さて、これまたデフォっすかね?
「キイ~っ!?
なんで追いかけられてるの~っ!?」
「俺が聞きたい~っ!!」
穏便に契約が済み
再度『街』に向かい歩き出して
『体感数分後』
グォ?
「わぉ。」
「ぇ?なん、で?
クマタイプのモンスターが居るの?」
グォオオオッ!!
「「のおぉおおっ!?」」
って追われてます
▽
「ミミ!
コレは討伐して良い奴だよなぁっ!?」
「倒せるなら倒したいけど!!
詠唱してらんない~っ!!」
「あいよ~!!」
手をパン!
地面に
「うぉりゃっ!!」
側転しながら地面に手をついて発動する
取り敢えず『土を固めたトゲ』を錬成する
が
「ですよねっ!!」
一瞬で壊される
「今のどうやったのっ!?」
「詠唱!どれだけかかるのっ?!」
間髪入れずに『壁』を錬成する
その分、『一部が抉れる』が
気にしていられない
「一旦止まらないとむりぃいっ!!」
「マジかっ!!」
壁は一瞬モンスターを止めてくれたが
『壁ドン』で壊される
「だ~っ!!
近場に『金属が埋まって無い』から
錬成出来ねぇっ!!」
▽
良く錬成は『物質があれば出来る』と
勘違いされるが
『その目的に合った物質』が無ければ
『他の代替え物質』で錬成されるので
そこまで万能では無い
錬金術師の漢字の通り
『金』に該当する物質が無ければ
『金』は錬成出来ないのだ
「『省略』は出来るっ?!」
「した事ないからわかんないし!
省略するとその『足りない言葉分』!!
消費魔力が跳ね上がるのっ!!」
「なるほどぉおっ!?」
左手でストレージを引っ掻き回しながら
右手で『マウザー(モーゼル)』を
後ろに向け『横撃ちする』
まぁ、見て無いので当たるとか関係ない
牽制して距離がひらけば御の字だ
「コレだ!!」
「なにかあったっ!?」
「合図したら横に飛べるかっ!?」
「やってみる!」
ある物の『フタ』を開ける寸前にする
「3!」
「うぇ?!2!」
「1!!」
カパッ
「飛べっ!!」
「ひゃうっ?!」
投げつけるのは
『シュールストレミング』
▽
「う゛ぇ゛っ゛。」
「はにゃが・・・もげる!!」
ぁ~、クマのモンスターが失神してるよ
「い゛ま゛の゛う゛ち゛に゛。」
「ム゛リ゛ィ゛~。」
デスヨネー
ストレージからロングソードを選択し
「ごめんな。」
鼻を抑えたまま失神している
クマのモンスターの首に突き刺す
すると
コロン
「こ゛れ゛わ゛?」
「ま゛せ゛き゛、
キ゛ル゛ト゛に゛
の゛う゛ひ゛ん゛す゛る゛と゛、
お゛か゛ね゛に゛な゛る゛よ゛。」
クマのモンスターは
暫くすると黒い粒子となって霧散し消えた
▽
片っ端から
『浄化』に関係する魔法を掛けて貰い
『悪!臭!消!断!』なる魔法が該当し
臭いから解放された
「ぁ~・・・空気がおいしい。」
「だな。」
因みに『シュールストレミング』は
何処に落ちたかわからないが
『臭いが漂っている』
「ミミ、文字は書ける?」
「書けないよ?
言葉で伝わるし
『ギルド』の人が代筆してくれるから。」
「そうなのか、
『激臭注意』って看板を
立てようとしたんだけどどうしよう?」
「誰も近寄らないよ。」
「そうかね?」
「うん、この臭いが好きな
それこそ『変人』ぐらいだよ。」
▽
仕方なくそのまま放置
(まぁ、人が鼻を抑える
絵柄の看板は置いて来たし)
「いっか。」
「うん、無かった事にしよ?」
くんくん
「っ?!なに!?この匂い!?」
「え?コレ?臭いでしょ?」
「えぇっ!?
美味しい匂いでしょ!?」
と、何処かの冒険者が言ったとか
言わなかったとか・・・