白銀の少女と硝子の脚の少女の再会
Sideアルメール
「お帰りアルメール、お前宛の御手紙が届いているよ」
「私にですか?って真逆!?…」
発現したアシムレイトの能力をコントロールする為にユウキさんの所属する機関での厳しい修行の一ヶ月間を無事に乗り越えて家に帰ってくると私の父が一通のレターを持ちながら待っていた。
私はもしやと思い父からレターを受け取りはやる気持ちを抑えながら中身を見た。
「やっぱり!…」
そう、差出人はあの子、私の大親友のメジロアルダンからであったのだ。
私がトレセンを中退してからもう一年半近く程は交流が無かったのだが恐らく先日の予選大会後の勝利者インタビュー生放送の件をサトノクラウンさん経由で知ったのだろう。
そんな彼女から送られてきた手紙の内容にはこの様な事が書き綴られていた。
『拝啓 ヴァイスアルメール様お元気でしょうか?
私はつい先日私の体質を理解を示し覚悟を決めて専属となってくれたトレーナーさんのおかげで他のウマ娘並にレースを走れるようになりメイクデビュー戦を快勝し、先日遂にジュニア級レースを制覇出来たのです!
私は是非共又貴方と一緒にレースを駆け走りたい!…交流の無かった間の事はサトノクラウンさんからお聞きして私も興味が湧きました。
勝手だとは思いますが近日お会いできる日があればお返事下さい 貴方の親友メジロアルダンより』
「アルダンさん…」
手紙を読み終えた私はすぐにシーガさんにこの事を伝え空いている日を聞いてから返事を書き返信した。
そして再会の時は訪れる。
「あ…」
「アルメールさん…御久し振りです」
数日後、近所の喫茶店で久方振りの再会を果たした親友の顔はとてもはれやかな表情をしていた。
私はおもわず涙した。
>ど、どうしたの!?
私の涙を目にしてアルダンさんのトレーナーさんであろう男性が驚いて心配してくる。
「貴方が彼女のトレーナーさんですね?彼女を走れるようにして下さって本当にありがとうございます!」
>僕の持ちうる知識をフル活用して彼女を支えたまでだよ
それより君の隣の子は?
「あ、私も気になっていました」
私がアルダンさんのトレーナーさんに感謝の意を伝えると彼等はシーガさんの事を聞いてきた。
「あ、御紹介しますね。
私にガンプラバトルのいろはを教えてくれたシーガさんです」
「御紹介に預かりましたカナメ・シーガです!ガンプラファイターであります!後、俺もトレーナー志望です!」
>トレーナー志望?もしかして君は!…
シーガさんがそう宣言するとアルダンさんのトレーナーさんは目を丸くした。
「ええ、俺はアルメールさん以外と契約する気はありません」
>そうなんだ、その時はよろしくね
「ええ、何時か彼女達をレースさせられるようになったら是非共!」
>此方こそよろしく!
「愛されていますね!」
「~///そちらこそ!」
二人の様子を見て安心する私にアルダンさんはそんな事を言ってきたので私はおもわず赤くなって言い返した。
「ふふ…もしよろしかったら貴方方のやっているがんぷらバトルというものを御教授願えませんか?」
「良いですよ!」
アルダンさんの申し出に私達は了承するのだった。