転生したら原作前だったので好き勝手やって覇権国家になってやる 作:阿鬼羅
デストロイ撃破数日後アウセンザイター艦内
中津「手酷いな、……欧州方面軍の余剰航空戦力の大半が喪われたな」
参謀「そうなります、現在第5航空団で動かせる航空機は戦闘機1個中隊12機となります」
中津「そうか、………とにかくアフリカ方面に戻した第4第6航空団のうちの第4航空団を呼び戻してくれ」
参謀「よろしいのですか?第4航空団を引き抜きますとアフリカ南部に対する圧力が」
中津「それについては問題あるまい、最近アフリカ戦線南部の抵抗が減り、またアフリカ解放戦線の航空戦力も出揃い始めた、ここは彼等に任せてユーラシア西側を固めよう、二度目はないと思いたいのだがね」
参謀「はい、では防衛体制は」
中津「そのあたりは欧州方面軍司令部に一任するが、恐らくストラスブール包囲部隊が廻されるのだろうな」
参謀「確かに、ストラスブールは開城しましたからな」
中津「それに関してはこんな愚策を用いた劉孟権に感謝だな」
ストラスブール開城、それはデストロイの惨事を聞いたアルゴス・ジューコフの決定であった
ジューコフ「護るべき市民を焼き払うような政府の旗のもとで戦うことなど御免被る」
そう言うとジューコフは包囲軍の司令部がある久留米第十八師団本部に出向き城門の鍵を師団長、柴田斉彬中将に手渡した、古臭い風習であるが、これは降伏を意味するものであった
ストラスブールの陥落により第十八師団を中心に4個師団の余剰戦力を得た欧州方面軍司令部は部隊移動を実行、カーンに第十八師団司令部と本部守備隊を移動させ各連隊をルーアンからサン=マロに展開させ、ブリテン島からの上陸に備えさせた一方、第2第3師団は東欧方面に移動させ第2のデストロイに備えることとなる、また第13師団はベルリンに展開し救助活動を開始させた
ベルリン
「テント持って来い!」
「ドラム缶に薪を焚べろ!暖を取るんだ!」
四季島士官「違う、そのコンテナは第5ブロックだ」
「負傷者だ!軍医を!早く!」
「仮設トイレは第3ブロックに」
師団指揮所
アンドレイ・ナヒーモフ師団長「状況は!?」
副官「インフラとライフラインの約9割は破壊され残りも機能不全を起こしております」
ナヒーモフ「とにかくキャンプ区画周辺のインフラとライフラインを復旧させろ!師団工兵で手が足りぬだろう、第39連隊を投入しろ、近隣の師団や同盟軍部隊にも支援を依頼するんだ!」
100万都市ベルリン、そう呼ばれるほど市民が住んでいたのだ、無論市民の殆どは避難し無事であった、しかしそれを支えるライフラインやインフラの殆どが破壊され尽くしていた
これによりベルリンだけでも100万人近い人間がその他の都市も含めれば数百万人の人間が衛生的に危険な状態に陥っていた
この為四季島帝國欧州方面軍司令部はブリテン島攻略作戦、通称ゼーレヴェ、あしか作戦の無期限延期を決定。侵攻作戦のためにフランス各地に展開していた部隊から第1第5第6師団を引き抜き、また第3陸上戦艦戦隊とミニトレー級で編成された第1第2陸上巡航戦隊を壊滅した各都市に派遣し臨時医療設備として運用を開始した。特に第3陸上戦艦戦隊各艦には手術設備を備えているため、移動式の病院とし利用させることなった。
また物資不足に対処するために20万トン級大型航宙輸送艦が動員され目標ポイントに向けて軌道上からの物資の投下を開始、特に組み立て式プレハブキット1万基や簡易手術設備コンテナ500基、簡易浴槽2千基を降ろすことになる。
しかし、ここでとんでもないことが起きる。
バルト海に面する街グダニスクで独立派が決起、直ぐ様ユーラシア連邦軍や連合軍各国軍が鎮圧に当たるが、その鎮圧軍の主力はファントムペインであった。ファントムペインはグダニスクの街を徹底的に破壊、殺戮の限りを尽くした、その中にはユーラシア連邦恭順派や罪のない市民達が大量に含まれていた他に前線で鎮圧に当たっていたユーラシア連邦軍も居た
これによりヴェスト、オスト両プロイセン地方やワルシャワを中心に旧ポーランド全土で反連合運動が激化、これに驚いたのは旧ドイツ領からワルシャワに向かってゆっくりと前進していた四季島軍各隊であった。
鎮圧のために爆撃を敢行する連合軍航空隊、対抗するはアフリカから緊急移動した第4航空団520機の内4個戦闘機飛行隊208機を派遣、旧ポーランド上空で熾烈な空中戦を繰り広げることとなった
パリ欧州方面軍司令部
中津「3日か、たかだか3日で航空機27機、連合軍も必死だな」
マックレーネ「はい、すでにアフリカ戦線から第6航空団と黒海方面から第3航空団を引き抜いております」
中津「黒海方面の防空は?」
マックレーネ「第7航空団と海軍の第2航空艦隊が展開しております、また黒海方面艦隊付属航空隊も防空に参加しております」
中津「このままではジリ貧だな、だが攻勢に出るにもポーランド近辺のインフラは壊滅状態。雪で進めんだろうな」
マックレーネ「はい。それとポーランド方面から難民が次々と西に西にと進んできています」
中津「困ったものだ、ゼーレヴェ用の資材を吐き出したとしても焼け石に水だろうな」
マックレーネ「はい。難民の総数は約400万〜700万と推測されます」
中津「マックレーネ、本国に補給を依頼するとして、どこでけりをつける?このまま資材を吐き出し続けることは不可能だ、如何に、如何に時間断層があるといえ、輸送の手間がな」
マックレーネ「宇宙から降ろすとしても一度上げねばなりません」
中津「……、どうしたもんかね。とにかく当座は欧州、アフリカ両方面軍の備蓄で耐えてくれ」
マックレーネ「了解しました、しかし長くは」
中津「持たんだろうな」
マックレーネ「如何なさいますか?」
中津「………、船便を増やすしかあるまい。マックレーネ、精鋭部隊を掻き集めてくれ」
マックレーネ「何を?」
中津「イタリア半島を落として地中海の通商路を確保し物資輸送の安定を行う」
マックレーネ「了解しました」
イタリア半島攻略作戦、通称ト号作戦の準備を進める中、中津の下にザフトによるアークエンジェル撃沈作戦、通称エンジェルダウン作戦への参加依頼が来ていた
中津(どうしたものか、手持の部隊で動かせるのはMS搭載巡洋艦のモンブラン1隻のみ、流石にこれでは心許ないが、ブルネイ、ボスニアはジブラルタルドック、アウセンザイターとサチワヌはポーランド、欧州方面軍の余剰戦力は各地の救命活動、………どうしたものか、いや、キリシマか、キリシマとモンブラン、それに駆逐隊を派遣するか、それに航空隊をどうにか捻出すれば問題はあるまい
指揮官はスイーティ・シュガー少将に頼むか。ついでだあやつの座乗艦マンハッタンと同行しているシチリアと筑摩も参加させるか)
翌日スイーティ・シュガー少将率いるアークエンジェル討伐艦隊が出撃
同日デュランダル議長の対ロゴス演説
翌日四季島宇宙海軍通信艦コーンウォール艦橋
コーンウォール艦長「設備は大丈夫か?」
コーンウォール技師「はい」
ルミナス・ルージン宇宙海軍艦隊総司令部副参謀総長「準備はできてますか?他の艦とのリンクは?」
コーンウォール艦長「これは副参謀総長、できております!」
ルージン「まもなく始まります、頼みましたよ、艦長」
コーンウォール艦長「お任せあれ!」
コーンウォール技師「全艦リンク完了」
コーンウォール副長「護衛隊展開よし」
コーンウォール艦長「回線開きます」
ルージン「オペレーション・フォーチューン開始!!」
地球各地
中津『この放送を聴く全ての皆さん。こんにちは、こんばんは。
私は四季島帝國宰相にして皇帝陛下より全権を委任された四季島
帝國の統括者中津阿鬼羅です。
先日のデュランダル議長の演説を覚えている方も多数おられるでしょう、ブルーコスモス、いえその中核を担うロゴス!
彼らは自らが何をしたのか、今私の横には大戦勃発を防ごうとした元ブルーコスモス盟主にして元ロゴスのメンバーであったムルタ・アズラエル氏やユニウスセブン落下時のロゴス盟主で暗殺事件により亡くなられたと思われていたロード・ジブリール氏が居られます、彼等は本大戦が起きぬように尽力をしておられました。
しかし、劉孟権やその取巻き達は彼らを暗殺、幽閉し、戦争を勃発させ、更には私の隣りにいるユウナ・ロナ・セイラン氏らオーブ中立派に対する軍事クーデターを起こしオーブを戦火の渦に巻き込んだのです。彼等ブルーコスモス過激派を現ロゴスのメンバーを赦してはならないのです!
また、それを庇い立てしたり、匿うような国家、組織、団体、そういった物を我々四季島帝國は許さないでしょう。世界の平和のために、明日を生きる子供達が笑って健やかに過ごせる世界の為に!!我々は如何なる犠牲を払おうとも!!どんな姿になろうとも!!平和を乱す者たちを決して許さない!!
我々と志を同じくする者達よ、我々は君たちを待っている』
後世に中津の反ロゴス宣言と言われるこの演説により集結ポイントに指定されたジブラルタルに戦力が集結し始める、その中には地球連合軍を脱走した部隊やセイラン派のオーブ軍部隊や傭兵が集結、その数は四季島やザフト、その同盟国軍など膨大な戦力であった
四季島帝國軍戦力
第2第4水上艦隊
戦艦8隻
航空機搭載型空母8隻
MS搭載型空母8隻
MS搭載型航空巡洋艦2隻
巡洋艦22隻
駆逐艦72隻
水上艦計120隻
潜水艦36隻
艦載航空機800機
艦載MS216機
航宙親衛隊第3艦隊
航宙戦艦4隻
航宙MS母艦4隻
航宙巡洋艦8隻
航宙駆逐艦24隻
艦載MS384機
ザフト戦力
ミネルバ
ボスゴロフ級41隻
MS751機
セイラン派戦力
護衛艦7隻
改装空母2隻
MS27機
航空機14機
連合軍
戦艦4隻
航空機搭載型空母2隻
MS搭載型空母7隻
巡洋艦29隻
駆逐艦52隻
MS421機
航空機107機
大洋州連合
汎用型空母2隻
巡洋艦1隻
駆逐艦12隻
フリゲート艦9隻
MS48機
航空機48機
アフリカ解放戦線
改装空母4隻
巡洋艦2隻
駆逐艦7隻
MS24機
航空機24機
そして
ドドヒューーーーンドドヒューーーーンドドヒューーーーン
ドカーンドカーンドカーン
「アークエンジェル針路変わらず」
「モンブランMS隊10機が被弾!」
シン・アスカ「あんた!俺が討つ!!今日!ここで!」
キラ・ヤマト「こんな…これは…」
シン「メイリン!ソードシルエット!」
メイリン「はい!」
キラ「アークエンジェルは!?」
インパルスの相手をしながらアークエンジェルの様子を確認するキラ、しかしその隙をついてインパルスが突撃する
キラ「は!?」
シン「よそ見なんか!してる場合かよ!!!」
ザシュ
ドカーーーーーーーーーン
アーサー「タンホイザーてえ!!!」
バババババババン
ドカーーーーーーーーーン
その日遂にフリーダムが撃墜されアークエンジェルは海中に没した
次回出撃反ロゴス連合軍