二人目の男子はホモ(二人ともホモ?)   作:倒錯した愛

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私:ホモ成分が足りない!もっとホモホモしく書くにはどうしたらいいのか!?

友人:自分がホモになってみればいいんじゃね?

私:お前天才だな!

友人:だろ?(ドヤァ)


的なことを話していたら一カ月近くたっていたという…………。

あ、どうでもいいですがおすすめのエロゲ教えてください、できれば男の娘か女装男子もので。


ただの転校生(ただし安全だとは言ってない)

月斗side

 

僕はあのあと龍宮寺工業の開発部に無人ISの情報を渡した、と言っても、無人ISを作ることは可能なのか?っていうことを聞いて見ただけだけどね。

 

回答は条件付き可能だった、でもその条件が非人道的だったから気持ち悪くなっちゃったけど…………。

 

一応、龍宮寺工業は日本でもトップクラスの技術力を持ってるから、この情報がどこまで役に立つか知らないけど、千冬姉さんに言っておいたほうがいいよね。

 

それで今寮長室に来て千冬姉さんを呼んでるんだけど、なにか用事があるみたい、なんだろう?

 

あ、来た。

 

「遅くなってすまないな、面倒ごとが起こってしまってな」

 

「面倒ごと?ですか」

 

「ああ、これはまだ極秘だが、どうせ明日までだ、明日2人転校生が来る、そのうちの1人が男、つまり世界で2番目の男ということだ」

 

えっ?それはおかしいような…………。

 

「ふん、やはり感づいたか」

 

「はい、どう考えてもおかしいですよ、【時期】が違うなんて」

 

「そうだ、お前の言ったとおり【時期】がおかしい、一夏に適性が発見されたのち世界中で検査が行われた、そこで引っかからないのもおかしいし、今それを公表する意味も無い」

 

「はい、その通りです」

 

「更識も同じ結論に至ったらしく、現在調査を進めている、最悪企業スパイか暗殺者の可能性もある、お前は一夏のそばにいてこの【男(仮)】を監視してくれ、何かあれば更識と私に連絡をして欲しい」

 

「わかりました、龍宮寺家の人間として全力を尽くします」

 

「頼む、それでお前の要件はなんだ?」

 

「数日前の襲撃者…………無人ISのことで話があります」

 

「…………何かわかったのか?」

 

「龍宮寺工業の開発部に無人ISを作ることは可能かどうか聞いてみたところ、条件付きですが可能という回答が得られました」

 

「なに!?…………オホン、それで条件とは一体なんだ?」

 

「…………女性の、特に10歳以下の子供の脳をISコアと同調させて……ッ!グスッ、ヒック」

 

耐えきれずにぼくは泣いてしまった、こんな残酷な事がもしも実際に行われているとしたら、酷すぎる!可哀想すぎる!

 

千冬姉さんは呆然としていた、内容のおぞましさからか、それともぼくが泣いていることに言葉が出なかったからなのかわからなかった、ぼくが泣き止んだのは千冬姉さんに『大丈夫、大丈夫だ』と優しい口調で言われながら頭を撫でられてから少し経った後だった。

 

「思っていたより、衝撃的だった、好奇心混じりで聞いた自分に後悔しているよ」

 

「ぼくも……ズズッ、聞いた時は苦しくて、吐き気がして…………」

 

「もういいんだ、そんな非人道的な行為を許す訳にはいかない、学園にも伝えておく、今日と明日は学校を休め」

 

「ですが一夏が………」

 

「初日にアクションを起こすとは考えにくい、それに、部屋はお前と一緒だし、教室は私がいる、お前は部屋で一夏となるべく一緒にいてくれればいい」

 

やっぱり千冬姉さんにはかなわないな…………男前すぎるよ、この学園の女子生徒が惚れちゃうのもわかるなー……。

 

「………わかりました、ではぼくは戻ります」

 

「ああ…………そうだ、言い忘れたことがあった」

 

「なんですか?」

 

「くれぐれも、2人きりだとしても、セ○○スはするなよ?」

 

…………ただの変態親父に成り下がっちゃってるよ。

 

「ふん、冗談だ、だが私はまだ子供は…………ああ、作れないんだったか」

 

「当たり前ですよ!ぼくは男なんですから!」

 

「すまん、お前の格好が女子にしか見えんからついな」

 

ついって、確かにこの格好のせいだけどさ。

 

「とにかく、一夏は頼んだぞ」

 

「……はい!」

 

一夏は、ぼくの大切な人は、ぼくが守って見せる!

 

 

〜〜〜〜月斗・一夏の部屋〜〜〜〜

 

 

「っていうことがあったから気をつけてね」

 

「そうなのか、なんか守ってもらってばかりだな俺」

 

「仕方ないよ、一夏はこれからのIS情勢を180度変えちゃうかもしれない存在なんだから」

 

世界中の男性がISを操縦できるようになれば、男女平等の世界に近づくことができる、だけど当然そういう変化を嫌う人もいる、女尊男卑主義者の劣等種とかね。

 

「よし!月斗に守ってもらってばかりじゃ男が廃るぜ!月斗!俺を【本気】で鍛えてくれないか?」

 

「え?ぼくはいつでも本気で訓練を…………」

 

「俺に嘘ついても無駄だぜ月斗、お前が訓練の時はいつも手加減してることくらいしってんだぜ?」

 

「あははは、ばれちゃったか、ばれちゃあ仕方ないね、わかったよ、本気で鍛えてあげる、ぼくじゃなくて別の人だけど」

 

「別の人?」

 

「うん、楯無姉さんに頼んでみるよ」

 

「楯無さんか、そういえばまだ挨拶に行ってなかったな」

 

「あ、そうだね、じゃあ今から…………」

 

ベッドから立ち上がろうとしたその時、部屋のドアがノックされた。

 

「ん?誰だろ?」

 

「俺が開けるよ」

 

一夏がドアを開けるとそこには今話していた楯無姉さんがいた。

 

「やっほー♫久しぶりね月斗君」

 

「楯無姉さん!」

 

嬉しさのあまり楯無姉さんに抱きつく、ふぁ〜〜〜…………落ち着く。

 

「お久しぶりです楯無さん」

 

「ふふ、一夏君も久しぶりね、月斗君は相変わらず甘えん坊ね」

 

「ぼくはこういうキャラですし〜〜」

 

「「そのキャラは本音ちゃん(のほほんさん)だと思うんだけど……」」

 

あ、そうだった。

 

「それで楯無さんはなんのようでここに?」

 

「月斗君のお見舞いよ、織斑先生から体調崩したって聞いてね」

 

「そうだったんですか」

 

「ありがとう楯無姉さん!」

 

「(キュン)と、当然よ、私は生徒会長だもの!」

 

「(既に落ちていたんだったっけ)それで楯無さんにお願いがあるんですけど」

 

「なにかしら?」

 

「俺を、鍛えてくれませんか?」

 

「鍛える?一夏君は今のままでも十分………」

 

「ダメなんです、守られてばかりは、もう嫌なんです、月斗の足手まといのままは嫌なんです!」

 

「一夏…………」

 

そこまで追い込まれていたんだね…………。

 

「…………覚悟はできてるの?途中で絶対に逃げない覚悟が」

 

「ああ、できてる」

 

「そう、じゃあ明日の放課後第三アリーナに来て、友達を連れて来てもいいけど本気でいくわよ、訓練とは思わないで」

 

「はい」

 

…………言っちゃダメなんだと思うけど、楯無姉さんがすごくかっこいいセリフ言ってるけど、ぼくを膝枕しながら言ってるんだよね、それに一夏もぼくの頭を撫でながら言ってるんだよね、おかしくない?

 

「よろしい、じゃあ2人とも、私仕事があるからそろそろ行くわね」

 

そんな名残惜しそうな顔しないで欲しいんだけどな………。

 

「じゃあね」

 

「はい」

 

「またね、楯無姉さん」

 

いやだからそんな顔しないでよ…………いつでもできるんだから。

 

「じゃあぼくらも寝ようか」

 

「そうだな、おやすみ」

 

「おやすみ」

 

 

 

〜〜〜〜翌日〜〜〜〜

 

 

「転校生?」

 

「うん、そのうち1人は男だって」

 

「へ〜そうなのか」

 

「あんま嬉しそうじゃ無いね」

 

「だってどう見たっておかしいじゃん?」

 

「…………やっぱり一夏もそう思う?」

 

「俺が見つかった後で一斉検査があったんだよな?じゃあそこでみつからなかったのは変だと思ってさ」

 

「その通りだよ一夏、その件で気をつけるように千冬姉さんから言われたんだ」

 

「千冬姉が言うなんてヤバくねえか?」

 

「うん、相当マズイ状況だと思うよ」

 

「気をつけねえとな」

 

「ぼくもできるだけ一緒にいるよ」

 

「そりゃ頼もしいぜ、じゃあ行こうぜ」

 

「あ、ちょっと待って、まだ髪が…………」

 

 

〜〜〜〜教室〜〜〜〜

 

 

「おはよー」

 

「おはよう」

 

「あ、おはよう一夏君」

 

「おー、らぶらぶかっぷるのとーじょー」

 

「く〜、イチャイチャしちゃって!裏山けしからん!」

 

「まったくけしからん!もっとやれ!」

 

やっていいのかやっちゃダメなのかはっきりして欲しいよ。

 

「おはよう諸君、席につけ」

 

「おはようございます」

 

あ、織斑先生と山田先生がきた、席につこっと。

 

「今日のHRだが、まずは転校生から紹介しよう、入れ!」

 

ドアを開けて中に入って来たのは金髪の美少女と銀髪の中二病女だった。

 

「シャルル・デュノアです、こちらに同じ境遇の方がいると聞いて来ました、よろしくお願いします」

 

「(ビッグウェーブが、くる!」)」

 

「(ああ!この波に乗るんだ!)」

 

「「「「「きゃああああああああああ//////」」」」」

 

ビッグウェーブ(空気)

 

窓にヒビがはいらないか心配だよ。

 

「え?え?」

 

あ、混乱してる、それに動きが女の子だ、うん、ダウト。

 

「(ダウトだな)」

 

「(ダウトだね)」

 

うん、声は高すぎるし、背も低い…………ぼくも低いけど、それに肩幅が狭い…………ぼくも狭いけどさ!ぼくは男だよ!

 

「…………」

 

何か喋れよ!中二病女!そのダサい眼帯は飾りなの!?「我は深淵より来たりし………」とか言わないの?

 

「おい、自己紹介をしろ」

 

「はい!教官!」

 

「今の私はただの教師であり、姉でしか無い」

 

「はっ!…………ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

え?それだけ?コミュ障なの?

 

「貴様が!」

 

ん?なぜか一夏に向かってあるいて腕を振り上げて…………ああ、そうか。

 

「それは許されないねえ」

 

左手で振り下ろされる腕を掴んで止める。

 

「な!?貴様離せ!」

 

「離したら一夏を叩くんでしょ?叩いたら殺すよ?」

 

右手でスターダストを抜いて銃口を向ける。

 

「ふん、貴様が銃をうて…………」

 

パンッ!

 

キンッ!キンキンキン…………。

 

中二病女の頬にかする程度で撃つ、う〜ん、硝煙の香りはいいね♫

 

「「「「…………」」」」

 

教室の全員が引いてるけど、別に問題は無いかな?一夏だけいればいいもん♫

 

「で?次はそのダサい眼帯をつけた顔を吹っ飛ばすけど?」

 

「ちっ!覚えていろ!」

 

「あいにくその薄汚い顔は長く覚えていられそうに無いかな〜」

 

「くっ!このクズ女が!」

 

「初対面の、しかも私の彼氏に怪我させようとした中二病女よりはましだと思うよ?」

 

「そこまでだ、ボーデヴィッヒ、お前は席につけ、龍宮寺、あまり銃は抜くな、私でも素手では銃は怖い」

 

「それってなにか持ってれば問題無いってことですよね?」

 

「ふっ、さて、どうだろうな?」

 

「「「「(問題無いんだ…………)」」」」

 

「(千冬姉が人外に……)」

 

「(素手で弾丸止められたら本当に人外だけど、千冬姉さんはまだ人だよ)」

 

「(人の部分あんまり残ってねえ……)」

 

「(否定できない)」

 

O.M.千冬は人外なのか?

 

「ですが教官!さきにこいつが…………」

 

「龍宮寺は織斑の彼女兼ボディーガードだ、お前たちにも言っておくが、龍宮寺が本気を出せば生徒会長更識楯無とほぼ互角だ」

 

え?それ言っちゃうんですか!?

 

「え!?そうなの!?」

 

「会長と互角って…………」

 

「え?でもセシリアのときは……」

 

「ああ、もちろんあれは私が手加減するように言っておいた、流石にISを装着していて怪我をするなんてことがあれば大変だからな」

 

「IS装着してて怪我するって……」

 

「一夏君!今の本当なの!?」

 

「おう、月斗は間違いなく強いぞ、セシリアとの模擬戦とか、訓練のときは3割も出してねえしな」

 

あ、セシリアがちょっと凹んでる………。

 

「私見に行ったことがあるんだけど、あれで3割!?代表候補生と3割の力で互角って」

 

「月斗さんって1年最強!?」

 

なんか飛躍してる!?しかもなんかぼくが1年最強みたいな風潮が生まれつつある!?

 

「そしてさらに言っておくが、龍宮寺の本気はしばらく見ることができんからな」

 

「どうしてですか?」

 

「龍宮寺が打鉄に乗って本気を出したらどうなったか、織斑、答えろ」

 

「はい、えーと、たしか瞬間加速のあとスラスターから火がでて…………」

 

「「「「火!?」」」」

 

「そのあとスラスターユニットが爆発して…………」

 

「「「「爆発!?」」」」

 

「今のでわかったと思うが、龍宮寺が本気を出すと機体が耐えられないんだ、だがもう少しで龍宮寺の本気を見られるはずだ」

 

「あの〜、織斑先生、それ以上は……」

 

「ん?あーすまない、HRは終わりのようだ、では解散、詳しいことは生徒会長か龍宮寺に聞け、ではな」

 

爆弾を投下してにげないでくださいよ!!!

 

ああ、一夏はデュノア君(仮)と話してるし、孤立した!まずい逃げないと…………。

 

「ねえねえ、つっきー、さっきのこと本当なのー?」

 

本音ちゃん!?くっ!本音ちゃんからは逃げられないと言うの!?そんなことは認めない!

 

「あ、あのね本音ちゃん、私今から着替えに行くから…………」

 

「つっきーは女の子だから一緒に着替えるんだよー」

 

「ええっと、あの、ほら!私って一夏のボディーガードだから!」

 

「へーでもデュノっちの見られちゃうよー?」

 

「ほ、ほら、ISスーツは最初から着てるから」

 

「そうなんだーじゃあ仕方ないねー」

 

「あはははは、じゃ、じゃあねー」

 

教室を出て更衣室に向かう、一夏はたぶん女の子に囲まれているはずだから、助けに向かおう!

 

あ、いた!やっぱり囲まれてる。

 

「一夏ーーー!」

 

「月斗!来てくれたのか!」

 

「うん!すみませーん!次の授業に遅れちゃうので後にしてくださーい!」

 

こういうときに女の子っていう設定は便利、しかも幼馴染で恋人ポジションだとかなり有効、波いるモブ女の子は、これで一掃できるのだ!

 

「えー、写真くらいいいじゃん!」

 

でたよこういう自己チュー女!嫌いなんだよね〜、でも御安心を!私には、切り札があります(ドヤァ)

 

「次の授業の担当は織斑先生なので、ここにいる人全員しょっぴかれちゃいますよー」

 

「後にしまーす!」

 

廊下から女子が消え、ぼくと一夏とデュノア君(仮)だけになる。

 

「すまねえ月斗、助かったぜ」

 

「いい加減一夏は優柔不断な性格を治すべきだと思うけど?」

 

「うぐっ!?す、すみません」

 

「あはは、2人は仲良いんだね」

 

「彼女(?)ですから!」

 

「俺の自慢の彼女(?)だからな」

 

「教室でも聞いたけど本当に付き合ってるんだね」

 

「おっと!一夏はデュノア君には渡さないからね!」

 

「と、取らないよ!それに僕は男だし」

 

「でも同性愛っていいと思わねえか?」

 

「え?」

 

あ、デュノア君(仮)ちょっと引いたね。

 

「っと、そんなことしてる場合じゃねえ!急がなきゃ!」

 

「あと4分も無いよ!」

 

「走るぞ!月斗!」

 

「うん!」

 

一夏が腰を落としたのでぼくは一夏の背中に乗る。

 

「ええ!?肩車!?」

 

「ゆけ!戦艦【ICHIKA】!」

 

「うおおおおおおお!!!」

 

「えええええ!?!?」

 

結局そのあと遅れて怒られちゃったんだけどね、デュノア君(仮)…………めんどくさいからデュノア君にしよう…………は更衣室を出るまで終始驚きっぱなしだった、肩車もそうだけど、一緒に着替えるって聞いてものすごく驚いてたかな、いよいよ怪しいね。

 

「さて、今回はまず模擬戦からやってもらおう、鳳、オルコット、前に出ろ」

 

「「はい」」

 

鈴とセシリアは前に出る。

 

「セシリアが相手?よろしくね」

 

「こちらこそよろしくお願いしますわ」

 

「慌てるな、お前たちの相手は…………」

 

「きゃああああああ!!どいてください!!!」

 

山田先生が墜落して来た…………て、ええええええええええええええ!?!?

 

まずい!このままだと直撃コースだ!

 

「一夏!白式展開!」

 

「おう!こい!白式!」

 

一夏が白式を展開して山田先生を受け止める。

 

無事に着地した山田先生は一夏に謝る。

 

「ご、ごめんなさい織斑君!」

 

「あーいや大丈夫ですよ」

 

するとデュノア君が話しかけて来た。

 

「へー、反応早いんだね」

 

「一夏は展開速度が0.3に近い値だからこれくらいはできる、あとはもっと早く展開できるようにならないとね」

 

「厳しいんだね」

 

「クラス代表だし、それに女の子としては男の人に守って欲しいって願望があるしね」

 

本当は男の子だけどね。

 

「へえ、月斗さんって意外とロマンチストなんだね」

 

「【夢見る乙女は無限に美しくなれる】っていう格言があるの」

 

「それ、今考えたでしょ?」

 

「あ、バレた?」

 

ま、バレちゃうよね〜。

 

「そりゃそんな格言聞いたこと無いもん」

 

「あははは、まあたしかにそんな格言無いよ、でもね…………」

 

「でも?」

 

「夢を見続けることは、悪いことじゃ無いでしょ?」

 

「…………そうだね」

 

今の間が気になるね、表情も普段のいかにも優しそうな顔じゃなくて一瞬思いつめた顔つきになってたし、なにかあるね。

 

「おい、デュノア」

 

織斑先生に呼ばれたデュノア君はビクッッッ!っと震えて織斑先生の方を見る。

 

「あ、お、織斑先生、なんでしょうか?」

 

「山田先生のIS、ラファールについて説明しろ」

 

上を見ると、なるほど、鈴&セシリアVS山T(クラスメートより)が模擬戦を展開していた、数的不利をまったく思わない山田先生は徐々に2人を追い詰める、でもただでやられる2人じゃない、鈴は衝撃砲を使わずセシリアのビットに場を譲るように立ち回り、空いた隙に双天牙月で切り込んだりして山田先生のペースを断つので、山田先生も押し切れない、でも問題なのは山田先生が第二世代ISで2人が第三世代ISだってこと、スペックの差が無いかのように立ち回る山田先生はとても綺麗だった、常に考えうる全ての中から最良の選択を選び、ダメージを最小限に抑え、敵に大打撃を与える、やっぱりここの教師は只者じゃ無いね。

 

「そこまで!これで教師の実力はわかってもらえたと思う、以後敬意を持って接するように」

 

「すごい山田先生!」

 

「代表候補生に引けを取らないなんて、先生は一体?」

 

「山田先生は元代表候補生、しかも代表とは1、2を争うほどの実力者だ」

 

「山田先生ってすごかったのね、道理で勝てないわけだわ」

 

「悔しいですが、納得いたしましたわ」

 

この学園には他にもたくさんの教師がいる、その全員がこのレベルだって考えただら…………三課にも欲しい人材だよ。

 

「それでは専用機持ちでグループを作り、ISの操縦訓練を行え、龍宮寺は織斑につけ、織斑には荷が重い」

 

「い、言い返せねえ…………」

 

「大丈夫だよ、私も一緒に教えるから、ね?」

 

「ああ、本当にすまねえな月斗」

 

「すまないと思うのなら、もっと勉強してください」

 

ちょっときつめに言ってみる。

 

「申し訳ございません」

 

「こらそこ、漫才なんてやってないで早くしろ」

 

「「イエスマム!」」

 

スパパーーーーン!案の定叩かれました、うう痛い…………。

 

「そ、それじゃあ打鉄とラファールどっちにする?」

 

「うーん……」

 

「あんまり違いとかはわからないし…………」

 

「ラファールはバランス型、打鉄は安定型だよ、今回の操縦訓練は歩行が主だから打鉄が最適だと思うよ」

 

「そうなんだ!じゃあ私打鉄!」

 

「私も!」

 

「というわけで一夏、打鉄持ってこようか」

 

「そうだな」

 

2人で格納庫から打鉄を引っ張り出して置く。

 

「次はどうするんだ?」

 

「そうだね、ポピュラーだけど、名簿番号の早い人順でいいんじゃないかな?」

 

「そうすっか、じゃあ早い人から順に……」

 

こうして順調に進んでいく…………はずだった、ちょうど3人目あたりで立ったまま解除しちゃったみたいで対応に焦っていると山田先生が助言をくれた。

 

「そういうときは織斑君が乗せてあげてください」

 

ぼくにとっては助言じゃなくて悪魔の声だったんだけど。

 

「えーと、展開して担げばいいのか?」

 

「うーん、面倒だから私がやるよ」

 

「え?月斗に専用機は……」

 

「こうするの」

 

そう言ってISに足をかけてよじ登る、そのまま装着して膝まづかせてから解除する。

 

「ね、簡単でしょ?」

 

「「「「いや普通はできないから」」」」

 

なぜかグループの人全員から言われた!?

 

山田先生には。

 

「そんな方法があったんですか!参考になります」

 

純粋すぎでしょ!?いつか詐欺に合わないか心配だよ!

 

っとまあ、こんな感じに終わって、食堂…………ではなく屋上にぼく、一夏、セシリア、鈴、そしてデュノア君の5人で集まってご飯を食べることにした。

 

「誘ってくれてありがとね一夏」

 

「気にすんなって、男同士なんだから」

 

デュノア君がまた囲まれないように皆で屋上に連れて来たんだけど、どうやら途中で見失った女子軍団は屋上にいるとは思わなかったみたいだ。

 

「じゃあご飯にしよう!」

 

「そうだな」

 

「じゃああたしからね、はい一夏、でこっちが月斗、それでこっちが皆の分よ」

 

3つのタッパを取り出して置く、普通のタッパが一夏、その倍以上の大きさのタッパがぼく、ぼくと同じ大きさのタッパがその他の人用。

 

「やはりと言いますか、月斗さんのだけ大きいのですね」

 

「す、すごいね、こんなにたくさん食べれるの?」

 

「月斗はこれくらいペロリよ、いつまで成長期が続くのかしら?」

 

「すっぶた♫すっぶた♫」

 

「まあ月斗が嬉しそうだしいいじゃねえか、ハム、うめえ!」

 

「ちょっと味付け薄くしてみたんだけどどう?」

 

「ちょうどいいよ!美味しいよ鈴!」

 

「いつ見ても早いですわね……あら、本当に美味しいですわ」

 

「うん、ちょうどいい味付けだね」

 

「ご馳走様!」

 

「「「「早!!」」」」

 

ほえ?

 

「次は私ですわね、どうぞ皆さん食べてくださいな」

 

セシリアが取り出したのは大きなバゲット、中には卵やツナ、サラダやハムにマッシュポテトなど様々な具の挟まったサンドイッチがあった、美味しそう!

 

「いただきまーす!」

 

「あらあら、うふふ……」

 

「なんか月斗とセシリアって、子供とお母さんに見えない?」

 

「い、言えてるかも」

 

「鈴、プク、笑わせんなよ!」

 

「笑わなくてもいいじゃありませんか!」

 

「あっはははは!ごめんごめん、ちょっとした出来心よ、ハム、あ、美味しい」

 

「おお!カツサンドもあるぞ!」

 

「ええ、日本のサンドイッチはカツを挟むと聞いたもので、見よう見まねでやってみたのですが、いかがでしたか?」

 

「すごく美味しいよ!カツの衣はサクサクだし、ソースも濃すぎず薄すぎず絶妙なバランスだよ!」

 

「ふふ、喜んでもらえて何よりですわ」

 

「このサンドイッチは?」

 

「ああ、それはイチゴとホイップクリームのサンドイッチですわ」

 

「フルーツサンドまであるのか!うめえ!」

 

 

 

「あー食った食った」

 

「美味しかった〜またお願いね」

 

「じゃあ次は春巻きに挑戦して見るわ!」

 

「私も研究を重ねて行きますわ」

 

あ〜美味しかった〜明日のお昼ごはん楽しみだな〜♫

 

「今日はありがとね、誘ってくれて」

 

「おう、また明日も一緒に食おうぜ!」

 

「待ってるよ〜」

 

「ありがとう皆、じゃあ僕はさきに行くね」

 

そう言ってデュノア君は歩いて行った。

 

「じゃあアリーナに行こうか?」

 

「そうだな、鈴とセシリアはどうする?」

 

「じゃあ私も着いていかせてもらうわ」

 

「私もおともいたしますわ」

 

さて今日はどんな訓練にしよう?いつも通りに実戦訓練かな?といっても模擬戦だけどね、命の取り合いがないからどうしてもやる気がなあ〜…………。

 

「じゃあ最初は模擬戦を…………あれ?デュノア君じゃない?」

 

「お、本当だ、おーいシャルルーーー!」

 

「あ、一夏、それに月斗に鈴にセシリアも」

 

「デュノアさんもアリーナに来ていたんですの」

 

「うん、ちょっとISの調子を見たくてさ」

 

専用機持ってたんだ、じゃあちょうどいいから一夏と模擬戦してもらおうか。

 

「そうだ!ねえ一夏、デュノア君と模擬戦してみようよ!」

 

「シャルルとか?っつっても、いいのか?」

 

「うん、いいよ」

 

あっさりOKだね、さて、ラファールは一夏にとってはきついだろうな〜、武器の搭載量が半端じゃないもんね。

 

「よし!じゃあ模擬戦始め!」

 

「行くぜシャルル!」

 

「勝たせはしないよ!」

 

 

 

「模擬戦終了!」

 

「やられちゃった……」

 

「っしゃあ!」

 

意外にも一夏が勝っちゃった、ずいぶん強くなったな〜………。

 

「デュノア君惜しかったね、っていうか一夏はいつのまにあんな動きができるようになったの?」

 

「色々考えてみてさ、自分にあったやり方を見つけたんだよ!」

 

「そうなの!?おめでとう一夏!」

 

「おう!ありがとうな月斗」

 

「これで一夏さんは今日までで15戦8勝7敗ですわね」

 

「まだ勝率がプラスな分だけマシかぁ……」

 

「そう悲観しないでよ」

 

「でもさ、仕方ねえとは思うけど月斗にも負けちまうのはなあ…………」

 

「月斗ってそんなに強いの?」

 

「おう!なんてたって打鉄に俺にあっさり勝っちまうんだぜ!月斗は1年最強だ!」

 

「そんなに強いの!?一度模擬戦してみたいなあ」

 

「あははは、今日は借りることできなかったから、また今度お願いね」

 

厳密には借りるための書類を書くのが面倒くさい、って言ったら怒られちゃうよね、でも書類出したら最優先で貸してもらえるんだよね、千冬姉さん頑張りすぎでしょ……。

 

あれ?なんかあっちがざわついてるみたい、なんだろう?

 

「見て!ドイツの第三世代よ!」

 

「もう実装されてたの!?」

 

うわ、ドイツの中二病女だ、そうだ、千冬姉さんにもらったホットラインを使って呼ぼう。

 

「貴様も専用機持ちらしいな」

 

押してみたけど結構時間かかるはずだし、時間稼ぎしたほうがよさそうだね。

 

「(一夏、ふざけた感じで返して)」

 

「(おっけ)ん?そーだけどー?」

 

お〜上手上手、一夏じゃなかったら張り倒したくなるけど。

 

「(ピクッ)なら丁度いい、私と戦え」

 

「(一夏、ウザく)」

 

「(オッケイ!)え〜今月斗とシャルルとやってるから無理だな〜〜」

 

「(ピシッ)そうか、なら戦わざるえないように「あ!織斑先生!」なにぃ!?」

 

あ、振り返った、面白いwwwww。

 

「うwwwそwwwだwwwよwww」

 

「うわあwww一夏www酷すぎwwwww」

 

「(一夏と月斗には勝てそうにないかな、いろんな意味で)」

 

「(イライライライライライラ……)」

 

あ、震えてる震えてる、そうとうイラッ☆としてるみたい、もうそろそろ………。

 

「おい月斗、一夏、なにがあ「この雑魚どもがああああ!!」私の声を遮るな!」

 

千冬姉さんがアリーナに飛び出してきたよ!生身で!!!

 

って危なすぎでしょ千冬姉さん!

 

「きょ、教官!?すみません!なんの御用でしょ「これはどういうことだ?」へ?いえ、その……」

 

「龍宮寺から話は聞いている、模擬戦を強要したそうだな?」

 

「教官、こ、これには訳が……」

 

「訳も和気も湧けもない、着いてこい、拒否権はない」

 

「お、お待ちください!きょーーーかーーーーーん!!……………」

 

全く同情できないけど御愁傷様。

 

「なんか冷めちゃったね」

 

「そうだな、どうする?飯にはまだちょっと早いし」

 

「うーん、とりあえず部屋に戻ろうか」

 

「「賛成(さんせー)」」

 

部屋に戻ってゴロゴロしよっと。

 

 

 

 

そんなことを考えていた時期が僕にもありました。

 

「「「…………」」」

 

空気が、死んだ。

 

どっちかっていうと死んでいる、かな?

 

で、今の状況だけど、シャルル君が予想通りシャルルちゃんだったことがわかったんだ、でも一夏がタイミング良くシャルルちゃんの裸を見ちゃって、それから2分くらい経ったのかな?こんな感じに黙りの状況だね。

 

「………一夏、シャルルちゃん」

 

「「…………なんだ?(なに?)」」

 

一夏とシャルルちゃんは反応が遅れて返事を返す。

 

「………………おなかすいた」

 

「「ズコーーー!!」」

 

「あれえ?」

 

おかしいなあ、これで死んだ空気も和むと思ったんだけど……。

 

「いやこのタイミングそれはないだろう」

 

「あはは……ちょっとぼk……ワタシもそう思ったかな」

 

ん?私じゃなくてワタシ?特殊な発音だなあ。

 

「シャルルちゃん、なんか発音おかしくない?」

 

「うっ………これは、その」

 

なにかあるんだろうけど、やっぱり言いにくいよね。

 

「…………はあ〜、なんか月斗のセリフで本当に腹減ったな、飯食いに行こうぜ」

 

一夏………やっぱり誰にでも優しいんだね。

 

「え?」

 

シャルルちゃんはいきなりのセリフにポカーンとしている。

 

「うん、そうだね、食べに行こっか、シャルルちゃんも早く早く!」

 

「う、うん……」

 

シャルルちゃんに男装させてっと、これでよし!

 

「じゃあご飯食べに行こ!」

 

「おう」

 

「ちょっ、ちょっと待って!?聞かないの?男装してた理由」

 

「聞くよ、ご飯食べたらね」

 

「( ゚д゚)」

 

あ、すごい顔になってる、ちょっと面白いかも。

 

「月斗は欲望に忠実だからな」

 

「もう、一夏ったら!」

 

「あはははは、わりぃわりぃ」

 

「…………」

 

「さ、行くよシャルルちゃん」

 

「…………うん」

 

シャルルちゃんはやっぱりおかしい、男装してまでここに来たってことはスパイか遺伝子目的だと思う、スパイだったとしたら僕たちにばれた時に口止めしてるはず、遺伝子目的なら別に女でもいいはず、なにが目的なんだろう…………。

 

とにかく、ご飯食べてゆっくりしたら少しずつ聞いていこう、焦りは禁物、ゆっくりと、確実に………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?メールがきてる。

 

なになに?『月斗様の専用機が完成いたしました、都合がつき次第受け取りに来てください』か。

 

やっとできたんだね、じゃあ近いうちに受け取りに行かなくちゃ。

 




シャルルと月斗の話し方がダブってたまに混乱する。

えーと、女装してる男子が月斗で男装してる女子がシャルル、だったよね?

たまにごっちゃになって書くのが止まるので困りました、割と本気で。

どうでもいいですが作者の考える月斗の容姿は『魔法科学校の劣等生』の司波深雪と『這い寄れニャル子さん!』のニャル子さんを足して2で割った感じ、ニャル子さんをベースにしているのでかなり美人ってか絶世の美女といってもいい、だが男だ。(だが!それがいい!by作者)
キュートで守ってあげたくなる、でも月斗のほうが強いっていう顔と身体スペックが真逆な男の娘、月斗たちの中ではもっとも優しい。
月斗たちの中でもっとも声が高い。

アホ毛も一応装備しております。
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