超次元ゲイムネプテューヌ 王来物語   作:アカリマシン

15 / 15
つかの間の休息…しかし

朝…荒野となった世界には似合わない太陽に照らされながら、リュウヤとタツヤはある場所に来ていた。

女神達は隠れ家で休んでいる為、リュウヤがタツヤだけを引っ張ってきたのだ。今二人が居る場所は、大自然が広がる森があった……筈の場所であった。

 

「フィオナの森…この森が燃やされ続けた原因が分かれば良いんだがなぁ。」

 

「あいつらの仕業なんじゃないのか?理由のつかない現象ってのは殆どがあいつらの仕業だろ。」

 

タツヤの言うことは一理ある。だけど、それが原因なんだと決定付けることは出来ない。

 

「この森が燃やされちゃうと困るんだよなぁ。こんなんじゃあ食糧確保だって危ういのに…」

 

「そうだな。でも原因が見つからないならほっといても良いんじゃないか?

この森、歴史上でも何度か燃えたらしいじゃん。」

 

それもそうか…。俺もタツヤも、この森で取れる食糧を幾つか取ってから帰ろうと思ったが…不意にタツヤが後ろを振り向いた。

 

「どうした?」

 

「いや、何か嫌な予感がしたんだけど……気のせいか…?」

 

「……いや、わりと当たってるかも…!」

 

リュウヤが空を見た時、そこには謎のゲートが浮かんでいた。それは…ユニバースゲートと呼ばれた扉であり、不死の象徴であったフェニックスを呼び出す扉であった。

 

『ユニバースゲート!?何故これが…!』

 

エターナル・フェニックスは突然現れたこの扉に酷く驚くが、そうも言ってはいられない。

その扉から、2体のフェニックスが出現した。

超神星ブラックホール・サナトスと超神星ビッグバン・アナスタシスが出現し、ぶつかり合う。そのぶつかり合った2体はその余波で対消滅。

そして地上で眠っていたサバイバーが活発化し始めたのだ。

 

『サバイバー…!』

 

「っ!ボルシャック、急ごう!もしかしたら…もうディスペクターがドルファディロムを倒したことを感付かれたのかもしれない!

リュウヤも!」

 

「分かった!」

 

二人は食糧を投げ捨てて隠れ家へと向かっていく。だが、それを阻むかのようにその後方からキング・コマンド・ドラゴンの軍団が二人に向かって進軍している。

その先頭に立つのは…砕立接続 グレイトフル・ベン。新たなディスペクターが、敵として現れたのだった。

 

「タツヤ!相手をせずに逃げよう!」

 

「はぁ!?何でだよ!」

 

「あんな大群を相手にするのは二人だけじゃ無理だ!それに今はネプテューヌ達が心配だ!

あっちにもディスペクターがやって来ているかもしれない…!」

 

「分かった…。」

 

 

二人は帰りを急ぐ。その途中で、彼らは感じ取ってしまったのだろう。

敵の攻撃は、もう始まっているのだと。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。