転生したら原作前だったので好き勝手やって覇権国家になってやる 作:阿鬼羅
時は少し巻き戻り11月プラント沖に地球軍艦隊が展開対するプラント艦隊とプラント側に立ち参戦することを決めた四季島宇宙海軍は第1第6連合艦隊と3個の独立部隊を派遣、開戦に備えた、またルナツーにも2個駐留艦隊と在地艦艇で編成された特務警備艦隊、航宙親衛隊第2艦隊が展開
ルナツー司令部
斯波氏定「来るか」
丹羽長氏「はい、すでにアルテミスから発進したと」
斯波「そうか、全艦発進、ルナツー前面に展開、中央は駐留第1艦隊左翼に駐留第2艦隊、航宙親衛隊第2艦隊は右翼に展開、砲艦、ミサイル艇ら特務警備艦隊は中央後方に展開させよ」
丹羽「了解」
11月21日ルナツー前面に連合軍艦隊戦闘艦147隻揚陸艦20隻が展開対するルナツーの戦力は第1駐留艦隊60隻第2駐留艦隊40隻航宙親衛隊第2艦隊40隻、特務警備艦隊80隻の計戦闘艦220隻
布陣
地球軍は両翼に40隻ずつ、中央に67隻を展開させた
対して四季島は両翼40隻ずつ中央前面60隻中央後方に80隻と双方中央を厚くした布陣となった
総旗艦筑紫艦橋
砲術長「敵艦隊有効射程に入ります」
砲術長の言葉に斯波は手を振り下ろし叫ぶ
斯波「全艦主砲斉発、撃てぇ!!!」
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
ドカドカドカドカーーーンドカドカドカドカーーーンドカドカドカドカーーーン
索敵手「敵艦隊からMS隊発進」
斯波「こちらもMSの発進用意、それと特務警備隊全艦敵MS隊に攻撃、ミサイルとビームを叩きつけてやれ」
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
パスパスパスパスパスパス
ドカドカドカドカーーーン
まさか艦砲がこちらを向くとは思っていなかった連合軍MS隊はろくな回避運動を取れずにビームとミサイルにより隊列を崩されたそこに
大野「航宙機隊各機突っ込むぞ、続け!!!」
大野勝平大佐率いる航宙機隊104機が416発のAMSMを叩きつける
そして
斯波「MS隊発進、残り物で悪いが駆除させろ」
隊列と指揮系統をずたずたにされた連合MS隊にGMⅡやネモを主力とするルナツー駐留MS隊が襲いかかる
戸部喜次郎大尉「堕ちろ、卑劣漢共」
バシューーーンバシューーーン
四季島MSパイロット1「くたばれクソ野郎!!」
バシューーーンバシューーーン
連合MSパイロット1「怯むな、続け」
ドカーン
連合MSパイロット2「く、来るな、来るな」
バシューーーンバシューーーン
四季島MSパイロット2「狼狽え弾が当たるかよ」
ザシュ
ドカーン
航宙親衛隊第2艦隊旗艦戦艦カーラマイン艦橋
ウォレス・ホーガン中将「攻撃だ、敵陣の中央部に砲火を集中風穴を開けろ」
そこに冷静無比のホーガンが一点集中砲撃で連合右翼に猛圧を加えた
筑紫艦橋
丹羽「敵右翼が崩れ始めました」
斯波「そのようだな」(流石は航宙親衛隊といったところか敵左翼も崩れてはいないが脆くはなってきた)
両翼を崩され、中央が突出しはじめた連合軍では旗艦ネモネウス艦橋で司令官バウアー中将が指揮を取っていた
バウアー「MS隊を前に押し出せ、怯むな砲撃を続けろ」
参謀長「閣下両翼が完全に崩れております、このままでは包囲殲滅の危険が」
バウアー「多少の危険は承知の上だ、このまま中央を突き崩せ、両翼は装甲の厚い艦を前面に出して防御を固めろ」
通信士「右翼から如何に防御を固めるべきかと」
バウアー「なんのための陽電子リフレクターだ、それを盾に使うんだ……………全くその程度の事を中級指揮官が思いつかんとは、………だから速いといったのだ、まだ士官の質も確保できていないというのに、」(それにしても航宙親衛隊とやり合っている左翼のゲーレン准将とペッシェン准将はいいとしてもルナツー駐留艦隊とやり合っている最右翼のジェーマン准将の失態が目立つ、このまま押し切れればいいのだが、ミスしたな、一番外にはローガス准将を置くべきだった)
前大戦で多数の練達した熟練士官を喪い戦中にその穴を速成教育の士官が埋めた、それが紙面上戦力をもとに戻したに過ぎない、実数や戦闘能力面では質の強烈な劣化が連合軍を襲っていた
新装備の使い方やそれを生かした戦術を思いつくどころか、マニュアルに書いてある事にしか使えない士官が大量に存在したのが当時の連合宇宙軍の実態であった
そして初陣を迎える指揮官や艦長も少なからずいた、そんな彼等はこの戦況に狂乱に陥る可能性も高く、実際陥っていた
護衛艦グラディエーター艦橋
「護衛艦ゼアリズ轟沈」
艦長「………、と、突撃!!!」
「今なんと!?」
艦長「突撃だ!突撃するんだ!!!」
操舵手「りょ、了解!」
戦艦マルタ艦橋
オペレーター「ご、護衛艦グラディエーター突出」
艦長「なんだと」
副長「戦艦エゴリス、テルモピュライ、護衛艦ブラウン以下9隻それに続きます」
艦長「突撃命令は来ていないぞ、なぜ」
護衛艦グラディエーターを基点とした突撃は相対するルナツー第2駐留艦隊を押し戻した
戦艦テーベ艦橋
ジェーマン准将「敵が崩れたぞ、全艦突撃このまま押し崩せ」
参謀「しかし、司令部からの命令を待ったほうが」
ジェーマン「戦況が混乱しているのだ、とにかく突撃押し切ればいい!!」(そうだ、押し切れば俺は出世できる、正規艦隊の司令官として今よりも多い艦艇と大量の将兵を指揮出来るのだ)
ルナツー第2駐留艦隊旗艦戦艦サリッサ
カニンガン中将「………無様な、もう少し後退だ、敵を引きずり込むぞ」
参謀長「ハァッ!」
カニンガン「それとビーム撹乱膜をばら撒け囮ミサイルも前面に射出しろ、無駄な犠牲を払う必要はない、後突撃艇を移動させておけ」
戦艦アイゼンヘルツ艦橋
通信士「ジェーマン艦隊突出を続けます」
ローガス准将「何をしているのだジェーマンはこれでは我が艦隊の射線を遮っている」
参謀「如何がなさいますか?」
ローガス「艦列を整えながら後退、この狂乱に巻き込まれてたまるか」
参謀「了解」
「全艦後退」
戦艦テーベ艦橋
オペレーター「ローガス艦隊後退します」
ジェーマン「なんだと!?まあいい突撃しろ」(ジェーマンめ日和りやがったな、まあいい功績は俺が独り占めだ)
ジェーマン艦隊が突撃を開始するとルナツー第2駐留艦隊は戦列を整えながら後退、そして殺し間に招いていた
ドカーーーーーーーン
ジェーマン「なんだ!!どうした!?」
オペレーター「右側面より敵突撃艇多数襲来」
ジェーマン「なんだと!?艦隊右回頭」
参謀長「閣下!!ダメです、そうすれば我々は正面の敵に」
「戦艦コロッサス轟沈!」
「戦艦マイネンベルト通信途絶!」
「護衛艦ブラウン撃沈されました」
ジェーマン「…あ、あぁ」
参謀長「閣下!閣下!!」
ジェーマン「あ、さ、参謀長か」
参謀長「閣下、如何がなさいますか」
ジェーマン「こ、後退だ!!後退して艦列を立て直せ!!」
参謀長「ダメです後方にはローガス艦隊が」
ジェーマン「なら右に転進して敵の突撃艇部隊を突破しろ」
参謀長「しかし、戦列が伸び切りかけている現状では至難の技かと」
ジェーマン「ここで死ぬよりはいい、全艦右回頭!!急げ!!!」
艦隊の半数近くを喪い転進した
突撃艇T1号艦橋
永瀬晴朝大佐「よし全艦散開敵を通してやれ」(ようこそ次の殺し間に)
オペレーター「了解」
ジェーマン「敵が道を開けた!?よし、前進、このまま敵の側面を突き直せ」
ジェーマンがそう叫んだ時突如
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
ドカーーーーンドカーーーーン
ジェーマン「なんだ、何がいったい」
オペレーター「正面に敵の新手です」
それは嚮導巡洋艦オーロラを基点とした特務警備艦隊の中でも大型の艦艇をかき集めた挺身攻撃隊であった
嚮導巡洋艦オーロラ艦橋
ジェニー・ファッジ准将「主砲斉射、敵を突き崩せ!!」
「敵戦艦撃沈」
「駆逐艦ロバート戦列を離れる」
「突撃艇隊敵両翼より再度襲撃」
ファッジ「よし!!これで」
戦列を乱し転進を敢行したジェーマン艦隊はファッジ隊に足を止めさせられ両翼より突撃艇の攻撃を受け壊滅、これによりルナツー駐留第2艦隊はローガス艦隊に猛攻を仕掛ける
戦艦アイゼンヘルツ艦橋
ローガス「艦列を乱すな!陽電子リフレクターで壁を作り耐え抜け!!直に本隊から援軍が来る」(兵達を騙すのは心苦しいが、にしてもジェーマンの馬鹿野郎が勝手に突出して全滅するなど)
副官「戦艦オクラホマ轟沈、戦艦アイダホ通信途絶」
「護衛艦ローガン爆沈」
「陣形崩れます」
連合軍右翼の崩壊に中央本隊も引き摺られるように崩壊を始めるのはすぐのことであった
空母ネモネウス艦橋
バウアー「怯むな!!陽電子リフレクター艦を前に出せ!各艦リフレクターに隠れながら上下運動を繰り返し反撃、陣形を立て直せ!」
「敵のMS隊接近」
バウアー「近接防御!!!残存MS隊は両翼に展開し敵の浸透を防げ!怯むな、ここは耐えろ!耐え抜き、勝機を見出すのだ!!」
バウアーの激により戦線を立て直し始める連合軍に対して四季島宇宙海軍は乱戦を避け数的優位を活かすために長距離からの集中的ビーム攻撃を徹底した
筑紫艦橋
丹羽参謀長「敵はまるで甲羅に籠もった亀のように防御しながらの攻撃を徹底しております、これによりも我が方は戦艦シュガーライフ、巡洋艦ベリーフォレスト、バッフェ、駆逐艦5隻が撃沈され
戦艦ブラウンシュガーが大破、巡洋艦オクシミリア、ケープベルト、グラッフェが戦列を離れました、他にも戦艦2隻巡洋艦5隻駆逐艦11隻突撃艇17艇ミサイル艇9艇が何らかの損傷により中破以上の判定を受けております」
斯波「なかなかやるものだ、MS隊と航宙機隊の被害は?」
丹羽「撃墜されたものはMS27機航宙機19機、帰投後廃棄処分判定はMS隊49機航宙機59機修理可能機体がMS57機航宙機19機となります」
斯波「手酷いな、特に航宙機隊は1個飛行隊強が失われたか、航宙機隊を呼び戻せ、この戦局では被害が馬鹿にならん」
丹羽「了解」
砲火を交え始めて12時間が経過すると双方一時補給のために陣を下げていた、この時何故連合軍がアルテミスもしくは月に撤退しなかったかは後の世の歴史家や軍事評論家によって解釈が分かれるが、一致していることはひとつあった、「ここで下がればあれだけの大被害を被ることははなかった」と
両軍が再度砲火を交えたのは日付が変わると同時であった
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
バシューーーンバシューーーンバシューーーン
2時間に渡る長距離砲撃戦は両軍に被害と言える被害を与えぬまま少し、また少しは油断する将兵が増えていた、そして2時17分
バウアー「、………突撃!!!本隊全艦敵陣を食い破れ!!!両翼は敵の両翼を抑え込める」
バウアーの激が飛ぶ
突如バウアーの直属艦隊57隻がルナツー駐留第1艦隊49隻に突撃、これに一瞬呆気に取られた斯波の命令は1つだった
斯波「総力戦だ!!全砲門開け特務警備艦隊も本艦隊上下に展開しありったけのビームとミサイルを叩きつけろ、両翼艦隊も攻撃を開始、特に両翼はその翼を伸ばし一挙敵艦隊を半包囲、殲滅せよ!!!」
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
パスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパス
ドカドカドカドカドカーーーーン
なぜバウアーが突撃をさせたのか、それはバウアーにしかわからない、だが駐留第1艦隊は自艦隊より少なくその後方も警備艇等の小型艇で編成されていたのを見たバウアーが乾坤一擲の突撃を敢行したというのが後の評価であった
そしてバウアーの乾坤一擲の賭けは失敗に終わる連合軍の両翼が四季島宇宙海軍の両翼の圧力に耐えられなかったのだ
両翼を食い破られ包囲されるバウアー艦隊
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
パスパスパスパスパスパスパスパスパス
ドカドカドカドカドカーーーーン
バウアー「抜けなかったか、全艦後退しろ」
麾下の艦隊の過半数を喪い撤退を始めるバウアー艦隊を四季島宇宙海軍は逃がすはずがない
空母ネモネウス艦橋
「戦艦ザンデルリンク轟沈」
「戦艦クワイアッド通信途絶」
「護衛艦カール、護衛艦ファンゼント撃沈されました」
「空母オクシタリア轟沈、副司令官モネラ少将戦死!!」
参謀長「閣下…」
バウアー(すまんな、こんな拙い指揮で)「全速前進如何なる犠牲を払おうとも月に戻るぞ」
参謀長「アルテミスでなく!?」
バウアー「アルテミスから来るはずの後詰めがこんからな、多分そういうことだ」
参謀長「アルテミスが包囲されたなど」
バウアー(包囲で済んでいればよいのだがな、落ちているとは思いたくない)
バウアーの予想は当たったのか、それは次回分かるであろう
オーロラ型嚮導巡洋艦
全長152m
武装
15㎝有砲身型3連装高圧増幅光線砲3基9門
艦首魚雷発射管4
57㎜連装レーザー対空砲12基24門