sideアイムート
突如警告音声が響き渡る。
微睡んでいた意識が急速に覚醒し、頭がクリアになる。
「…!ノイズか…」
私が特異災害対策機動部二課に訪れたあの日から一年と少し経った。今、私は対ノイズの戦闘員として二課に所属している。
司令…弦十郎が矢継ぎ早に指示を出す。優秀な二課のオペレーター達だ。即座にノイズの位置が特定された。
「アイムート君。頼む。」
「了解。翼が来るまでもたせる。」
私はそう言って司令室から飛び出し、エレベーターを使って地上へ。そのまま隠し倉庫に保管されたバイクに乗り込み、走り出す。
この一年でわかった事は多かった。
まず、ノイズは私に近寄った途端自滅する。これが確定したこと。
ついでに私の物理攻撃もノイズには通るようだった。
これは
他には…と思ったところで現場が見えてきた。
「こちらアイムート。現着。ノイズの排除を開始する。」
「“目”はない。全力でやってくれ。」
なるほど、電子物理共に監視はないと…ありがたい。
「了解。」
通信をONにして追加情報を逐次得られるようにしつつ、ノイズに突撃。目前の人型に拳を叩き込みつつ周囲のノイズを自壊させていく。
暫くして気づいた。
「コンビナートにノイズが流れてる…?」
こちらに相対する数が減り、コンビナート方面にノイズが移動していた。
「司令。翼をコンビナート方面に向かわせて。そこでノイズ殲滅を引き継がせるから。私は生存者がいると仮定して動く。」
「わかった!」
何故かは分からないが、確信があった。
今日、“ナニカ”が動く。
side立花響
私は、小さい女の子を連れて走っていた。
憧れのアイドル、風鳴翼さんのCD。その初回特典を求めCDショップに向かう道すがら私はノイズと遭遇した。
認定特異災害“ノイズ”
迎撃、討滅共に不可。一度現れれば自壊するまで祈りながら待つしかない、人類の天敵。
それでも…
コンビナートまで逃げ込み、梯子を登ってここまで逃げて来た。
ノイズがゆっくりと迫ってくる。
それでも…
ここで死ぬ訳には行かない。
女の子と自分に対する言葉。あの日、貰った言葉。
「生きるのを諦めないでッッッ!!!」
sidechange
「ノイズとは異なる、高エネルギー反応を感知!」
「照合急ぎます!」
「これってまさか…アウフヴァッヘン波形!?」
「ガングニールだとぉ!?」
ソレを聞いた魔人は動乱の兆しを感じ取り、
ソレを見た戦姫は過去の
激槍は
物語は、動き始める。
動き始めた物語。これからどうなるのか…(すっとぼけ)
第四話、事実上の第一話、どうだったでしょうか?
ティルフィング、良質な魂の波動に食指が動いております。危険ですねー(遠い目)
ちなみにオリ主は暫くの間活動位階で頑張って頂く予定です。
ついに原作突入。これから物語はどうなっていくのか、駄文故、期待せずお待ちください。
今のところG編まではやろうと思っているのですが、その後どこまでやるかを募集します。
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G編までで良きよ。
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キャロル見たい!GX編までやれ!
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AXZ編までやらなければ許さん!
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XVまでやれ!やるんだァ!