超次元ゲイムネプテューヌ 王来爆熱物語   作:LEGION ONE

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親友との合流

ガイゼキアールを倒し、ガイアール・カイザーの魂を超獣王来列伝に還したタツヤとノワールはリュウヤとの合流するために歩いていた。

 

「それで?そのスター進化ってなんなのよ?」

 

「俺も詳しいことはわかんねぇが……『英雄の力を身にまとう能力』でこの世界に伝わる伝説のクリーチャー達の力を借りた進化らしいんだ」

 

「英雄の力を身に纏う……」

 

スター進化についてノワールに聞かれたが、生憎こちらもスター進化についてはわかっていないんだよな〜でも、誰でもそのスター進化に至れる訳でもなくて世界の記憶に触れた存在でしかなれないらしい。

 

「その……スター進化は私でもなれるの?」

 

「さぁな?スターの力を持つ存在がなれるって言っていたからな……これについては絶対なれるとは断言出来ない」

 

「そう……」

 

それを聞いた瞬間ノワールの表情が暗くなり顔を俯かせた。気になった俺はどうしたんだと?と聞こうとしたが、顔を上げたノワールが今度はリュウヤについて聞いてきた。

 

「気になったけど……貴方の親友のリュウヤ?って人とどうやって知り合ったの?」

 

「リュウヤとか?リュウヤとはこの超獣世界で起こっているディスペクターの再来の原因を探っている時にたまたま出会ってな?最初は警戒していたけど、どうやらリュウヤと俺は気が合うのかトントン拍子に仲良くなったんだ」

 

最初の頃は警戒して、スター進化が出来るリュウヤを勝手に嫉妬して歩み寄ってくるリュウヤを一方的に嫌っていたな……まぁ色々あって今では信頼できる友人のような存在になっているけどな。あの頃はある意味黒歴史だし……教えないでおこ。

 

「へぇ〜そうやって出会ったのね」

 

「まぁな〜ノワールは他の女神とは最初から仲が良かったのか?」

 

「全然。最初の頃はみんな敵対していたし、ネプテューヌのことなんか一方的に嫌ってたぐらいよ。まぁ、今では共に戦う仲間だけど……」

 

なんだ、ノワールも俺と同じことしていたんだな……こうやって話していると何かとノワールと俺は似ているところがあるかもな。呆れながら話をしているノワールに俺は笑みを浮かべながら聞いているとノワールがジト目でこちらを見てきた。

 

「なによ……」

 

「いや?ノワールはネプテューヌ達のことが大好きだな〜と思ってな」

 

「はぁ!?だ、大好きじゃないわよ!仲間として信頼しているわけだから!勘違いしないでよ!」

 

相変わらず素直じゃねぇなノワールは。ツンデレというかなんというか……ネプテューヌ達女神からよく弄られているんだろうな。俺がそう考えていると顔を赤くしながら否定していたノワールが早歩きで前にへと行ってしまった。

 

「あ〜……やりすぎた」

 

少し弄りすぎたことを反省しノワールの後を追おうとした時、いきなりノワールの背後にディスタスが現れノワールに奇襲をかけようとしていた。

 

「ッ!まだいたのかよ!」

 

俺は瞬時に足に炎を纏わせ駆け出すとそのままディスタスに一気に近づき、ディスタスを蹴り飛ばす。ガイゼキアールを倒したことで少し気が緩んでしまった……反省しながら俺はノワールの元に駆け寄る。

 

「大丈夫か?怪我とかないか?」

 

「大丈夫よ。それと……ありがとね」

 

「いや……俺も悪かったな」

 

「いいわよ。ネプテューヌ達で慣れているから」

 

良かった……とりあえず合流地点につくまでは警戒をしていないとな。そう考えながらタツヤはノワールを守るように歩き始めた。

 

「(なんで……なんで顔が赤くなるのよ!)」

 

顔を赤らめることに戸惑いを隠せないノワール……その気持ちに気づくのはまだ先のことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノワールと共に歩くこと数時間、ようやく合流地点である自分達が拠点としている場所へ辿り着いた。情報交換と言うのが建前であり、本音はさすがに休息も必要だからである。

 

「あそこだな」

 

「あそこが……とりあえずこれで休めるわね」

 

そう話しながら拠点に向かうとそこにはタツヤと同い歳ぐらいのリュウヤとノワールより年下ぐらいの少女が拠点内におり、タツヤは親友であるリュウヤに声をかけた。

 

「おーい!」

 

「タツヤ…無事だったか」

 

「おう、なんとかな!」

 

タツヤが現れたことにリュウヤは表情を明るくしながら話す。休息も兼ねてお互いに手に入れた情報を交換しようと話をしようとした時、リュウヤの体からリュウヤとは別の声が鳴り響いた。

 

『…タツヤよ。お主、スター進化の力を手に入れることが出来たようだな』

 

『ほぉ……ボルシャックか。そこの人間はあの英雄であるボルシャックに認められたのか』

 

「あぁ、ボルシャックか。そうだな〜マジで死ぬかと思った時にな。それと……」

 

鳴り響いてきた声を聞きエターナル・フェニックスはボソッとそう呟く。

今、リュウヤの体から響いてきた声の正体はボルシャック……リュウヤが纏う英雄の力でてディスペクターとの戦いでアドバイスを送ったり情報面での支援をしてもらっている。ボルシャックのありがみたいを覚えながら、俺はタツヤ達にノワールを紹介することにした。

 

「タツヤ…その子って…」

 

「あ!ノワールじゃん!」

 

「ネプテューヌ!?あなた居たの!?」

 

どうやらノワールの知り合いらしい。しかも前、話で聞いていた同じ女神のネプテューヌって子じゃねぇかよ。とりあえずリュウヤにこれまで起こったことを報告された。

ガイアトム・シックスの事、そして……あのネプテューヌって子の木刀にガイギンガが宿ったということ。

 

「は?ガイギンガ!?何で!?」

 

「分からない…でも、本人が言うにはネプテューヌにドラグナーの素質があるから…かも知れないって」

 

スターの力を持って尚且つドラグナーの力を持っているってヤバくねぇか?どんだけ凄い子なんだよあのネプテューヌって子は。さすが女神っていうことなのか?

 

「そこは不確定要素何だな。まぁ…良いや……それよりも、連結王の姿は見たのか…?」

 

「……」

 

俺の質問に対しタツヤは首を降って否定した。リュウヤを襲ったガイアトム・シックスと俺たちを襲ったガイゼキアール……どちらも王を材料に作られたディスペクターだが、本当の王は別にいる。

今はその姿を見せていないが……早くみつけ出さないとな。

 

「まずは無事で良かったよ、タツヤ」

 

「俺がそう簡単に死ぬ筈ねぇよ!」

 

安心してそう言うリュウヤに俺は笑いながらそう返す。一先ず俺達は疲れきった体を休めることにした。そういや、ノワールとネプテューヌが話してるけど何を話してるんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇねぇノワールはあのタツヤって人のことが気になってるの?」

 

「はぁ!?そ、そ、そんな訳ないでしょ!タツヤとはただの仲間よ!」

 

「え〜?だってノワールずって見てたし〜素直じゃないな〜ノワールは」

 

「だったらネプテューヌもあのリュウヤっていう人と仲がいいじゃないの!」

 

「リュウヤは私を助けてくれた人だもん!」

 

親友と再会したネプテューヌとノワールはそんな会話を繰り広げていた。

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