二人目の男子はホモ(二人ともホモ?)   作:倒錯した愛

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もしも龍宮寺月斗がホモで、一夏のヒロインだったとしたら……。




おう(IS学園に)ぶち込んでやるぜ!

月斗side

 

……………もの凄い空気ですね。

 

織斑千冬、世間一般からは「ブリュンヒルデ」と呼ばれる人物。

 

その弟の織斑一夏、掃除洗濯なんでもござれ万能主夫。

 

そしてその織斑一夏の友達………いや、「彼女」である「ぼく」の三人が椅子に座っている。

 

千冬さんは椅子に座って頭を抱えている、一夏はそんな千冬さんが口を開くのを待っている。

 

一夏のその様子は餌を前に「待て」と言われた犬のようだ。

 

そしてぼくは、一夏の隣で椅子に座り千冬さんが話し出すのを一夏と一緒に待っている。

 

ことの発端は今からおよそ10分前、この家がこんなカオス過ぎる空間になる前………。

 

 

〜〜〜〜10分前〜〜〜〜

 

noside

 

一夏と月斗は織斑家の前にいた。

 

「よし………いくぞ」

 

「う、うん」

 

一夏は意を決し家の扉をくぐる、そこには見慣れた光景があった。

 

いつも通りに綺麗に並べられた靴、埃一つ落ちていない廊下。

 

一夏は廊下を歩いてリビングを目指す、その後ろを怯えながらついていく月斗。

 

そしてついたリビングにはブリュンヒルデ、織斑千冬がビールを冷蔵庫から出しているところだった。

 

 

一夏side

 

「千冬姉………ただいま」

 

「おかえり一夏、ん?お前は………」

 

「お、お邪魔します……」

 

「月斗か、また勉強会か?いつもすまんな、一夏が通知表をオール5でキープできるのはお前のおかげだ、ありがとう」

 

恥ずかしい話だが、俺の成績がキープできているのは月斗がいるからこそだ。

 

「そ、そんなことないですよ、一夏君の頭がいいからですよ」

 

「ははは、謙遜するな、お前の教え方は教師よりわかりやすくていいと、こいつは毎日のように言っているぞ」

 

「ちょ!千冬姉!」

 

「どうした?本当のことだろう?」

 

千冬姉がニヤニヤしながら言う、してやられた。

 

月斗はというと。

 

「一夏が…ぼくを……えへへへ………」

 

………かわいい(確信)、少しだけ頬を染めて顔がにやけているのを直せない月斗、かわいい(事実)

 

「そ、そんなことより!………大事な話があるんだ」

 

「………そうか…座れ、話してみろ」

 

俺の真剣さが伝わったのか千冬姉はニヤついた顔を引き締め椅子に座る、俺と月斗は千冬姉の対面に座る。

 

「………じつは、彼女ができたんだ」

 

「!………そうか、それでどんなやつだ?」

 

「月斗だ」

 

「……………へ?」

 

千冬姉があまりの驚きでポカーンとしている

 

こんま感じで ( ゚д゚)

 

とてもレアな顔だ、写真にして売ったら100億くらいいきそう、もちろんドルで。

 

「いやいやいやいやいやちょっと待て一夏落ち着こうビールでも飲んでリラックスしなブリュンヒルデは狼狽えない」

 

「いや千冬姉めっちゃ狼狽えてるじゃん、あとビール飲まないでくれ、まだ話は半分しか終わってない」

 

「あ、ああ………それで一夏、月斗を彼女にすると言うのは本当か?冗談じゃないな?」

 

「ああ、本気だ」

 

「月斗も一夏の彼女になることに異論はないのか?」

 

「は、はい」

 

「千冬姉、俺たちの中を認めてくれるか?」

 

「い、いや……だが、しかし………お前達は………………「男同士」だぞ!?結婚もできないんだぞ!?」

 

「わかってる、でももう決めたんだ!俺は月斗が好きだ!愛してるんだ!」

 

バンッ!と机を叩き千冬姉に叫ぶ。

 

「い、一夏……//」

 

ああもう、月斗はかわいいなちくしょう!。

 

「そうか………そうか………、少しだけ……時間をくれないか?」

 

「………ああ」

 

〜〜〜〜10分後〜〜〜〜

 

そして今に至る。

 

千冬姉が口を開く。

 

「お前達の中は………認めよう」

 

「「ほ、本当か(ですか)!?」」

 

「ただし!!!!」

 

千冬姉の大声にビクッと身を震わせる俺と月斗。

 

「ただし、高校受験でお前達のどちらかが主席をとったらだ!」

 

「しゅ、主席を!?」

 

「そうだ、1位だ、No.1をとれ!そしたらお前達の交際を認めよう」

 

「………わかった………とってやる、ああ、とってやるさ!絶対に主席をとって月斗を俺の彼女にするんだ!!!」

 

「い、一夏ぁ……」

 

泣きそうな顔で笑う月斗、ああかわいい。

 

「ふん、なら、勉強したほうがいいんじゃないか?受験まであと一ヶ月だぞ」

 

「そうだな、よし!いこうぜ月斗!」

 

「うん!」

 

月斗と一緒に二階に上がる、絶対に主席をとってやる!

 

「………いったか……やれやれ、私は随分と甘いようだ………」

 

その声は一夏達には聞こえないかった。

 

〜〜〜〜一ヶ月後〜〜〜〜

 

月斗side

 

試験会場でぼくたちは今。

 

「これは………」

 

「うん………」

 

「迷ったな」

 

「うん、迷ったね」

 

絶賛迷子中だった!

 

「にしても、こんなわかりにくい構造なら地図くらい書いておけよ」

 

「確かにそうだね、現に今、ぼくたちが迷子になってるしね……」

 

「よし!次開けた扉が試験会場だ!」

 

「ええぇ!?そんな決め方でいいの!?」

 

「もうこうなったらやけだ!そい!」

 

一夏が扉を開く、そこには2メートル以上もある巨大な甲冑が二つ置いてあった。

 

「これは………IS?」

 

「みたいだね」

 

「これって、男には動かせないんだよな〜、いいなぁ、空を飛べるって」

 

「そうだね、ぼくも飛んでみたいな」

 

一夏がISに触れる。

 

「ウグッ!?」

 

「一夏!?大丈夫!?」

 

「はぁはぁ……なんとか………ってあれ?」

 

「え?………ISが起動した?」

 

「え?えええええ!!!???」

 

「どういうこと!?一夏ってもしかして女の子だったの!?」

 

「んなわけないだろ!どどどどどうする!?」

 

「ええっと、こういう時は深呼吸だよ!ほらひっひっふー、ひっひっふー」

 

「それは違うだろ!」

 

「あわわわわわわわ!?いったいどうしたら………」

 

パニックのあまりぼくたちは冷静さを失ってしまっていた、そして、ぼくの手が偶然もう一つのISに触れてしまった。

 

「あっ……うわあああああ!!!」

 

「月斗?おい大丈夫か月斗!?」

 

「う……うう………」

 

そこでぼくの意識は途切れた。

 

 

目を覚ますと、真っ白な天井が目に入った。

 

視線を横に動かすと一夏が心配そうな顔をしてこちらを見ている。

 

「月斗!?大丈夫か!?痛いところは無いか!?」

 

一夏がぼくの肩に手を乗せる、一夏の手は大きいなあ………。

 

「馬鹿者、怪我人とナニしようとしているんだ貴様は」

 

「ち、千冬姉!?誤解だよ!」

 

「ここは三階だぞ馬鹿者」

 

「そんなベタなギャグはいらないから!」

 

「落ち着け、病院で騒ぐな」

 

「千冬姉のせいだろ!?」

 

病院?試験会場じゃないな?

 

「ああ、そうだった、月斗」

 

「は、はい」

 

「お前には一夏と一緒にIS学園に入学してもらう」

 

「え?どういうことですか?」

 

「お前達はあそこにあったISを起動してしまった、だから入学してもらう、拒否してもいいがその場合は安全を保障できない」

 

「一夏はなんと?」

 

「一夏は入学すると「入学します」………速いな」

 

「一夏と一緒なら大丈夫です」

 

「おう!月斗は俺が守るぜ」

 

「ありがとう一夏」

 

ぼくと一夏は微笑み合う、なんかとても幸せな感じがする。

 

「わかった、ではこれが参考書だ、じっくりと【二人で一緒に】勉強しろ、ああ、別に泊まっていっても構わんぞ」

 

「ち、千冬姉!?」

 

「千冬さん!?」

 

「くはははは、まあ好きにしろ、ただしまだ一線は超えるなよ、まだ私は認めていないのだからな」

 

「わかった」

 

「では私はもう行く、IS学園は厳しいからな、しっかり勉強しておけよ」

 

「はい」

 

「じゃあな、一夏、月斗」

 

千冬さんはそれだけ言うと病室を出て行った。

 

「なんか大変なことになっちゃたね」

 

「そうだな……」

 

「ま、愚痴ってても仕方ないよね、勉強しようか」

 

「おう!と言いたいけど月斗はまだ安静にな、脳に負担がかかって気絶したそうだから勉強はまださきだな」

 

「そうなんだ、ごめんね一夏」

 

「気にすんなよ、俺はお前の寝顔を見てたからそれでチャラだ」

 

「ちょっと!?ぼ、ぼくの寝顔を見てたの!?」

 

「ああ、結構かわいかったぜ」

 

一夏がニヤニヤしながらいう、ううう……。

 

「意地悪………」

 

「すまんすまん、でもかわいかったのは本当だぜ」

 

「もう知らない!」

 

ぼくは恥ずかしさのあまり布団をかぶる。

 

「まったく、一夏めえぇ//」

 

「……………かわいいか………えへへへ」

 

ぼくってちょろいのかな?まあいいか。

 

 

noside

 

二人は長期の休みをもらい、毎日泊まり込みで勉強をした。

 

月斗が一夏に教えるというのは変わらないが、そこには千冬の姿もあった。

 

千冬が一夏たちに自らがIS学園の教師であることを暴露、そして今後の為に月斗にISのことを教えてもらうと言ってきたことに一夏は驚く。

 

だが、いままで最大の謎だった自分の姉の就職先を知れたことで高所得に納得が言った様子だった。

 

月斗は、千冬が勉強に加わると言っても特に驚きはしなかった。

 

むしろ、理解を深めようとする態度に関心すら覚えた、よりよく理解しようとする千冬の姿勢に感動し、勉強のし過ぎで知恵熱が出るほどだった。

 

そしてIS学園の筆記テストが終了し、結果は………。

 

 

「では、結果を発表する」

 

織斑家で椅子に座る月斗と一夏、その対面には千冬。

 

千冬の手には筆記テストの結果が記された紙。

 

「まずは一夏」

 

「はい!!」

 

勢い良く返事を返す一夏。

 

「数学、国語は満点、英語は96点、残念だが3位だ」

 

「くそ!」

 

一夏は机を叩く、とても悔しそうにしている。

 

「次、月斗」

 

「はい!」

 

「数学は満点、国語と英語は99点だ結果は………」

 

「………」

 

「………………1位だ、おめでとう」

 

そういい微笑む千冬、その言葉に一瞬だけ反応が遅れる二人だが、じょじょに顔が笑顔になり、そして。

 

「「やったーー!」」

 

笑顔でハイタッチをする二人であった。

 

 

 

 

 

「ああそうそう、キスまでなら許すぞ」

 

「「へえぇあ!?」」

 

 




月斗が面影もない位変わってます。

この作品の月斗は、スタンド使いの月斗より弱いかわりにかわいさがアップしています。

月斗のステータスですが、ほとんどスタンド使いのものと変わりませんが、鈴が彼女ではないので強化無し、さらに楯無とは知り合いです。
龍宮寺家主催のパーティに参加した楯無と知り合うがフラグはない、という設定です。
容姿もほとんど変わりません、スタンド使いのものと同様に女の子にしか見えないです。
一夏をバカにされたり、髪をバカにされたり、勝手に切ったりすると激昂する。


個人的に「這いよれニャル子さん」のハス太の声(CV釘宮)を想像していただければ、萌えると思います。

自分はハス太もニャル子も好きです。
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