Sideシーガ
「『カナメ氏よ、ビーム主体装備のそのガンプラでは流石にアレの相手は厳しい筈だ…勝算は有るかな?』」
「突破法ならありますよ!彼と協力すればいくら強固なメガサイズといえども!」
「『そうか、なら私が前に出て時間を稼ぐとしようか!』」
突如としてレイドボス扱いとして投入されたメガサイズの武者サイコガンダムMK-Ⅱを相手取っていた俺とタツヤさん、それとミシヒト君はやはり攻めあぐねていた。
予定外ではあるがならば奥の手を使うしかないなと思ってそう告げるとタツヤさんはアメイジングケンプファーを前進させて囮役を買って出てくれる。
「ミシヒト君!」
「『どうやらそのようですね…僕もこんな所で敗退なんてまっぴら御免です!
まだバトルスキルが更に進化したヴァイスアルメールさんと戦り合えていないのですから!無論貴方や他のファイターともね!』」
~推奨戦闘BGM「SONICDRIVE」♪~
「ならば出し惜しみは無しだぜ!一点突破であのガンプラを撃墜する!」
「『ええ!お見せ致しましょう!僕が新たに作り上げたガンダムマックスターHSDの秘めたる全力を!
はああああああー!』」
そう言うと彼のマックスターは本来のハイパーモードの金色ではなく銀…いやあれは白金か!眩い輝きを放った。
「此方も!パーメット粒子解放!スコアレベル3…4、5、6…7!」
俺も負けじとオデュッセントキャリバーンのパーメット粒子の循環効率レベルを上昇させた。
「タツヤさん、仕掛けます!牽制を!」
「『了解した!喰らいたまえ!アメイジングチェーンマイン!!』」
俺の指示を受けたアメイジングケンプファーがチェーンマインを取り出し武者サイコMK-Ⅱのボディーに巻き付け拘束、数秒後に起爆した。
「今だミシヒト君!」
「『ええ!豪速流星絶技…<ハイパーソニックマシンガンスクリュードライバー>!!』」
『!?!?』
チェーンマインの起爆直後にマックスターHSDがサイコMK-ⅡのIフィールド発生装置に狙いを定めて拳の連撃を叩き込んだ。
「『今です!』」
「<パーメットセブンスキャリバー>!!」
『!?!?!??!?!……』
マックスターHSDの連撃によって奴のIフィールドは機能不全に陥る。
そこに俺がすかさずレベル7まで上げたビームキャリバーの一撃を勢い良く振り下ろし叩き斬った。
すると武者サイコMK-Ⅱは見事な迄に真っ二つとなり爆発四散した。
後はアルメールさん達とセイさん達の方か…
Sideアルメール
「流石に手強いガンプラですね…」
「『実弾に切り替えたGNアイシクルショットで何度かフリーズさせたけど質量差が大き過ぎて全く拘束出来ない!…ビットはビーム兵装だからIフィールドに防がれちゃう!…』」
私とアリサちゃんの二人で武者サイコガンダムを相手にしましたが大出力兵装やIフィールドといった厄介過ぎる!…
「また攻撃が来ます!」
「『シールドビット!』」
メガ粒子砲の嵐とビームナギナタのコンボ攻撃によって完全に攻めあぐねていた私達でしたが…
「『!漸く来てくれた!…』」
「え?…」
アリサちゃんの言葉に私ははっとなり上空を見上げた。
其処には何かが浮かんでいるようだった。
アレってもしかして!…
Side?
「やれやれ運営もとんでもない事仕出かしてくるなあ…ま、おかげで退屈せずにすむけどな!
それじゃあ、お姫様達を助けるとしようじゃないかアトラティブガンダムCAP!
行ってこい!」
とある地点にバトル中居座り続けていた男のガンプラは愛しい相棒から送られてきたデータから敵の位置を把握し数十基のビット兵装を射出した。
「よし配置完了!フルパワーで狙い撃たせて貰うぜ!」
そしてスナイパーライフルを上空へと構えビームを発射した。
Sideアルメール
『!?!?』
突如相対していた武者サイコガンダムの頭上へと目掛けて大出力のビームが飛んできた。
流石に超高出力ビームをたった二基のIフィールドでは離散させ切る事は出来ずに武者サイコガンダムの頭部は物の見事なまでに溶解させられていた。
「アレって…限界まで透明クリアー塗装された有線式リフレクターインコムですか!?しかもそれが何十基も…」
「『うん、あれこそがフー君の編み出した超遠距離大出力狙撃法だから!…』」
「…」
私は上空に浮かんでいたモノの正体に行きついて驚きアリサちゃんはさも当たり前のようにそう返答した。
あのような技術生半可なものではないかなり卓越されたものだ。
確かにあれなら出力を極力低下させずに長距離狙撃を可能に出来うるだろう。
「『とっととトドメ!…頭を失ったサイコガンダムなんて!…』」
「私達の敵ではない!」
既に満身創痍な状態である武者サイコガンダムは私達のそれぞれの一撃を受けて爆散した。
そこで丁度といった所かイオリさん達が相対していたメガサイズザクⅡ改も撃墜されていた。
「『め、メガサイズガンプラ全ての撃墜を確認!…サバイバル+レイドバトルこれにて終了ー!通過者のファイターの皆様おめでとうございます!
いやー、一時はどうなる事やらと思いましたー…』」
「「ワー!」」
終了のアナウンスと観客達の歓声が聞こえ私達は漸く一息つく事が出来たのだった。