転生したら原作前だったので好き勝手やって覇権国家になってやる 作:阿鬼羅
ガルナハンローエングリンゲート、それは地球軍の大規模拠点かつ四季島・ザフト軍のスエズ攻略を防ぐための前線基地であった。
開戦劈頭マハムール基地部隊が攻撃を仕掛けるもローエングリンにより大被害を受けた。それ以降は中東に派遣された四季島第2航空団による戦術爆撃と補給路遮断攻撃による消耗漸減作戦による弱体化攻撃が主になっていた。
しかし、連合の物量とガルナハンの街の現状を鑑みた四季島・ザフト両軍はミネルバとアウセンザイターを派遣、これにマハムール基地部隊と第2航空団、四季島中東派遣軍岡支隊及び重装甲戦艦バルドロイ、宇宙巡洋艦摩耶、宇宙駆逐艦3隻を動員してガルナハン攻略を図ることになった
回想
第2航空団団長カトリーヌ・マトリエス大将「ガルナハン基地の周辺には後詰めとしてのMS隊、航空隊が展開する基地が複数ある、特に我々がベース1と仮称しているここはガルナハン基地からそれほど距離もない、ガルナハンローエングリンゲートに近づけば必ずMS隊と航空隊による支援を開始するだろう、また、基地を落としたあとも奪還のために戦力を吐き出す可能性がある、よって、空軍はベース1及びその周辺設備の破壊を第1とする、無論ローエングリンゲートに対する攻撃も行うがな。それと空挺部隊も用意してある、可能ならば敵の後背に部隊を降ろす予定だ。無論予定でしかないが」
アウセンザイター艦橋
バルツァー・シュタイエルマルク艦長「時間だな、バルドロイ、摩耶、不知火、舞風、時津風、ミネルバ、レズモンド、バグリィーに伝えろ、空軍の攻撃が始まると」(にしても500機を超える攻撃隊か…マトリエス大将、いやその後ろにいる中津宰相もやるものだ)
ガルナハン近郊飛行場
飛行場指揮官「発進急げ!!敵が来るぞ!」
「1番機発進!!」
参謀「定期便ですな」
飛行場指揮官「いつも通りのな。恐らく回廊を通過している増援部隊を叩きに来たのだろう、やらせるなよ!何があってもだ!!」
参謀「了解!!」
定期便、それは四季島第2航空団毎日のように飛来してトーチカや補給路を爆撃する攻撃であった、この攻撃は12機の中型爆撃機と24機のコスモファルコン4機のコスモゼロそして最新鋭機アッシマー4機を1セットとして運用されていた
対する地球軍はスピアヘッド36機スカイダガー12機ウィンダム4機を出し追い返すのが何時もの事であった。そう昨日までは…基地を出撃した迎撃隊が見たのは通常の10倍を超える中型爆撃機104機大型爆撃機52機コスモファルコン104機ブラックタイガー104機コスモゼロ52機アッシマー36機さらに75㎜砲を機体下部に装備した対地攻撃機メテオーレ52機にSFSに載ったネモ48機の554機が襲来したのであった
連合軍迎撃隊指揮官「敵機多数接近!!なんて数だ!定期便じゃないぞ!!」
連合軍戦闘機パイロット1「多いなんてもんじゃねえぞ!?」
連合軍戦闘機パイロット2「とにかく1機でも敵を落とせ!」
連合軍迎撃隊指揮官「指揮官機より司令部!敵は数百機単位!増援を!増援を!!」
基地司令部要員『現在発進中!持ちこたえられたし!』
連合軍戦闘機パイロット3『無茶だ!』
連合軍戦闘機パイロット4『やるしかねえ、行くぞ!』
連合軍迎撃隊指揮官「全機交戦を許可する!!突撃せよ!」
指揮官の一言に突撃を開始する迎撃隊、しかしそれに対して四季島軍はウィンダムとタガーにはアッシマーやネモをスピアヘッドにはコスモファルコンやコスモゼロを向かわせ叩き落しにかかった
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
ドカーーン
四季島戦闘機パイロット1「1機撃墜!」
連合軍戦闘機パイロット5「後ろに食いつかれた!誰か援護してくれ!」
連合軍戦闘機パイロット6『無理だ!援護してやりたいがこっちも手一杯だ』
四季島戦闘機パイロット2「落ちろ」
ドン、ヒューーーーウドカーーン
ダダダダダダダダダダダダダダ
ドカーーン
連合軍パイロット達も連日の戦いで練度も上がり実戦慣れはしていた、しかし数の差は覆し難く防空網の崩壊は早かった
連合軍迎撃隊指揮官「突破されるぞ!!」
連合軍戦闘機パイロット7「間に合え!!」
連合軍戦闘機パイロット8「だめか!!」
飛行場管制官「発進急げ!発進、た、退避!退避だ!」
対地攻撃機メテオーレ12機から発射された144発のロケット弾は駐機されていた爆撃機や発進待ちをしていた戦闘機部隊に降り注ぐ
ドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドカドカドカドカドカーーーーン
さらに追い打ちをかけるように爆撃機隊が500㎏爆弾を雨霰と叩きつけた、これによりもベース1は壊滅。さらにすかさず投入された空挺部隊により周辺の小規模拠点もローエングリンゲートとスエズを結ぶストラエスト基地を残し陥落、更には回廊を通過していた陸戦型MSとリニアガン・タンクを中核とした機甲旅団は戦力の92%を喪失、これによりガルナハン基地は不完全ながら包囲され、増援部隊をも喪った。しかしガルナハン基地司令部の危機感は薄い。
ガルナハン基地司令官「この基地が落ちねば空挺部隊などすぐに排除できる、スエズからの援軍も来るだろうからな」
副官「はい」
楽観的な会話がかわされる司令部に敵艦隊来襲の方が入ったのは直ぐであった
オペレーター「敵部隊接近!」
ガルナハン基地司令官「数は!?」
オペレーター「識別、ザフト軍地上戦艦レセップス級1、ピートリ級1、改出羽級ファミリー2、出雲級1、陽炎級3。それと…これはミネルバです!」
ガルナハン基地司令官「奴らめ、全く性懲りもなく。新型艦など持ってきたところで同じことだ。ローエングリン起動!ゲルズゲー全機発進!」
オペレーター「敵艦陽電子砲発射体制です!」
ガルナハン基地司令官「ふん!自分等も陽電子砲を以て上空と地上から揺さ振ろうという腹か。ま、狙いは悪くないがな。だが貴様には盾がない。ローエングリン照準!目標、上空敵戦艦!」
ミネルバCIC
バート「敵砲台本艦に照準!!」
タリア「機関最大!!降下!!」
メイリン「バルドロイから通信!盾になると!」
アーサー「えぇぇぇ!」
バルドロイ艦橋
島井正大佐「機関最大!艦首シールド出力最大!ミネルバをやらせるな!!」
バルドロイ副長「了解!」
バルドロイ機関長「機関出力最大!」
バルドロイ航空管制官「MS隊全機退避!」
バルドロイ観測士「陽電子砲来ます!!!」
島井「総員耐衝撃防御!!」
ドカドカドカドカドカーーーーン
アウセンザイター艦橋
シュタイエルマルク「バルドロイは!?」
アウセンザイター副長「バルドロイは、………、健在です!」
シュタイエルマルク「………そうか、バルドロイは退避させろ!」
バルドロイの被害は艦首収束圧縮高圧増幅光線砲大破、艦首底部4連装魚雷発射管全損2番3番砲電源喪失、そして艦首から10m程が完全に消し飛んでいた
バルドロイ操舵士「艦首喪失!」
バルドロイ機関長「機関出力低下!」
島井「下部スラスター吹かせ!姿勢を維持!」
バルドロイ砲術長「FCSダウン!」
島井「主砲光学照準に切り替えろ!」
バルドロイ砲術長「了解!」
島井「主砲1番3式撃て!!」
ドンドンドン
島井の号令に唯一射撃可能な1番砲から3発の3式実体弾がガルナハン基地に叩き込まれる
ドカーーンドカーーンドカーーン
ガルナハン基地司令部
オペレーター「敵弾命中、ローエングリンへのエネルギー供給ラインに被害発生!!」
ガルナハン基地司令官「なんだと!?修理急げ!予備のシステムを立ち上げろ」
バルドロイのなけなしの力を込めて叩きつけた一矢がローエングリンへの送電設備を破壊した
そしてMS隊の攻撃も激しさを増す
アムロ・レイ「そこだ!」
バキューーーン
ドカーーン
数の上で連合軍MS隊は優勢だった。ウィンダム、ダガーL合わせて70機と四季島、ザフト軍の43機の倍とまでは行かないが数で勝っていた。しかし、アムロ・レイを始めとする精鋭のアウセンザイターMS隊は1機で2〜3機相手に勇戦する程の質を誇っていた
ガルナハン基地司令官「MS隊は何をやっている!?ゲルズゲー隊は!?」
オペレーター「敵MSと交戦中!!」
ガルナハン基地司令官「呼び戻せ!ローエングリンのチャージは!?」
技術士官『予備システム接続完了!』
ガルナハン基地司令官「チャージ急げ!」
アウセンザイター艦橋
アウセンザイター観測士「ローエングリンにエネルギー反応!?」
シュタイエルマルク「!?インパルスはまだか!?」
アウセンザイター観測士「まだです!!」
ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン
アウセンザイター砲術長「主砲右15度旋回撃て!」
ドドドヒューーーーーン
ドカーーンドカーーンドカーーン
アウセンザイター副長「左舷にミサイル命中」
シュタイエルマルク「ダメコン急げ対空防御!!」
アウセンザイター観測士「敵リフレクター型1機撃墜!!」
シュタイエルマルク「よし!そのまま押し込め!」
アムロ「そこだ!」
バキューーーン
ビュシュ
ゲルズゲー機長「無駄だ!!」
アムロ「ならば!」
ドン
バスドカーーン
ゲルズゲー機長「う、うわぁーーー」
ドカーーーーーーン
ガルナハン基地司令部
オペレーター「…………ゲルズゲー2号機撃墜されました」
ガルナハン基地司令官「1号機を呼び戻せ!!」
ゲルズゲー機長「無茶言いやがる!」
ゲルズゲー火器管制官「くそ!落ちろ!」
バシューーーンバシューーーン
接近するリック・ディジェに対して迎撃するゲルズゲーと援護のダガーL、しかし、リック・ディジェを止めるには弾幕が薄かった
バキューーーンバキューーーン
ドカーーンドカーーン
瞬時に撃墜されるダガーL。そしてゲルズゲーもついに追い詰められた
アムロ「堕ちろ!」
ザシュザシュザシュ
ドカーーン
ガルナハン基地司令官「ゲルズゲーが!なんと」
オペレーター「ゲルズゲー隊壊滅!!」
怒号と悲鳴の木霊する司令部、そしてその時
ドカーーーン
オペレーター「敵!?敵戦闘機!?接近!!」
ガルナハン基地司令官「何処だ!?」
オペレーター「ローエングリンの真下です」
ガルナハン基地司令官「なんだと!?ローエングリンを格納しろ!MS隊!対空砲!迎撃近づけるな!」
ダダダダダダダダダダダダダダ
オペレーター「敵戦闘機がMSに変形!!」
その言葉を聞いた司令官の脳裏にインド洋基地を襲ったザフトの新型MSの話が思い浮かぶ
ガルナハン基地司令官「迎撃だ!!トーチカも撃ちまくれ!!」
ドンドン
ダダダダダダダダダダダダダダ
シン・アスカ「落ちろ!!」
バキューーーンバキューーーン
ドカーーーンドカーーーン
坑道を抜けたインパルスは迎撃に来たストライクダガーやタガーLを撃破
ガシャーーーーーン
格納作業を開始するローエングリンを見つけるシン
シン「アレか!」
バキューーーンバキューーーン
シン「邪魔をするな!!」
ガシャンガシャンガシャン
ザシュ
ダダダダダダダダダダダダダダ
飛び出てきたダガーLにフォールディングレイザー対装甲ナイフを突き刺しそのままローエングリンとその格納庫に叩きつけついでとばかりに20mmCIWSを叩きつけた
ドカドカドカドカドカーーーーン
ガルナハン基地司令部
オペレーター「ローエングリン被弾!?」
技術士官『予備電源室火災発生!!』
副官「応急処置急げ!ダメコン出動」
ガルナハン基地司令官「………」
副官「司令官ご指示を!!」
ガルナハン基地司令官「………」
『弾薬庫に引火!!』
副官「退避を!」
オペレーター「総員退去!!」
ガルナハン基地司令官「……間に合うものか…」
ドカドカドカドカドカーーーーンドカドカドカドカドカーーーーンドカドカドカドカドカーーーーン
ドカーーーンドカーーーンドカーーーン
連合軍兵士「逃げろ逃げろ!」
「母さん」
ローエングリンの爆発はガルナハン基地の厚く硬い岩盤の下に作られた基地坑道内を蹂躙し弾薬庫や燃料庫を破壊して基地全体を吹き飛ばした
連合軍士官「総員退避だ!」
多数のヘリが輸送機がガルナハンの街や陣地から逃げ始める。しかし取り残された将兵達はガルナハンの街のレジスタンス達に袋叩きにされていた
これによりアウセンザイターとミネルバそれに中東方面軍よりジブラルタルへの移動を命じられた摩耶と駆逐艦3隻は地中海に突入した
ガルナハン攻防戦被害
四季島・ザフト軍
ガルナハン基地攻略軍本隊
大破
戦艦バルドロイ
小破
陸上艦バグリィー
MS14機大破
第2航空団
撃墜
コスモファルコン7機
ブラックタイガー27機
メテオーレ2機
大破
メテオーレ28機
中型爆撃機7機
その他被弾機
メテオーレ15機
コスモゼロ3機
中型爆撃機89機
MS28機
地球軍
ガルナハン基地守備隊
ローエングリン砲台大破
基地設備全損
MS57機
MA3機
前哨基地
MS27機
リニアガン・タンク197両
スピアヘッド142機
爆撃機76機