アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件revival 作:100¥ライター
敵側に最近出てきたとあるキャラを登場させてみたいなという完全な自己満足から始まったこの話ですが、今回は最初から主人公やラスボス、劇場版ボスのキャラをメインとしたハイレベルな物を提供出来ればと思うので少しでも興味を持って、踏み込んでいただけると幸いです。
今回は展開の都合上、かなり幅広い場所からキャラを拾ってくるので知らないキャラがいたらごめんなさい。けど出すくらいその作品が好きなのでもし良ければ知らないキャラがいたらちょっと見てみようかなって気になってくれると嬉しいです
ここはあくまで導入なので最初のキャラはよ召喚しろって方は次の話に行っても問題なく楽しめるようにしてあります
あとは前作読む必要はありません。名前だけ借りてるだけです。てか無駄に長くなった上に未完なので時間めっちゃかかることが想定される上にこっちで勝手に保管してる要素があるので混乱が予想されます。
「まさか第二回が開催される事になるとはね…あいつどこ行ったんだろ」
私は天界に住む天使ぽぽろん!今回の主役になったのよ!
…え?ぽぽろんちゃんの事を知らない?なら『邪神ちゃんドロップキック』を見れば分かるからぽぽろんちゃんの活躍を是非見てね!
それとも知っているからこそこの状況がおかしいって言いたいわけ?天使のワッカは復活してないはずだろって?
それは禁じられた戦い…アニメキャラ達が争うあの大会の幕が平気で下ろされてしまったからよ。
それによって数多の作品の天使や神が沢山呼ばれて私もその1人というわけ。けどこれはチャンス!天界に帰れるどころか昇進はもう見えたも同然よ!
「はい、ではこれより選考会にて選ばれたここにいる200人の神、天使はこのあとマスターの付き人になっていただく期間も残り1日です!マスターをスカウトしなかった神々は我々がランダムで選ぶ形となりますのでご了承ください!」
大神官様のコール…そんな事は分かってるっての。元はと言えばその上にいる全王様。大神官様が全王様にアレを見せて大会を面白いとか言ったから開催されたのよね。
〜1週間前
『沢山の人がいて、凄いのねぇ〜!』
『世界はとっても広いのねぇ〜!』
「えぇ、第一回の大会は世界に絶望した少年が全ての世界を破滅させるために歪に願いを叶えてしまう道具を使い、その結果発生した突発的なものでした。それ故に多くの地で血が流れ、世界に混乱を齎しました。優勝者である津島隼人さんが全員生き返らせ、記憶と能力を封印させる選択肢を取らなければどうなっていたものか」
津島隼人。全員生き返らせるなんて聖人のような真似をしておきながら己のエゴで1人の少女の病気を治すために最後の最後には彼女の思いすらも無視して、願いを叶えようとした狂った男。その執念は凄まじく、あの戦いを5回も繰り返して全て全く違う編成で優勝したとんでもないやつ…
あいつ最後の最後で諦めて莫大な富を得て、終わったんだっけ。いや、それは今どうでもいいか。問題は…全王様が彼や他のプレイヤーの無限のような数の戦いを見て、面白いと思ったことだ。
「ですが!ここに選ばれし200の神々と天使!貴方方がいてくれるのであれば!秩序を崩壊させずに戦いを大いに盛り上げる事が出来るでしょう!」
神々すらも蹴散らしてぽぽろんちゃんが勝つための最強のマスターは津島隼人!あいつしかいない。
「はいはーい!質問なんですけど〜!」
「何ですか?」
あぁ…あれは神の中でも空気を読まないこととウザいことで有名な…
「神とか天使って具体的に何をすればいいの?ていうか私今回神々の枠なの?どうせなら戦いの方に出たかったんですけど〜!!」
アクア様。よく分からない頭のおかしい独自宗教の元締め。あの破壊神ビルス様ですら黙っているのに空気の読めないやつ。なんか話通じない感じあるし、関わらないでおこーっと。
「申し訳ございません。神々に属するキャラを多方面から取った方が面白いだろうという私からのご提案でございます。それに偏った戦いは面白くありませんからね。そして神と天使の役割とは…ズバリマスターのサポートと秩序の維持!これに尽きます。戦闘に直接的に介入する事以外は何でも構いませんよ。戦闘中のバックアップでも構いませんし、非戦闘中にアシストしてもOK。貴方の力でマスターを導いてください!」
「え?それ頭脳枠と役割被るんじゃないのー?」
「アクア先輩!さっきから大神官様に失礼ですよ…!」
「だって!エリスもよく分からないまま巻き込まれたくはないでしょ?」
頭脳枠。より多くのキャラを巻き込—舞台に立たせるために考えられた新ルールのこと。それにしても頭悪そうな割に意外と鋭い質問をするわね…こいつ。
「えぇ、ですから…貴方方にも特権ルールがございます。それらを駆使したり、マスターを特訓させても良いですね」
特権ルール…基本ルールとは別の契約しているマスターにしか開示されない特別なルールのことね。そしてマスターの特訓か。ぽぽろんちゃん汗臭いやつは嫌いなんだけどなぁ。
「見てなさい、全王様!この最高の地球担当の神であるアクア様がこの戦いを華麗に制覇してみせるわ!!」
「アクア〜期待してるのね〜」
「やる気満々なのね〜面白いのね〜」
「ぜ、ぜ、ぜ、全王様!質疑応答はこのくらいにして…そろそろ各々をマスターのスカウトに行かせた方がよろしいかと…!」
いつにもなくビルス様がびくびくしている。ふふっ、普段威張り散らかす様ばかり見ているから面白いわね。
「僕、アクアともっとお話したいのね〜」
「沢山聞きたいのね〜」
「いいわ!このアクア様の面白い話は沢山あるわ!…どれから聞きたい?」
この何故か全王様にはウケたくだらない話が1時間くらいかかってしまった。そして各自解散からスタート。この瞬間からゲームは始まった。
そして今に至る…
〜
スカウトシステムの話を聞いた瞬間からぽぽろんちゃんのマスターは既に決まっている。そう、津島隼人一択。勝つためには彼の力を貸りるのが手っ取り早い。
もう東京にはいない事は既にリサーチ済。富があるんだから俺が会社で働くわけねぇだろうが!とのことらしいが、まさか北海道にいたとは。確かにそこまでお金のかからないところなら節約しながら暮らせるのかな。まぁ、人間界の税制なんて自分がいた場所はともかく他の場所の事は1ミリも知らないけどね。
「そういう訳で…あんた、ぽぽろんちゃんと契約しなさい」
「…え、やだ。せっかくのんびり余生を過ごしているのに何でまた面倒事に巻き込むんだい?」
人間はやはり自分のことしか考えてない。…ように見せかけてハヤトの弱点はリサーチ済み。ハヤトは罪の無い少女が不当に虐げられたりするのを黙認出来ない。特にそれが今回召喚されるようなアニメキャラなら特に。
「あんたまだ24歳でしょうが。この世界がもし滅亡したり、そうでなくともあんたの好きな女の子キャラ達が酷い目に遭わされる…なんてことになったらどうする?」
「この大会全王様が絡んでるんだろう?優勝者がそんなクズ野郎だったら消してくれるんじゃないの?」
「馬鹿ね、ともすればあのお方は地球ごと消すわよ?…まぁ、そうはならなくてもいたのよね…終末のワルキューレのゼウス様とか。もしあのゼウス様が勝ったら人類はどうなるのかな〜」
終末のワルキューレ自体がそもそも人類を滅ぼそうとしたってアレか。…つーか、そう考えると召喚するやつって大半が人間だからおかしい気もするし、人類滅ぼす人間いないだろう。なーんて考えているのかな、ハヤトは。そこでぽぽろんちゃんは最後の切り札を出すことにした。
「そもそも…前回優勝者のあんたが不参加と知ったら全王様はさぞかし嘆き悲しむんでしょうね」
一瞬で変わる目つき、そう。この眼だ。戦闘対戦のスイッチが入ったその眼。少しはやる気になってきたみたいね。
「…おい、俺を脅す気か?」
「私が優勝すれば神になるだけで人間界には直接干渉しないと約束するわ。貴方も地球と日本のサブカルチャーを守れる。変な神と契約するより良いでしょ?」
「『慎重勇者』の『アリア』」
「うっ…」
あの女神か…あれは確か潜在能力の解放が出来るのよね…おまけに人間界よりも時間の流れが遅い統一神界で修業が出来る。かなりメリットデカいわね。
「『このすば』の『エリス』」
…幸運の女神か。性格も良いし、いるだけで幸運が爆上がりするとかとんでもルール載せてくる厄介な神ね。
「まぁ、あとは聞かないが、才能を引き出すとか神の技を伝授してもらえるとかお前にあんの?」
「ぽぽろんちゃん!お前じゃない」
「失礼。ぽぽろんを担当にすることによるメリットを教えろ」
「私のルールは… どう?契約するならマスター契約の証として私と手を重ねなさい」
私にしかない特権ルールは伝えた。あとは交渉に応じるかのみ!
「え?俺にはもっと相応しい神が…」
「何?ぴのとかが良いわけ?それともぺこら様やリエール様?他作品の誰か?」
「神の役割がサポーターなら精神力強くて要領の良い方がありがたいから下手なやつ選ぶよりかはお前を選ぶが…」
「…が、何よ」
「いた〜!ハヤトね!!むっ、何かよく分からない下級天使が何かの認識阻害をかけているようだけど…私のこの曇りなき眼がある限り抜け駆けはさせないわ!さぁ、私と契約を…」
「変な神に付き纏われるよりかはマシか?俺の才能をこじ開けるとかよりかはその方がまだ使い道はあるな」
「あぁ〜!!ちょっと、あんた下級天使の分際で優勝候補を取るなんて…」
「いぇ〜い、アクア様見てる〜?マスターハヤトはぽぽろんちゃんが貰っていきま〜す!マスター、アクア様は居座るようなら召喚の儀をする前に不法侵入で警察に突き出して良いわ」
「…まぁ、アクア様と契約はしないな。お前の話に耳を貸してやるつもりはない」
「何でよ〜〜!!…え?あんたさっき…警察に突き出すって言ったの!?ちょっと、何待ってよ!!ハヤトも何か言って!あんな下級天使の言い分を鵜呑みにして…分かった分かった!出て行くから!警察呼ばないで!!」
時間はかかったけどハヤトが警察に連絡をし始めたのを見て、どうにか女神アクア様は逃げていった。とりあえずはここから本格的に契約まで持ち込むしかぽぽろんちゃんの勝ち筋はない。まずはどうこっちに持ってくか考えていくとしよう。優勝するのは破壊神ビルス様でも付人のウイスさんでも我々の主であるリエール様でもない…このぽぽろんちゃんなんだから!!