超次元ゲイムネプテューヌ 王来物語   作:アカリマシン

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不穏

ブラン…彼女もネプテューヌやノワールと同じ女神でこの超獣世界に飛ばされた。

 

「私はここに飛ばされた時にレイと会ったわ。彼に案内されて、今はこの図書館に居るのよ。」

 

その間、彼女はディスタスに出会った…訳ではなく気絶していたそうだ。あのレイが…。

 

「何か…レイの印象が変わりそう…。」

 

「僕の印象が何だって?」

 

そんな事を話していたらレイが後ろから現れた。いきなりだったからビックリした…。

 

「お前なぁ…」

 

「はい、通信機。君のは壊れてたから治しておいたよ。でもタツヤのは壊れてなかった…やっぱりこのタツヤは偽者なんじゃないの?」

 

「喧嘩売ってるなら買うぞコラ。」

 

そうそう、レイとタツヤってあまり仲良く無いんだよな…。仲良くしろって言ってはいるんだけどなぁ…。

だけど目を合わせれば口喧嘩ばっかり。…面倒だなぁ。

 

「二人とも喧嘩するなら余所でしてよ。今はこんなことしてる暇無いでしょ?」

 

「…そうだね。それよりも、タツヤってスター進化出来るようになったんだ?」

 

「何でそれを知ってるんだよ。」

 

それは思った。何でレイがタツヤがスター進化出来たって事が分かったんだろ…?

 

『それは当然だ。何故なら我が伝えたのだから。』

 

その時、聞き覚えの無い声が聞こえてきた。その正体は、レイの方から聞こえてきていた。

 

『我が名はエンペラー・マルコ。今はレイの力となっているものだ。

よろしく頼む。』

 

エンペラー・マルコ…彼もまた英雄の一人。何だかレイが認められた理由が少し分かった気がする。

 

「そうだよ~。ま、結構な力業だったけどね。」

 

ま…まぁ、レイってそう言うところ有るもんな…。だけどこれで戦力が増えた事になるかもしれない。

俺はレイにある頼み事をすることにした。

 

「なぁ、レイ。俺達と一緒に戦ってくれないか?」

 

「……歴史を調べられないと困るし、良いよ。だけど一つだけ良いかな?」

 

そう言ったレイはリュウヤの方へ振り向くととんでもないことを言い出した。

 

「タツヤはこれからの戦いは生き延びられないと思うし、君は大人しくお留守番しなよ。」

 

「…どういう事だよ…」

 

「そのままの意味さ。スター進化出来たからって、ディスペクターを相手にこれからも足を引っ張るかも知れない。

そんなのを戦力に数えたくないんだよ。」

 

「レイ!」

 

「リュウヤ。これは真剣な問題なんだよ。君は兎も角、スター進化したばかりの奴が生き残れる…何て甘い幻想はこの世界じゃ通用しない。

それは君も痛いくらいに分かってるだろ?」

 

俺はレイを咎めようとしたが言い返され口を紡いだ。タツヤ本人は、レイを睨み付ける。

 

「俺が弱いって言いたいのかよ…!」

 

「分かってるじゃないか。君は僕よりも弱いし、リュウヤとも肩を並べることだって無理に決まってるじゃないか。」

 

「俺はあの時とは違う!」

 

「なら試してみるかい?今の君の実力がどれ程なのか。」

 

ヒートアップしてきた二人は戦いで決着を付けることになった。リュウヤは止められずに、その二人との戦いを見届けるしかなかった。

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