寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

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第1話 主人公 草原にぼっち

「さて、どこだよココは。」

辺り一面草原

スマホ・・・あ、圏外だ

そのスマホがなぜか鳴る

「うぇ~。」

宛は『神様w』

仕方ない出るか

「はい、___です。」

あれ?俺、自分の名前言ったよな?

『ごめんね~、色々立て込んででさ、

 急ぎで〈再構成〉しなきゃならなかったからさ』

「・・・ぁ~、俺、死んだんですね?」

『そ、寝たまま心不全で』

「・・・そぅ、ですか。」

『んで、キミを呼んだ理由なんだけど

 説明、いる?』

「まぁ、一応。」

『一つ目、《いずれ産まれるであろう勇者を殺して欲しい》』

「どこぞの暗殺貴族ですか?」

『残念だけど、その世界は

 《大洪水》の後だから、ろくな国は残って無いよ?』

「へ~、地球で言う『ノアの方舟』クラスって事ですか。」

『せいか~い、流石、売れない小説家』

 無駄知識は大丈夫だね』

「・・・二つ目をどうぞ。」

『お、いいの?

 二つ目は、《魔法以外の技術の普及》だね、

 僕がこの星に制裁を加えた理由が《魔法》に頼り過ぎて

 《生死の垣根が崩壊しかけた事》

 《蘇生魔法》のせいなんだ。』

「ほいほい復活されると、

 ほぼ、不老不死みたいなもんですからね。」

『うん、お陰で《元人神(げんじんかみ)》

 人の器でありながら神の所業が

 出来るようになっちゃったんだ。』

「そいつは人じゃねぇですね。」

『そ、だから、全部を一度押し流したんだ、

 三つ目もいい?』

「どぞ。」

『キミに、ちゃんと家族を持って貰って

 《子孫》を残して欲しいんだ。』

「・・・俺に、出来ますかね?」

『大丈夫!

 キミの大好きなケモミミもいるし、エルフ耳もいるよ?』

「・・・人耳も?」

『まぁ、この星のどこかに生き残りは居るだろうけど、

 おススメは出来ないねぇ、

 事の発端が、人耳種族が原因で

 種族間戦争にも発展したからね、

 また洪水で流すと

 《死者》の扱いが大変なんだよ、

 世界を維持するエネルギーは

 《あり過ぎても少なすぎてもいけなくてさ》

 常に調整が必要なんだよ。』

「へ~。」

『あ、だからと言って

 普通に人耳で子孫を残しても大丈夫だよ?

 恐らく、キミの欲望と性欲に耐えられる娘が

 必然と寄って来るだろうから。』

「・・・他には?」

『自殺も止めて欲しいねぇ。』

「・・・手が届く範囲で?」

『うん、自殺されると、

 その土地に《思念》がこびりついちゃって

 その魂は《エネルギーに変換できなくなっちゃうし》

 次の赤ん坊へ移す事も出来なくなる、

 つまり、世界が滅ぶ。』

「それは厄介ですね。」

『それでさ、

 何かしら力はいるよね?』

「・・・絶倫と、強靭な肉体、

 《スマホ》を介して地球の知識をこの世界に応用、

 後は、《アッチの錬金術》ですかね。」

『ぜ・・・絶倫って言うけど、

 この星の中じゃ、キミの精力に叶う男は居ないよ、

 元居た《地球の標準》が、

 この星じゃ絶倫扱いだからね、

 強靭な肉体は必然とそうなる、

 スマホを介しては、《必要時、僕と連絡が取れる》

 これも大丈夫だね、技術の開拓にも適ってる、

 ただ。』

「ぁ~、ダメっすか?」

『手を合わせて循環、

 《理解》《分解》《再構築》は良いんだけど、

 《必要なエネルギー》をどうするか。』

「その世界を維持する余剰分で賄えませんか?」

『頻繫に使う?』

「その都度連絡しますよ。」

『解った、程々に使うなら良いよ、

 質量的に~、ん~、こんくらい?』

目の前で《富士山》が再現される

「でっか、てか、大丈夫なんですか?」

『あくまで岩石成分だからね、

 他にも混ざるとその分小さくなるって考えて貰えればいいよ。』

「・・・了解っす、《衣食住》は?」

『ストレージと言ってくれれば

 なんでも出し入れできるよ、

 ただし、《生きている物は入らないよ?》』

「仮死状態は?」

『それもダメ、氷結封印とかしててもダメ、

 ストレージは《世界の隙間に空間を作って収納してるから》

 まぁ、それも人耳がやらかして、

 《次元断層》が出来ちゃって、

 魂が2億個程消滅して、

 危うくこの星が消え去る所だったよ。』

「そうすると、発酵食材系統は駄目ですか。」

『ん~、微生物に関しては

 なんとも言えないのが現状、

 なんせ、人間一人で、その次元断層が出来ちゃったから、

 《魂の欠片》で出来ている微生物は、

 正直、試して欲しくないし、

 やらないで欲しい、キミも消え去るだろうし。』

「う~ぃ。」

『色々話したけど、覚えてられる?』

「おまけで、記憶の絶対保持で。」

『うん、覚えてて貰わないと

 うっかりミスで消えちゃうからね、いいよ。』

「うし、んじゃ嫁さん探しに行きますか。」

『ごめんね~、

 《キミが居た世界があと3日で消滅するから》

 バタバタしてたんだ、それじゃ、後は頼んだよ?』

・・・え?

「あ、切れてる。」

最後の最後にぶっこんで来たなぁ

とは言え、辺りは草原しか見えない

「早速、やってみるか。」

手をパン!

「気象観測衛星搭載ロケット。」

まぁ、御察し下さい

「あ゛ぁ゛~、死ぬかと思った。」

全身が裂けだして、血が止まらん止まらん

ストレージにある回復薬を頭からかぶって

かぶりまくって、20本目で漸く楽になった

スマホが鳴る

「う~ぃ。」

『言った側から何してんのさ?』

「さ~せん。」

『ったく、そんな機械に頼らなくても

 《ワールドサーチ》って言う探知魔法があるのに。』

「あれ?俺、魔法使えるんですか?」

『・・・そういえば、

 ストレージ、使えるんだよね?』

「はい、使え無かったら死んでましたね。」

『あれぇ?なんで使えるの?』

「さぁ?わかんね~っす。」

『ん~、取り敢えず保留だね、

 ちゃんと事前連絡してよね?

 急に維持エネルギーが

 ギリギリになったから焦ったよ。』

「一通り試して見ますね。」

『お願いだから、

 やり過ぎないでよ?ボクの存在も

 この世界の維持エネルギーで賄ってるんだからね?』

「・・・気を付けます。」

『よろしい、そんじゃね、

 忙しいんだからちゃんとアポ取ってよね?』

あ、また切られた

アポ取れって・・・メールでもすればいいのかな?

すると、衛星軌道に無事載った衛星から

電波を受信したとスマホが鳴る

「・・・うわ~ぉ。」

その写真には

巨大な大陸が4つもあるのと

現在位置がその内の一つの

ど真ん中だと言う事がわかった

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