ホモ成分薄め(個人差あり)です。
月斗side
今ぼくは一夏と一緒にIS学園の1-1の教室にいる。
千冬さん………ここでは織斑先生かな?の計らいで一夏と隣にしてもらったんだ♪
肝心の一夏は大勢の女子に視線でグロッキー状態だけどね。
「一夏大丈夫?」
「あ、ああってか月斗はなんでそんな格好してるんだ?」
ぼくの今の格好は女子制服のロングスカートバージョンだ、男子が女子制服を着ることに抵抗はあるのか?と聞かれれば「あんまりない」と言い返せる自信があるんだ。
まあちゃんと理由はあるんだけどね。
「制服が間に合わないから数日はこれで我慢してくれって、織斑先生に頼まれたんだ」
「へえ、千冬姉がか、にしても似合ってるぞ」
「ふぇ!?えへへへ、ありがとう一夏、一夏も似合っててかっこいいよ」
「お、そうか、そう言われると嬉しいぜ」
一夏はかっこいいなぁ、ぼくと違って凛々しいし、でもどこか抜けてる天然っぽいところがギャップがあっていいんだけどね。
ぼくがそう考えてると不意に教室の扉が開いた。
「みなさん入学おめでとうございます、私はこのクラスの副担任の山田真耶です、よろしくお願いしますね!」
副担任の山田先生はそういうが、クラスの視線は一夏に集中している為、だれも反応しない。
「あ、えっと、自己紹介を扉側の人から横にお願いします」
自己紹介が行われていくが、なぜか一夏に向かっていってるような………ハッ!
まさか、一夏を狙ってる?………でも今は我慢、つきあってることも秘密にしないと。
「(一夏)」
「(なんだ?)」
「(付き合ってることは当分秘密でお願いね)」
「(おう、わかったぜ)」
小声で会話を交わす、どうやら一夏に伝わったようだ。
そうしていると一夏の番になった。
「えっと、織斑一夏です………」
ん?………あっ(察し)
「(一夏、趣味とか特技とか言うといいよ)」
「(さ、サンキュー月斗)」
「特技は料理です、趣味は読書とゲームです、よろしくお願いします」
言い終えると拍手が巻き起こる。
「(本当にありがとう月斗、助かった)」
「(気にしないで、彼女だもん、当然だよ)」
一夏にそういい立ち上がる。
「はじめまして、龍宮寺月斗といいます、趣味はぬいぐるみ集め、特技………と言えるのかはわかりませんが、クレーンゲームが得意です、よろしくお願いします」
無難な自己紹介をして席に着く。
するとまた教室の扉が開いた、入ってきたのは織斑先生だった。
「きゃー!千冬様よー!」
「私をしつけてください!」
「私を罵ってー!」
「まったくうるさいな、この教室にはバカしかおらんのか」
「「「「「「「「「「きゃあああああ!!!」」」」」」」」」」
「はぁ………諸君!私が織斑千冬だ、私の役目はお前たちをこの1年でどうにか使えるようにすることだ、私の命令にはYesかハイで応えろ、いいな!」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」
教室が震えた、声で教室が震えるなんて……すごいなぁ。
「それではHRをはじめる!山田先生、お願いします」
「はい、それでは………」
HRが終わり休憩時間になる。
「一夏お疲れ様」
「ああ、緊張したぜ」
教室には上級生や同級生問わず集結し、その視線はすべて一夏君に集中している。
ぼく?ぼくは女の子にしか見られてないから大丈夫だよ。
「にしてもすごいな、上級生もいるのか」
「みんな一夏を見に来たんだよ、IS学園に男がいるなんて珍しいもの」
「そうだな………って月斗はどうなんだ?」
「ヒント、ぼくの格好」
「あっ………(察し)、すまん」
「気にしなくていいよ、視線が一夏に集中して目立たなくて好都合………あっ」
「なにぃ?このぉ!」
うっかり口を滑らしちゃった………あれ?一夏の手がぼくの脇に………まさか!
「ちょ、ちょっと待って!ね?話せばわかる!分かり合えるはずだよ!」
「問答無用!くらえ!」
一夏がぼくの脇をくすぐる。
「あはははははははは!ちょま!キャハハハハハハ!」
ちょ!し、死ぬぅ!死んじゃううぅぅ!!
「どうだ月斗!これで………」
「ハァハァ………ケホッコホッ………」
「す、すまん月斗!大丈夫か?」
「う、うん、大丈夫だよ一夏」
「そうか、すまない月……斗………」
「?……どうしたの?どこを見て………」
一夏くすぐる
⬇︎
ぼくが暴れる
⬇︎
ぼくの服が乱れる
⬇︎
一夏の手がぼくの服の中に入る
「………一夏」
「は、はいぃ!」
「はあ……そんなに怖がらなくてもいいよ、あまり怒ってないから」
「あ、ああ、ありがとう、これから気をつけるよ」
「うん、それでよし♪」
「あの〜………」
「「ん?」」
「えっと、龍宮寺さんと織斑君って付き合ってるの?」
「(一夏、合わせて)」
「(わかった)」
「ぼ……私と一夏は、幼馴染なんだ」
「おう、そうだぜ」
「幼馴染なんだ、それと龍宮寺さん」
「なにかしら?」
「さっき織斑君の手が、龍宮寺さんの胸に当たってなかった?」
「うん、当たってたね」
「お、怒ったりしないの?」
「うーん、本当は怒るべきなんだろうけど、一緒に寝泊まりしてるうちに慣れちゃって………」
「ね、寝泊まりぃぃいい!!!???」
「「「「「(ガタッ!)」」」」」
なんでそこに反応……しますよね。
「うん、寝泊まり、私と一夏は幼馴染なんだけど、家が遠くて行き来に時間がかかり過ぎちゃうんだ」
「それで千冬姉が【そんなに遊びたいなら泊まって行けばいい】って言ったから、中学生の時とかよく泊まっていったんだ」
「それじゃあお風呂とかも………」
「うん、一緒に入ったね〜」
「うちの風呂狭いから二人ではいるのは窮屈だったよな」
「だね〜」
「「「「「(ポカーン)」」」」」
ふふふ………これぞ幼馴染の力です!
「ええっと………龍宮寺さんに聞きたいんだけど」
「ん?いいよ」
「(お、織斑君とはどこまでいったの?)」
「(………知りたい?)」
「(是非!!!)」
「(…………実はね)」
「(うん………)」
「(中学生のころ、一夏にお遊びでキスしちゃったんだ〜)」
「ええぇぇぇ!」
嘘ではないです………半分くらい。
「で、どうだったの?そのあとは?」
「そのあと一夏が起きちゃったから、からかってたらよが明けちゃった」
「ビッグニュースよ!織斑君と龍宮寺さんがデキてる可能性あり!」
「あ〜あ、狙ってたのにな〜」
「いいえまだよ、まだチャンスはあるわ」
最後の人、できれば諦めて欲しいにだけど………無理かなぁ。
「あ、私と一夏は付き合ってないよ、ね、一夏」
「え………あ、ああ」
一夏が戸惑いながら肯定する、こうすれば、ぼくは女子の中で一番一夏に近い存在と認識される。
これでぼくと一夏が一緒にいても疑われない、なにかあれば、幼馴染だと言えばいいもんね。
キーンコーンカーンコーン………
「あ………一夏!早く席につかなきゃ!次は織斑先生の授業だよ!」
「うわあ!や、やべえ!」
慌てて席に着くぼくと一夏。
なんとか間に合ったが次はないだろうと思う。
「それでは、授業をはじめる、山田先生」
「はい、それではテキストの16ページを開いてください」
授業が始まる、進行は山田先生なんだ。
「………で…………それで………………はい、ここまででわからない人いますか?」
だれも手を上げない、ぼくと一夏は予習してある………といってもみんなそうだろうけどね。
「織斑君は大丈夫ですか?わからないことがあればなんでも聞いてくださいね」
「それでは一つだけいいですか?」
「はい、どうぞ」
あれ?まさか、ぼくの学習方法にミスがあったのかな?どどどどどうしよう!?
「はい、IS操縦者の熟練者はPICをマニュアルで操縦できるそうですが、オートとマニュアルのメリットとデメリットを教えてください」
「へ?、えっとPICのマニュアルとオートのメリットデメリット………ですか?」
「はい、そうです」
「ん?おい一夏」
「なんでしょうか織斑先生」
「今だけプライベートで聞くが、それは家で月斗に聞かなかったか?」
「いや、一応聞いたんだけど、やっぱり実際に操縦した人に聞いた方がいいって言われたから」
「そうなのか月斗?」
「はい、一夏には間違ったこと教えられませんし、自信もなかったので経験者に聞いた方がいいと助言したんです」
「そうか、それから月斗、あまり自分を卑下するな、主席がそんなだとモチベーションが下がる」
「は、はい」
「山田先生、続きを」
「あ、はい、ええっと、PICがオートの場合は単調な軌道しかできないというデメリットがありますが、その分安定した機体制御が可能です、マニュアルは常に演算が必要というデメリットがありますが、不規則な軌道で相手を撹乱することができます、慣れないうちはオートで操縦して、慣れてきたらマニュアルに切り替えてやるのもいいでしょう」
「ありがとうございます、ためになりました」
「はい、わからないことがあれば頼ってくださいね」
「「「「「(ポカーン)」」」」」
あまりの難しさについていけなくなってる生徒がたくさん………。
授業は特になんのトラブルなく終わり、昼休みになった。
「ふう、終わったな月斗」
「うん、なんか凄く疲れた感じだよ」
「俺もだ」
「あっ、ご飯どうする?」
「ん?あ〜…弁当ないから食堂でいいか」
「そうだね、いこうか」
「おう」
短く返事をし一夏が立ち上がる、するといきなりぼくの手を握ってきた。
「ちょ、ちょっと一夏!?」
「いいだろ?たまにはさ」
「そうだけど、人がたくさんいるよ」
「関係ないって」
一夏はぼくの手を繋いだまま食堂を目指す、ううう………周囲の視線が………。
食堂に着いたけど、視線も増えたよお………。
「ううぅ、視線が………」
「あぁ、確かにこの視線はキツイよな、でも月斗、我慢してくれ、この状態だと視線が分散されて………あっ」
「い〜〜ち〜〜か〜〜………」
「す、すまん!誤解だ!今のはことなの文で………」
「せい」
「ゴホォッ!」
一夏の鳩尾に拳を叩き込んだ、ざまあみろお〜。
「よ、容赦ないな」
「ふーーーんだ」
ぼくは和食定食の小盛りを頼んで適当な二人用の席に着く。
一夏はぼくの対面に座った。
「ほんっとうにごめん!すまなかった!」
「………いいよ、許す」
「あ、ありがとう」
「ふふっ、焦った顔が面白かったよ」
「な!?からかうなよ」
「ふふ♪仕返しだよ」
「仕返しか、じゃあ仕方ないな」
「「いただきます」」
二人で座って昼食を食べる、一夏もぼくと同じ和食定食みたいだ、でも一夏のは大盛りだった。
「美味しいね」
「たしかに、この鮭も美味しいぞ、ほい、アーン」
「あーん♪」
食堂の視線が集まるなかアーンをするとは、一夏、できる!
ちゃっかりぼくもいただいちゃってるんだけどね。
「きゃーー!やっぱりできてるのよ!」
「くっ!付け入る隙無しとは!」
「ラブラブだね〜」
最後の人、その通りだよ!
どうよ!これが彼氏持ち(?)の力だよ!
「「ごちそうさまでした」」
「あ〜美味しかった〜♪」
「うまかったな、でも俺は月斗の弁当のほうが好きだぞ」
「こんど道具がそろったら作ってあげるね」
「おう、楽しみにしてるぜ」
食事を終えてぼくと一夏はお盆を返して教室に戻る。
「じゃあまた………って隣だったな」
「うふふ、そうだったね」
席につくとちょうど授業がはじまる、放課後まであと3時間。
〜〜〜〜およそ3時間後〜〜〜〜
ううう、まさかぼくに質問が集中するとは思わなかった………。
【本当に織斑君と付き合ってないの?】って聞かれた時は【付き合ってるよ】って応えそうになって危なかった〜………。
「織斑君、龍宮寺さん待ってくださ〜い」
「「なんでしょうか?」」
「うわ〜、いきピッタリ………じゃなくて!寮の鍵を渡しに来ました、織斑君は1025号室、龍宮寺さんは1000号室です、寄り道せずに帰ってぅださいね」
「「はい、わかりました」」
「………本当にいきピッタリですね」
と言って山田先生は職務室に向かっていった。
「同じ部屋じゃないのは残念だな〜」
「まあ、すぐに会えるし大丈夫だろ」
「そうだね、じゃあ寮に行こうか」
「ああ、行こうぜ」
準備が終わり割り当てられた部屋に行く。
「それじゃあね、何かあったらここに来てね」
「おう、じゃあな、また後できていいか?」
「いいよ〜」
短い会話を終えて部屋に入る。
一人部屋のようで、少しさみしい気がした。
〈うわあああああああ!!!〉
!!、この声は一夏?行かなきゃ!一夏が危ない!
「一夏!どうしたの!?」
「あ、ああ月斗!すまん助けてくれ!」
「わかった!ぼくの部屋に来て!」
一夏をぼくの部屋に避難させて鍵をかける。
さらに「一応」持ってきた拳銃「コルト・スターダスト」を握る。
あの傑作銃「コルト・ガバメント」を米海兵隊仕様にし、さらに9mm仕様にして装弾数を2発上げた「龍宮寺工業」の海外輸出向けのカスタムモデルの一つ。
さらにぼくのはトリガープルを軽くしてあるし、耐久性に支障が出ない程度に肉抜きして軽量化してある。
サイトも米海兵隊モデルより若干大型化、グリップも衝撃を吸収しやすいようにされていて、手に食いつくような感触だ。
宣伝じゃないけど、30m以内ならワンホールも狙えるカスタムだと思う。
スターダストを扉に向けながら一夏に話しかける。
「一夏、一体何があったの?」
「あ、ああ、その、同室の女の子の裸を見ちまって………」
………あとでお仕置きかな。
「………それで?」
「えっと、木刀で切られそうになったから、逃げて来た」
「ひとまず裸の件は置いといて、一夏は木刀で殺されそうになった、そうだね?」
「……………」
「どうなの?」
「………そうかもしれない」
「わかった、ありがとう一夏、一夏はここで待ってて、織斑先生に言って部屋を変えてもらうから」
「い、いや俺も行くよ」
「わかった、じゃあついて来てね」
ぼくは一夏を後ろにつかせて扉を開ける、もちろんスターダストは腰に隠しているけど、すぐに出せるように手をかけてある。
扉を開けると目の前には黒髪巨乳の女子生徒が立っていた。
「そこにいたのか一夏、さっさと戻ってこい」
威圧的な態度………気に入らない。
「い、いやだ」
一夏がぼくの後ろで震えながら拒絶する。
「ちっ!黙ってついてこい!」
女子生徒は一夏の手に手を伸ばす、ぼくはその手を振り払う。
「いきなりそういうのは無粋じゃないかな?」
「貴様!私の邪魔をするな!切るぞ!」
女子生徒は木刀を取り出しぼくに突きつける。
いつのまにか女子生徒たちがたくさん集まって来ているようだが、この女子生徒はお構いなしにぼくに木刀を突きつけた。
「やってみなよ、やれるものならね!」
挑発する、あまりにも安っぽい挑発だと自分でも思う。
だけど、こんな野蛮な人間にはこれで十分だ。
「ふん!ならば望み通り切ってやる!」
女子生徒が木刀を振る。
「やめろおおお!!!」
一夏がぼくの前に出る、その時。
「何をしている!篠ノ之!」
「お、織斑先生」
織斑先生が騒ぎを聞きつけ走ってきた。
「何をしていると聞いているんだ!」
ナイスタイミング!ぼくはついてるんだ!(確信)
「織斑先生、私が説明します」
「龍宮寺か、言ってみろ」
「一夏が篠ノ之さんがいるのを知らず、自分の部屋に入り、そこでたまたま篠ノ之さんの裸を見てしまい、木刀で殺されそうになり、駆けつけた私が一夏を自室に避難させました、今から織斑先生に部屋を変えてもらおうと思い自室を出たところ篠ノ之さんが木刀で切りかかって来ました」
ぼくは織斑先生に説明する、説明を聞いた織斑先生は。
「そうか、わかった、織斑」
「は、はい」
「お前は今日から龍宮寺と相部屋だ、荷物を移動させろ」
「お、織斑先生!なぜこんなやつと一夏を相部屋に………」
「黙れ!織斑を殺そうとしたくせによく言うな」
「わ、私はただ、一夏に罰を与えようと………」
「ほう、罰で世界で唯一ISを操縦できる人間を殺そうとしたのか」
「違います!一夏!なんとか言ってくれ!」
「裸を見たのはすまないと思ってる、だけど、殺そうとしたのは別だ!」
「なあ!?」
「話はついたな、では織斑、荷物を移動させろ、護身に龍宮寺、お前がつけ」
「織斑先生、それは龍宮寺家として、ですか?」
「ああ、頼んだぞ」
そう言うと織斑先生は寮長室に帰っていった。
周囲には女子生徒がさっきよりたくさん集まっており、口々に「篠ノ之さんが悪いよね」など篠ノ之に対する陰口を叩いている。
元凶の篠ノ之は俯いて立ち尽くしている。
「それじゃあ一夏、荷物を取りに行こうか」
「あ、ああ」
女子生徒の塊を抜けて、元一夏の部屋に向かおうとするが。
「貴様のせいで………貴様のせいで………貴様のせいでぇぇええ!!!」
篠ノ之が切りかかって来た、マズイ!
ぼくは篠ノ之の手を掴んで足を払い転ばせる、そして腰から抜いたスターダストを頭に突きつけた。
「動くな!」
普段よりドスの効いた声で脅す、あまり一夏の前でやりたくなかったんだけどな………。
「くっ!貴様………」
「黙れ!もうすぐ織斑先生が到着します、廊下にいる生徒は道を開けてください!」
「「「「「は、はい!」」」」」
廊下がモーゼのように割れる、すると向こうから織斑先生が人間とは思えない速度で走ってきた。
「だいたい何があったかわかるが、龍宮寺、説明しろ!」
「はっ!私と一夏で部屋に向かおうとしたところ、いきなり篠ノ之が切りかかってきたので対処いたしました!」
ぼくの口調が違う?これはいろいろあってね………。
「そうか、篠ノ之!貴様を明後日まで独房入りだ!さらに二週間の特別監視をつける!いいな!」
「くっ!こんなはずでは………」
篠ノ之は織斑先生に首を掴まれ身動きが取れずにいる、周りの女子生徒はポカンとしていた。
「大丈夫だった?一夏」
「ああ、すまん、また助けられたな」
「あの〜」
「ん?どうしたの?」
「龍宮寺さんって、何者なの?」
「えっと、それは」
織斑先生〜!ヘルプデース!
「龍宮寺は龍宮寺工業の独立防衛部隊の隊長だ」
見事に水爆を投下してくれました〜!!
「えええ!!あの龍宮寺工業の独立防衛部隊の隊長!?」
「ど、どこの部隊なのですか?」
「龍宮寺、応えてやれ」
ええ………それは………。
「ええっと、龍宮寺工業独立防衛部隊第三課、通称【防衛三課】です」
「三課っていったらIS配備部隊のエリート部隊じゃん!すごいよ!」
「まさか一組にこんなすごい人がいたなんて!」
「あー、でも私はそこまで強くないんだ、隊長っていうのは前線から一歩引いて全体の指揮が中心だから、ISには基本乗らないから得意じゃないんだ」
「それでもすごいよ!あ〜あこがれるな〜」
そんなにすごいかなぁ?たった40人程度しかいない部隊の隊長だし、そこまですごいと言われたのは初めてかなぁ………。
「あははは、ありがとう、素直に嬉しいよ」
そのあとは、なぜかサインを書かされたり、柔道部や空手部に勧誘されたり、一夏に頭を撫でられたり、それを見た女子生徒が質問攻めしてきたりと大変だった。
でも、人気者もいいかもしれないと思えたかな?
そのあと女子生徒たちは織斑先生の一喝で部屋に帰っていったので、ぼくと一夏は荷物をとったあと、部屋に帰って寝ました。
べつに、何もなかったよ!ほんとだよ!
ごめんなさいちょっとキスしました。
でも触れるだけ!1秒くらいの短いやつだから!
モップキャンセル、一夏と月斗強制相部屋イベント。
暴力を振るうヒロインはヒロインではなく、ただのモブ、もしくは悪役だ。
今後(おそらく)月斗の一人称は「私」になると思います。
一夏と二人っきりや、パニック状態の時や、脳内では「ぼく」になると思います。
そして、一夏と織斑先生と生徒会員以外は月斗を「女の子」と認識しているため、悪ノリした月斗が女の子口調になっています。
一夏のヒロインは月斗だけです。
月斗はヒロインです、男の娘です、かわいいです。