「で、ここは何処なの?」
「超獣世界だ。と言っても、今じゃ御覧の有り様だけどな。」
広がるのは果てしなき荒野。そこに希望も絶望もない。あるのは奴らに滅ぼされると言う未来のみ。
それを食い止めるために先人達はディスペクターと激闘を繰り広げた。
「…ネプテューヌ、君を襲った奴らはディスタスと言ってディスペクターの手下みたいなもんなんだ。
そのボスがディスペクター…そして、そのディスペクターの中でも王の名を冠する五体が居るんだ。」
聖魔連結王、勝災電融王、禁時混成王、零獄接続王、終末縫合王、禁断竜王…この6体のディスペクターこそが倒すべき最大の壁であることは間違いない。
終末縫合王は生まれ方が特殊だが、王の数に入れて問題はない、筈だ。
「今から仲間と合流するから付いてきて貰っても良いかな?」
「ここにいてもあんまり良くなさそうだしね~…。」
俺はネプテューヌと一緒にタツヤの元へ向かっていく。当然、移動方法は歩きだ。途中で休憩を挟みながら移動を続けていく。
だが当然、その道中でディスタス達が襲い掛かってくる。
「はっ!」
「てぇーい!」
ネプテューヌと協力しながらディスタスを倒していく。その戦いの中で、ディスタスを巻き込んだ斬撃が繰り出される。
其処に居たのは、銀河と紀元の力を繋げられた熱核連結 ガイアトム・シックスだ。
ガイアトムは両腕から斬撃をこちらに向けて放ってくる。
「うわっ!?」
刀で受けきることが出来ず、衝撃だけで俺の体は吹き飛ばされた。
『リュウヤよ!このままではやられてしまうぞ!』
「だったら…!ボルシャック、手を貸してくれ!」
俺がそう言うや否や、炎が現れる。体に竜の顔と腕を纏ってその姿が現れる。
それは、未来を守るために神を倒した王の力。世界の未来を…友を守るための力。
俺は【決闘王】の力をその身に宿す。
ボルシャック・NEXの力を鎧として纏った。これは、世界の記憶に触れることによって…クリーチャーに認められた証でもある姿…これを人は、スター進化と呼んだ。
「よっしゃあ!行くぞ!」
俺はガイアトムへと突っ込んでいく。放たれた斬撃を拳で打ち破り、胸にあるボルシャックの顔から炎を放つ。
とは言え相手も、王の名を冠したクリーチャーを素材に作られたディスペクターだ。その力は中々な物である。
「おわぁ!」
再び放たれる斬撃は神核を纏った状態。神に等しい攻撃は、スター進化を果たしたリュウヤでも十分脅威であった。
それらを上手く避けても、今度は宇宙の力を纏った斬撃が放たれる。
「ぐうぅ!」
それは避けきれずに攻撃を受けてしまうも胸から炎を出して、ガイアトムへダメージを与える。
例え微量でもダメージはダメージだ。しかし、ガイアトムは関係無しと言わんばかりに襲い掛かってくる。
「(やべぇ…!)」
「リュウヤ!」
その時、ネプテューヌが此方へ走ってくる。…余所見をしたのが間違いだったのかもしれない。
気付けば神核と宇宙の力を纏った攻撃が眼前まで迫っていた。