拠点に着き、タツヤと合流した後…俺は辺りを周回していた。近場に敵が居ないとは限らないし、残った三人には少しでも体力を回復して貰いたい。
『お主も休んでいた方が良いと思うが…』
「休む時は休んでるから大丈夫だよ。タツヤもスター進化出来たから戦力の向上も望める……けど、だからこそ休んで欲しいんだ。
スター進化だって体力を使うんだからさ。」
スター進化は英雄の心と共鳴しなければ使えない。だからこそタツヤには休んでいて欲しいのだ。
ネプテューヌにはガイギンガの剣があるし、ノワールは…まだ分かんないけどきっと強いのだろう。
「(それに…まだネプテューヌ達の仲間がいる筈だし、何とか見つけ出さないと…)」
ネプテューヌは妹達もこっちに来ていると言っていたし…早く見つけ出さないとな。
「……よし、考え事終わり!付近に敵も居ないから拠点に戻ろう。」
俺はタツヤ達が待機している拠点まで急いで戻っていった。
「ねぇ~!答えてよー!赤裸々な過去を告白しちゃいなよ!」
「絶対嫌だ!あんな恥ずかしい過去を教えるわけないだろ!」
「ふーん…良いもーん。だったらリュウヤに聞いちゃうもんね!」
「なっ!?おいやめろよ絶対!」
何か言い争いしてるのか分からんがネプテューヌがこっちに向かって走り出したかと思えば、第一声が
「ねぇねぇ!リュウヤはタツヤの過去を知らない?知ってることを教えてよ!」
「リュウヤ!絶対に教えんなよ!」
「………う~ん。そうだなぁ…リュウヤが元々、俺の事嫌いだったって頃の話が有るんだけど…」
「何それ!何それ!教えてよ!」
「でもこの話するとタツヤ怒るからまた後でな。」
俺は早々に話を切り上げて床に座る。ここら辺に椅子のような座る物が無いからまぁ仕方ないが…ネプテューヌやノワールは大丈夫なんだろうか?
女の子って椅子とか無いと困りそうだけど…まぁ良いや。俺は直ぐにタツヤに巡回の報告をする。
「タツヤ、一応巡回はしてきたけど回りに何か居るような形跡はなし。どうする?拠点の目星が付いてる所は色々あるから…ここだけに止まらなくても良いとは思うけど…」
「確かにそうだな。でも、あくまで目星が付いてるだけで、拠点として機能するかって言われたら話は別だし…暫くは止まっても良いと思う。」
「…分かった。じゃあ暫くはここに止まることにしようか。」
俺はそう言うと適当なところへ腰を下ろす。ちょっと疲れてきたな…そう思い、俺は少しばかり睡眠を取ることにした。