俊典日記……それはオールマイトこと八木俊典と我等が卑劣ヒーロー 千手扉間の若き青春時代の記録である。
時は40年前ほど、まだ俊典と扉間がヒーローデビューしておらず仮免すら保有していないヒーローの有精卵だった頃だ。この時でもヒーロー科のカリキュラムは40年後と基本的には変わっておらず、強いて言うなら俊典のように無個性で産まれる人もそこそこ存在しており…雄英の倍率は現代ほど高くはないと言った所であろうか?
「おい、俊典。本当に此処で有っているのか?」
「お師匠から貰った地図では此処の筈だが……本当に合っているのかね?」
俊典と扉間は職業体験の一環として、とあるヒーローの所にやって来た。この頃は40年前という事も有ってか、ヒーローの数は40年後と比べて少なく…現代と違って職業体験やインターンで生徒を受け入れてくれるヒーローの数は少ない。そこで、職業体験先やインターン先は全て教員の方々が用意してくれた所に向かう方針だったのだ。
雄英の教師達が俊典と扉間に斡旋した職業体験先は「男塾」と呼ばれる塾を運営するヒーロー…ヒーロー活動は気紛れで行っており、日本を担う強き屈強な日本男児を育成する男 江田島平八という出鱈目な男だったのだ。
『江田島があと3人居れば、僕は間違いなく死んで……いや塵に成っていただろう』
かの有名なヴィランの親玉 オールフォーワンもそのような名言を残しており、それ程に江田島平八という男がとんでもない人物なのは伺える。と言うか、江田島平八は個性が現れる遥か昔から生きており……一体幾つなんだい?とかは絶対に言ってはいけない。無個性で最強であり、生身で大気圏に突入したり……死んだと思えば富士山のエネルギーを吸収して復活したり、生身で核爆弾を吹き飛ばしたり、拳で竜巻を起こしたり……まあ、それぐらいは有名な無個性ヒーロー 超人 ザ・松田もやっているが。
因みに無個性ヒーローとは文字通り、無個性でありながら鍛え上げた筋肉と技術でヒーロー免許を手に入れてヒーロー活動を行っているプロヒーローの事を指している。最初、出久と俊典もワンフォーオールを受け継ぐ前はこの無個性ヒーローを目指していたし、有名処を上げるとすれば超人ザ・松田、超合金クロビカリ、北斗神拳伝承者 ケンシロウ、白い死神 有馬貴将、糖分ヒーロー 白夜叉(本名、坂田銀時)、拳王 ラオウ、黒腕のゼファーそしてヤムチャさん等が挙げられる。うん、全員ぶっ壊れだ……む?ヤムチャさんは違うって?はは、知らんな。
そんな無個性ヒーローの中でも普段は男塾を率いるためか、表には出てこない最強角の人物こそ、第二次世界大戦から生きている江田島平八である。
「ほう、お前達が志村の言っていた俊典と扉間だな」
ふと、そんな声が聞こえる。声の方を振り替えると、そこには巨体でmuscleな男が立っていた。だが、悲しいことに頭皮の毛根は全滅している。
「失礼ですが、貴方は?」
「ふっ?ワシか?良いだろう、ワシの名前は……」
男はすぅぅぅーと大きく息を吸い込み、自身の名前を告げた。
「男塾塾長!!江田島平八であぁぁぁある!!以上!!」
その口から解き放たれた極大すぎる名乗り、それは莫大なエネルギーとなり……大地を砕き、男塾の建物に大きな亀裂を着けた。
俊典と扉間、地獄の1週間の始まりである。
次回!!事件が起きたので1日休校……天子くんちゃんのプライベートが明らかに!?
次回!!天子くんちゃんの1日。
「こまけぇことはいいんだよ!!」
はい、塾長に匹敵するグラサンが出てきます
天子の職場体験先。なお、全員…JUMPとヤンジャン
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