転生したら原作前だったので好き勝手やって覇権国家になってやる   作:阿鬼羅

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遅くなりました


連合軍の秘密兵器!衛星BY477沖会戦1

ガルナハン陥落の数日前宇宙プラント〜ザフト前哨基地航路

 

輸送艦カーペリア艦橋

 

カーペリア航海長「異常ないか?」

 

カーペリア操舵士「はい、異常ありません」

 

カーペリア航海長「ならいいが、知っての通り最近この辺で行方不明の艦が増えてるからな警戒してくれ」

 

カーペリア索敵士「了解」

 

輸送艦カーペリアは戦時に徴用された民間船であった、単艦で10万トンの積載量と月〜地球航路を無補給で往復出来る航続距離を活かし各地に設置された監視所への補給に投入されていた

 

ギューイーン

 

カーペリア艦長「異常は?」

 

カーペリア航海長「ありません艦長」

 

カーペリア艦長「ならいいが」(にしても最近は人的資源も増えたろうに護衛の1隻でも付けてほしいものだ)

 

開戦以降、いやユニウスセブン落下以降地上から迫害を逃れプラントに亡命してくるコーディネーターは増加しておりその数は約300万人を超えていた。それにより地球〜プラント航路には四季島から購入したジーランディア級MS護衛艦が哨戒部隊として展開し連合軍の通商破壊艦隊を迎撃していた

 

しかし連合軍の小規模部隊の浸透戦術に対処するために大量に設置された監視所への補給は独航船に委ねればならなかった

 

ビーコンビーコン

 

カーペリア観測士「!?これは!」

 

カーペリア艦長「どうした?」

 

カーペリア観測士「後方から高エネルギー体接近!!」

 

カーペリア艦長「回避!!」

 

艦長が叫ぶが間に合わなかった、直撃したエネルギー体はカーペリアのエンジンブロックを吹き飛ばしそのままカーペリアを撃沈した、このような独航船の撃沈は既に17件発生していたがプラント内で行方不明事件として扱われていたが四季島帝國内特に宇宙海軍空間防衛総隊司令部内ではこの事件を連合軍の通商破壊作戦と考えていた

 

 

しかしザフト軍司令部はこの件を危険宙域での事故として処理、同航路を航行する船舶にはデブリなどへの警戒を強めるように通達した

 

しかしこの後この宙域を航行していた輸送船3隻が撃沈された事を受けザフト軍司令部はローラシア級ツィーグラーを旗艦にローラシア級4ジーランディア級8調査船4を派遣

 

ローラシア級ツィーグラー艦橋

 

ツィーグラー艦長「全くこんな宙域で事故るとは、そう思いませんか?カイエス司令?」

 

エドワード・カイエス「………単なる事故ならいいのだがな」

 

ツィーグラー艦長「まさか地球軍だと?」

 

カイエス「可能性は捨てきれんよ。警戒レベルをを上げろ、MS隊は何時でも出れるように」

 

 

カイエスの予想は当たる今回の1件は地球軍の秘匿部隊通称A任務部隊の仕業であった、

 

A任務部隊旗艦空母エーデルワイス艦橋

 

エーデルワイス艦長「閣下、敵艦隊接近ローラシア級4ジーランディア級8調査船4」

 

ジョセフ・グローザー少将「戦闘用意、砲艦全艦陽電子収束砲照準、目標はローラシア級4隻これを叩き沈めたあとジーランディア級を袋だたきにしろ」

 

砲艦それはアガメムノン級やネルソン級の艦首に陽電子収束砲を取り付けた改装艦であった、主機の出力不足から陽電子収束砲チャージ時は他兵装の使用は不可能と使い勝手の悪さは折り紙付きであったがその射程は四季島帝國宇宙海軍の収束圧縮高圧増幅光線砲に劣るもののザフト艦の主砲射程の倍近い射程を誇っていた。

そして遂に陽電子収束砲が火を吹く

 

エーデルワイス艦橋

 

エーデルワイス砲術長「諸元入力よし!」

 

エーデルワイス艦長「閣下!」

 

グローザー「艦首陽電子収束砲撃てええぇ!!!」

 

ヒューーウドドドヒューーーーーン

 

 

 

ツィーグラー艦橋

 

ツィーグラー観測士「エネルギー反応!?こ、高エネルギー体接近!!」

 

ツィーグラー艦長「何!?」

 

カイエス「!?回避!回避だ!」

 

ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン

 

ドカーーーーン

 

カイエス「ダメージレポート!!」

 

ツィーグラー副長「護衛艦バンカー轟沈!!」

 

「調査船アウステル爆沈!」

 

「調査船マウテル、アウステルの爆発に巻き込まれました!!」

 

カイエス「敵は!どこからの攻撃だ!?」

 

ツィーグラー観測士「レーダーに反応無し!」

 

カイエス「そんなばかな!MS隊発進用意!」

 

ツィーグラー観測士「第二波来ます!!」

 

ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン

 

ドカドカドカドカドカーーーーン

 

「ピーリス轟沈!」

 

「正面左にピーリスの残骸!」

 

ツィーグラー艦長「上部スラスター吹かせ!降下!!」

 

「間に合いません!!」

 

カイエス「衝撃に備えろ!!」

 

ドカーーン

 

「艦左舷上部に衝突!!」

 

「左舷エンジン出力低下!」

 

「左舷砲使用不能!!」

 

カイエス「全艦左舷回頭!!反転!!陣形を整えつつ後退!!」

 

ツィーグラー艦長「しかし!それこそ至難の業かと」

 

カイエス「ここで全滅するよりはいい」

 

ツィーグラー艦長「了解」

 

陽電子収束砲によるアウトレンジ攻撃を受けたザフト艦隊の被害はローラシア級2ジーランディア級7調査船3、16隻中12隻を喪う大被害を被ったザフト軍司令部はさらなる艦隊を増派、更には大洋州連合宇宙艦隊にも出動を要請、これに答えた大洋州連合宇宙艦隊は四季島より購入したケインズ級戦艦3隻シドニー級巡洋艦5隻メルボルン級母艦1隻タスマニア級駆逐艦17隻の計26隻MS48機それにナスカ級4隻ローラシア級12隻ジーランディア級8隻が参加、更に四季島帝國宇宙海軍もアーガマとラーディッシュMS48機その護衛として巡洋艦鳥海、秋月型駆逐艦4隻を派遣した

 

艦隊は展開位置の都合上四季島艦隊を待たずにザフト・大洋州連合宇宙艦隊の合同で攻撃を開始した

 

 

 

戦艦ケインズ艦橋

 

ハロルド・ブルース・ファーンコム中将「些か早急すぎんかな?参謀長」

 

ジェフリー・キャンベル参謀長「仕方ありますまい、ザフトにも面子がありますので」

 

 

ファーンコム「面子か、面子のために我々は死ぬのかね?」

 

キャンベル「閣下!滅多なことを」

 

ファーンコム「そうだな、だがな、」

 

ファーンコム提督はその後言葉を出さなかった、大洋州連合内では高圧的なコーディネーターに反感を覚える者達が多く存在した。前大戦終盤には大洋州連合各地に大挙して押し寄せる地球連合軍に対して、大洋州連合軍は各地で奮戦したがザフト軍はカーペンタリアに引きこもり大洋州連合軍を見捨てていた、もし、四季島の停戦軍が来ていなければブリスベン守備軍20万人は戦死していたであろう。

無論政権が交代しMSの供与などを受けた大洋州連合、しかし国内の疲弊も相当なものであった。

 

ファーンコムや前大戦の地獄を経験した士官達は心のどこかでザフトがまた見捨てるのではないか、捨て石にされるのではと危機感を持っていた

 

ファーンコム(捨て石にされるのは勘弁だぞ)

 

混成艦隊内に不和を抱えながらも進撃するザフト大洋州連合混成艦隊、最初に異常を検知したのは大洋州連合艦隊の先見艦パースであった

 

パース艦橋

 

パース観測士「レーダーに反応!敵艦隊と思われます」

 

パース艦長「戦闘用意!各艦に伝えろ!」

 

パース観測士「敵艦隊ネルソン級戦艦1ドレイク級護衛艦5デブリ内に後退していきます」

 

デブリ群内に後退する連合軍艦隊を追いかけザフトMS隊24機が急進する

 

迂闊だと判断し隊列を整える大洋州連合MS隊そしてザフトMS隊の先頭がデブリ群内に入ったらとたん

 

バキューーーンバキューーーンバキューーーンバキューーーン

 

ドカーーンドカーーンドカーーンドカーーン

 

デブリ群内部に設置された自動砲台が一斉に火を吹いた

 

ザフト隊長「回避!回避だ!!」

 

派遣されたザフト軍MS隊24機の内15機が撃墜された

 

そこにダガーLやストライクダガーカスタムで編成されたMS隊が襲いかかる、自動砲台のビーム攻撃に隊列を乱し混乱している所に奇襲を受けたことで劣勢に陥るザフト部隊、これを見てザフト艦隊司令官は突撃を指示

 

これによりザフト艦16隻が突撃を開始する、対する大洋州連合艦隊は周辺警戒を厳重にし待ちの体制をとる。

この大洋州連合艦隊の消極的な姿勢に臆病者と心の中で吐き捨てるザフト司令官、しかし彼が急ぎすぎていたことを知る代価は彼の命であった

 

ドカーーンドカーーンドカーーンドカーーンドカーーンドカーーン

 

旗艦ナスカ級ホイジンガー艦橋

 

ザフト司令官「何事か!?」

 

ホイジンガーオペレーター「機雷です!機雷多数発見」

 

ザフト司令官「対空迎撃!!叩き落とせ」

 

機雷、それは古くから使われる安価な対艦兵装で地球連合軍はこの狭い回廊に多種多様な自走式機雷を敷設していた

 

ホイジンガー副長「熱探知式自走機雷です!」

 

ザフト司令官「やってくれるな、ナチュラル共め」

 

機雷の第1陣を処理したザフト艦隊に陽電子収束砲が叩きつけられる

 

 

ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン

 

ドカーーーーン

 

「マキャリズム轟沈!!」

 

「ペロポネソス爆沈!!」

 

「ヘルダーリン大破!!」

 

瞬時に2隻のナスカ級が撃沈され1隻が戦列を離れた、大洋州連合艦隊に支援を要請しようとしたザフト艦隊に交戦中、増援不能と返信されたのはすぐのことであった、大洋州連合艦隊も側面より現れたアガメムノン級1ネルソン級4を中核とした艦隊と殴り合っていた

 

 

パース艦橋

 

パース艦長「怯むな、撃ち返せ!」

 

パース艦長の激に主砲の10.2㎝高エネルギー回転式速射砲が吠える

 

ビューーインビューーインビューーインビューーインビューーインビューーイン

 

 

ケインズ艦橋

 

ファーンコム「………艦隊転進!デブリ群を迂回!回廊の出口側より進撃して敵の後背を衝く!!」

 

「「「了解!!」」」

 

狭い回廊に突入してザフト艦隊と同じ愚を犯すまいとファーンコムはデブリ群を迂回する選択した

 

 

エーデルワイス艦橋

 

参謀長「大洋州連合艦隊がデブリ群を迂回し回廊の出口側より進撃して来ようとしています」

 

グローザー「第2梯隊を回せもう一方の出口は!?」

 

参謀長「そちらは気づかれていないようで」

 

グローザー「ならいい」

 

砲術長「陽電子収束砲撃て!!」

 

ドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーンドドドヒューーーーーン

 

 

オペレーター「敵ローラシア撃沈!」

 

エーデルワイス艦長「このまま防げそうですな」

 

グローザー「そのようだな、このまま押し切れ!!」

 

 

ケインズ艦橋

 

ケインズ観測士「正面回廊入り口に敵艦隊発見!!」

 

ケインズ艦長「何!?」

 

ファーンコム「砲戦用意!撃て!!」

 

ビューーインビューーインビューーインビューーイン

 

バキューーーンバキューーーンバキューーーンバキューーーン

 

ドカーーーーン

 

「巡洋艦ホバート轟沈」

 

「敵護衛艦2隻撃沈!!」

 

ファーンコム「そのまま押し込め!」

 

ケインズ観測士「これは、自走式機雷接近!!」

 

ファーンコム「迎撃!!」

 

ビューーインビューーインビューーインビューーイン

 

ドカーーンドカーーンドカーーンドカーーンドカーーンドカーーン

 

ザフト艦と違い大量に対空砲を搭載し主砲も速射性の高い8連回転式速射砲を搭載している大洋州連合艦隊相手に自走式機雷の大量投入は悪手であった

 

 

第2梯隊旗艦戦艦サウスダコタ艦橋

 

サウスダコタ艦長「何だ!?あの速射力は」

 

ローガス准将「距離を取れ!射程はそう長くはないぞ」

 

 

ローガスの言う通り回転式速射砲の射程は短いだがその欠点を大洋州連合艦隊は速度で補っていた

 

四季島から購入した艦艇を検分した大洋州連合軍士官達はこの艦艇をそれぞれ強襲型戦艦、砲戦型空母、突撃型巡洋艦、襲撃型駆逐艦と分類した

 

そして彼らの戦術はそれを活かせるように肉薄し大量にビームとミサイルを叩きつけるものとなっていた

 

ビューーインビューーインビューーインビューーインビューーイン

 

ドカーーンドカーーンドカーーン

 

バキューーーンバキューーーンバキューーーンバキューーーン

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

 

パスパスパスパス

 

ケインズ艦橋

 

「駆逐艦パース戦列を離れる」

 

ファーンコム「押し切れんな、戦線を再編する!全艦艦首大型拡散魚雷発射!!発射後後進!回廊入り口を半包囲する!」

 

ケインズ砲術長「了解!!」

 

パスパスパスパスパスパス

 

大型拡散魚雷、それは12発の小型魚雷と5発の大型魚雷を内包した特殊魚雷であった。バラけることにより迎撃を困難にしたこの魚雷は回廊内に展開する第2梯隊を機雷原毎葬りに掛かった

 

ドカドカドカドカドカーーーーンドカドカドカドカドカーーーーンドカドカドカドカドカーーーーンドカドカドカドカドカーーーーン

 

そして遂に

 

ケインズ艦橋

 

ケインズ観測士「後方に艦隊発見!!」

 

キャンベル「敵の増援か!?」

 

ケインズ観測士「いえ、これは艦種識別、アーガマ級、四季島艦隊です!!」

 

開戦から7時間遂にアーガマを旗艦とした第2任務部隊が到着したのだった

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