超次元ゲイムネプテューヌ 王来爆熱物語 作:LEGION ONE
ただ其処に居座るドルファディロム…其処に飛び込んできたのは、レイだ。レイはスター進化状態で電子レーザーを射出し、全弾命中させる。しかし、ドルファディロムには効いていないのかケロッとしている。
「どうやら始まったようだな……」
「そうみたいだな」
地上にいるタツヤ達はレイが攻撃を仕掛けたのを確認し、タイミングを伺う。レイの作戦というのは現状一番エネルギーがあるレイがドルファディロムを攻撃し、意識をレイの方に向かせる。その隙にノワール画俺達がリュウヤをドルファディロムの間合いまで運び、一気に決める……それが今回のドルファディロムの迎撃作戦だ。
「…よし、行くぞ!」
「了解!来なさい!」
今までタイミングを伺っていたリュウヤが皆に指示を飛ばす。それに従いノワール……ブラックハートが黒い竜を再び呼び出し、その背中にリュウヤたちを乗せるとドルファディロムに向かって飛ばす。
『!!!!』
しかし、その後を追う存在が現れた。『斬隠オロチ』と『永遠のリュウセイ・カイザー』が組み合わさったディスペクター『斬龍電融 オロチリュウセイ』が現れた。
「やっぱりレイの言った通りだな…!」
作戦の際にレイが言っていたがあの戦いの音を聞き付けて別のディスペクターがやって来る恐れがある、もしそうなった場合は出来る限り逃げて欲しいと。
「この速度じゃいずれ追いつかれるわよ……!」
「これでも全速力よ!」
「……仕方ねぇな!」
ブランの言葉にブラックハートは焦りながらも必死にオロチリュウセイから逃げる。それを見たタツヤはスター進化をし、炎を発生させる。
「逃がしてくれないなら…無理矢理にでも逃げればいいだけだ!」
そういい俺は両手に生み出した火球をオロチリュウセイの足元に投げ、バランスを崩れさせオロチリュウセイは見事に引っ掛かり地面に向かって派手に転んだ。
「うわっ…酷い…」
「言ってる場合か!?」
「だって逃げるにしてもあれは酷いぞ……」
「あのまま捕まって戦闘になるよりマシだろ!?」
リュウヤの言葉にタツヤがツッコミを入れながらもドルファディロムの元へと向かっていく。ネプテューヌもブランも、そんな二人のやり取りを見ていた。
「緊張感は何処に行ったのかしら…?」
「とてもこれから決戦に行くとは思えないよね~」
「そこ!人が必死になっている時に漫才を繰り広げるな!」
そうこうしているとドルファディロムにだんだんと近づいていく。だが、そこに俺が地面に転ばしたオロチリュウセイが怒りの形相で追い付いてきた。
「たく!しつけぇなあいつ!」
「やっぱり…苦しんでる…!」
あまりのしつこさに苛立ちを覚えていると、ネプテューヌが突然叫ぶと何を思ったのか突然オロチリュウセイに向かって飛び降りた。
「おい!何やってんだ!」
「ちょっとネプテューヌ!?」
「ごめん!だけど、あの子を助けないと!」
、
ネプテューヌが必死になるのには理由がある。ディスペクターの素材にされているクリーチャーは魂の無い脱け殻とされている。それでも、彼らの存在そのものが侮辱され…傀儡として動かされている。
ネプテューヌは、それを肌で感じ取っていたのだ。
『!!!!!』
「ハァァ!!」
オロチリュウセイは降りてくるネプテューヌに対して炎をぶつけようと向かっていくが、それよりも早く尻尾を叩き切った。
「待ってて…!絶対に助けてあげるから!」
そう言うとネプテューヌはガイハートでオロチリュウセイの頭を唐竹割の要領で切った。頭を真っ二つにされたオロチリュウセイはEXライフで再生しようと試みるが……。
「させるかよ!!」
駆けつけたタツヤの炎を纏わせた斬撃を受け再生することは叶わず、永遠のリュウセイ・カイザーの魂は王来列伝へと還っていった。
『リュウセイカイザーよ、安らかに眠るのだ……』
「ッ?!」
オロチリュウセイが粉々に散ったその瞬間……タツヤの頭に謎の声が一瞬響いた。いきなりのことに驚くタツヤだったが、すぐに切り替えネプテューヌの方に向かう。
「ありがとうタツー」
「このアホ!」
「あたっ!」
お礼を言おうとしたネプテューヌに俺は一発どつくとそのままネプテューヌを持ち、リュウヤ達がいるところに急いで戻る。
見るとドルファディロムがすぐ側まで迫ってきており、リュウヤは進化をするとそのまま黒い竜から飛び降りレイと合流した。
「ノワール!」
「タツヤ!リュウヤが飛び降りてドルファディロムの所に!」
「わかっている!ネプテューヌを頼む!」
「え?!ちょっタツヤ!」
リュウヤが一人で向かっていったことに焦るノワールに持っていたネプテューヌを投げ渡すとそのままドルファディロム目掛けて加速させる。
「これで動きを!!」
『!!!!!』
レイは電子レーザーでドルファディロムの周りに檻を作る。当然、ドルファディロムはその程度じゃ動きは止まらない。
「二段重ねだ!」
レイとリュウヤに駆けつけた俺は巨大な炎で火柱を作り出し追撃を喰らわせ、更にドルファディロムの動きを封じる。
「タツヤ!」
「遅かったね。エネルギー切れで来ないかと思っていたよ!」
「うるせぇ……リュウヤ!今だ決めろ!」
「わかった!」
動きが封じられたドルファディロムの隙を突き、リュウヤは翼を出現させて一気に近づく。そして…光を纏わせた刀をドルファディロムに刺し込んだ。
『…!!!』
それが痛かったのかドルファディロムはリュウヤを振り払おうと腕を振り回す。だが腕を振る度に、電子レーザーと火柱が邪魔をして振り払うことが出来ない。
「まだまだぁぁ!!」
そこに黒竜を出現させたノワールが駆けつけ、黒竜を突進させドルファディロムを火柱に押し込んだ。
「せやあぁぁ!」
一気にドルファディロムが燃え上がり苦しみ悶える。継続的に燃えていき、そのままEXライフ事燃やし尽くした。
やがて電子レーザーと火柱…更に聖なる光を流し込まれたドルファディロムはダメージの許容範囲を越えて…その姿はやがて崩壊していく。
『………………』
聖魔連結王ドルファディロムは悪魔王と天聖王の魂に別れ、超獣王来列伝へと還っていった。