転生したら原作前だったので好き勝手やって覇権国家になってやる 作:阿鬼羅
C.E.72 一年半に渡った地球、プラント間の戦いは、ヤキン・ドゥーエ宙域戦を以てようやくの集結をみた。やがて双方の合意の下、かつての悲劇の地、ユニウスセブンにおいて締結された条約は、今後の相互理解努力と平和とを誓い、世界は再び安定を取り戻そうと歩み始めていた。
そして四季島帝國もプラントとの宥和関係構築のため動いていた。そしてそんな四季島帝國では新型艦の建造が急がれ、次の大戦に備え始めていた。そんな中、帝國宰相の中津は首席秘書官のマックレーネを連れアーモリーワンに向かっていた
アーモリーワン港湾局
職員「四季島帝國航宙親衛艦隊航宙モビルスーツ超甲型巡洋艦秩父、駆逐艦秋月、冬月、スヴェトラーナ、マインリフ入港します」
管制官「聴いていたがあれが秩父型かデカいな」
職員「200mクラス、ですからね。改装された金剛型より少し小柄なだけですから」
管制官「なるほどな、金剛型が220これが210だったか?」
職員「そんなもんですかね、にしてもアレ宰相旗ですよ」
管制官「そうだな、にしてもあの主砲噂の速射砲か?」
職員「かもしれません」
秩父艦橋
艦長「閣下、秩父は定刻通り入港しました」
中津「ご苦労、なにか異常があった場合直ぐに出港するように。最近なにかとキナ臭いからな」
艦長「ハッ」
アーモリーワン内部
マックレーネ「閣下。デュランダル議長との会談は予定通りで、との事でしたが、オーブの姫が…」
中津「ああ、厄介なことだ。全く、デュランダル議長は?」
マックレーネ「基地施設内だと、ザフトからは案内付での基地訪問をと」
中津「それでいこう」
アーモリーワン基地内部
ガヤガヤ
中津「おや、デュランダル議長。どうやら出直したほうがよいかね?」
ギルバート・デュランダル「これは中津宰相……そうですね」
中津「そこに居られるのはオーブのアスハ代表ですか、お久しぶりですね」
カガリ・ユラ・アスハ「中津宰相、何故ここに」
中津「今日デュランダル議長と会談の予定でね、予定時刻に訪ねたら不在と言われてしまってね」
カガリ「それは失礼した、我々がねじ込んだせいだ。そちらが構わなければ共に会談をしたい」
中津「デュランダル議長が構わぬなら私は構わない」
デュランダル議長「我々も構いません」
話していると
ブゥーーーーーーー
ザフト士官「警報!?」
ザフト下士官「第6ハンガー!?まさか」
ザフト兵「急げ急げ!」
中津「何事だ!?」
マックレーネ「閣下!」
中津「何!?」
ドカーーーン
中津「あれは、ガンダムタイプだと!?」
マックレーネ「いかがしますか?」
中津「マックレーネ、秩父に通信、緊急出港だ。デュランダル議長、秩父のモビルスーツ隊を中に入れたいのだが?」
デュランダル議長「緊急出港はいいとしてもモビルスーツを内部に入れるのは出来れば控えてほしいのだが」
中津「そうだな、やめておきましょう」
デュランダル議長「それと避難を」
中津「この程度の鉄火場独立戦争で経験済みだ、それに弾丸は真の勇者を避け、逃げ回る者に突き刺さるからな、避難してもこの混乱では避難路で死にかねんよ」
デュランダル「そうですか、ではこちらへ」
ザフト士官「MSを出せ!第6ハンガーの新型が何者かに奪取された」
ザフトパイロット「いったいどこのバカが!?」
アーモリーワン宙域
秩父艦橋
艦長「ビームかく乱幕をばら撒け、モビルスーツ隊発進!」
副長「了解!」
管制官「ジムカスタム1号機2号機発進、ジムキャノンⅡ小隊も発進させます」
通信士「スヴェトラーナ、マインリフのジム改全機発進!」
艦長「うむ」
通信士「ザフト艦フーリエ轟沈、ハーシェルもやられた模様。ザフトモビルスーツ隊にも被害拡大!」
艦長「近隣友軍は!?」
通信士「第2強襲巡航戦隊が向かってきています」
艦長「あの新型か、なんとしても持たせろ!主砲3式、撃て!!」
ドン
ドカーーーン
ネオ・ロアノーク「四季島艦め、厄介な位置に」
ガーティ・ルー艦橋
イアン・リー「ゴットフリート撃て!」
ドヒューーン
バシュー
リー「やはり弾かれるか、コリントス撃て!」
パスパスパスパス
秩父艦橋
艦長「
副長「秋月被弾!」
艦長「秋月の状況は!?」
副長「3番砲使用不能!」
艦長「モビルスーツ隊は!?」
副長「現在ダガー及びモビルアーマーと交戦中!」
管制官「ジムカスタム第2小隊は左翼に展開しダガー隊と交戦中!」
ネオ「全く厄介な、そろそろ堕ちてくれ」
バシューンバシューンバシューン
四季島パイロット「当たるものか!」
バシューンバシューン
ガーティ・ルー艦橋
オペレーター「新手の四季島艦接近!」
リー「何!?艦種は」
オペレーター「未確認の新型です。数3!」
リー「くそ」
オペレーター「これは、コロニーから部隊脱出!」
リー「成功したか。ゴットフリート照準、撃て!」
ドヒューーン
ドカーーーン
オペレーター「四季島艦に命中!」
リー「タンクを切り離せ!」
秩父艦橋
艦長「ダメージレポート!」
副長「後部3番砲大破、左舷着艦デッキ使用不能!左舷ミサイルランチャーに火災発生!!」
艦長「ミサイルランチャーを切り離せ、誘爆を防げ!機関は!?」
機関長「出力70%までダウン!」
砲術長「左舷第3第4近接防護火器群使用不能!」
レーダー手「敵艦退きます。それとアーモリーワンより出航する艦あり!」
艦長「アレがザフトの新型か!」
ミネルバ艦橋
中津「グラディス艦長、秩父は?」
タリア・グラディス「損傷しているようです、メイリン回線回せる?」
メイリン・ホーク「可能です」
タリア「会話なさいますか?」
中津「いや、それは後でもできる。今はあの船を追うほうが先だろう」
デュランダル「だいぶ手強い部隊のようだな」
タリア 「ならば尚の事このまま逃がすわけにはいきません。そんな連中にあの機体が渡れば…」
デュランダル「ああ」
タリア「今からでは下船いただくこともできませんが、私は本艦はこのままあれを追うべきと思います。議長の御判断は?」
デュランダル「私のことは気にしないでくれたまえ、艦長。私だってこの火種、放置したらどれほどの大火になって戻ってくるか…それを考えるのは怖い。あれの奪還、もしくは破壊は現時点での最優先責務だよ。中津宰相貴方は?」
中津「私も同感だ。やられた秩父の事もある、逃げ出すわけに訳にはいかない」
タリア「ありがとうございます。トレースは?」
バート 「まだ追えます。」
タリア 「では本艦は此より更なるボギーワンの追撃戦を開始する。進路イエローアルファ、機関最大!」
マリク・ヤードバーズ「進路イエローアルファ、機関最大!」
メイリン「本艦宛に通信」
タリア「相手は?」
メイリン「四季島帝國宇宙海軍第2強襲巡航戦隊アーガマと名乗っています」
中津「アーガマがこっちに来ていたのか!?アーガマ単艦か?」
バート・ハイム「レーダーでは3隻確認」
中津「2隻か、マックレーネ」
マックレーネ「多分ですが戦隊旗艦の強襲戦艦のラーディッシュと同型艦のニカーナかと。同戦隊のアイリッシュは整備ドックに居ますから」
中津「ふむ…グラディス艦長、済まないが数分回線を借りてもいいかね?追撃にあれ等を加えたい」
タリア「構いません、メイリン」
メイリン「はい、回線繋がります」
中津「ラーディッシュ応答願う、三木少将」
三木太白少将『宰相閣下!?秩父に居られませんでしたがご無事で』
中津「うむ、ラーディッシュは損傷した秩父と秋月を護衛の冬月を連れてアンマンに帰投してくれ。それとアーガマとニカーヤはスヴェトラーナ、マインリフと共にこのミネルバと共に所属不明艦追撃に参加せよ」
三木『ハッ!』
30分後
中津「済まないねグラディス艦長」
タリア「いえ、こちらも各種確認がありましたので」
中津「そう言ってもらえると助かる。にしてもいい船だ、流石はザフトの最新鋭艦、デュランダル議長が私を招くわけだ」
デュランダル「こんな形でない状況で乗ってほしかったのですが、残念です」
アーサー「全艦に通達する。本艦は此より更なるボギーワンの追撃戦を開始する。突然の状況から思いもかけぬ初陣となったが、これは非常に重大な任務である。各員、日頃の訓練の成果を存分に発揮できるよう努めよ」
タリア「ブリッジ遮蔽解除。状況発生までコンディションをイエローに移行」
アーサー「ブリッジ遮蔽解除!」
メイリン「コンディションイエローに移行」
タリア「議長、それに宰相閣下も少し艦長室でお休み下さい。ミネルバも足自慢でありますが、敵もかなりの高速艦です。すぐにどうということはないでしょう。レイ、御案内して。」
レイ「はッ!」
中津「私は適当な士官室で構わんよ、後アーガマと打ち合わせをしたいので通信を繋いでくれ」
ルナマリア『艦長』
タリア「どうしたの?」
ルナマリア「戦闘中のこともありご報告が遅れました。本艦発進時に格納庫にてザクに搭乗した2名の民間人を発見。」
タリア「え?」
ルナマリア「これを拘束したところ2名は…オーブ連合首長国代表カガリ・ユラ・アスハとその随員と名乗り、傷の手当てとデュランダル議長への面会を希望致しました。」
タリア「オーブの…」
デュランダル「彼女が…何故この艦に?」
ルナマリア「僭越ながら独断で傷の手当てをし、今士官室でお休みいただいておりますが…」
デュランダル、タリア「んー…」
中津「これは困り事ですな」
メイリン「アーガマに通信繋がります」
中津「ああ、感謝する。アーガマ聞こえるか、ノア中佐」
アドルフ・ノア『聞こえます、宰相閣下』
中津「艦載機の状況は?」
アドルフ『現在本艦は24機搭載しております、機種は新型のリックディアス4機ネモ8機GMⅡ12機、ニカーヤも同じです、しかしパイロットの練度は…』
中津「仕方あるまい、生産の始まったばかりの新型だ。ろくに動かす暇も無かったからな…船も機体もとにかく追撃だ。最悪沈まないよう努力をしてくれ」
アドルフ『………了解』
デュランダル「中津宰相、よければ艦内を」
中津「よろしいのかね?最新鋭艦の中を案内して、いや艦橋に入っている時点であれかもしれんが」
艦艇紹介
アーガマ級
全長350m
全幅78m
モビルスーツ24機搭載
兵装41cm単装収束圧縮高圧増幅光線砲5基5門
艦側面91㎝収束圧縮高圧増幅光線砲2基2門
57㎜4連装近接防護レーザー機銃24基96挺
ミサイルランチャー1基
艦底部汎用魚雷発射管4門
中津の記憶により建造された強襲巡洋艦、実際より大型にかつ搭載可能数は3倍にされた
秩父型
全長220m
全幅72m
全高64m
モビルスーツ12機
航宙機12機
モビルスーツ支援移動システム12機
兵装
31㎝3連装速射収束圧縮高圧増幅光線砲3基9門
57㎜4連装近接防護レーザー機銃96基384挺
外付け式ミサイルランチャー2基
旧式化しつつある改金剛型の後継艦、単艦で長距離航海や索敵任務や強行偵察を遂行するため近接防護火器を充実させた
スヴェトラーナ級航空駆逐艦
全長155m
全幅28m
モビルスーツ4機
兵装
10.5㎝連装速射高圧増幅光線砲3基6門
57㎜4連装近接防護レーザー機銃12基48挺
57㎜連装近接防護レーザー機銃12基24挺
ミサイルランチャー1基
艦橋後部4連式VLS1基
秩父型に随伴するために建造されたモビルスーツ搭載型の航空駆逐艦
ということでSEED DESTINY開幕です