もない荒野…そこで、ずっと空を見ている。

一体何を考えているのだろうか…。

 

「(眠い…寒い…)」

 

寒さを感じて拠点内へと戻っていく。再び寝ようとした時…何か音がした。その方向に目をやると…そこにはタツヤの姿があった

起きてしまったのだろうか?

 

「どうした?」

 

「…いや、何でもない。ちょっと考え事をしてただけだ。」

 

悩み事か…。

 

「…溜め込もうとしないで話してみろよ。」

 

「……」

 

「なぁ、ドルファディロムを倒した時に使った力って…あの時のだよな?」

 

「懐かしいよね。あのディスペクターとの戦い。あの後レイと会ったんだっけ?」

 

「あ、あぁ…」

 

何だか元気がない。ドルファディロムとの戦いの後から、少し様子がおかしい。そもそも話してる時、こちらに目を合わせてくれない。

 

「何か隠してるだろ。」

 

「うっ…」

 

どうやら図星らしい。そもそも、人の目を見て話さないのはこいつの悪い癖だ。

ずっとタツヤの目を見続けると観念したのか、俺に対して悩みを打ち明けた。

 

 

「俺さ…お前が死ぬかもしれないって言った時…すげぇ悔しかった。

俺がもっと強かったら…お前に無茶をさせることなんて無いのにって…」

 

「弱いって知ってるならそれで良いじゃん。」

 

「え…」

 

「ボルシャックだって言ってたじゃないか。仲間が居れば、俺達は何処までも強くなれるってさ。

あの時よりかは強くなってんじゃん俺達。」

 

「確かにそうだけど…」

 

「エターナルフェニックスもお前を認めたんだろ?だったらそれで良いじゃん。

お前は絶対に強くなれる。だって初対面の俺を殴ったぐらいだしな!」

 

「あの時の事はゴメンって…!」

 

「分かってるよ。でも、これだけは言っておくぞ。お前は一人じゃない。そう言うことだから、俺は寝させて貰うぞ。」

 

そう言いリュウヤは再び床に着くのであった。

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