寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

13 / 20
第13話 宿と依頼受注と何処へ向かうんだ?

「あっつい・・・。」

扇風機を回している筈なのに・・・

 

「ぁ~、ミミ?おりてぇ~。」

「ん~。」

 

おかしいなぁ、

隣のベットで寝てた筈なのに

 

「お~き~て~

 お肉焼くから~。」

「お肉っ!!」

がばっ!!と起きる、つまり?

 

ごち~ん!!

 

「ぐぉ~・・・。」

「い、いたぃ。」

 

顎と頭が凄い音を鳴らした

暫くお互いに悶えた

 

コンコン

「お客さ~ん?なんかすげぇ音したけど

 家の物壊さないで・・・。」

 

店主は見たっ!!

 

「ぁ~・・・大丈夫か?」

「大丈夫なら。」

「もだえない~。」

「だろうな?

 朝飯はどうすんだ?もう終わりにするが?」

「スープだけ二人分貰えるか?」

銅貨を50枚出す

「ん?いいのか?」

「ん?そっちこそ。」

「まぁ、余ってる肉も入れてやるよ、

 待ってな、持って来てやる。」

「あだだ・・・助かるよ。」

 

 

コンコン

「ほれ、持ってき・・・

 犯人はお前らだったのか。」

「なんのだ?」

「お肉!お肉!」

 

聞く所によると

肉を焼いた際『肉の焼ける匂い騒動』が

起きていたそうだ

 

「店主も食うか?」

「え?そっちの食材だろ?

 家はこれから食うから良いよ。」

「ん?従業員は?」

「嫁と娘だけだ。」

「呼べよ、偶には肉食わせてやれよ。」

「本気で良いのか?」

「暫くここを拠点とするからな、

 少しサービスをよろしく。」

「食えねぇ奴だな、

 わかった、呼んでくるから

 『先に喰うなよ?』」

「ミミ!ステイ!!」

「えぇ~っ!?」

 

 

「偶には言うか。」

「きぃ~・・・まだぁ~?」

「プフッ!!お姉ちゃん変な顔~!」

「ミミ。」

 

頂きます

 

「なにそれ?」

「あぁ、聞いた事がねえな?」

「まぁ、俺の故郷の古い風習でな、

 『命を頂きます』で頂きます、

 『アナタの命で生きながらえます』って意味で

 『ごちそうさまでした』があるんだ。」

「貴方?良い風習ね?

 家でもやろうかしら?」

「そうだな、

 命を頂きます、か、

 成程、その通りだな。」

「き~い~!」

「はいはい、

 娘ちゃん、号令よろしく。」

「うん!

 それじゃ!」

 

『頂きま~す!』

 

 

『ごちそうさまでした!』

「いや~、肉なんてしばらくぶりだな。」

「そうね、最近モンスターも活発だから

 家畜も襲われてるから家も

 柵とか直さないとね。」

「それじゃ、お掃除はじめるね!」

「お、娘ちゃんは良い子だね

 お父さんお母さんのお手伝いか。」

「うん!

 うまくできたらお小遣いも貰えるの!」

「おぅ、そうか、なら。」

ストレージから『飴玉』を取り出す

「故郷のお菓子だ、

 おやつを食べる時食べるといい、

 最初はこの紙を取って、

 中の飴玉を口に含んで

 少しずつとかして食べる物だ。」

「いいのっ!?」

「こら___ちゃんとお礼を言いなさい。」

「ありがと!お兄ちゃん!」

「いいさ、

 ほれ、お掃除頼んだよ?

 お兄ちゃん達は依頼を受けて

 また『ここに泊まるお金を稼いでくるからな?』」

「わかった!待ってるね!!」

そう言って扉から出て行く

「良い子、だね。」

「ミミ?」

「良い子でしょ?」

顔はすぐれない

「あぁ、いい子だ。」

「店主、言わなくていい、

 先払いだ。」

そう言って金貨を置いて行く

「おいおい。」

「ミミ、行くぞ。」

「え?ちょっ?!」

 

 

「気づかれちゃったかしら?」

「かも、な。」

夫婦には『もう一人子供が居た』

ただ『もう居ない』

 

「ねぇ?」

「なんだ?」

「キイ、どうして金貨を渡したの?」

「・・・これからも泊まるからな。」

「そか。」

「あぁ。」

 

扉が無い入り口を入る

 

「・・・なに?」

これまた目つきの悪い受付さんだ

「依頼を受けたいんだけど、

 代筆頼める?」

(俺も言葉は解るけど書けないからなぁ)

「20銅貨。」

「はいよ。」

(金取るんかい、まぁ、そうだよな)

「薬草と、噂で『井戸掘り』に

 金が出るって聞いてな?」

「あるわ。」

 

そう言って幾つか用紙を出して来る

 

「お、紙媒体なんだな?」

「それだけ重要案件なだけ。」

「そか。」

 

 

「読める、な。」

「あら?貴方は學所出?」

「がくしょ?さぁ?

 とりあえず『井戸掘り』この3枚だな、

 距離があるから遠い方からで?」

「そうね、

 コレが日数が経ってて

 上乗せが期待出来る依頼ね。」

そう言って期待出来る順番に積み替えてくれた

「了解、この3件受けるよ、

 なんか証明は?」

「コレ、持って行けば大丈夫。」

タグを渡される

「へ~、これで受注中って証明なのか。」

「そうね、

 道中で死んでたらソレでアンタの荷物を

 補填分に割り当てるから。」

「これは手厳しい。」

「さっさと行ってくれば?」

「そうするよ。」

 

 

「やなかんじ。」

「言うなよ、

 ミミ、この『グォフ』って地域はどこなんだ?」

「え?地図、持って無いの?」

 

「え?ちょ、知らないで受けたのっ!?」

「宿屋さんに聞いてから行くか。」

「お、お兄ちゃん

 けっこうおバカ?」

「ぐはっ・・・まぁ、そうかもな、

 それで、___ちゃん、

 この『地図』で

 どっちに向かえば良いかな?」

「持ってるじゃん!!」

「えっと・・・お兄ちゃん?

 こんな詳しい地図、どうやったの?」

「内緒で、飴玉あげちゃうから。」

「わ~い!」

「えぇっ!?キイ!私には~っ!?」

「はいはい。」

 




号外!!

街中で子供に『飴玉』なるお菓子をあげる
不審者が目撃された!!

ナニカを聞いてその代金代わりとして
『飴玉』を上げている模様!!

さらなる情報を求む!!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。