転生したら原作前だったので好き勝手やって覇権国家になってやる 作:阿鬼羅
大陸打通作戦最中旧フランス領ストラスブール
現在ここにはジューコフ大将率いる西欧方面軍の残存部隊が展開していた
ストラスブール司令部
ジューコフ「現在の戦力は?」
参謀長「第101師団を中心に歩兵11個師団と2個MS師団、5個機甲師団と航空機472機、陸上戦艦ナポレオン、カジミールです。他には定員割れを起こしている師団が3個と中破した陸上戦艦ジョセフもありますが」
ジューコフ「………仕掛けるぞ、狙いはコルマール近郊の敵師団だ!ストラスブールには第172及び第199師団と陸上戦艦ジョセフと定員割れ師団3個を守備とする」
「「「了解!!」」」
翌日ジューコフ軍は前進を開始、これに相対するは鬼の第9の勇名で知られる四季島陸軍最精鋭金沢第九師団であった
第九師団本部
「ストラスブールから敵の大軍が出撃!!」
寺内景政中将「全軍戦闘用意!!空軍にも支援を要請!!MS隊発進用意だ!!」
「「「了解!」」」
この時第九師団の陣容は歩兵3個連隊、1個砲兵連隊、1個戦車連隊、3個MS大隊、本部警備隊の兵員1万9千名、戦車260両、MS300機(整備隊所属機36機を含む)、203㎜榴弾砲12門、155㎜榴弾砲24門、迫撃砲多数
また空軍はコスモゼロ2個飛行隊104機とアッシマー24機である
対するジューコフ軍は9個歩兵師団、火砲324門、MS254機、戦車装甲車等1000両、強陸上戦艦2隻、航空機400機、兵員17万人強と兵数では約9倍、火砲は10倍、航空機戦力約3倍、MSの数でこそ負けていたがそれ以外では圧倒していた
あきつ丸艦橋
マックレーネ「ジューコフ軍が動いた!?」
「はい!」
マックレーネ「………第11師団と第2MS混成旅団を増援に向かわせろ!第3航空団から1個戦闘飛行隊を向かわせろ!ザフトドイツ駐留軍にも支援要請!」
「「「「了解!!」」」」
マックレーネの命令により第11師団と第2MS混成旅団はそれぞれバーゼルとミュールズからコルマールに向けて北上を開始、またザフトドイツ駐留軍もサー・ウィリアム・コイル率いるコイル隊を派遣した。またアフリカ解放戦線のブリンク支隊も急行していた
コルマール市北
ジューコフ「突撃!!」
「「「「「わぁーーーーーーー!!!!」」」」」
ジューコフの命令により3個師団が突撃を開示
寺内「撃て!!!」
対する四季島軍は各種火砲を叩きつけた
ドカーーーーーーーンドカーーーーーーーンドカーーーーーーーン
炸裂し散らばる破片により死傷する歩兵隊
陸上戦艦ナポレオン艦橋
「第1454連隊壊滅!」
「敵の重砲で前進が頓挫しています」
ジューコフ「怯むな!こちらも撃ち返せ!!なんのための陸上戦艦か!」
陸上戦艦の305㎜臼砲が火を吹く
ドーーンドーーン
ドカーーーーーーーンドカーーーーーーーン
「駄目です!!敵の砲兵陣は射程圏外の模様」
ジューコフ「やはり臼砲ではむりか、だとしても、突撃を続けろ!!第82及び第341師団を両翼から進ませろ!敵陣を強引に突き崩せ!!MS隊は強行突破だ!!」
「了解!」
「敵円盤MS接近!!」
ジューコフ「副砲対空散弾装填!!撃て!!」
ドンドン
ドカドカドカドカドカーーーーンドカドカドカドカドカーーーーン
ドカーーーン
如何に頑強なアッシマーといえど203㎜対空散弾には無力であった
寺内「増援は?」
参謀長「第11師団は既に到着し左翼に展開しております。第2MS混成旅団は後1時間は掛かるかと、敵の航空攻撃は広範囲に広がっておりますので」
寺内「そうか」
「第27連隊から救援要請!」
寺内「増援としてきたブリンク支隊を回せ!」
「更に2個師団相当の敵が戦線に!」
「第11師団第32連隊が突破されたと」
寺内「なんだと!!クソ空軍に爆撃機を要請!1機でもいい、とにかく航空支援を!MS隊は整備隊の機体も出せ!敵歩兵を蹴散らさせろ!」
戦力の劣勢な第九師団と第11師団は司令部警備隊や整備隊のMS隊すら前線に出し抗戦、MS隊の火力で持って歩兵の突撃を防ぎ時間を稼いでいた
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
連合大尉「クソ!軍曹!」
連合軍曹「はい!」
連合大尉「あの忌々しい機関銃トーチカを吹き飛ばせるか!?」
連合軍曹「直ちに、バズーカ狙え、………撃て!」
ヒューーーウドカーーーンドカーーーン
連合大尉「前進だ!進め」
「「「わあーーーー」」」
犠牲を出しつつも少しずつ前進する連合軍、しかし被害は少しずつ積み上げられていった
ジューコフ「第52第55師団を投入しろ!!第121師団の再編は!」
「現在第101師団の残兵と合流させました」
参謀長「閣下!既に5個師団相当の兵力を喪っております、このままでは」
ジューコフ「わかっているが」
ドカーーーン
ジューコフ「何事か!?」
「敵の空中戦艦接近!!」
参謀長「閣下!」
ジューコフ「仕方あるまい!後退だ!ストラスブールまで下がるぞ!」
参謀長「しかし殿はどの部隊に?」
ジューコフ「例の抗命部隊と囚人兵共だ!アイツラなら幾ら死んだとしてもいいからな」
参謀長「しかし、例の部隊にはアレがおります」
ジューコフ「無能将軍の息子だ、父の名を上げるために志願したといえば良い。死んだとしても国では美談になるだろうからな、いや死んだほうがマシか」
キング・ウラジーミロヴィチ・ガムラン、グレゴリー・グリゴリエヴィッチ・ガムラン上級大将の実子で長男、親の名前と権力でその椅子を得た将校であった、本作戦前に抗命罪で投獄されるもなにかに使えると思ったジューコフにより抗命罪者や囚人兵で編成された第141特務隊に配属されていた
ジューコフ「急げよ、敵は待ってはくれんぞ」(さてどのくらい生きて帰れるかな)
コルマール市防衛司令部
寺内「敵が下がるだと!?」
「はい、1部殿を残し後退しております」
長柄夏菜子第11師団長「寺内中将、追撃をすべきです」
寺内「長柄中将、たが両師団とも被害は甚大だ、このまま追撃するのは厳しいだろうな」
長柄「………確かに我が第11師団は歩兵1個連隊を除き壊滅状態、MSも30機程が稼働状態といえど、その内17機は整備隊所属機、………しかしこのまま逃がすのは!」
寺内「………わかった、第2MS混成旅団に追撃を依頼する、到着して早々だが、戦果のためだ我慢してもらおう」
ミケーネ・ポーン旅団長「全軍前進!敵を食い尽くせ!!」
第2MS混成旅団、それはハイザックを主力機とするアフリカ戦線からの転属部隊であった
ダダダダダダダダダダダダダダ
ドンドンドンドカーーーン
『連合軍は算を乱して逃げ惑ってやがる』
『逃がすなよ』
ジョン・コリーン大尉「死ねうじ虫共!」
ダダダダダダダダダダダダダダ
ドカーーーンドカーーーン
ドンドン
『正面敵戦車隊数12』
『足を止めるな、撃ちまくれ!』
ダダダダダダダ
ドカーーーンドカーーーン
ハイザックの持つ120㎜マシンガンの直撃はリニアガンタンク次々と破壊していく
ジョン「敵のMSはどこだ?」
『左翼に敵MS隊数7、いや9』
ジョン「ストライクダガー?あんな旧式で」
バキューーーンバキューーーンピシュンピシュン
『そんな豆鉄砲でどうしようってんだ?』
バキューーーンバキューーーン
ジョン「当たるかよ」
ダダダダダダダダダダダダダダ
幾らビーム兵器を持っているとしても対ビームコーティングをしたハイザックのシールドを破ることはできない
ダダダダダダダダダダダダダダ
お返しの120㎜徹甲炸裂弾はストライクダガーのシールドや装甲を貫通し機体内部炸裂する
ドカーーーン
ナポレオン艦橋
「敵MS隊殿部隊と衝突」
「殿部隊の戦況は不利」
ジューコフ「周辺警戒怠るなよ!ザフトの連中がいつ襲いかかってくるかわかったものではない」
参謀長「にしても、四季島にこの規模の予備戦力があり、それを投入しなかったとは」
ジューコフ「参謀長、予備戦力はそうだが、投入しなかったのではない。出来なかったんだ」
参謀長「……!つまり」
ジューコフ「到着したばかりだろうな、撤退を決断するのが少々、本当に少々遅かったようだ」
参謀長「それは…」
ジューコフ「今は何も言うな、兎に角生きて帰るぞ」
しかしそのジューコフの願いも虚しく遂に側面にザフトドイツ駐留軍コイル隊が襲いかかる
コイル「砲撃!敵の中央だ!敵を前後で分断しろ!」
ドカーーーーーーーンドカーーーーーーーンドカーーーーーーーン
ドカーーーーーーーーン
ジューコフ「何事だ!?」
「ああ、カジミールが!」
コイル隊の旗艦コントリーアの主砲弾は陸上戦艦カジミールの後部に直撃、主砲塔を破壊し弾薬庫で信管が起動、カジミールは1本の火柱となった
「………カジミール通信途絶………閣下」
ジューコフ「カジミールの犠牲を無駄にするなよ、全速で逃げろ!」
「ザフトの三つ首犬多数接近!!」
「迎撃急げ!」
ドンドンドン
ジューコフ「空戦MS隊に対処させろ!」
襲いかかるケルベロスバクゥハウンドの集団に攻撃を仕掛けるウィンダム隊、しかし
「さらにバビ接近!」
ジューコフ「ウィンダム隊はバビの相手だ!スカイダガーとダガーLは犬を叩かせろ!」
歴戦の猛者ジューコフの指揮により瞬時に対応する連合軍、しかし前後で分断されかけた戦況は変わらない
コントリーア艦橋
コントリーアオペレーター「敵の分断に成功しましたが前側は抵抗が頑強で被害が増え始めております」
ジェニー・カイエス副長「コイル司令、分断には成功しましたのでこのまま後衛部隊を殲滅しては?」
コイル「……、そうだな、ケルベロス隊を突入させろ!自走砲とガズウート隊は頑強に抵抗する連合軍の前衛を叩かせろ、少しでも弱らせるんだ」
コイルの策により突入するケルベロス隊そして狙われたのはキング・ウラジーミロヴィチ・ガムランの所属する141特務隊と999栄誉戦隊*1であった
キング・ウラジーミロヴィチ・ガムラン大尉「クソ!ザフトの犬っころだと!」
バキューーーンバキューーーンバキューーーン
ドカーーーンドカーーーン
『く、来るな!!』
バキューーーンバキューーーン
ガキン
『う、上に犬が!』
キング「や、やめろ!!!」
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
『う、うわぁ!た、助けて』
ドカーーーン
飛びつきビームの牙を突き立てストライクダガーを撃破するケルベロス隊に狂乱となる栄誉戦隊と特務隊、そして次の獲物はガムランの駆るダガーLカスタムであった
キング「近づくな!」
バキューーーンバキューーーン
ダダダダダダダダダダダダダダ
ケルベロス隊員「当たらねえよ、くらいな!」
ドス
キング「クソ!どけよ」
ダダダダダダダ
倒され組み付いてきたケルベロスバクゥを振り払おうとトーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器を撃ちまくるダガーLカスタム
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
キング「や、やめろ!やめてくれ!」
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
ドカーーーン
ジョン「よし、後は片付けだ、1人も逃がすなよ」
『『『了解!』』』
ダダダダダダダダダダダダダダ
特務隊や栄誉戦隊は壊滅、更には撤退の遅れた第57師団の過半数が戦死することとなる。これによりジューコフ軍の戦力は7個師団にまで低下、そしてこれによりジブラルタルから東欧までの補給連絡線が開通することとなる