寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

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11話 クマと臭い

さて、これまたデフォっすかね?

 

「キイ~っ!?

 なんで追いかけられてるの~っ!?」

「俺が聞きたい~っ!!」

 

穏便に契約が済み

再度『街』に向かい歩き出して

『体感数分後』

 

グォ?

「わぉ。」

「ぇ?なん、で?

 クマタイプのモンスターが居るの?」

 

グォオオオッ!!

「「のおぉおおっ!?」」

 

って追われてます

 

「ミミ!

 コレは討伐して良い奴だよなぁっ!?」

「倒せるなら倒したいけど!!

 詠唱してらんない~っ!!」

「あいよ~!!」

手をパン!

地面に

「うぉりゃっ!!」

側転しながら地面に手をついて発動する

 

取り敢えず『土を固めたトゲ』を錬成する

 

 

「ですよねっ!!」

一瞬で壊される

「今のどうやったのっ!?」

「詠唱!どれだけかかるのっ?!」

間髪入れずに『壁』を錬成する

その分、『一部が抉れる』が

気にしていられない

 

「一旦止まらないとむりぃいっ!!」

「マジかっ!!」

 

壁は一瞬モンスターを止めてくれたが

『壁ドン』で壊される

 

「だ~っ!!

 近場に『金属が埋まって無い』から

 錬成出来ねぇっ!!」

 

 

良く錬成は『物質があれば出来る』と

勘違いされるが

『その目的に合った物質』が無ければ

『他の代替え物質』で錬成されるので

そこまで万能では無い

 

錬金術師の漢字の通り

『金』に該当する物質が無ければ

『金』は錬成出来ないのだ

 

「『省略』は出来るっ?!」

「した事ないからわかんないし!

 省略するとその『足りない言葉分』!!

 消費魔力が跳ね上がるのっ!!」

「なるほどぉおっ!?」

 

左手でストレージを引っ掻き回しながら

右手で『マウザー(モーゼル)』を

後ろに向け『横撃ちする』

まぁ、見て無いので当たるとか関係ない

牽制して距離がひらけば御の字だ

 

「コレだ!!」

「なにかあったっ!?」

「合図したら横に飛べるかっ!?」

「やってみる!」

 

ある物の『フタ』を開ける寸前にする

 

「3!」

「うぇ?!2!」

「1!!」

カパッ

「飛べっ!!」

「ひゃうっ?!」

 

投げつけるのは

『シュールストレミング』

 

 

「う゛ぇ゛っ゛。」

「はにゃが・・・もげる!!」

 

ぁ~、クマのモンスターが失神してるよ

 

「い゛ま゛の゛う゛ち゛に゛。」

「ム゛リ゛ィ゛~。」

 

デスヨネー

 

ストレージからロングソードを選択し

 

「ごめんな。」

 

鼻を抑えたまま失神している

クマのモンスターの首に突き刺す

 

すると

 

コロン

 

「こ゛れ゛わ゛?」

「ま゛せ゛き゛、

 キ゛ル゛ト゛に゛

 の゛う゛ひ゛ん゛す゛る゛と゛、

 お゛か゛ね゛に゛な゛る゛よ゛。」

 

クマのモンスターは

暫くすると黒い粒子となって霧散し消えた

 

 

片っ端から

『浄化』に関係する魔法を掛けて貰い

『悪!臭!消!断!』なる魔法が該当し

臭いから解放された

 

「ぁ~・・・空気がおいしい。」

「だな。」

因みに『シュールストレミング』は

何処に落ちたかわからないが

『臭いが漂っている』

 

「ミミ、文字は書ける?」

「書けないよ?

 言葉で伝わるし

 『ギルド』の人が代筆してくれるから。」

「そうなのか、

 『激臭注意』って看板を

 立てようとしたんだけどどうしよう?」

「誰も近寄らないよ。」

「そうかね?」

「うん、この臭いが好きな

 それこそ『変人』ぐらいだよ。」

 

 

仕方なくそのまま放置

 

(まぁ、人が鼻を抑える

 絵柄の看板は置いて来たし)

「いっか。」

「うん、無かった事にしよ?」

 




くんくん

「っ?!なに!?この匂い!?」
「え?コレ?臭いでしょ?」
「えぇっ!?
 美味しい匂いでしょ!?」

と、何処かの冒険者が言ったとか
言わなかったとか・・・
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