COD:BOCWの主人公がドルフロ世界へ 作:東ドイツ空軍航空部隊
ベルとM16は車に乗って走行していた
因みにベルが運転である
「で、行く宛てはあるのか?ベル」
「…………」
「行く宛ては無さそうだな……」
無口で無反応であることは宛ては無いとM16は判断した
「あそこに廃墟があるな……ちょっと行ってみるか」
ベルは廃墟の前で停止した
ベルはバッグを取り出し、廃墟の中に入っていった
数分後…………
「ベル、着替えたのか?」
「…………」コクッ
ベルは傭兵の格好から何処にでも居そうな一般人風の服に着替えていた
「似合ってるじゃないか。それと、そのマスクを着けたらもうテロリストに見えるぞベル?」
本当に似合ってるのか?とベルは思ったが、これはセーフハウスの時に着ていた服だった
(アドラー達は……大丈夫なんだろうか……)
あの尋問で、アラーシュに殺された時も、ペルセウスの会議に参加したことも……全てを思い出した
目を覚ます筈がアラーシュに殺された時に逆戻りしこの世界に居た
今頃本当の自分の身体は植物状態なんだろうな……とベルは思いつつあった
場所は変わって西ベルリンにあるセーフハウスでは
「心拍は安定してるけど……まだ意識が戻らないわ」
「クソ、ベル!しっかりしろ!まだ終わっては無いぞ!シムス!ベルの状態は!?」
「ベルは死んではないな。だが……何かに入り込んでるんだ……何か……別の何かに」
「そんな事があるのか?」
「分からない。だが、調べてはみる」
とシムスは調べに向かった
「ベル、聞いてなくても、これだけは思い出せ」
「俺達には使命がある」
『俺達には使命がある』
「…………!」
ベルの脳裏に確かに聞こえたアドラーの口癖でありキーワードでもあった台詞だった
(確かにアドラーの声が……意外と心配しているのかもな……)
ベルは久々のアドラーの声で少しフリーズしていた
すると
「ベル?」
M16に声を掛けられた
「…………!」
「大丈夫か?何かあったか?」
「……………」フリフリ
『何でも無い』と返した
「そうか、だが何か困った事があるなら私を頼ってくれ。いつでも相談に乗るぞ?」
「……………」コクッ
ありがとうの意を示したベル
それと同時に、アドラーに見守られているような気がした
(必ずこの世界で生き抜いてやる……!)
そう心の中で誓った
「さて……そろそろ行くかベル?」
「……………」コクッ
二人は車に乗り、場所を移動した
「なんとか着いたな。途中鉄血が居たが、ベル。全員轢くのはどうなんだ?」
「……………」
着いたのは建物が殆ど無い場所であった