寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

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第12話 宿と食と情報

「「づっかれだぁ~。」」

 

と、たどり着いた宿でようやく休めた

 

「なぁ?やっぱりギリギリまで車で行かない?」

「うん、改めて思ったけど

 移動手段って大事。」

「だな。」

 

先に述べた通り

『徒歩で10日』の行程はマジで遠い

 

「問題は。」

「咄嗟の襲撃や、奇襲に弱い、かな?」

「ん~。」

(実を言うと

 愛車AZワゴンを使っているのは

 生前の癖で使ってるだけで

 他のアレでも良いんだよなぁ)

「ね?キイ?」

「おわっ?!

 急に乗っかって来るなよ!?」

仰向け状態の俺に乗っかるってさ・・・

 

「ん?どうし・・っ!?」

「ごめん。」

「わ、わたしも///」

 

すまん俺のムスコ君、まだだ

シュ~ン

 

「そ、それで?」

「あ///あのね?

 あの乗り物以外ってあるのかな~って。」

「ぁ~・・・明日

 ギルドで適当な依頼を受けよう、

 薬草採取とかな?」

「ぇ~。」

「手持ち、いくらだ?」

「うぐっ、はい、お金稼ぎます。」

「わかればよろしい。」

 

金貨一枚大体1万円ぐらい

銀貨一枚大体1000円ぐらい

銅貨一枚大体10円ぐらい

OK?   ズドン!!

 

一応100枚毎に繰り上がる

100銅貨は銀貨1枚

銀貨100枚で金貨1枚と交換できる

悪魔で出来る場所に限る

 

一泊100銅貨又は銀貨1枚

これでも『まだ安い宿』であり

これ以下となると『防犯問題』が出て来る

 

残金が金貨6枚と銀貨3枚は泣けるので

流石に稼がないと

食料品も買えないし

装備品の修繕費も馬鹿にならない

 

▽

「はい、パンと肉入りスープで50銅貨だよ。」

「二つ頼む。」

銀貨を渡す

「お、助かるよ、銀貨1枚確かに。」

「おまけでさ。」

更に銀貨1枚を追加する

「お兄さん何をお求めで?」

「ギルドの依頼の偏りの情報が欲しい」

 

(今、季節的に夏季でな、

 薬草が足らねぇんだけど

 水不足が響いてな?井戸掘りとか

 森林周辺の薬草採取が稼ぎ所だぜ?)

(討伐系は?)

(盗賊の討伐は年中あるが

 薬草よりは少し低いけど

 捕らえた数よりも『首』を

 持ってきた方が高く買って貰えるぜ?)

(・・・そうか、ありがとな?)

「はい、パンと肉入りスープ二人分だ。」

「あぁ、貰って行くよ。」

 

▽

 

「キイ?どうしたの?」

「あぁ、情報を仕入れてたんだ。」

「明日の依頼?」

「あぁ、薬草と『井戸掘り』をやろうと思う。」

「井戸掘り?」

「水不足で畑や薬草畑に水が足りないんだそうだ。」

「ぁ~、精霊さんも

 元気ないって言ってたね。」

「ん?そうなのか?」

「うん、

 風精霊さんもなんか暑すぎて

 うまく風が流れないって言ってるし、

 水精霊さんは

 『雨が降らないから余計に元気が出ない』って。」

「ん?土は?」

「土精霊さんは

 『カラカラでヒヌ』って。」

「ヤバいな。」

「ね。」

 

パンと肉入りスープを掃除機の様に

吸い込んだミミは足らない顔をしていたので

俺の分を半分にしてあげた

 

▽

二人部屋

「ん~・・・たんないよぉ~。」

「ほれ、コレ食っとけ。」

ストレージから

『完全栄養食』の黄色い箱を取り出す

「なにこれ?」

「まぁ、クッキーみたいなもんだ、

 牛乳は飲める?」

「牛のお乳?平気だよ?」

「そか。」

(はて?エルフ系統って

 食文化に偏りあるんじゃないのか?)

「ミミって食べれないものあるのか?」

「なに言ってるのさ?

 『食わず嫌いで餓えたらエルフの恥』って

 言われてるんだよ?」

そう言っている間に一箱空けやがった

「・・・ねぇ?キイ?」

「はぁ、今出すよ。」

「わ~い!!キイだ~いすきっ!!」

 

道中のクマ型モンスターを倒したよね?

ドロップアイテムに

『クマ肉』があったので

牛乳で臭みを抜いて

焼肉のタレで漬け込んで

ストレージにしまっておいたのだ

 

「流石に街中で焼いて良いのか?」

「大丈夫じゃない?」

「大丈夫かなぁ~?」

 

と、BBQセットで焼いて行く

ベランダがついてて良かった

 

▽

 

「ほいひ~///」

「さいですか。」

 




「なっ?!肉が焼ける匂いっ!?」
「どこのどいつだ!!」
「畜生!!美味そうな匂いさせやがってっ!!」
「やめろぉっ!!
 腹が鳴るぅっ!!」

と、阿鼻叫喚が広がっていたらしい
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