超次元ゲイムネプテューヌ 王来爆熱物語   作:LEGION ONE

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皆さんの予想を超えるスピードでスター進化に至りました()


スター進化!不死鳥を纏いし力!

「結構歩いたわね……」

 

「そうだな〜」

 

ビルや家が倒壊した果てしなき荒野を俺とノワールは歩いていた。にしても……酷い有様だ……他の奴らからしたら絶望しかないな。

 

「それでユニちゃんについてはわかったけど……ノワールと同じ女神達について聞いていいか?」

 

「えぇ、まずはネプテューヌ。プラネテューヌを守護する女神なんだけど……いつも私をボッチって言って女神の仕事をせずにゲームばかりしてる子よ。私と同じで妹が居てネプギアって言う名前の子よ」

 

「…………その街はそれが女神でいいと思えているんだな……」

 

今の話を聞く分にそうとうグーダラな女神だと思うんだが……大丈夫なのか?多分だけど妹さんが支えてもらえているから女神としてやっていけているのか?

 

「全くよ。次にブラン、ルウィーを守護する女神で人見知りな性格で無口だけど怒らせたら口が悪くなるわね。妹にロム、ラムって言う子がいるわね」

 

「口が悪いってどんな感じなんだ?」

 

「そうね〜……『テメェーだけはこの私が倒す!』って言ってわよ?言っておくけど私は言わないからね!勘違いしないでよ!」

 

「何も言ってないし勘違いしねぇよ」

 

それにしても……口調が変わる女神か。今のノワールの状態から女神になると性格が変わる女神もいるのか?それだったら色々と面白そうだな!

 

「そう……それじゃあこれで最後ね。最後はベール、リーンボックスを守護する女神でネプテューヌと同じでゲーマーで漫画とアニメも大好きね」

 

「お〜またゲーム好きな女神か〜ノワールもゲーム好きなのか?」

 

「好きよ?でも、私はネプテューヌと違って女神の仕事を終わらせてからしているわよ!」

 

胸を張ってそういうノワールに俺は苦笑いを浮かべる。なんていうか……一度でもいいからノワール達が女神として守護している世界に行ってみたいな。絶対楽しそうだし!リュウヤを連れて行ってみてぇな〜

 

「それで?ここは何処なのよ?」

 

「ここは超獣世界だ。と言っても、今じゃ御覧の有り様だけどな……」

 

歩いても歩いても広がる果てしなき荒野。そこに希望も絶望もない。あるのは奴らに滅ぼされると言う未来のみだ……それを食い止めるために先人達はディスペクターとの激闘を繰り広げた。

 

「さっきノワールを襲った奴らはディスタスと言ってディスペクターの手下みたいなもんなんだ」

 

「そのディスペクターってなんなの?」

 

「超獣世界の歴史でも伝説の存在達が合体させられた合体獣だ。超獣世界の歴史を破壊することを目的として、所謂歴史改変を目論む時間犯罪者集団だ……まぁ歴史を冒涜する存在だ」

 

「歴史を冒涜する存在……」

 

「そっ。んで、そのディスペクターの中でも王の名を冠する五体が居るんだ」

 

ボルシャックが言うには聖魔連結王、勝災電融王、零獄接続王、終末縫合王、禁断竜王…この五体のディスペクターこそが倒すべき最大の壁であることは間違いないらしい。

 

「悪いが妹ちゃんを探すのは後でもいいか?今は仲間と合流して情報を共有したいんだ」

 

「……そうね……今は貴方の仲間と合流した方が身のためだわ。それにもしかするとネプテューヌ達の誰かが保護されているかもしれないしね」

 

納得してくれたノワールを連れ合流するポイントに向かい始めた。当然移動方法は歩きはので、途中で休憩を挟みながら移動を続けていく。

 

「そう言えば……あの火山はなんなの?」

 

「あ〜アレか?あれはフライパン・マウテンだな。この地帯では有名な火山だぜ?」

 

「フライパンって……凄い名前の山なのね」

 

変な名前だけど噴火したらこの地帯は大厄災が起こるんだぞ?見たことないけど……そんなことを話しながら歩いているとディスタスが現れ、襲いかかってきた。

 

「来たぜ〜……行けるか?」

 

「当たり前よ!さっきのお返しもしてやらないとね!」

 

俺は炎を拳に纏い、ノワールはショートソードを装備しお互いに顔を見合わせると襲い来るディスタスを迎え撃った。

 

「オラッ!!」

 

「はぁ!!」

 

炎を纏わせた拳でディスタスを殴り倒し、の素早い動きでノワールは次々にディスタスを斬り裂くなどノワールと協力しながらディスタスを倒していく。

そんな中、向かってくるディスタスをぶっ倒しながらこちらに向かってくる存在に気づいた。

 

「今度はなんなのよ!?」

 

「アイツは……!」

 

ディスタス達をぶっ倒しながら突如として現れたのは『勝利王』と『魔刻王』の力を繋げられた『魔帝連結 ガイゼキアール』だった。

 

「ディスペクター……!しかも勝利王と魔刻王の力を繋げたディスペクターかよ!?」

 

『ッ!』

 

驚いている隙を狙いガイゼキアールは両手の手甲にある剣で俺を斬り裂こうとしてくる。俺はギリギリのところで回避をし、そのままガイゼキアールに炎を纏わせた拳を放ちダメージを与える。

 

「チッ!やっぱりダメージは入ってないか!」

 

拳をモロに喰らったガイゼキアールだったが、後退するだけでダメージはあまり入ってはいなかった。やっぱりアイツらに対抗するにはスター進化しかないのかよ!

 

「タツヤ!」

 

「ノワール!気を引き締めろよ、奴は勝利王と魔刻王って呼ばれる二体のクリーチャーが連結した存在だ!あんな雑魚どもと比べ物になんねぇ強さだからな!」

 

「アレがディスペクターね……!上等よ!」

 

お互いに構えると突っ込んでいく。ガイゼキアールから放たれる斬撃を避けながらガイゼキアールに近づくと攻撃を繰り出す。しかし、相手は王の名を冠したクリーチャーを素材に作られたディスペクター……そんな攻撃に怯むことはなかった。

 

「グッ!?」

 

「キャァァァァ!?」

 

いきなりの炎の斬撃に避けきれずに攻撃を受けてしまい俺とノワールは後退をしてしまう。更に追撃に斬撃を俺に向けて放つが、横に飛び避けると再びガイゼキアールに向かって突っ込んだ。

 

「ッ!バカみたいに突っ込んでも意味がないわよ!」

 

「わかってる!こっちにも考えがあるんだよ!!」

 

起き上がったノワールに対しそういい更に突っ込む。ガイゼキアールは炎の斬撃を俺に向けて放つもそれらを上手く避け、ガイゼキアールの懐に潜り込むと炎を纏わせた拳でガイゼキアールの身体を貫く。

 

「やったわ!」

 

「どうだ!!」

 

仕留めた……と思った次の瞬間、ガイゼキアールの身体は瞬時に再生し、超高速攻撃でタツヤを吹き飛ばす。ガイゼキアールの身体再生するのを見たノワールは信じられないという表情をしていた。

 

「ぐぁぁぁぁ!」

 

「嘘……!?タツヤの拳はちゃんとアイツの身体を貫いたはず!なのになんで!」

 

ディスペクターは二体のクリーチャー同士が合体した存在、故に命も二つあるのだ。後一つ命があるガイゼキアールはタツヤを吹き飛ばすと次にノワールを標的に定めた。

 

「に、逃げろノワール!今のお前じゃ勝てない!早く逃げろ!」

 

地面に倒れ伏せているタツヤはノワールに向かって逃げるように叫ぶ。しかし、ノワールは動くことが出来なかった……今まで戦ってきた敵を超える存在を目の前にしノワールは顔を青ざめ体を震えさせていた。

急いで起き上がろうとするも先程の超高速攻撃をマトモに喰らい、すぐに起き上がることが出来なかった。

 

「ッ……クソ!力が……アイツを!アイツをぶっ倒す力が!ノワールを守れる力があれば!!」

 

ディスペクターを倒せる力を……ノワールを守れる力を欲したタツヤにそれは答えた。

 

 

 

 

 

 

 

「ここは……」

 

タツヤは全く見覚えのないところに気づけば立っていた。いきなりのことに困惑するタツヤが見たのは火山から己の炎に身に焼かれながらも復活する不死鳥の姿だった。

 

「不死鳥!?」

 

いきなり不死鳥が現れたことに驚くタツヤを他所に不死鳥はタツヤの前に現れるとタツヤに向かって告げる。

 

『我が名は《龍炎鳳エターナル・フェニックス》。力を求める汝に我が力を授けよう』

 

「エターナル・フェニックス!?」

 

かつて仙界と呼ばれる世界で起きた大噴火と共に噴火口より炎を纏って現れたいるはずのない第6の王……そのクリーチャーが『世界の記憶』に触れたタツヤの前に現れたのだ。

 

「まさか第6の王が俺の前に現れるとはな……」

 

タツヤとノワールがいた地帯にあったフライパン・マウテンの炎……それはエターナル・フェニックスの不死の炎と同じ起源を持つものだったのだ。

 

『人と不死鳥、種族は違えども我らが使う炎は同じ。さぁ、我が力を使うがよい、選ばれし戦士よ!』

 

「……俺を認めるってのか……いいぜ!アンタの力!存分に使わせてもらうぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなところで……ごめんなさい……ユニ……」

 

自分の力を超える敵……ディスペクターに絶望するノワールはここにはいない愛する自身の妹にそう告げる。ガイゼキアールは両手の手甲にある剣でノワールを貫こうとした時、炎を纏わせた不死鳥のような存在がガイゼキアールに体当たりを喰らわせ、ガイゼキアールを吹き飛ばしたのだ。

 

「な、なんなのよ今度は!?」

 

「諦めるのは早いんじゃねぇか?ノワール」

 

いきなりガイゼキアールが吹き飛んだことに驚くノワールだったが、上空から知っている声が聞こえ上を見上げた。

 

「た、タツヤ!?」

 

「よ、新しい力を手に入れて帰ってきたぜ」

 

上空に居たのはタツヤだったが……その姿は不死鳥の翼を広げ、龍炎鳳エターナル・フェニックスの力を鎧として纏い、二本の剣を装備した姿だった。

この姿こそ世界の記憶に触れることによって…クリーチャーに認められた証でもある姿…スター進化だ!

 

「な、なんなのその姿……」

 

「世界の記憶に触れ、認められた証って感じか?」

 

「世界の記憶?」

 

ノワールの前に降り立ったタツヤは今の姿を見ながらそういう。しかし、ノワールはタツヤの言っている意味がよく分からず首を傾げており、その姿にタツヤは苦笑いを浮かべた。

 

「後で話す今は……」

 

そういい睨みつけた先には先程吹き飛ばしたガイゼキアールがこちらを睨みつけていた。スター進化していきなりの戦闘だが……今の俺は負ける気がしねぇ!!

 

「さぁ!第2ラウンドと行こうぜ!」

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