貞操逆転世界で勇者が魔王に挑む話   作:大キャバクラ

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第二話・ナジミの塔

チュンチュン…チュンチュン

 

だめだ…

 

このままではダメだ…

 

勇者「ダメだ!!」ガバッ!!

 

遊び人「も〜勇者ちゃんどうしたの?急に起きちゃって…まだしたいの〜?」zz

 

勇者「い、いや!遊び人さん!起きてください!」ゆさゆさ

 

遊び人「え〜っ」いやいや

 

戦士「うるさいぞ勇者…もう少し寝かせろ…」zzz

 

盗賊「そうよ〜…さっきやっと寝たんだから…」zz

 

勇者「み、みんなも起きて」ゆさゆさ

 

急ぐのにも訳がある

僕達はあれからほぼ1週間、酒場の上にある宿屋エリア、その中で遊び人さんが間借りしている一角に入り浸りそれはもう昼夜を問わず闘技大会を開催している。

しかしいくら2周目と言っても一応は魔王討伐の旅なのだ。

やる事はきっちりやらないと…

まぁ、やる事はやっちゃってるんだけど…

 

勇者「はぁ…みんな起きない…ていうか僕のレベルも低いままだし、早いところ冒険しないとな…」

 

勇者「…」チラ

 

皆「…zzz」

 

勇者「まぁ…レベルは低いけど知識はあるし…ちょっとレベル上げでもしようかな…」

 

……

 

〜アリアハン周辺〜

 

勇者「確かここら辺はスライムとおおがらすくらいだったよな?」てくてく

 

ガササ!!

 

勇者「む!」

 

まもののむれが あらわれた!

 

勇者「出たな!やはりスラ…イム…?」

 

 

くらやみハーピー×2「♡」バサバサ

 

勇者「な、なんだこの魔物は…」チャキ

 

くらやみハーピーAは勇者にぱふぱふしてあげた!

 

勇者「!!」

 

くらやみハーピーBは勇者に抱きついてきた!

 

勇者「うわっ!?」

 

くらやみハーピーA「♡」すりすり

 

勇者「こ、こいつらは魔物こいつらは魔物っ…」ドキドキ

 

くらやみハーピーB「♡」ぐいぐい

 

勇者「!?ど、どこへ連れてく気だっ…!」ぐぐっ

 

くらやみハーピー達は勇者を巣に持ち帰ろうとしている!

 

 

「バシルーラ!バシルーラ!!」ティロリロリロ

 

勇者「!?

くらやみハーピー×2「!?」ヒュー!!…バサバサ…

 

勇者「た、助かった…」

 

勇者「一体誰が…」

 

 

「ちょっと勇者ちゃん〜?」

 

勇者「?」くるっ

 

遊び人「もう〜勝手にいなくなっちゃったと思ったら魔物に持ってかれちゃいそうになってるんだもん」プンプン

 

勇者「あ、遊び人さん」

 

戦士「ふう、間に合ったな」

 

盗賊「勇者?怪我は無いかしら?」さすさす

 

勇者「それは大丈夫ですけど…」

 

遊び人「ほんと〜?ちゃんと魔法かけて治すから言ってね?」にこ

 

勇者「遊び人さん、遊び人なのに呪文唱えられるんですね…」

 

遊び人「んふ〜すごいでしょ!」

 

戦士「ああ、こう見えてこいつは賢者でもあるからな」

 

勇者「そうなんですか!?」

 

遊び人「そうだよ〜!賢者の格好するとね〜若い男の子がキャーキャー言って寄ってくるから選び放題食べ放題…」ジュル

 

遊び人「ま、こっちの方が性に合ってるから遊び人やってるんだけどね〜、勇者ちゃんも賢者の格好の方がよかったらいつでも言ってね〜♡」

 

盗賊「なんでこんな子が悟り開けたのかしら?」

 

戦士「遊んでるからこそ、見える世界がそこにあるキリッとか言うんだろうな?」

 

勇者「あの、皆さんって結構レベル高いんですか?」

 

戦士「あぁ、そこら辺はまだ紹介してなかったな?アタシはレベルで言えば〜…いくつくらいだったかな?もうしばらく上がって無いから忘れちまったよ」ケラケラ

 

盗賊「ん〜、私と同期だし70くらいじゃないかしらね?」

 

勇者「ななじゅっ…!?」

 

勇者(ぼ、僕が最後に魔王を倒した時なんて確か35くらいじゃ…)

 

勇者「あ、遊び人さんは…?」

 

遊び人「私は99です!」キラッ☆

 

戦士「それは遊び人のだろ?全く、戦闘中言うこと聞かないわけだなお前は」

 

遊び人「賢者のレベルはね〜もう覚える呪文も無くなっちゃったから何も数えてないや、何やっても無意味だからね」ふぅ

 

盗賊(悟った目をしてるわね…)

 

勇者「す、すごいですね皆さん…」

 

勇者(そりゃ何やっても力じゃ敵わないわけだ…)

 

勇者「あ、そういえば、さっきの魔物なんですけど、あんな魔物居ましたっけ?」

 

盗賊「くらやみハーピーの事かしら?そうねぇ、前から居たと思うけれど…」

 

戦士「なんだお前本当に初心者なんだな?ていうか今は奴らの繁殖期だろ?お前も男なんだから親に教わらなかったのか?今の時期に男1人で出歩くと巣に持ってかれるぞってな?」

 

勇者「そ、そうなんですか?危ない所でした…」

 

遊び人「…勇者ちゃんね〜、もうちょっと危機感持った方がいいよ?ま、私達が言えた事じゃないけどさぁ?この世界はね、魔物も人も、みんな人間の男の人を狙ってるんだから…」チラ

 

遊び人「あれ?勇者ちゃん?」キョロキョロ

 

 

勇者「んうぅ〜!!」ジタバタ 美女型スライム「♡」じゅるじゅる

 

遊び人「もう!言ってるそばから襲われてるじゃん?!」

 

 

盗賊「」ヒュバッ!! スライム「!!」

 

盗賊はスライムから勇者をぬすんだ!

 

盗賊「怪我はないかしら?勇者?」にこ

 

勇者「あ、ありがとうございます」

 

戦士「あっちいけ!この!」シュッ!!

 

スライム「〜!」ザカザカザッ

 

スライムは逃げ出した!

 

盗賊「あなた、本当に勇者なの?まぁ男の子だから私達よりちょっとは力も弱いんでしょうけど…」

 

戦士「レベル1とはいえスライムにさえまともに手も足も出ないとはな…」

 

遊び人「やっぱりお姉さん達が付いてないとね?ね?勇者ちゃん?」にこ

 

勇者「はい…よろしくお願いします…」

 

ルビス様…この世界、前よりなんだかキツくないですか?

 

………

……

 

〜それから〜

 

戦士「なるほど、その塔に行けば盗賊の鍵が手に入ると?」

 

勇者「はい、恐らくそのはずですね」

 

盗賊「ふぅん…あの盗賊バコタが捕まるとはねぇ…鍵もその時押収されてしまったと思っていたけれど…」ふむふむ

 

遊び人「〜zzz」

 

戦士「おい、遊び人、聞いてるのか?」ペシッ

 

遊び人「ひゃっ…もう聞いてるよ〜」

 

遊び人「そのなじみの塔ってところに行って、お爺ちゃんから盗賊の鍵を貰うんでしょ?」

 

戦士「げっ…本当に聞いてやがったのか」

 

戦士「ていうか勇者よぉ、なんでその塔にいる爺が鍵持ってるって知ってんだ?」

 

勇者「それは…」

 

勇者(そうか…これはなんというべきか…)

 

勇者「ゆ、夢を見たんだよ、そこで鍵をもらって…」

 

戦士「ふぅん、夢ねぇ…ま、勇者にはいつもいい思いさせてもらってるし、付き合ってやるか」

 

遊び人「でもなんで勇者ちゃんはその鍵が欲しいの?あ、まさかお城のお宝が目当てとか?」にやにや

 

勇者「それはですね、みなさんはレーベの村の方に洞窟があるのは知ってますか?」

 

盗賊「あ〜…なるほどね…」

 

遊び人「?」

 

戦士「なんだ?心当たりあるのか?」

 

盗賊「あら、覚えてないの?前に一緒に行ったじゃない?赤い扉があって先に進めなかった所…盗賊の鍵があればあの先に進めるかもしれないわね」

 

戦士「あ〜!あったなそんなところ!ん?でもよ、お前お宝の匂いはしないって言ってなかったか?」

 

盗賊「そうね、あそこには何もなさそうだったけど…」

 

遊び人「ん〜、勇者ちゃんが行きたいって言ってるんだからいいんじゃないの?付き合ってあげようよ〜?なんか楽しそうだし!ね〜?」ちゅっ

 

勇者「ちょっ」びくっ

 

盗賊「ちょっと遊び人?貴女勇者を私物化してないかしら?」はぁ

 

遊び人「だったら盗賊もこうやってすればいいのに、ね〜?」ぎゅうぅ

 

勇者「はうぅ…」//

 

戦士「…よし、今日はもう寝るか!」ギラギラ

 

盗賊「ふふ、そうね、冒険はまた明日にしましょう?」にや

 

遊び人「だってよ勇者ちゃん?」はむっ

 

遊び人「今日もいっぱい可愛がってあげるからね…♡」ちゅっ

 

勇者「」

 

 

 

〜次の日〜

 

勇者「」ヘロヘロ

 

盗賊「あらあら、ナジミの塔までまだだいぶあるわよ?」

 

戦士「たくしょうがねぇなぁ勇者は!ほら!アタシが背負ってやるよ!乗んな!」ぐいっ

 

勇者「ありがとうございます戦士さぁん…」へなぁ

 

勇者(この人たち体力お化けか…?)

 

遊び人「盗賊さ〜ん、私もおんぶしてよ〜」ゆさゆさ

 

盗賊「ほらほら、ふざけてないで進むわよっ」

 

 

戦士「それにしても…魔物たちが露骨に勇者を狙ってくるな…」

 

盗賊「そりゃ私たちよりも本能に忠実に生きる彼らですもの、きっと勇者の優秀な遺伝子を求めて攫おうと狙ってくるのよ」

 

遊び人「私たちとおんなじ〜」にやにや

 

戦士「…」チラ

 

戦士「お、ここか!着いたな!」

 

〜ナジミの塔〜

 

盗賊「みんな?わかってるとは思うけど勇者を守りつつ警戒して進むわよ?ここにはお宝の匂いもかなりするけど…それと同じくらい危険な香りもするわ…」

 

遊び人「は〜い♪」

 

遊び人はお手玉で遊んでいる!

 

戦士「…奴は放っておこう」

 

勇者「戦士さん、ありがとうございます、僕も戦えますよ!」

 

戦士「ん?そうか、まぁレベルも上げたいだろうしな」

 

盗賊「勇者?大変だったらすぐに言うのよ?」

 

遊び人「じゃあしゅっぱ〜つ!♪」むぎゅっ

 

勇者「//」

 

戦士「けっ」

 

盗賊「!来るわよ!」チャキッ

 

戦士「!」

 

勇者「よしっ」

 

 

「勇者様勇者様っ」こそこそ

 

勇者「うん?」くるっ

 

バニーガール「ラリホ〜♪」ティロリロリロ

【挿絵表示】

 

 

勇者「!?」

 

勇者「っ…zzz」

 

バニー「♡」ぎゅっ

 

ザカザカザッ

 

謎のバニーガールは勇者を持って逃げ出した!

 

 

まもののむれをやっつけた!

 

戦士「よし」

 

盗賊「ふう、こんなところね」

 

遊び人「勇者ちゃん疲れたぁ〜!」

 

遊び人「お姉さん達を癒し…」

 

遊び人「あれ?勇者ちゃんどこ!?」

 

戦士「はぁ…」

 

盗賊「あら?これは…」ヒョイ

 

戦士「紫色の毛…アルミラージだな」

 

遊び人「っ!あの雌ウサギども〜!」

 

戦士(お前も似たようなもんだろ)

 

……

 

〜塔のどこか・アルミラージの巣〜

 

勇者「〜zzz」

 

バニー(以降アルミラージ)「ふふっ♡」さわさわ

 

アルミラージB「♡」ちゅぱちゅぱ

 

アルミラージC「〜♡」

 

ごそごそ…

 

勇者「…?」パチッ

 

勇者「っえぇぇぇ!?」びくっ

 

勇者「な、なんで服脱がされて…」

 

アルミラージA「ん〜♡」ちゅっちゅっ

 

勇者「ちょっ、お姉さんたちこんな所で何してっ…ひっ!?」

 

アルミラージC「♪」ぺろぺろ

 

アルミラージB「っ♡」むにむに

 

アルミラージBは勇者にぱふぱふしてあげた!

 

勇者「あっ…///」

 

勇者はとても気持ちがよさそうだ!

 

勇者「ってダメだ!逃げなきゃっ…っ、また眠気がっ…」

 

勇者(逃げなきゃなのに…zzっ、ラリホーで上書きされてっ…!)

 

アルミラージA「んふふ♡ラリホ〜♡」こしょこしょ

 

勇者「!?」がくっ

 

アルミラージB「ラリホ〜♡」はむはむ

 

勇者「あぐっ…zz、っ、や、やめてっ」…zz

 

アルミラージC「♡」きゅんきゅん

 

勇者「っ…zzz」

 

勇者はねむってしまった!

 

アルミラージ達「♡♡♡」

 

 

ドゴォ!!

 

アルミラージ達「!?」

 

 

戦士「勇者ー!いるかー!?」ハァハァ

 

戦士「なっ!?こ、この雌ウサギども…!」ジャキ

 

遊び人「ベギラg

 

盗賊「ダメよ遊び人!勇者を巻き込む気!?」

 

遊び人「もう!」

 

アルミラージ達は勇者に絡みついている!

今にも事がはじまりそうだ!

 

盗賊「あれじゃ流石に盗めそうにないわね…」

 

アルミラージA「そこで大人しく見てればぁ?♡」

 

遊び人「…」

 

遊び人「んふふ…あはっ、あはははははは!!」

 

アルミラージ達「」ビクッ

 

遊び人「あーっはっはっはっはっはっはっはっ!!」ケタケタケタ

 

戦士「お、おい…」ビクッ

 

遊び人「あははははは!!あははは!!」ツカツカ

 

遊び人は大笑いした!

 

アルミラージ達「ひっ!?」サッ

 

遊び人「盗賊さん!今!!」

 

盗賊「ふふ、もう終わってるわよ♪」つ勇者

 

アルミラージ達「〜!」ザカザカザッ

 

アルミラージ達は逃げ出した!

 

遊び人「どうよ!」ドヤ

 

盗賊「まぁ、悪くないんじゃないかしら?」

 

戦士「お前の大笑い、見てるこっちまでビビっちまう時があるなぁ…」

 

遊び人「えっへん!ってそれよりも…勇者ちゃ〜ん?」ペチペチ

 

勇者「ん…っ!?バ、バニーガール!?く、くるな!」ブンブン

 

遊び人「ちょっ!?あんな野ウサギと一緒にしないでよ〜!?」ガーン

 

盗賊「ふふ、アルミラージは追い払ったわ?」なでなで

 

戦士「お前なぁ、なんであんな魔物にホイホイ着いていっちまうんだよ?」

 

勇者「あれも魔物だったんですか!?」

 

遊び人「だって勇者ちゃんはこんな怪しいお姉さんたちにも着いて来ちゃうスケベな男の子だもんね〜♪」にやにや

 

勇者「ち、ちが…」

 

盗賊「勇者を探してたらいつのまにかこんなところまで来ちゃったわね…もうすぐ最上階だと思うのだけど…」

 

戦士「ん?この壁…ここだけ新しいな」コンコン

 

壁「」ギイィ

 

盗賊「あら?」

 

戦士「これは…扉になってるのか?」

 

遊び人「なんか部屋みたいな場所ね…ってあれ?おじいちゃんがいる?勇者ちゃんの言ってたお爺ちゃんってあの人?」

 

勇者「!」

 

 

爺「ふぉふぉ」

 

遊び人「お爺ちゃんが盗賊の鍵をくれる人?」

 

爺「そうともじゃ、まさに夢で見た通りじゃわい」

 

爺「ワシはここでお主らにこの鍵を渡す夢を見た…いずれ世界を救う勇者を新たな世界へ導くための鍵…」

 

爺「ほれ!バコタから盗んだ盗賊の鍵じゃ!」

 

勇者「おお!ありがとうございます!」

 

戦士「ふーん、勇者も夢がどうとか言ってたよな?不思議なこともあるもんだなぁ?」

 

遊び人「なんかロマンチック〜♪」

 

盗賊「ふふっ、そうね」

 

戦士「じゃ、ありがとうな、爺さん」

 

爺「ふぉふぉ、ぐっどらっくじゃ」

 

 

〜帰り道〜

 

遊び人「それじゃー!今度は洞窟に向けてしゅっぱーつ!」

 

遊び人「…と行きたいところだけど〜」

 

戦士「あぁ、臭うな」

 

盗賊「えぇ、すごく臭いわ」

 

勇者「え、僕ですか?」スンスン

 

遊び人「うんうん、発情したウサギの匂いがプンプン!!」

 

勇者「そういえば…」

 

盗賊「ここら辺にサウナ付きの宿屋があるって聞いたわ?」

 

戦士「おぉ!そりゃいいなぁ!」

 

遊び人「んふふ〜♪お姉さん達が隅々まで洗ってあげるからね〜♡」

 

勇者「!」

 

こうして、盗賊の鍵を手に入れた勇者一行…

明日はどんな冒険が彼らを待ち構えているのであろうか…

 

〜つづく〜

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