寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

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第13話 宿と依頼受注と何処へ向かうんだ?

「あっつい・・・。」

扇風機を回している筈なのに・・・

 

「ぁ~、ミミ?おりてぇ~。」

「ん~。」

 

おかしいなぁ、

隣のベットで寝てた筈なのに

 

「お~き~て~

 お肉焼くから~。」

「お肉っ!!」

がばっ!!と起きる、つまり?

 

ごち~ん!!

 

「ぐぉ~・・・。」

「い、いたぃ。」

 

顎と頭が凄い音を鳴らした

暫くお互いに悶えた

 

コンコン

「お客さ~ん?なんかすげぇ音したけど

 家の物壊さないで・・・。」

 

店主は見たっ!!

 

「ぁ~・・・大丈夫か?」

「大丈夫なら。」

「もだえない~。」

「だろうな?

 朝飯はどうすんだ?もう終わりにするが?」

「スープだけ二人分貰えるか?」

銅貨を50枚出す

「ん?いいのか?」

「ん?そっちこそ。」

「まぁ、余ってる肉も入れてやるよ、

 待ってな、持って来てやる。」

「あだだ・・・助かるよ。」

 

▽

 

コンコン

「ほれ、持ってき・・・

 犯人はお前らだったのか。」

「なんのだ?」

「お肉!お肉!」

 

聞く所によると

肉を焼いた際『肉の焼ける匂い騒動』が

起きていたそうだ

 

「店主も食うか?」

「え?そっちの食材だろ?

 家はこれから食うから良いよ。」

「ん?従業員は?」

「嫁と娘だけだ。」

「呼べよ、偶には肉食わせてやれよ。」

「本気で良いのか?」

「暫くここを拠点とするからな、

 少しサービスをよろしく。」

「食えねぇ奴だな、

 わかった、呼んでくるから

 『先に喰うなよ?』」

「ミミ!ステイ!!」

「えぇ~っ!?」

 

▽

 

「偶には言うか。」

「きぃ~・・・まだぁ~?」

「プフッ!!お姉ちゃん変な顔~!」

「ミミ。」

 

頂きます

 

「なにそれ?」

「あぁ、聞いた事がねえな?」

「まぁ、俺の故郷の古い風習でな、

 『命を頂きます』で頂きます、

 『アナタの命で生きながらえます』って意味で

 『ごちそうさまでした』があるんだ。」

「貴方?良い風習ね?

 家でもやろうかしら?」

「そうだな、

 命を頂きます、か、

 成程、その通りだな。」

「き~い~!」

「はいはい、

 娘ちゃん、号令よろしく。」

「うん!

 それじゃ!」

 

『頂きま~す!』

 

▽

 

『ごちそうさまでした!』

「いや~、肉なんてしばらくぶりだな。」

「そうね、最近モンスターも活発だから

 家畜も襲われてるから家も

 柵とか直さないとね。」

「それじゃ、お掃除はじめるね!」

「お、娘ちゃんは良い子だね

 お父さんお母さんのお手伝いか。」

「うん!

 うまくできたらお小遣いも貰えるの!」

「おぅ、そうか、なら。」

ストレージから『飴玉』を取り出す

「故郷のお菓子だ、

 おやつを食べる時食べるといい、

 最初はこの紙を取って、

 中の飴玉を口に含んで

 少しずつとかして食べる物だ。」

「いいのっ!?」

「こら___ちゃんとお礼を言いなさい。」

「ありがと!お兄ちゃん!」

「いいさ、

 ほれ、お掃除頼んだよ?

 お兄ちゃん達は依頼を受けて

 また『ここに泊まるお金を稼いでくるからな?』」

「わかった!待ってるね!!」

そう言って扉から出て行く

「良い子、だね。」

「ミミ?」

「良い子でしょ?」

顔はすぐれない

「あぁ、いい子だ。」

「店主、言わなくていい、

 先払いだ。」

そう言って金貨を置いて行く

「おいおい。」

「ミミ、行くぞ。」

「え?ちょっ?!」

 

▽

 

「気づかれちゃったかしら?」

「かも、な。」

夫婦には『もう一人子供が居た』

ただ『もう居ない』

 

▽

「ねぇ?」

「なんだ?」

「キイ、どうして金貨を渡したの?」

「・・・これからも泊まるからな。」

「そか。」

「あぁ。」

 

▽

扉が無い入り口を入る

 

「・・・なに?」

これまた目つきの悪い受付さんだ

「依頼を受けたいんだけど、

 代筆頼める?」

(俺も言葉は解るけど書けないからなぁ)

「20銅貨。」

「はいよ。」

(金取るんかい、まぁ、そうだよな)

「薬草と、噂で『井戸掘り』に

 金が出るって聞いてな?」

「あるわ。」

 

そう言って幾つか用紙を出して来る

 

「お、紙媒体なんだな?」

「それだけ重要案件なだけ。」

「そか。」

 

あ

 

「読める、な。」

「あら?貴方は學所出?」

「がくしょ?さぁ?

 とりあえず『井戸掘り』この3枚だな、

 距離があるから遠い方からで?」

「そうね、

 コレが日数が経ってて

 上乗せが期待出来る依頼ね。」

そう言って期待出来る順番に積み替えてくれた

「了解、この3件受けるよ、

 なんか証明は?」

「コレ、持って行けば大丈夫。」

タグを渡される

「へ~、これで受注中って証明なのか。」

「そうね、

 道中で死んでたらソレでアンタの荷物を

 補填分に割り当てるから。」

「これは手厳しい。」

「さっさと行ってくれば?」

「そうするよ。」

 

▽

 

「やなかんじ。」

「言うなよ、

 ミミ、この『グォフ』って地域はどこなんだ?」

「え?地図、持って無いの?」

 

「え?ちょ、知らないで受けたのっ!?」

「宿屋さんに聞いてから行くか。」

▽

「お、お兄ちゃん

 けっこうおバカ?」

「ぐはっ・・・まぁ、そうかもな、

 それで、___ちゃん、

 この『地図』で

 どっちに向かえば良いかな?」

「持ってるじゃん!!」

「えっと・・・お兄ちゃん?

 こんな詳しい地図、どうやったの?」

「内緒で、飴玉あげちゃうから。」

「わ~い!」

「えぇっ!?キイ!私には~っ!?」

「はいはい。」

 




号外!!

街中で子供に『飴玉』なるお菓子をあげる
不審者が目撃された!!

ナニカを聞いてその代金代わりとして
『飴玉』を上げている模様!!

さらなる情報を求む!!

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